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記録ID: 875028
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ハイキング
谷川・武尊

武尊山 らんらんと下界を睨む武尊像(川場野営場より不動岳経由)

2016年05月15日(日) [日帰り]
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kotatti その他2人
GPS
--:--
距離
11.1km
登り
1,201m
下り
1,212m

コースタイム

日帰り
山行
8:30
休憩
1:10
合計
9:40
7:30
120
9:30
9:40
80
11:00
11:10
60
12:10
40
12:50
20
13:10
14:00
30
14:30
50
15:20
20
15:40
90
17:10
0
17:10
ゴール地点
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2016年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
(野営場から前武尊まで 登り 不動岩経由、下り 天狗尾根側経由)
”堝梓笋ら前武尊までのクサリ場
家の串から中ノ岳までの岩場・やせ尾根
A杏霏困泙任竜淌个帆杏霏困ら沖武尊(山頂)までのアップダウン

クサリ場・岩場の難易度は経験値により人それぞれですが、前武尊に至るまでに体力を消耗すると、後半はアップダウンの道のりを往復しないといけないので、体力的にはかなりキツイと思われます。
その他周辺情報 川場の秘湯 小住温泉(日帰り入浴650円、食事可能)
お湯は温めも、やわらかくて良かった。お手頃価格でメニューも豊富。
山バッジもここで購入
川場野営場をスタート
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川場野営場をスタート
「らんらんと下界を睨む武尊像」
川場かるた・・ここ以外で見なかったけど
「らんらんと下界を睨む武尊像」
川場かるた・・ここ以外で見なかったけど
最初は林道を進みます
最初は林道を進みます
武尊山まで7.1km
新緑が気持ちいい
新緑が気持ちいい
20分ほどで分岐につきました
不動岩経由なので左へ進みます
20分ほどで分岐につきました
不動岩経由なので左へ進みます
この分岐からなかなかの急登が始まります
この分岐からなかなかの急登が始まります
旭小屋への分岐
前武尊が見えてきました
前武尊が見えてきました
アズマシャクナゲ
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アズマシャクナゲ
禅定の窟
ここから修行場のはじまり
禅定の窟
ここから修行場のはじまり
尾根に出て、振り返れば赤城山
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尾根に出て、振り返れば赤城山
向かい側の剣ヶ峰
こっちは険しいのに、向こうは山頂付近まで車で行けそうな・・・
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向かい側の剣ヶ峰
こっちは険しいのに、向こうは山頂付近まで車で行けそうな・・・
踊り場っぽいところで視界が前方が開けた
右から前武尊と川場剣ヶ峰
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踊り場っぽいところで視界が前方が開けた
右から前武尊と川場剣ヶ峰
いよいよやってきました「不動岩」
踊り場に出る手前にクサリを使わずに行けます
いよいよやってきました「不動岩」
踊り場に出る手前にクサリを使わずに行けます
不動明王
不動岩から川場剣ヶ峰を望む
腰が引けてます
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不動岩から川場剣ヶ峰を望む
腰が引けてます
ここからほぼ垂直に下降
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ここからほぼ垂直に下降
なかなかの高度感
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なかなかの高度感
クサリで力を入れすぎると後半が大変になります
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クサリで力を入れすぎると後半が大変になります
いよいよホタカの「カニの横バイ」
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いよいよホタカの「カニの横バイ」
とんでもなく高い感じではありませんが、なかなかの高さです
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とんでもなく高い感じではありませんが、なかなかの高さです
垂直の壁を慎重にトラバース
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垂直の壁を慎重にトラバース
うん、やっぱりあぶない
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うん、やっぱりあぶない
なんとなく戸隠山の蟻の塔渡り付近の岩場に似た感じ
なんとなく戸隠山の蟻の塔渡り付近の岩場に似た感じ
しがみついてますね(^^;
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しがみついてますね(^^;
狭い岩の間を通り抜け
狭い岩の間を通り抜け
不動岩を振り返ってみると、風景が戸隠山の蟻の塔渡りと似てると思った
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不動岩を振り返ってみると、風景が戸隠山の蟻の塔渡りと似てると思った
修羅道相撲の場
これがそれかなぁ
これがそれかなぁ
胎内潜り
下山路にもありました
胎内潜り
下山路にもありました
