二子山 中央稜 冷や水クライマーの決断!!
コースタイム
- 山行
- 7:00
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 7:00
天候 | 曇り時々雨 なれど心は晴れ晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2016年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
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写真
装備
共同装備 |
10mm50m
9mm60m
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感想
今回の登攀はT先輩の決断というか ごり押しというか がなければ成功しなかった山行でした。夜半よりポツリポツリ降り出した雨でMさんおよびSはもう登る気力まったくゼロ ところがT先輩が、「取りつきまで行こう!」と言い張り、その他2人はしぶしぶ重い腰をあげました。その間ずっと雨はシトシト降ってました。祠エリアのハング下で様子見をしていましたが、T先輩にまたうながされ 取り付点を探しに出発。すんなり取り付点は見つかりました。1ピッチ目を見上げた瞬間、Sの岩虫が疼きだしました。サッサと支度を始め 「1ピッチだけ、雨がひどければ懸垂下降で降りればいいから」とうそぶき、 登りだしちゃいました。雨はシトシトだったりポツリポツリだったりです。Mさん、T先輩とも濡れた岩に悪戦苦闘 かなり消耗して登ってきました。Sはもう2ピッチ目を標榜し、行きますダメなら懸垂・・とまたまたうそぶきながら突っ込んでいくのでした。
という具合で、T先輩の「取り付き行く」発言がなければ、この登攀はありえませんでした。やはり、年の功、それと人の性癖を見抜く力など、山爺様の勘は恐ろしい(今回はありがたい)と感じたわけであります。ますます頭があがらなくなりそうです。
そんなわけで、いつもの絶対的晴れ男ヒーロー宣言は撤回します。
ただ今回1ピッチ目をいつものハイキングシューズで登れなかったT先輩「全国津々浦々の山四季を通してハイキングシューズで登る」という壮大な挑戦をついに放棄するはめになり、少々しょぼくれておりました。2p以降はしっかりクライミングシューズで登り、「こりゃ登りやすいな」との感想をもらしておりました・・・・。
今回は、Mさんも何十年ぶりの本チャンマルチに大満足だったようで、帰りの車のなかで、いつにもまして饒舌にクライミング理論を繰り広げていました。T先輩も今回の登攀のプラスと、壮大な挑戦を諦めたマイナスのトータルがプラスであることを願っています。
クライミングの内容は他の人の記録と大差ないので見といてください。
核心部の3Pだけ頑張れば、素晴らしい高度感に痺れる快感クライミングが味わえるいいルートです。
本来ならここにAさんもいるはずなんですが、なぜ??そう本日も芝刈り族の集会だそうです。本当にもったいない、もう中央稜登れないかもしれないのに、一期一会というではありませんか、芝刈りはまたできますが、山は逃げてっちゃいますよ。年も考えて、「今しかないんです」・・・と公開で説教してと、 またいこううね。
以上でおしまいにします。
追伸
M山岳会の皆さん夏、阿弥陀南稜P3直登にみんなでワイワイいきませんか。きっと印象に残る山行になりますよ。
先輩、お仲間と楽しそうです。
見て、読んで私も楽しくなりました!
コメントありがとうございます。年寄り登山隊賑やかく登ってます。他の人たちより時間がかかりますので、平日の登山が多いですが、とにかく楽しくやってます。早く少し若い人たちを育てて、ヨボヨボになっても岩場を引っ張り上げてもらおうと画策する今日この頃です。
mmakiraさん、二子山中央稜の登頂報告、楽しく読ませていただきました。それにしても、T先輩7X歳、Mさん66歳 Sさん62歳、皆さんお元気ですね。
T先輩は、前週の21日にM山岳会で二子山西岳&東岳&ローソク岩を登られた後で、25日に小雨にもかかわらず二子山中央稜に登られ、27日もM山岳会の山行にいかれている気力&タフネスぶりに頭の下がる思いです。
今回は、「絶対的晴れ男ヒーロー宣言」撤回とのこと、でも「絶対的晴れ男」というのは無理がありますよね。ただし、Sさんの岩登りでは少々の雨は、関係なさそうですね。
今後とも、よろしくお願いします。
いつもありがとうございます。本当にタフな山爺様ですね。タフさのみならずその経験値もすごいですよ。普段の山ではただの好々爺ですが、厳しい場面とか、究極の登攀とかにならないとスーパー山爺様に変身しないんで、あまりわからないかもしれませんが・・。
MATUSANも違う分野(花とか歴史とか・・)でなかなかのものでしょう。
そちらの分野はとんと苦手な私にすれば、山の楽しみ方が広がっていいな!とおもいます。本当にどこかで一緒に山のぼりたいですね。またよろしくお願いします。
褒められてるのか、貶されているのかはどうでもよいです。
なんとか岩虫さんのリードで完登出来ましたが、このルートをセカンドでA0A1とはお恥ずかしい次第です。
反省点はシューズ・カラビナ等多々あります、年齢も考えてより慎重に行動したいと思います。
静岡の遠方から夜を徹して来て、お付き合いいただきありがとうございました。
先日は先輩と一緒に登攀ができ、本当に楽しかったです。ありがとうございました。いろいろ反省点があるようですが、1P目は体が慣れていないのと岩が私が登った時点より濡れたこと、それと靴のせいもあります。恐らくクライミングシューズでしたらあんなに苦労しないで登れたと思います。3P目(昔はA1ルート)は初見で登るには、けっこう難しいのと、腕力で登る部分が多いので、かなり苦労するだろうなと思いシュリンゲを残していきました。2,4〜6Pは快調だったですよね。失礼ながら、お歳からしたら、終盤の力強さは称賛ものです。本当にタフ爺様です。今後ドンドン、楽しそうなルートを提案していきますので、口の悪い後輩ですが、お付き合いください。楽しみにしています。
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