新緑の黒姫山、リュウキンカの咲く大谷地湿原

2016年05月14日(土) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 16.1km
• 登り: 1,111m
• 下り: 1,112m

コースタイム

6:02登山口→　6:13種池6:18→　6:25古池6:40→　7:26新道分岐7:30→　7:58しなの木→　8:44しらたま平8:50→　9:08峰ノ大池分岐→　9:21黒姫山9:50→　10:30黒姫乗越→　10:50七ツ池11:20→　11:20峰ノ大池11:28→　12:00峰ノ大池分岐→　12:18しらたま平→　12:43しなの木→　13:03新道分岐→　13:56大橋→　14:00登山口

天候

晴れ、ときどき曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

・特に危険なところはありません。
・黒姫乗越から七ツ池までの区間は、倒木ならびに残雪が多く、登山道が不明瞭なところが多々あります。また新道から峰ノ大池までの急坂区間も残雪があります。なお、どちらも赤テープなどの目印がありますので、注意していれば問題ありません。

写真

登山口に向かって、県道37号線の信濃町平岡あたりを運転していると、水田に写った黒姫、妙高がきれいでしたので。

また、県道37号線から県道36号線に入ると、黒姫山がドーンと現れます。

登山口に到着しました。既に数台停まっていました。

種池です。ちょうど朝日が入り始めた頃で、ゲーコ、ゲーコ♪、ゲーコ、ゲーコ♪と、うるさいくらいの合唱が聞こえました。

古池です。風がなく、ここでも鏡になっていました。

登山道は、古池に沿ってぐるっと廻っていきます。

古池を廻る登山道の脇の祠の前には、ニリンソウの群生地がありました。丸くなってうつむいていて、なかなかかわいいです。

古池の北側には広い湿原があり、ミツガシワ、ミズバショウ、リュウキンカが、ちょうど見頃でした。

ミツガシワ。初めて見ました。満開になるのは、もう少し後でしょうか。

「新道分岐」、4差路です。写真奥に向かって、進みます。

登山道は、ブナなどの新緑がまぶしいです。

鮮やかなミドリ、ちょっとひんやりした空気が、また気持ちいい。

「しなの木」、ちょっとした広場で、休憩できます。根っこがすごいです。

「しなの木」を過ぎると、ショウジョウバカマが、たくさん見られます。この山のものは、花の色が濃く、鮮やかでした。

「しらたま平」です。ごつごつした石がたくさんありますが、腰かけて休憩するのは、ちょうどいいです。

山頂が見えてきました。なかなか男前です。

山頂。休んでいたら、数人の単独者が到着し、にぎやかになりました。

北側は枝の間から。焼山の噴煙が確認できました。早く、鎮まってくれるといいですね。

東南側は、信濃町が見えます。

南側には飯縄山が見えます。

山頂から「黒姫乗越」を経由して、七ツ池に向かいます。
こちらは、この写真のような、生命力を見せつける松などが、たくさん見られます。

「黒姫乗越」です。ここから右の方へ下ってゆきます。

七ツ池のある笹平に出ました。今日は誰もいません、この風景を、ひとりじめ。

七ツ池と御巣鷹山。七ツ池の中には、ラクビーボールの形をした3cmほどの白いたまごのかたまりが、たくさんありました。

笹平の反対側から。

峰ノ大池と御巣鷹山。

峰ノ大池から、稜線上の新道に戻ってきました。信濃町方面。

飯縄山に、大きな雲がかかってしまってます。今日もたくさん登っているだろうに。

高妻、乙妻の上にも、大きな雲がかかってしまってます。

今日初めて、雲の中から、火打が顔を出しました。

新緑の登山道を下ってゆきます。

登山道沿いには、スミレサイシン？が、たくさん咲いています。

下りは、大橋林道を下りました。ちょっと単調です。

眩しい新緑。

林道沿いに咲く、ヘビイチゴ？？の花。

なんていう木？、赤い部分がきれいだったので。

こちらも同じ理由で。

ヤマザクラの葉と唐松の新緑のコラボが、きれいだったので。

大橋まで林道を下り、そこから県道36号を歩くと、数分で登山口にとうちゃこです。

帰りに、飯縄の大谷地湿原に寄りました。

リュウキンカが見頃です。ここから見える飯縄山は、一つコブですね。

リュウキンカ。

感想

jasper1226

・最初に、黒姫山の西側の登山道から登ったのは、登山を始めた最初の年です。このときの写真は、携帯電話についている35万画素のカメラで撮ったものが、20枚ほどあるだけの寂しい状態で、チャンスがあればまた行こうと思っていました。
・高気圧が来て、天気が良さそうですが、他に行けそうなところもないので、この新緑の時期に登ってみました。
・前回は、新道から登って、西登山道を下りましたが、その時の西登山道の印象が、あまりよくなかったので、今回は新道だけにしました。
・稜線に出るころには、雲がかかり始め、期待していたほどの天気にはなりませんでした。ですが、たまに青空が出てくれて、助かりました。またニリンソウ、ミツガシワ、ミズバショウ、リュウキンカなど、偶然にも見頃で、ラッキーでした。
・帰路の途中で、大谷地湿原のリュウキンカが見頃だという、信濃毎日新聞の記事を思い出して、寄ってみました。