竜ヶ岳・鈴鹿(旧遠足尾根↑・新遠足尾根↓)


- GPS
- 08:09
- 距離
- 11.7km
- 登り
- 927m
- 下り
- 930m
コースタイム
- 山行
- 7:30
- 休憩
- 0:31
- 合計
- 8:01
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年05月の天気図 |
アクセス |
東名阪道・桑名IC利用、R421を道なりで宇賀渓へ向かいます。(桑名ICから35分くらいでした) 有料駐車場(500円)を利用しました。メインもサブも満杯で、しばらく待ってから第三の駐車スペースへ誘導されました。R421沿いの無料駐車場は午前8時の時点で満杯でした。路駐はありませんでしたが、下山時には結構な台数が路駐していました。しかし、ここに停めても、入山料200円/名は必要です。有料駐車場を利用すれば、入山料は必要ありません。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
旧・遠足尾根は取っ掛かりがスギの植林地帯の急勾配を上へ上へと登りつめる形です。踏み跡は不明瞭ですが、所々に古いマーカーがありました。 傾斜が緩んでくると、尾根の芯を進む形となりますが、地形図にあるP556は左(西)に巻きます。 その後は”石榑南”のあるマーカーを追ってゆきましたが、大日向の手前で踏み跡を見失い、GPSを見ながら微かな踏み跡を辿ると、新たな尾根に出合いましたので、その尾根に乗り大日向へ到着しました。 大日向から新道分岐は、目と鼻の先です。 急登、踏み跡が薄い、マーカーが少ないことを除けば、危険箇所はありません。 |
その他周辺情報 | 日帰り入浴は、阿下喜温泉・あじさいの里(500円)を利用しました。 http://ajisainosato.com/ |
写真
感想
先週(5/14)に引き続き、シロヤシオの竜ヶ岳を訪問しました。
今回は嫁はんが実家へ帰省中のため、久しぶりのソロです。で、嫁はん帯同ではブーイングの嵐となりそうな、”旧・遠足尾根ルート”にトライしてみました。
whitewaterさんのレコに触発され、チャレンジしました。この場を借りてお礼申し上げます。
さて、今回は8時前に宇賀渓へ到着しましたが、駐車待ちの車列が出来ていました。私が5〜6台目くらいでした。私の後に来られた方は早々に離脱されましたが、”奥が空いている”との信念で待つこと5分で車列は動き出しました。
案内されたのは、坂を上がったところにある駐車場。既に結構な台数が駐車しており、私は入口に近いポジションを指定されました。係りの人に、「一度戻らなければいけませんよね?」と問うと、「入山届を出してもらわないといけないので・・・」との回答です。暗に入山届を出さずにそのままスタートする輩がいることを暗示するような言い方でした。
私は真面目に一度戻って、入山届を提出しスタートしました。
嫁はんが居ないことを奇貨として、遠足尾根の旧道を選びました。以前、観光案内所のおじさんに聞いた時は、「木を掴みながら這い上がるようなところもあり、お勧めできない。」と云われており、嫁はん帯同では怖くて選べませんでした。
スタートは橋を渡ってすぐを右に入ります。”登山口”とか”遠足尾根・旧道”とかの指導標はありません。急傾斜のスギの植林地帯で、林地残材の散らかり放題の中をひたすら上を目指すルートです。マーカーもなく、歩きやすいところを選んで上を目指すという感じでしたが、その後、古いマーカーに出合いました。結局、誰しも歩き易いところを選んでいるという証左でしょうか?
