原向から庚申山荘泊 皇海山 コウシンソウも

2016年06月03日(金) ~ 2016年06月04日(土)

• GPS: 33:22
• 距離: 44.9km
• 登り: 3,558m
• 下り: 3,573m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:18
• 休憩: 1:30
• 合計: 7:48

距離 17.6km 登り 1,933m 下り 1,028m

9:13 原向駅
10:29 10:39 銀山平
11:38 一の鳥居
11:46 11:48 庚申七滝
11:50 一の鳥居
13:00 14:04 庚申山荘
16:33 16:47 庚申山荘
17:01 宿泊地

2日目

• 山行: 13:25
• 休憩: 0:54
• 合計: 14:19

距離 27.3km 登り 1,625m 下り 2,545m

4:05 宿泊地
5:16 5:20 庚申山
6:41 駒掛山
7:23 7:28 薬師岳
8:43 8:46 鋸山
9:23 不動沢のコル
10:13 10:15 皇海山
10:47 不動沢のコル
11:26 11:43 鋸山
12:29 12:34 六林班峠
14:38 天下の見晴分岐
14:47 15:04 庚申山荘
15:50 庚申七滝
16:54 16:55 銀山平
18:24 原向駅

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車

コース状況／危険箇所等

もう雪はありません。
原向ーかじか荘　猿がいます　そして猿の糞もいっぱいおちてます
かじか荘ー一の鳥居　落石に注意
一の鳥居ー庚申山荘　落ち葉が多いのでちょっと迷うかもしれません
お山巡りコース　思いの外険しいです。間違った踏跡がいくつかあり、踏み込むと危険です。
庚申山荘ー庚申山　険しいです。
庚申山ー薬師岳　そこまで険しくない稜線歩き
薬師岳ー鋸山　3回鎖場を登ったり下りたりします。落石滑落に十分注意してください
鋸山ー不動沢のコル　ザレ場から落石が生じやすいです。前、後ろの登山客と間を開けましょう。
不動沢のコルー皇海山　ロープ場が2箇所ほどあり、狭く落石が発生しやすいです。
鋸山−六林班峠　最も笹ヤブが生い茂り、笹に隠れた倒木に足を取られます。慎重に進みましょう。また道を見失いやすいので、目印・テープを見失わないように。
六林班峠ー庚申山荘　笹の刈払がされたらしく思ったよりは歩きやすかったのですが、ところどころ道が崩れています。また斜面に笹が生えて滑りやすいので危険です。笹を手がかりにして歩いたほうがいい場所もあるのでグローブは必須です。マダニにも気をつけて、タイツ長袖は来ておいたほうが良いでしょう。

その他周辺情報

auに限って言えば、切幹から先、庚申山荘を含む鋸山あたりまで電波届きません。
庚申山荘の宿泊代はかじか荘で払います。ここで登山カードの提出もできます。
聞けば（職員さんによっては聞かなくても）コースについていろいろ教えてくれるそうです。

