両神山 落合橋→山頂→上落合橋 周回
- GPS
- --:--
- 距離
- 4.2km
- 登り
- 694m
- 下り
- 670m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
落合橋〜両神山: 概ね良好。破線ルートとなっており、立ち入り禁止看板があるが 踏み跡地形図コンパスで充分対応可能と思われる。 両神山〜東岳: 数箇所程鎖場有り。それほど危険ではないが、北東は絶壁。接近注意。 東岳〜八丁峠: 鎖場の連続。2010年11月19日現在、鎖はしっかりしたものが設置されているが、 ホールド・スタンスに一般登山道としては脆弱なものがあり、浮石と落石に注意を要する。 また、鎖場も数十メートルを越すロングロケーションもあり、ある程度、高度感への慣れと腕力が必要。 岩稜歩き好きには天国。岩稜歩き嫌いには地獄。 八丁峠〜上落合橋: 概ね良好。トレッキングコースとしてもお勧め。 |
写真
感想
takec記
jimson氏との両神山。
スペシャルサンクスはjimsonさんのご家族。
もちろんjimsonさんご自身にもスペシャルサンクスです。
最高の山をご一緒させて頂きありがとうございました。
で、両神山。
落合橋からの非正規ルートは思ったより遥かに状態良し。
絶好の好天にも恵まれ、言うことなしの気持ち良さ。
そして両神山頂。
空の中にポカッと投げ出されたかの様な開放感。
しかし、東側にダイブすると、本当にポカッと投げ出されるので要注意。
素晴らしい眺めだったが、特に八ツと浅間が秀逸。
山では、装備の選択ミスが命取りとなる事は多々あるが、
今回は、私のミスでjimsonさんを大変な目に合わせてしまった。
その装備とは1人1本の500mlコーラ。
山頂で一緒に飲もうと、ザックに忍ばせて来たのだが、
よく冷えそうな気がして、ペットボトルではなく、缶にしてしまったのだ。
そう。飲みきらなくてはいけないのだが、大して汗もかいておらず、
これが進まない事、進まない事。
今日一番の苦行となってしまったのだ。
jimsonさんごめんなさい。
山頂まで僅か1時間半の山行のメインディッシュは八丁尾根。
長文となるが、感想をば。
あっぷだうんと、いわと、くさりが、たくさんありました。
以上。
コース状況に少しだけ詳細を記したが、私の貧困なボキャブラリーでは本当にそれ以上言い様がない。
確か歩いてる最中は、苦しみやビビリがあった気がするのだが、楽しかった思い出しかない。
最後の八丁峠からの穏やかな下りで急に口数が増える男達。
八丁尾根の後だとこの道は天国の様に感じる。
紆余曲折を経て本日となった今山行だが、絶好の天気にも恵まれ、
今日になって本当に良かったと思う。
jimsonさんとご家族には改めて御礼申し上げます。
takec
僕からの誘いを受けて下さったtakec氏。
ありがとうございました。
帰って爆睡してました(笑)
そして出勤前の為、短文にて失礼いたします。。。
先月受けた岩場通過講習を自分なりに整頓したい、との思いで浮かんだのが両神山でした。過去に経験あるルートでしたが、思い返すとやはり単独行は気がひけます。。。
家が近い事が分かり、メッセージなどやりとりしていたtakecさんにその旨話すと「前から行きたいと思ってた」とのご返事があり、自信初のヤマレコユーザーさんとの山行となりました。
僕よりも山年齢では先輩にあたるtakecさんは、前・後どちらを歩いて頂いても安心してお任せ出来るお方でした。
本日を迎えるにあたって僕の家庭の事情などもあり、何度かキャンセルもしてしまいましたが、ようやく無事に終えられました。
本当にどうもありがとうございました。
・・・おっとっと、仕事に向かう時間ギリギリとなってしまった!!!
記録の登録もお任せしましたが、完璧です。
僕が何も言う事はございません!
このルートを通過しての感想ですが、やはり単独でなくて良かったと思います。
昨年は鎖場の鎖に全体重をかけて(←危険!)ただ通過したに過ぎなかった八丁尾根。今回は講習を受けたおかげで落ち着いて足場を探して、鎖を三点支持の一点として利用する事に注意を払いました。前回時よりは進歩があったかな、と思う事が出来ました。。。
登りは道迷い、下山は滑落に注意が必要です。鎖場は凍結前で良かったです。
takecさんには僕のおすすめの「秩父味噌」も買ってもらいました。
堪能下さいませ。
あっ、山頂コーラBIG缶はキツかったかも!?
ウソです(笑)
おかえりなさいまし〜
まっさおなそら、まっしろい(ちょっぴり?)のゆき、
気持良さそうですね。
数十メートルのクサリ、大変そうですが
潜在Mとしてはちょっとドキドキ楽しそう
今回のチェックポイントもコーラですか
こんにちは。
hirorineさんは今日は、でもやる山行でしょうか?
