初トレランレース【第4回飯能アルプス~奥武蔵丸山スーパートレイルラン】
- GPS
- 08:35
- 距離
- 35.2km
- 登り
- 2,390m
- 下り
- 2,262m
コースタイム
- 山行
- 8:20
- 休憩
- 0:16
- 合計
- 8:36
天候 | 曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り:武甲温泉の無料送迎バスで18時頃横瀬駅へ。 特急で池袋まで行こうとしたら、人身事故で特急は運休。とりあえず飯能まで鈍行、飯能から池袋行き急行と乗り継いで帰る。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
良く整備されたハイキングコースではあるが、細かなアップダウンを無数に繰り返すドSコース。古御岳、伊豆ヶ岳、正丸山、旧正丸峠、サッキョ峠への劇登り/劇下りには注意を用した。 |
その他周辺情報 | 武甲温泉 (※通常土日800円のところ、なんと!大会出場者への「特別割引」で700円!?で利用できた(笑)) |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
ゲイター
靴下
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ハイドレーション
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
タオル
|
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感想
トレラン歴1年と1週間(それは同時に山歴、そしてヤマレコ歴もです)の僕が、「自称」ホーム奥武蔵の、ドMハイカー御用達コース「飯能アルプス」を舞台にしたトレランレースがあると聞きつけ、「初めてのレースに出るにはここしかない、これに出たい。」とエントリーしたのが半年ほど前。
昨日、初めてのトレランレース「第4回飯能アルプス〜奥武蔵丸山スーパートレイルラン」を走ってきました。
いつ行ってもキッツくて打ちのめされる、なのに時々行きたくなる飯能アルプス(これは愛…?いや、中毒みたいなものでしょう。)。
今回も等高線には表せられない細かなアップダウンの千本ノックで迎えてくれましたが、思い入れのある山域でヒーヒー言いながら走る初レースは格別でした。
初の大会ということで、怪我無く楽しく無事完走出来ればとりあえず良し、と低い志しでスタートに並ぶ。
スタートは一斉ではなく、ICタグを読み取りながらの、一人1〜2秒おきのスタート。最初のエイド、東峠あたりまでは数珠繋ぎで進むが、初レースということもあり勝手がわからないし、体力も温存した方がよさそうなので、周りのランナーに合わせて抑え目でついていく感じで進む。東峠あたりまでは上下の振幅も激しくなく、登りの渋滞が寧ろ丁度いい休憩に感じる位だった。
天覚山〜大高山付近では、飯能アルプス特有のアップダウン千本ノックにやられ、登りで足が止まる人が出始める。自分はまだまだ余裕だったので、何人か先行ランナーを抜かせて頂く。この辺は元気、まだまだ行ける。ただし、下りで色気だして先行者を抜こうとしたら、前のめりで転倒してしまった。幸い怪我はなかったが、はいていたC3fitの限定色のゲイターに穴を開けてしまう。お気に入りだったのに…orz。
前坂手前のエイドを過ぎ、前坂〜スルギ〜子の権現辺りでは大分ランナーがバラけてきた。いつものソロで山に遊びに行っている感じを思い出すが、レースはソロと違う緊張感と、沢山の人と一緒に走っている心強さを感じるのがいい。
子の権現エイドで塩の効いたオニギリとキュウリ漬け、天目指峠エイドで熊本県産スイカなど美味しい物を多数頂き、完全にレースを堪能させて頂いているモード。
が、古御岳と伊豆ヶ岳への劇登り2セットをこなした辺りで足が終わってしまった感。以降は頻繁に足を攣ってしまう。
水分、塩分の摂取には気を付けていたつもりだが、特に左腿の内側の筋肉を頻繁に攣った。ただし、痛みや強張りで動けなくなるレベルの物ではなかったので、攣ったらそのまま上り坂の傾斜を生かしてハムストリングスを引き伸ばし、歩きながらストレッチするような感じの歩き方で誤魔化しながら先へ進む。
正丸山の長い長い階段を、居合わせた団体ハイカーさんに失礼しながらなんとか登り切ると、サッキョ峠の直前には、「劇下り注意」の看板。後続ランナーの「何のために登ったんだよ…。」というボヤキに心の底から同意した。
虚空像峠〜大野峠間は登り傾向ながらも、今までよりアップダウンの加減はエグく無くなるが、終わりかけの足が出ない。一つ坂を登り切って道が平坦になったのに走れず、足の回復を待ちながら本来走れそうな道をトボトボ歩いてしまう、なんて展開が増える。この区間で結構な人数のランナーに抜かれた。
丸山、そして県民の森まで来ると、先週試走で来たお馴染みの道だ、あとは下るだけと、レースの終わりが見えて力が沸いた。下る足は残っているし痛みとかも無いので(頻繁に攣るけど)、ガンガン下る。
金昌寺から2kmほどロード区間を最後はヒーコラ言いながら武甲温泉まで走りゴール。
制限時間10時間半のところを約8時間半、500数十人出走したなかで総合で290番台の順位。初めてのレースだし、まあ、こんなもんでしょう。
怪我無く、キツい事を込みでレースの過程全てを楽しませてもらい、無事完走出来ました。
一回のレースで、ソロでの練習や遊びでの山行とは一味も二味も違う経験が出来ました!