写真

6/3 9:03

わたらせ渓谷鐡道で原向に到着

6/3 9:03

1両編成のディーゼル、鉄道マニアでなくても心惹かれます

6/3 9:05

車なら銀山平までいけるのですが、6キロ余分に歩きます。

6/3 9:13

出発

6/3 9:28

国道をしばらく歩き、切幹から庚申山への車道へ向かうともうこんな看板

6/3 9:37

こんな花が咲いていました

6/3 9:42

庚申ダム

6/3 10:03

小滝の里

6/3 10:06

から見える滝はちょっと見えづらい

6/3 10:08

旧小滝橋　渡ることはできません

6/3 10:09

旧小滝火薬庫跡　大きく岩が削られて大迫力

6/3 10:10

ずっと渓谷沿いを歩くので清々しいです。

6/3 10:24

銀山平公園に着きました

6/3 10:28

かじか荘です。こちらで庚申山荘の宿泊費を払います

6/3 10:44

ゲートまで来ました

6/3 11:03

6/3 11:05

ヤマフジ？

6/3 11:22

新緑が綺麗

6/3 11:48

庚申七滝

6/3 11:42

滝に近づく階段が通行止めになっていました。

6/3 11:50

鳥居をくぐらずに滝から進むこともできましたが、鳥居をくぐるために一度引き返します。

6/3 12:17

鏡岩　猿に命を助けてもらう代わりに自分の娘を猿の嫁に出した猟師さんの話が描いてあります。

6/3 12:27

夫婦蛙岩

6/3 12:33

ヤマツツジ

6/3 12:40

仁王門　ここまで来ればもうすぐ

6/3 13:01

今晩の宿泊地庚申山荘　お昼をとってお山巡りコースへ行きます。

6/3 13:20

クリンソウのお花畑が山荘の周りにあります。

6/3 14:23

シロヤシオ

6/3 14:33

お山巡りコースはハイキングするには結構キツイコースです。

6/3 14:40

ツルキンバイ

6/3 14:40

コウシンコザクラはところどころにいっぱい咲いていました

6/3 14:45

見つけました！特別天然記念物コウシンソウ

6/3 14:41

岩壁に張り付くように咲いていました。咲いていたのはここだけだと思います。

6/3 14:52

その先は険しいです。道がなくて落ちそうになったので引き返したら通行止の看板がありました。

6/3 14:47

行場跡でしょうか

6/3 14:54

見晴らしのいい谷

6/3 14:56

ちょっと怖い吊橋

6/3 14:56

カラマツソウ

6/3 14:57

これはなんだろ

6/3 14:58

これもなんだろ

6/3 15:15

展望のいいナイフリッジ

6/3 15:15

これもわからない

6/3 15:15

多肉植物が生えているなんて珍しい

6/3 15:23

鬼のみみこすり狭岩壁に挟まれています

6/3 15:31

メガネ岩

6/3 15:45

大胎内くぐり

6/3 15:45

庚申の岩戸　修行僧がいたであろう洞窟がいっぱいあります

6/3 15:48

ハンショウツル

6/3 15:54

奇岩

6/3 15:55

巨岩の数々

6/3 16:09

流石は

6/3 16:16

修行の山

6/4 3:53

庚申山荘に朝が来ます。泊まって朝です

6/4 4:44

巨岩の中を歩いて庚申山に向かいます

6/4 5:19

庚申山着きました

6/4 5:20

シャクナゲのお出迎え

6/4 5:24

庚申山の先の展望地　皇海山おはようございます！

6/4 5:25

白根山も見えます

6/4 5:50

ここで朝食を食べました。これから登る鋸山と皇海山

6/4 6:02

白っぽいシャクナゲ

6/4 6:12

御岳山

6/4 6:36

駒掛山

6/4 6:53

渓雲岳

6/4 7:24

薬師岳　展望はないけど気持ちいい稜線歩きです

6/4 7:36

シャクナゲの蕾と

6/4 7:36

白山に来ました。ここらへんから雄大な景色と楽しい鎖場の連続です

6/4 7:52

鎖です。これを下りたら向こうの岩壁を登ります

6/4 7:57

間違えてダイナミックモードで撮ったらちょっと怖さ伝わるかな？

6/4 8:08

ヒメイワカガミ

6/4 8:11

ヒメイワカガミ

6/4 8:13

ガンガン鎖を下りたり登ったり

6/4 8:25

それにしても景色がいい。女峰山と男体山かな？

6/4 8:30

剣の山

6/4 8:33

また下ります

6/4 8:36

崖の中腹に咲いていたのは

6/4 8:35

何でしょう？ここでしか見られなかったし調べても分からない。

6/4 8:41

シャクナゲと皇海山

6/4 8:46

鋸山着きました。さあ目指すはあの頂

