那須塩原 富士山(新湯富士)〜七ッ岩吊橋から塩原自然研究路
- GPS
- 08:11
- 距離
- 20.5km
- 登り
- 979m
- 下り
- 957m
コースタイム
- 山行
- 6:19
- 休憩
- 1:31
- 合計
- 7:50
・昭文社 山と高原地図 「12 那須・塩原」(2012年版)
・山と渓谷社 新・分県登山ガイド[改訂版]8 栃木県の山 「7 富士山(塩原自然研究路)」
・塩原温泉ビジターセンター ハイキングコースマップ
天候 | |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
南町田→中央林間 東急田園都市線 124 中央林間→町田→新宿 小田急 411 特急はこね 410 新宿→宇都宮→那須塩原 JR湘南新宿ライン・東北本線 2,592+780 那須塩原駅→塩原温泉バスターミナル JRバス関東 1,170 塩原温泉街 橋本屋旅館 <1日目> 起点:七ッ岩吊橋 終点:塩原温泉バスターミナル 塩原温泉バスターミナル→西那須野駅 JRバス関東 920 西那須野→宇都宮→新宿 JR東北本線・湘南新宿ライン 2,592+780 新宿→町田 小田急 370 特急ホームウェイ 410 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・とてもよく整備された道。コース全般道標は充実していて、難しいところはなかった。 ・2ヶ所、意図が不明なロープが張ってある所があった。通行止めとは書いているのだが、どこが通行止めなのか分からない。当日の朝に通行止め等の情報が出ていないかビジターセンターに寄ったが、情報は出ていなかった。 ・ひとつは小太郎ヶ淵と須巻富士と大沼への道の三差路。須巻富士方向の道に黄テープが張ってある。 ・もうひとつは大沼の南端の4差路。交差点の中心を囲むようにロープが張ってあり「通行止め」という貼り紙はあるものの、どこが通行止めなのかは書かれてなく、意図が分からない。 |
その他周辺情報 | ○温泉 ・那須塩原 塩釜温泉 橋本屋旅館 (宿泊) ・那須塩原 門前温泉 光雲荘 600 どちらも熱めで、とてもよく温まるお湯。 |
写真
感想
今週は、富士山。
といっても那須塩原の富士山、新湯富士。
土曜日は午前中だけ所用があるので日曜日に、と思っていたけど・・・
時間的には日帰りも可能ではあるのだが、せっかくの温泉地を素通りしてしまうのはもったいない。
なので、土曜日に用事を済ませてすぐに出発し、塩原温泉に前泊することにした。
昼前頃に出発し、電車とバスを乗り継いで塩原温泉に着いたのは16時過ぎ。
バスターミナルから、寄り道しながら温泉街をぶらぶら歩いて宿まで。
塩原温泉は川を中心に、周辺に多くの旅館が立ち並び、滝などを巡る遊歩道もたくさんある。
今回は時間が遅いのでほとんど見られなかったが、いずれ時間をかけていろいろと歩きたいところ。
宿は安めの小さな宿。
でも、部屋の前に箒川が流れる絶好のロケーション。
ちょうど団体客が延期になったとかで、この日は自分達を入れても二組だけだとか。
貸し切りの温泉においしい料理。
大きな旅館も便利でいいけれど、こういう小さな旅館はとても居心地がいい。
さて、今回歩くのは、塩原自然研究路。
七ッ岩吊橋から始まって、仙人岩吊橋から小太郎淵、と序盤は渓谷を楽しむ道。
小太郎ヶ淵から一気に登りになって、須巻富士への分岐を過ぎてしばらく登ると、傾斜が緩んで歩きやすい道が続く。
途中に展望はないが、杉・檜の人工林とか自然林とかを道々の花を探しつつ。
自然研究路だけあって時折設置してある解説版を読みながら歩くと飽きずに済む。
一番の見どころは、やはり大沼。
ここから見える新湯富士は端正な姿。
大沼は思っていたより水は少なく、目当てのひとつだったモリアオガエルの卵塊は見つけられなかった・・・
新湯富士へは岩だらけのキツい急坂。
山頂にも展望はまったくないが、岩々を埋め尽くすシダとまばらに生える木々。
意外に巨木も多く、鬱蒼とした森を想像していたけど違っていて、なかなか心地いい森だった。
コース中唯一の展望箇所は、新湯温泉の直上。
突然に開けて白砂地帯に噴煙が上がっている。
新湯温泉は、この噴煙のすぐ下にある温泉地。いずれ入ってみたい。
あと意外に良かったのはヨシ沼。
名前の通りヨシが茂っているだけだろうから、周回せずに通り過ぎるだけのつもりだったが・・・
真ん中あたりにレンゲツツジを見つけて行ってみると、さらに奥にはワタスゲがたくさん。
結局、奥まで行って半周した。
大沼に戻ってひと休みしたら、あとは来た道を戻る。
大きな不動明王の立つ須巻富士に寄って、温泉街に下る。
光雲荘の温泉で汗を流して、バスターミナルへ。
歩いた時間は6時間強くらい。
距離は20kmくらいになるので、意外と長丁場。
でも、ほとんどが歩きやすい道だし見どころも多いので、それほどキツい感じはなかった。
もともと展望は少ないコースなので、曇りの日でも楽しめそう。
塩原温泉にはまだ他にもたくさんの遊歩道がある。
またいずれ、今度は高原山とか新湯温泉などを組み合わせて訪れたいところ。
〜〜〜
今回、塩原温泉には夕方の到着で短い時間の滞在だったが、楽しい出会いがあった。
・橋本屋旅館の方々
まずは、早い時間の朝食とか、お願いして昼のおにぎりも用意してもらったり、いろいろとありがとうございました。
食事を運んで来るときなど、いろいろと面白い話を聞かせてくれたり、
出がけには「交通安全」の袋を頂いて、中には飴玉3つ。
こういう心遣いはうれしいですね。
・橋本屋旅館の向かいにある売店のお母さん
夕方、ちょっと買い出しに向かいにある小さな店に寄ったときの話。
この辺りにお泊りですか?と声をかけられて、明日富士山まで歩く、という話をすると、次から次へといろんな話が・・・
ウツギの話とかシロヤシオの話とか、山の上の方にある山椒は味が違っていてとてもおいしいなどなど・・・
ちょっと買い物のはずが、10分以上は立ち話をして(聞いて?)いたのではなかろうか・・・
・塩原温泉バスターミナルの案内所のボランティアの方
塩原温泉バスターミナルは待合室に隣接して案内所があり、帰りのバス待ちで寄った時に、ボランティアの方に声を掛けて頂いた。
この案内所は、ボランティアの方々と周辺の宿の人が持ち回りで常駐しているそうで、
そのボランティアの方は月に数回、なんと埼玉の鶴ヶ島から通っているのだとか。
報酬はゼロだけど・・・好きでやってるんだしね、と。
頭が下がります。
その方から沼っ原湿原の話をいろいろと聞いた。
とてもいいところらしいのでいずれ行ってみよう。
そうそうこの方、自称「晴れ男」だそうで、曇り予報だったのに晴れたのはこの方のおかげだったようだ。
〜〜〜
○すべての写真(Googleフォト)
https://goo.gl/photos/KKWFdirYehxnr9pT6
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