ロープ・・・
前武尊に到着
「よく登って来たな、まだまだこれからじゃ」
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前武尊に到着
「よく登って来たな、まだまだこれからじゃ」
前武尊2039mに登頂です
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前武尊2039mに登頂です
テントのような三角舞台は川場剣ヶ峰
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テントのような三角舞台は川場剣ヶ峰
威風堂々
至仏山と燧ケ岳が姿を現しました
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至仏山と燧ケ岳が姿を現しました
剣ヶ峰岩峰群の鞍部
川場剣ヶ峰の直下まできました
剣ヶ峰岩峰群の鞍部
川場剣ヶ峰の直下まできました
ホタカ剣ヶ峰の「カニの縦バイ?」
ホタカ剣ヶ峰の「カニの縦バイ?」
2名の方がチャレンジ中でした
残念ながら、、今日はスルー
2名の方がチャレンジ中でした
残念ながら、、今日はスルー
川場剣ヶ峰を振り返る
ここからのアップダウンが結構効きます
川場剣ヶ峰を振り返る
ここからのアップダウンが結構効きます
次は「家の串」を目指します
次は「家の串」を目指します
家の串通過
左のピークが目指す山頂「沖武尊」、右は「中ノ岳」
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左のピークが目指す山頂「沖武尊」、右は「中ノ岳」
武尊山と剣ヶ峰の間の稜線の向こうに、谷川岳
武尊山と剣ヶ峰の間の稜線の向こうに、谷川岳
やせ尾根の岩場を慎重に通過
やせ尾根の岩場を慎重に通過
中ノ岳も越えて行かねばならぬのか〜
と思ったら、巻き道でほっと一安心
中ノ岳も越えて行かねばならぬのか〜
と思ったら、巻き道でほっと一安心
中ノ岳ジャンクション
中ノ岳ジャンクション
水場の笹清水
ちょろちょろと、でも、冷たくておいしい
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水場の笹清水
ちょろちょろと、でも、冷たくておいしい
雪渓がまだ残っていました
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雪渓がまだ残っていました
三ノ池は雪の埋もれたまま
三ノ池は雪の埋もれたまま
涼しくて気持ちいかも
涼しくて気持ちいかも
奥の雪渓の斜面を登れば山頂だ
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奥の雪渓の斜面を登れば山頂だ
振り返って、左から中ノ岳、家の串、川場剣ヶ峰
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振り返って、左から中ノ岳、家の串、川場剣ヶ峰
何やら銅像が見えてきた
何やら銅像が見えてきた
日本武尊像
まさに「らんらんと下界を睨む武尊像」
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まさに「らんらんと下界を睨む武尊像」
武尊山 2158.3mに登頂です!
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武尊山 2158.3mに登頂です!
至仏山とうしろは平ヶ岳
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至仏山とうしろは平ヶ岳
日光白根山
赤城山
ここが百名山の中心みたい、360度の大展望
赤城山
ここが百名山の中心みたい、360度の大展望
一等三角点
方位版
モヤってなければ富士山も見える
方位版
モヤってなければ富士山も見える
ちいさな祠がありました
ちいさな祠がありました
こちらは川場剣ヶ峰
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こちらは川場剣ヶ峰
山頂でランチ
名残惜しいですが、下山開始
名残惜しいですが、下山開始
徐々に沖武尊が遠ざかる
徐々に沖武尊が遠ざかる
今日は晴天でほんとうに良かった
今日は晴天でほんとうに良かった
再び家の串を越えて、川場剣ヶ峰を通り過ぎてゆく
再び家の串を越えて、川場剣ヶ峰を通り過ぎてゆく
川場剣ヶ峰
一応、ロープで立ち入らないようにしているみたいですが、腕に自信のある人はどうぞって感じです
川場剣ヶ峰
一応、ロープで立ち入らないようにしているみたいですが、腕に自信のある人はどうぞって感じです
遠くから見れば尖った三角なのに、てっぺんが平なのも面白い
遠くから見れば尖った三角なのに、てっぺんが平なのも面白い
前武尊に到着
標高差120mほどしか下ってない?
累計ではかなりになると思います
前武尊に到着
標高差120mほどしか下ってない?
累計ではかなりになると思います
前武尊から帰りは川場スキー場のほうへ下る
岩場などなく、ひたすらの下り
前武尊から帰りは川場スキー場のほうへ下る
岩場などなく、ひたすらの下り
左へ行けばスキー場、右へ行けば野営場
左へ行けばスキー場、右へ行けば野営場
あ、猫だ!
と思ったら、木の幹でした
と思ったら、木の幹でした
不動岩への分岐へ戻ってきました
不動岩への分岐へ戻ってきました
戻って来た〜
ゴール
思いのほか、なかなかキツイ山行でした
ゴール
思いのほか、なかなかキツイ山行でした
帰りに日帰り温泉に立ち寄りました
帰りに日帰り温泉に立ち寄りました
なかなかコンパクトで清潔で良かった
なかなかコンパクトで清潔で良かった
小住温泉
風呂に入り、食事がとれ、バッジが購入できます
小住温泉
風呂に入り、食事がとれ、バッジが購入できます
武尊山のバッジ
巻機山からみた武尊山
巻機山からみた武尊山
長い障壁のような尾根
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長い障壁のような尾根
谷川岳からみた武尊山
谷川岳からみた武尊山
日光白根山からみた武尊山
残念、雲で山容がよく見えず。。
日光白根山からみた武尊山
残念、雲で山容がよく見えず。。

