谷川岳19回目（巌剛新道〜西黒尾根〜トマの耳〜オキの耳〜天神尾根）：中高年ハイカーが歩いてみた

2016年06月04日(土) [日帰り]

• GPS: 05:27
• 距離: 9.2km
• 登り: 1,396m
• 下り: 843m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:05
• 休憩: 0:19
• 合計: 5:24

距離 9.2km 登り 1,399m 下り 845m

8:51 土合口駅／谷川岳ベースプラザ
8:54 8:56 西黒尾根登山口
11:03 11:04 ラクダの背(ラクダのコブ)
11:09 11:18 ラクダのコル
12:04 12:07 ザンゲ岩
12:20 谷川岳・肩の小屋
12:27 12:29 谷川岳（トマノ耳）
12:43 12:45 谷川岳
12:57 谷川岳（トマノ耳）
13:01 谷川岳・肩の小屋
13:33 天狗の留まり場
13:50 熊穴沢避難小屋
14:15 天神平

復路の天神尾根で、渋滞多発でした。
渋滞を引き起こしている自覚のないパーティが多いので、帰りの時間計算には注意が必要です。

天候

晴れ　ほぼ無風

アクセス

利用交通機関：

電車 バス ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

水上駅からバスでロープウェイ駅へ（670円）。
バスは上毛高原駅でたくさん乗ったそうで、水上駅発の臨時便が出ました。

6/5〜6/30はロープウェイが運休期間となるので要注意です。

コース状況／危険箇所等

残雪僅か（無視できる程度）。

写真

6/4 8:48

ここ（ロープウェイ駅前）を本日のスタート地点とします。
西黒尾根・巌剛新道方面へは、ロープウェイ駅を出て、目の前の車道を右に上がって行きます。

6/4 8:51

登山指導センターの前を通過していきます。
先月までは閉じられていたゲートが開いています。

6/4 8:55

少し歩くと、西黒尾根入口の分岐があります。
本日は初の巌剛新道なので、このまま通過していきます。

6/4 9:02

落石がありそうな場所だなと思っていたら、やはり。

6/4 9:11

木漏れ日の林道をさらに進んでいくと、いきなり見えてきます。
西黒尾根コースより良い点の一つですね。
あちらは、なかなか姿が拝めません。

6/4 9:13

いきなりこの迫力は、やはり西黒尾根コースより良いかもしれません。

6/4 9:14

この分岐を左に入ると巌剛新道です。
ロープウェイ駅から30分程度で到着します。

6/4 9:15

見えにくい角度ですが、入口に案内表示もあります。

6/4 9:16

この位置から振り返ると、白毛門方面も一望です。

6/4 9:19

比較的背の低い広葉樹に覆われた細い道です。
出だしは、緩やかな登りです。

6/4 9:21

コース上に大量の水が流れていて沢状になっている個所があります。
雪解け水でしょうか。
滑りやすいので要注意です。

6/4 9:24

西黒尾根コースの出だしは土の上を歩く部分も多いのですが、こちら巌剛新道は石の上が多いです。

6/4 9:36

たまに樹が開けているところで見えます。

6/4 9:51

後ろも。

6/4 9:52

6/4 10:03

6/4 10:06

本日の一ゴミ。
一山で一ゴミを拾うことにしています。
（気付かぬうちに自分が落としてしまうこともあると思うので）
先月の谷川岳では3個拾いましたが、今日はゴミが少なく、この1個だけで済みました。