6/4 8:50

去年登った武尊山

6/4 8:49

その向こうは巻機山かな？

6/4 8:55

鋸山を一気に下ります

6/4 8:56

なんで青いの？

6/4 9:24

不動沢のコル　皇海橋から来た登山客がいっぱいです。

6/4 9:46

なめこ？

6/4 9:50

カッコイイ朽木

6/4 9:58

2箇所ほどロープ場があります

6/4 10:01

ロッククライミングできそうな壁が山頂直下に

6/4 10:09

青銅の剣が見えてきました

6/4 10:11

皇海山到着！いっぱい人がいるけど眺望はほとんどなし！

6/4 10:28

鋸山って凄い形してますね。

6/4 10:59

またあそこに登り返すのか・・・

6/4 11:24

皇海山を後にします

6/4 11:24

鋸山に再び到着

6/4 11:25

男体山たちにもおわかれ。雲が出てきました。

6/4 11:27

六林班峠に向かって下ります。こちらにも素晴らしい展望の場所があり、昼食を取りました。

6/4 12:04

埋まりそうな笹ヤブ。倒木も多く、赤テープがなければ迷います。

6/4 12:30

六林班峠到着

6/4 12:34

赤テープの道標が頼りです

6/4 12:56

道が崩れています

6/4 13:25

こちらも

6/4 14:09

こちらはロープもありません

6/4 14:25

キツツキがサンドバッグにしたと思われる木

6/4 14:32

虫も詳しくないのですがなんだか珍しそうなコガネムシ？

6/4 14:35

うお！ナウシカにでてきたオウム！？かと思ったらサルノコシカケのようです

6/4 14:39

きれいなヤマツツジ

6/4 14:43

岩を抱いているのはブナ？

6/4 14:45

庚申山荘到着、かなり体力なくなってます。

6/4 16:03

来る時は渓谷に見とれていて全然気づかなかった天狗の投石

6/4 16:51

銀山平にはこのぐらい広い駐車場がありました。

6/4 18:24

自宅への最終ギリギリの時間に到着。危なかった

撮影機器：

TG-835 OLYMPUS IMAGING CORP.

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 着替え 靴 予備靴ひも ザック ザックカバー サブザック 昼ご飯 行動食 非常食 調理用食材 飲料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル 調理器具 地図（地形図） コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ナイフ カメラ シェラフ ヘルメット 簡易ハーネス

感想

izumipinkodati

去年登ろうと思って結局登らなかった皇海山へ。
レンタカーを借りられなかったので、
わたらせ鐡道の原向駅からから歩いてクラシックルートを行くことにしました。
とてもしんどかったけど、天気に恵まれ最高の気分です。
皇海山は登る山ではなくて見る山だとは聞きますが、その通りです。
庚申山から鋸山に向かう山々から見る皇海山は本当に素晴らしい。
皇海橋から来るのは運転大変そうだし一度はこちらのルート挑戦した方がいいと思います。
それにしてもつらかったのは銀山平−原向の歩きです。
ここはやっぱり車でくるべきでした。
食料も尽きてしまい、何か食べ物が欲しかったのですが、
原向にはもちろん相生にも食べられるところがなく、
這々の体で東京に戻りました。

百名山　17/100
きつかった度
☆☆☆☆☆
また登りたい度
☆
（皇海山は登る山ではなく見る山です。鋸山にはまた登りたい。）

コメント

hareharawai

原向から皇海山までのlong trailお疲れ様でした。
　manifonteさん、おはようございます。
　No.76の白い花は「ハクサンイチゲ」で群馬県では平標山をはじめ谷川連峰の稜線でよく見かける花です。それにしても原向駅から歩きでかじか荘に達し庚申山荘に宿泊して、庚申山〜鋸山〜皇海山と歩き、六林班峠経由で再び原向駅まで歩くというSuper long trail素晴らしいです！
　自分はコウシンソウが好きで何となくレコを見ていたら、manifonteさんの記録が目にとまりました。お疲れ様でした。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　hareharawaiより

izumipinkodati

Re: 原向から皇海山までのlong trailお疲れ様でした。
教えていただきありがとうございます！ハクサンイチゲというのですね。
すごく気になっていました。
これだけ長く歩いたのは初めてでしたが、下りが緩やかだったので、筋肉痛に悩まされなかったのが救いです。