来月の武甲山でのレース、トレーニングしてもっと走れるようにするぞ〜。
この日は天気も良く、子の権現、古御岳、伊豆ヶ岳、正丸山辺りで沢山の団体ハイカーさんと遭遇。急な登り下りの途中で、ランナーが連続で団体のハイカーさんに道を譲って頂くなど、ちょっと申し訳ない感じ。劇下りの危ない所は、出走ランナー・ハイカーと相互に声掛し安全確保しながら進む一幕も。
何人ものハイカーさんに道を譲って頂いただけでなく、声援を頂いたりしました。本当にありがとうございました。
大会の運営スタッフ、ボランティアの方、大変お世話になりました。エイドでの給食おいしゅうございました。最後まで安全快適(コースはキツいけど(笑))に、レースを楽しむ事が出来きました!ありがとうございました。
Nao3180
初レースの完走おめでとうございます。
初レースって一生涯思い入れの残るレースになりますよね。
距離は40距離弱でしょうか。
その距離で制限時間10時間半とはなかなか厳しいコースではないかと想像できます
。
よくトレラン大会は初級者向け、中級者向け、上級者向けとカテゴリー分けされますが、初級者向けではないですね、きっと。
その中で初レース完走、順位的にも真ん中付近ですし、大変立派な結果だと思います。
転倒で怪我が大事に至らず良かったですがレースだと何かと先を急ぐ要素があり転倒のリスクは増すと思いますので、気を付けたいところですね。
トレイルでの負傷は本当に重傷者を多く見かけますので、怖いな〜と思うことが多々あります。
何より、満足のいくデビュー戦おめでとうございます。
kuutarouさん
お祝いコメ、ありがとうございます!
この大会、初心者向き…ではないですね、確かに。
でも、大会の存在を知ったとき、「デビュー戦は是非ここで!」と思ってエントリーしたので、
少し背伸びした感もありますが、それだけに完走できて感慨もひとしおです。
転倒は、きつかった下りの傾斜が緩くなり、まもなく道が平坦になるといった所で、
「このまま下りの勢いをつけて加速して、そのまま先行ランナーを一気に抜かしてやろう!」
なんて欲を出したら、木の根に足を引っかけたようです(苦笑)
本当に急な坂や、危なそうだと意識する場所は、足元に神経を集中させるので転倒しないですが、
緩い傾斜や平坦な所こそ、他の人と競ったりして違うところに注意が向きがちなので危ないですね。
いい教訓を得ました。
はじめまして。
このレースが行われている日に、
子の権現をのんびりゆっくりハイキングしていた者です。^^;
『みなさん、もっと景色を堪能されたら良いのに…山を走り抜けるだなんて元気だな〜』
とながめていたのですが…
このレースって、トレランって
こんなに過酷なのですね^^;
本当にお疲れさまでした。
…1つ質問なのですが、
今回、すれ違う方に
選手の方からお声をかけて頂けた時や、
大丈夫そうだな〜って思った方には、
『頑張って下さい!』や『お疲れさまです!』と声をかけさせて頂いたのですが、
実際は、どうなのでしょうか…
これ程までに過酷ですと、
こちらからは声をかけないのが優しさでしょうか⁇
変な質問ですみません。(;´д`)
Gudetama-373さん
こんにちは。コメントありがとうございます。当日はお騒がせしました(汗)
声掛けするか否かですが、結局相手次第で人それぞれかもしれません。ランナーの中には無愛想な人、自分の世界に入っちゃっている人もいるでしょうし…。
でも僕自身としては、「お騒がせして申し訳ないないな〜。」という思いもあるので、何か声をかけて頂いたり、見ず知らずの人からでも思いがけず声援を頂いたりすると、凄く嬉しいですね!
恐らく、大多数のトレイルランナーも同意見だと思いますよ。
ですので、気軽に声かけて頂いても大丈夫と思います。
また今後何処かの山でお会いするかも知れませんが、その際もよろしくお願いします!
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