職場ハイク第2弾‼ 谷川岳国境越え
- GPS
- --:--
- 距離
- 14.2km
- 登り
- 1,510m
- 下り
- 1,586m
コースタイム
天候 | 快晴のち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
特になし ガイドブック通り |
その他周辺情報 | 混んではいたが湯テルメに行きました。570円 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
行動食
飲料
地図(地形図)
コンパス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
|
---|---|
共同装備 |
補助ロープ8×20m
鍋
コンロヘッド
ボンベ小
|
感想
同行2名の夏富士トレーニングとして2回目の山行、K氏は前回山行で大日岩ショックを起こし、かなり自信を喪失してしまった。西黒尾根を次回山行として計画すると、すかさずネットでデータ収集。『日本3大急登+鎖場の写真』を確認したところで戦意喪失、天神尾根にしてくれと懇願されたが、『あなたの最終目標はどこ?』(冬の赤岳らしい)と檄を飛ばすと、仕事場でこの1週間は山の話さえせず、かなり不安な様子であった。
一方N氏は、ネットで見たオジカ〜マナイタグラの写真を生で見てみたいと、かなり期待を寄せており、全く正反対のリアクションだ。また、二人とも『ダバダ』というブランドのストック(3000円台)を購入し、どんなものか試したいと言っている。K氏は山をはじめてから5か月程度だが、盗難・置き去りなどからすでに3セット目となっている。『BD』との違いはわかるのだろうか?いろんな意味で今山行どうなるのかが楽しみだ…
仕事が終わってから迎えに来てもらい、21時に相模原を出発。明日は早くからの行動開始になるので前日入り。湯檜曽公園の駐車場でN氏の誕生会がてらプチ宴会で盛り上がる。K氏の不安はいまだ払しょくできていない。
4時起床、土合橋Pへ車を移動する。天気は上々、午後から曇るらしいが青い空が素晴らしい。週末の谷川岳だけあって人が多いが、一ノ倉方面へ岩登りに向かう人が多い。登山補導所で水を汲み、西黒尾根に入る。ブナの林は気分よく、なぜここが3大急登なのか理解できない。K氏の表情は硬く、後で聞けば『今日俺はここで死ぬんだ』と思っていたらしい。とはいうものの無難にこなし、N氏にあっては『いい眺めですねぇ』を連発していた。
ラクダのコブから先では、やや表情が緩み、写真を撮るときには片足まで上げてポーズをとっているではないか。ここからは笑い話であるが、そうではありつつも、K氏は疲れて立ち止まることがあり、後ろから檄を飛ばして足を進めさせる。ここでK氏は考えたもので、『携帯で写真を撮るから待ってくれ』との口実を作っては立ち止まる。さらにバッテリー残量がないからそのたびメインを立ち上げ、立ち止まる時間を多くとるという姑息な手段にではじめた。しかも立ち上がりが遅い。彼の携帯は『牛歩携帯』と呼ばれるようになる。
肩の雪田ではどこかの波止場でギターを担いでとるようなポーズまで見せ、トマノ耳で『西黒尾根制覇!』と喜んでいた(笑)。これで彼の自信になったのであれば良しとしよう。ノゾキではN氏・K氏は正反対のリアクション。N氏はひたすら楽しそうである。この稜線上でN氏が足をねん挫してしまう。一ノ倉岳で休憩モードになるが、茂倉の方が気分が良かったような記憶がよみがえり、茂倉岳まで進む。茂倉からの眺めはいわゆる越後の山の雰囲気に変わる。昔、この手前の草原で寝転んで読書をしている人を見て、小屋に泊まって持て余した時間をこうしてみたいと思ったものだ。十年ぶりくらいの茂倉岳だ
茂倉尾根の下りで、N氏はねん挫をかばったことから両ひざに効いてしまい、駐車場近くでは生まれたての子羊のように、足が小刻みに震えてしまっていた。ストックがあったから下ってこれたと言っていたが、K氏は違いが判らなかったようで、『違いのわからない男…ダバダ〜ダ〜バ〜ダバダ〜ダバダ〜』と、某コーヒー会社の宣伝をもじった歌を作られてしまった。
15時台の電車を逃すと18時まで待つことになってしまう。皆が緊張感を持ってラストスパート。電車到着の10分前くらいに土樽到着となった。電車は白地に緑ラインではなく、新しい形に変わってしまっていた。古いものはどんどん淘汰されていくんだなぁ…
風呂は湯テルメ、小永井製菓の生どらを購入して帰途に就いた。次回山行は蝶・常念のテント1泊予定、これをもってすれば富士山なんてちょろいもんだろう。二人ともお疲れさまでした。楽しい山行をありがとうございました。また伝説を作ってください。
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