感想

昨年の4月に残雪の谷川岳に登った際、頂上から東の方に目を向けると、なだらかではあるけれども長い障壁のような尾根を従えた山が見えました。
「あれが武尊山かぁ」
富士山や浅間山のような円錐の独立峰や八ヶ岳連峰や北アルプスのように連なった峰々のなかで突出したピークでは無く、それ自体が長い尾根を持っていて、威風堂々鎮座している独特の山容で、とてもカッコいい山だなぁという印象を持ちました。

また巻機山からも、その姿はよく見え、やはり緩やかだけれども長い障壁のような尾根を従えた武尊山がよく見え、近いうちに必ず登ろうと思っていました。

今回、1年越しの念願叶って、武尊山に登ることができました。

しかも快晴。
360度見渡すと、遠くはモヤで富士山までは見えなかったものの、目の前に谷川岳から朝日岳、その後ろに遠く苗場山、右に巻機山、越後三山、平ヶ岳に至仏山、燧ケ岳に日光白根山、皇海山に赤城山、榛名山、この日はうっすらと四阿山までを確認することができました。
まるでここ(武尊山)が上信越国境・北関東の百名山・二百名山を始めとする名だたる名峰の中心にあるかのようでした。

山容も面白く、沖武尊から沼田方面(赤城山の方向)へ目を向けると、右側に剣ヶ峰、左側に中ノ岳、家の串、川場剣ヶ峰とそれぞれ個性的な形をしたピークがつんつんと連なっているのはとても面白い光景でした。

山頂からやや下ったところにある日本武尊(ヤマトタケルノミコト)の像がまさに「らんらんと下界を睨む武尊像」でピッタリの表現で、下界をグイッと睥睨している様子がとても凛々しくカッコいいお姿であると印象に残りました。

眺望が素晴らしいだけでなく、結構な登り甲斐のある山でした。

山というより、選んだコースでしょうか。
思いのほかの急登であり、途中になかなかの岩場・クサリ場があり、前武尊、川場剣ヶ峰、家の串、中ノ岳、そして沖武尊(山頂)へいたる登山道にはヤセ尾根あり、なによりも急登のアップダウンで結構足に来る道のりでした。
古より信仰の山、修行の山でもあり、その名残がたくさん残っていました。

山頂付近の残雪と樹林帯の中の新緑も気持ちよく、とても心地の良い山行となりました。
またぜひ訪れたいと思います。

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