どうか良い山になりますよう。
って、とっくに登り始めてるでしょうが…。
空、良かったですよ。
何もかもが素晴らしい山行でしたが、
僕は、空が一番良かったです。
今日も良い空になるといいですね。
噂に聞いていた八丁尾根の鎖は、やはり凄かったです。
岩場というより、鎖場なんですよね。
登山者というより修験者になった気分でしたが、
特に悟りは開けませんでした。
山頂コーラは、本当に「もしかして俺たち遭難したんじゃないか?」
と思う程、大変な目に遭いました。
ひょっこりと件の北岳おじさんが現れて飲み干してくれたら、どれだけ助かった事か…。
そうなったら、きっと北岳おじさんが島崎三歩に見えたと思います。
晴天に恵まれて素晴らしい山行になりましたね
八丁尾根
以前から自分のスキル確認で行ってみたい
と思っていましたが登りで使うつもりでした。
そこで質問なのですが
実際歩かれてみて今回のルートと逆ルート
どちらが難しいと思われました?
hirorineさん&mic726さん!
現在、僕も丹沢主稜縦走を目標としており、先輩からのコメントに感謝です
ありがとうございます
mic726さんの質問ですが・・・正直な所、八丁尾根に関して言えばどちらも変わらないかな、と
鎖場の登下降が続くのは同じですので
注意すれば問題なしです。
ただし同ルートを歩かれる場合、逆で行くと下りで使用する事になる破線の林道ルートの取り付きを見つけられない可能性があります。
17枚目の写真にある作業道の標識のある場所へ山頂から至るには山頂から少し日向大谷ルートへ下山した場所にあるロープをくぐって進む必要があるので。。。
その場所を知らないと逆周りでは見つけるのが難しいと思いました
jimson さん
詳しい説明有難うございます。
どちらも上り下りがあるのですね。
八丁からなら登りで済むかと思ってましたが
甘かったですね
17枚目の写真はこの夏、日向大谷からのピストン時
見つけられましたので何とかなりそうです。
jimsonさんの丹沢主稜、楽しみにしてますよ!
こんにちは。
レスポンス遅くて申し訳ございません。
詳細はjimsonさんの仰るとおりだと思います。
私自身、今回初の両神山であり、帰って来て初めて
爐劼紊Δおおたに瓩任呂覆て爐劼覆燭おや瓩世辰浸に気づいた程の両神初心者ですので
あまり参考にならないかと思いますが、私なりに回答させて頂きます。
八丁尾根は、ご存知の通り鎖場の連続、
可能であれば気力体力を損耗していない行動の前半に持ってくるのが理想かと存じます。
鎖を完備しているとは言え、気力体力を損耗した状態での通過は
転滑落のリスクが跳ね上がると思いますので。
一方、落合橋からの、両神山西側の尾根を詰めて行くコースは、
国土地理院の地形図にはルートとして記載されていない、マイナールートとなり、
道標等も一切ない為、道迷いのリスクが付き纏うかと存じます。
ルート中、3箇所(記憶が正しければ、)ほど、ナメ沢の渡渉があり、
この渡渉点から、沢沿いに谷底へ引き込まれるリスクは、
登山時より、下山時の方が遥かに高いのは、自明の理ではないかと思います。
そして、この2つのリスクを天秤に掛けた場合、
以下の点がポイントになるのではないか、と私は考えます。
・八丁尾根は鎖場の名所・滑落事故多発地帯として有名だが、
標準コースタイムは5時間を切り累積標高差も600m前後。
つまり、体力的要素は技術的要素と比較して極端に高くない。
・落合橋からの西側尾根の直登コースは山頂まで1時間半、
本格的に鎖場の連続となり始める東岳まででも2時間。
つまり、八丁尾根の鎖場に入る頃には、あまり気力・体力の損耗はない。
(逆に言えば東岳到着時にバテていたら、ルート取りに気をつけながら往路撤退すべき)
・ガイド書によっては、八丁尾根より危険とも書かれている
西側尾根は、転滑落よりも道迷いのリスクが高く、
特に下山時に、道迷いへのトラップとなり得る要素を多分に持っている。
以上の点から、特にこのルートが初めてという場合は、
時計と逆回りでの周回がセオリー的には正解ではないか、と思います。
無論、登山の要素として、
『セオリーをブチ壊す冒険をするからこそ楽しい』
といった側面がある事は否定しませんが。
…と、何だか偉そうに議論をぶってしまいましたが、
これはあくまで、
いつまでたっても登山初心者の域を出ない私個人の意見ですし、
時計回りが爛▲雖瓩爛淵鍬瓩?と聞かれたら爛▲雖瓩世隼廚い泙垢里如
mic726さんのご判断でどちらから回られても宜しいかと存じます。
私もいつか、mic726さんが登られた爐劼覆燭おや瓩らのコースにも挑戦してみたいと思います。
逆に進んでも八丁峠までに標高を稼いで、あとはギザギザの岩稜の登下降の繰り返しになるんです。八丁峠で標高1600m位だと思われます。
僕はいつもここのピストンは嫌だな、と思ってます、精神的に
丹沢主稜・・・最近ヤマレコユーザーさんで多くの方が挑戦されてますね!
今度は北岳の時のように勘違いしないで頑張るつもりです
いやいや
本当に詳細、且つ納得のいく説明で感激しております。
実はこの記録を見るまで
坂本から八丁経由で日向大谷に降りる
という公共交通機関利用のルートを
考えていたのですが・・・
takecさんの説明を聞くとどうにも西側尾根も
挑戦せねばという気持ちになりました。
今季はもう無理かも知れませんが
近い将来、この周回ルートでやってみたいと思います。
あらためて
お二人のアドバイス
有難うございました。
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