【またしても】奥多摩紅葉散歩(奥多摩むかし道・惣岳山・月夜見山)
- GPS
- 07:30
- 距離
- 27.4km
- 登り
- 1,966m
- 下り
- 1,668m
コースタイム
天候 | 晴れ後曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
帰着:武蔵五日市駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
道の状況: 奥多摩むかし道は殆どが舗装道路。 山道は小河内ダムから惣岳・御前山方面は急登に次ぐ急登。 惣岳山から暫くは急降下。 登山ポスト: 奥多摩駅にあり。 店等: むかし道はトイレが複数箇所に設置されている。 都民の森入口の焼き団子が美味そうだった。 数馬の湯で入浴・夕食。利用は800円。 |
写真
感想
何回目かの三頭山トライアル。そんなに三頭山が好きなのかと言われると、そうでもないのだが、東京都の代表的な山の中で行ってないのはここくらいなので。
ちょうど天高く木々燃える季節。紅葉でも見に行くかと思った。最初は奥久慈男体山の辺りを考えていたのだが、常磐方面は車で行きたいと思い、近場にすることとした。近場といっても、北野武の『ドールズ』のロケ地である名栗の鳥居観音等も候補にあったのだが、いろいろ考えた結果、奥多摩に落ち着く。因みに最終的に行き先を決めたのは当日の朝7時直前である。そんなわけで特にプランも無く、行ける所まで行くという気軽なものとなった。
前日帰宅が24時を回り、睡眠欲が勝って寝床でまどろむ。その中で、相変わらず北へ行くのか西へ行くのか考える。出発が遅くなることもあって奥多摩にするかとノロノロと準備。特に何も持たず、最寄の駅から電車に乗ると奥多摩着9:40頃になった。
とりあえず、紅葉をゆるゆると楽しもうということで、まずは奥多摩むかし道を奥多摩湖まで行き、其処から先は状況に応じて判断することとした。ちょうど天気も良く、奥多摩で紅葉を楽しめる恐らく最後の週末、赤や黄色、茶色の木の葉が陽光に照り映えることは間違いない。
羽黒神社の長い長い階段を上ると小さな祠というか、まあ祠があるのである。
ウォームアップとしては十分、気分も晴れやかに。
すぐに砂利小道になる。住宅地が近いとは言え、廃軌道や朝日に映える小道に往時を偲んでいると、早速サル集団登場。4〜5匹はいたが、最後に表れたのが大きかったので親子だろう。
最近の猿は人を恐れないとかいうが、そんなことはなかった。各地域における人々のサルへの態度により、サルの人への態度も違ってくるのだろう。
ここで感じたのが、我が国の領土である尖閣諸島沖の支那漁船狼藉事件である。甘やかす心からか恐れからか色々と物を無節操に与えることで猿も調子にのってさらにつけ込んでくる。毅然とした姿勢でもって狼藉には膺懲で臨まねばならない。
とまあ、そんなことを考えつつ、時折山道風にはなるものの、その殆どは舗装道路となっている奥多摩むかし道をテクテクと歩く。
山側は切り立った崖に赤や黄色に輝く木々が配され、それが風に吹かれて木の葉がひらひらと雪のようにゆっくりと舞い落ちてくる。
川側は惣岳渓谷等の渓谷美に紅葉が映え、水面と共に太陽の光を受けてきらきらと輝く。
奥多摩むかし道は数年前は廃軌道の長いトンネルを通るルートに臨時的になっていたのだが、本道が修復されたため、今ではトンネルルートは案内されていない。恐らく行ってみても閉鎖されているのではないかと思うが、もう一度歩いてみたいものだ。
展望台を経て奥多摩湖に至る。今日は山登りを想定せずに歩いてきたが、どうしたものかと御前山を眺めながら考える。食事処で昼食をとりながら考えようと思ったが、混んでいたので移動販売の大判焼きで我慢。
麓の案内板を見てみると、当初想定より距離が長かったので、時限進行することとする。
つまり、時限を区切って一定時間内に想定地点への到達を図り、できなければ予定を順次変更していくというものである。まずは、御前山に1400時到達を図る。
しかし、御前山は以前も一度登ったことがあるのだが、久しぶりに歩いてもやはり急登が体に来る。山の整備方針なのか、ある程度高い所まで来ると木立の中の空間がぶわっと広がって気持ちがいいのだがしんどいのに変わりはない。
惣岳山まで来た所で1400到達は望めず、小河内峠方面へ転進。惣岳山からの急降下は疲れた体には応えるだろう。
小河内峠からしばらくすると道が車道と併走したりクロスしたりする。これでいつ暗くなってもエスケープできる。
月夜見は近くに駐車場があり、車で来れば少し登ってすぐ山頂だ。ここまで来て三頭山は時間的に無理と確定。折りしも三頭山は雲に覆われつつあった。もともと、三頭山は主目的でなかったし、ここまで来れたら御の字だ。あとは温泉に入れればよい。
日没予定1時間前に空の暗さがいっそう増したこともあり、鞘口峠までは頑張って、そこで打ち止め、数馬まで下った。
都民の森にも何かしらインスピレーションを感じたので、今後三頭山とセットで再訪したいものである。
〜おわり〜
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