その後も、同じパターンで古いマーカーに出合いました。微かな踏み跡を辿っている感じもありしたが、とにかく上を目指すという意識の方が勝っていたと思います。
急登なので本来、私のような”弱兵”は選ぶべきではないのかも知れませんが、ソロの気楽さというものでしょうか?楽しくもあります。
25分歩いて、5分休憩するというパターンで進みました。二人ならザックを降ろすことなくテルモスを抜き取ることができますが、ソロだといちいちザックを降ろさなければ、儘(まま)ならない現実があります。
スギ林の急登が終わると、尾根の芯をトレースするルートとなり通常の山歩きとなりました。途中、P556を左に巻いたりと決して尾根芯だけのルートではありません。
”石榑南”の表示のあるマーカーが出てきて、それに従って進みましたが、だんだんと道は細くなり、踏み跡も心細くなりました。本線から逸れてしまったようです。
GPSを取り出して位置を確認し、別の尾根に取り付いたところで方向転換し、無事、本線に復帰し大日向(696.2の三角点)到着です。
ここから、新道分岐までは目と鼻の先、新道分岐が近づくと人の声が賑やかに聞こえてきました。ここまでに結構、体力を消耗していました。ふと、このまま新道分岐から遠足尾根・新道を下ってしまおうかとの邪念が湧いてきました。
しかし、気持ちを取り直して先を進みます。当然のこと追い着かれれば道をお譲りするの連続です。また、下山者にも先に下っていただきました。そうこうしていると時刻は既に正午を回っています。
午後一時過ぎに山頂に辿り着いて、人だかりの中、また、炎天下での昼食よりも、木陰で涼しいところでの昼食を選びました。結果的に、ザックの重量は軽くなります。不思議なことに総重量は変わらないはずですが、体内に取り込んだ重量はまったく、気になりません。
昼食を終え、金山尾根との分岐を目指しての登りが辛い。ここでまた、金山尾根から下山してしまおうか?との邪念が湧きました。しかし、ここまで来てシロヤシオの羊の群れを見ずには帰れないとの思いが勝って、山頂を目指しました。
竜ヶ岳山頂は針山に刺さった”待ち針”のように多くの登山者が見えます。彼らが下山してからゆっくりと山頂を楽しませてもらおうとの作戦を立てましたが、多くの下山者とすれ違ったにもかかわらず、山頂には”座った登山客”がまだ多く残っていました。
早々に撮影を済ませ、下山することにしました。私が最後の登山者と思っていましたが、まだ登って来られる方が複数います。宇賀渓駐車場の混雑振りから推測するに、今シーズン一番の人出だったのではないでしょうか?
宇賀渓からだけではなく、石榑峠からの方も多くお出でだったようです。往路と復路でお会いしたソロ男性がルーク君(犬)を連れての花見山行をされていましたが、「宇賀渓は犬を入れさせてくれない。」と云われておりました。
最後に、今回の水分は、アクエリアス・ゼロ(500ml)を4本、昼食時の大内山牛乳(200ml)、ヘルシア緑茶(350ml)でした。遠足尾根登山口に下りた時点で、テルモスの中にほぼ全量のアクエリアス・ゼロが残っていましたが、一気に飲み干しました。中の氷が融けて800mlを一気飲みということです。
その後、ショートカットして車に戻り、その後で下山時刻を記入するため観光案内所に立寄りましたが、午後4時半でも登山届のポストの中には相当数の登山届が入っており、係りの女性が手伝って探してくださいましたが、自分の登山届を探し当てるまでに2〜3分を要すくらいでした。
コメント
この記録に関連する登山ルート

羊羊と言いながら、
出張と木曜日の仕事の合間に駆りだされた農作業でほとほと疲れ、21日の好天も家でダルダル状態。日曜日は長屋の総会やら選挙絡みの会合、夜は中国語のパーティなどで一日終わりでた。
来週じゃら台湾、その後中国と出稼ぎです。
そろそろ高い山にと思っております・・・・・
KUMA-VEGAさん、こんばんは!
コメントいつもありがとうございます。
ソロで行って参りました。それも初めての旧道の遠足尾根です。
大日向まではどなたとも会うことのない山行でした。
それが、新道に合流後は人人人・・・、です。
KUMA-VEGAさんは中国語がお出来になるのですか?
そうだとしたら、羨ましいです!
”林 志玲(リン・チーリン)”と中国語で会話・・・、妄想です。
中華人民共和国には行きたいとは思いませんが、中華民国は魅力的です。
五の池小屋は5/28(土)オープンとのことです。
私もそろそろ、3000M級じゃないと体力が持たない気がしてきました。
それでは、また・・・
abukata
暑くなってきましたね、鳩吹のせせらぎルートなら虫よけをすれば涼しく低山山行出来ます。
中国語はまだまだです、仕事がら英語とインドネシア語はどうにかですが、一番最後に勉強を始めた中国語は単語力が决定的に不足してモノになりません。
台湾では英語が通じるのと、一応中国語の基礎文法(簡単です)と基本になる100くらいの単語を覚え、その他は英単語で押し通します。大陸ではダメですが、台湾ではかなりいけます。
日曜日から台湾に出張です、Computexと呼ばれる世界最大のショーにバイヤーとして参加します(某有名会社のエージェント)。
ショーにはプロモデルのオネエサンがいっぱいです、結構有名なモデルさんも来るらしく、大変な人気です。
人気の理由は過激な服装にもあります、それはまたBlogで公開します、ご期待ください。
※モーターショウよりかなり過激です。
KUMA-VEGAさん、お気を付けていてらっしゃいませ!
”鞄持ち”で同行したくなりました。
abukata
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