6/4 10:12

この辺りから、少し傾斜が急になってきます。

6/4 10:28

6/4 10:31

ここだけ、ちょっと危険でした。
崩落気味の細いトラバース道です。
慎重に通過する必要があります。

6/4 10:36

危険なトラバース個所を抜けると、岩場な感じになってきます。
トレッキングポールを使っている人は、ここで仕舞った方が良いかもしれません。

6/4 10:39

6/4 10:40

鎖場です。
このコースは総じて鎖を掴まなくても何とかなる鎖場ばかりです。

6/4 10:44

続け様に鎖場登場。

6/4 10:46

抜けると梯子。

6/4 10:48

そして、鎖。

6/4 10:52

6/4 11:01

これから進む西黒尾根を歩いている人たちの姿が見えてくると、鎖場地帯終了です。

6/4 11:05

6/4 11:08

ここで西黒尾根と合流。

6/4 11:08

6/4 11:19

天神平のロープウェイ駅が見えます。

6/4 11:21

ここから先は、頂上直前まで岩場が続きます。
森林限界超えているので、これからの季節は日差し対策が必要です。

6/4 11:22

6/4 11:25

随所にペンキマークがあるので安心。

6/4 11:26

振り返ると、巌剛新道との合流点と、その後ろのラクダの背が見降ろせます。
西黒尾根上で、一番気分が良い場所かもしれません。

6/4 11:28

西黒尾根合流後も鎖があります。
こちらも、あまり鎖に頼らなくても大丈夫です。

6/4 11:37

今日は人出が多いです。
たくさんの人が稜線上を歩いているのが見えます。

6/4 11:39

6/4 11:40

6/4 11:47

白いのも咲いています。

6/4 11:47

名前を知りませんが、メルヘンな雰囲気の花も咲いています。

6/4 11:51

6/4 11:55

この辺りは滑りやすく登り難いです。
蛇紋岩地帯なので、雨の後等で濡れているときは特に要注意です。

6/4 11:57

ここも蛇紋岩の一枚岩で、滑りやすいです。

6/4 12:08

ここまで来たら、肩まですぐです。

6/4 12:13

アレが見えてきました。

6/4 12:14

天神尾根から登ってきた人達も間近に見えてきます。

6/4 12:17

この残雪部分を渡ると肩です。
雪渓と書いている人が多いですが、どう見ても“渓”ではないです。
「雪のある斜面＝雪渓」と思っている人が多いようですね。

6/4 12:20

肩の辺りで、まだ咲いているショウジョウバカマが数株だけ見られました。

6/4 12:21

アレに到着。

6/4 12:23

小屋とマナイタグラと主脈稜線。

6/4 12:24

頂上目前。
人が多いです。

6/4 12:27

一つ目の頂上、トマの耳。
本日は気力が残っているので、二つ目のオキの耳へ向かうことにします。

6/4 12:38

6/4 12:41

6/4 12:43

オキの耳に到着。
こちらも人が多かったです。

6/4 12:46

オキの耳から望むトマの耳。

6/4 12:54

トマの耳に戻って望むオキの耳。

6/4 13:10

いつか、あの主脈稜線に進んでみたいと狙っています。

6/4 13:11

帰りは天神尾根へ。
肩から降り始めに雪が残っていますが、ほとんど雪上を歩かなくて済みます。

6/4 13:11

本日時点で雪上を歩かなければならないのは、ここ数mだけです。

6/4 13:12

6/4 13:14

雪解け水がコース上を覆って沢状になっている個所があります。

6/4 13:18

6/4 13:20

ゴールの天神平まで一望。

6/4 13:32

本日は遅いグループが多く、随所で渋滞が発生していました。
自分たちが渋滞を引き起こしている自覚のないグループが多いので、帰りの時間は注意が必要です。

6/4 13:49

6/4 13:50

6/4 14:02

天神峠への分岐。

6/4 14:04

振り返り。

6/4 14:07

田尻尾根への分岐。
左へ進むと、ロープウェイを使わずに降りられます。

6/4 14:08

そのうち、この先へも進んでみたいと思います。
本日は、時間的にも体力的にも余裕がありましたが、メンタルが負けてしまいました。

6/4 14:12

本日のゴール、天神平。

6/4 14:14

天神平からの両耳。

6/4 15:19

水上駅に戻ってみたら、ちょうどSLの臨時列車が出発するところでした。

6/4 15:20

本当はあまり興味ないのですが、せっかくなので鉄道マニアの人達の中に混じって撮ってみました。

6/4 15:20

6/4 15:20

6/4 15:20

6/4 15:22

SL撮影後、水上駅前でお土産のまんじゅうを購入。
毎回この店で、まんじゅうを買っています。
お土産として大好評です。

撮影機器：

NIKON D5300 NIKON CORPORATION

感想

TheDainagon

谷川岳19回目にして、初めて巌剛新道を歩いてみました。
ラクダの背を降った地点で、西黒尾根と合流します。
とても静かな道で、人が少ないです。
西黒尾根にはたくさんの人が歩いていましたが、巌剛新道を進んでいる間は、すれ違い一組と追いつき一組のみでした。
追い越されることがなかったのも、このコースを選ぶ人が少ないからだと思います。
（西黒尾根では、毎回追い越されているので）

前回の記録と比較すると、合流地点までのコースタイム自体は巌剛新道を使っても最初から西黒尾根コースでも、ほぼ同じだったようです。

それぞれの好みの問題ではありますが、私は巌剛新道コースが気に入りました。
最初から谷川岳の迫力ある姿が見えたり、西黒尾根の途中に合流したりするので、ちょっと近道した気分になりました。
しかし、前述したとおり、合流地点までの所要時間は、ほぼ同じでした。

コメント

KINKINKIN

全く同感です
下山の渋滞には困ったものです。遅ければ遅いなりに道を譲るとか、ルールやマナーを守った登山をしてほしものです。熊穴沢避難小屋前の写真は我々親子の後姿です。ということは、あの時の若い方ですか？

TheDainagon

Re: 全く同感です
KINKINKINさん、コメントありがとうございます。
避難小屋辺りでお近くだった方ですね。
でも、私も中高年の中に入っていますので、「若い方」ではないです。

単純に人が多くて混んでいるのは仕方ないことですが、明らかに渋滞の原因を作っているのに、その自覚がないのは困ったものですね。
ひどい時はコースの真ん中に立ち止まっていたりもしますね。
中高年のグループに多いような気がしますが、「だから中高年の山歩きは」と言われないように、せめて自らの立ち振る舞いには気をつけたいと思っています。