辺室山・大山三峰【クサリと眺望とラーメンと温泉と・・そしてアクセス、混雑具合も全て良し】(土山峠BS→広沢寺温泉入口BS)
- GPS
- 08:03
- 距離
- 11.8km
- 登り
- 897m
- 下り
- 1,100m
コースタイム
天候 | ピーカン |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
7:30新宿駅発 8:11本厚木駅着 小田急線ロマンスカーはこね3号 乗車券480円、特別料金550円 8:40本厚木駅発 9:26土山峠BS着 運賃540円(宮ヶ瀬行きバスは混んでいたので1台増便となったが、2台ともぎゅうぎゅうというほどは混みあっていなかった。尚、この区間本来は40分で到着する所がやや遅れた) ・帰り 17:46広沢寺温泉入口BS発 18:18本厚木駅着 運賃350円(17:41発のバス便到着が遅れ、道もやや混んでいた為、本来はこの区間は24分で到着する所が到着時刻も遅れた) 18:25本厚木駅発 19:10新宿駅着 小田急線ロマンスカーはこね36号乗車券480円、特別料金550円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
●ルート:帰りに温泉に寄る為、土山峠BSからスタートとしたが、温泉に寄らない場合も土山峠BS→広沢寺温泉入口BSの方向で歩くのがお勧め(理由:バス便、コース的に不動尻から登るのはきついと思う、広沢寺温泉入口BSから登山口までの舗装路歩きが長い)。 ●危険個所:北峰から南峰(通常は南峰を大山三峰山として呼ぶらしい)区間はハシゴや鎖多し、そこまで危険とは思えないが過去数回滑落事故が発生しているようなので油断禁物。個人的に最も危険と思えたのは南峰から下山時の鎖、特に沢沿いの鎖は一部足元が濡れていて滑りやすい。また、(今回もそうだったが)落ち葉が多い時期はコース全般的に落ち葉で足元をすくわれやすいので注意。今より寒くなり霜が下りると更に滑りやすいルートになると思われる。 ●分かりづらい場所:物見峠ー煤ヶ谷からの道との合流地点の区間。物見峠から急階段を上りきったピーク(恐らく748mピーク)では向かって左方向の明るめの道、作業道(脚立もあった)に進んでしまいそうになったが、向かって斜め右側の植林帯の暗ったい道を進むのが正解(左側の作業道を進むと煤ヶ谷方面に下山してしまうようだ)。 ●混雑度:全般的に空いていたが、不人気な山ではなくちらほら人はいた。登山口の土山峠BS→辺室山山頂までの区間は同じ方向を歩く多人数パーティ複数に会ったり、北峰付近-南峰(大山三峰)山頂まではすれ違う人、複数に会った(逆に言うとそれ以外の区間は本当に数えるほどしか人に会わなかった)。しかし混雑で困ることは何も無く、いい感じの混雑状況だったと思う。 ●展望/景観:冬枯れの為、複数個所からの展望を望めたが、北峰に近い場所の崩落地からと、三峰山山頂(南峰)からが良かった。下り、不動尻までの沢沿いも雰囲気のある道だった。 ●トイレ:不動尻キャンプ場跡地に簡易トイレあり(寄らず)。が、結構汗をかく山行だったため、我らは本厚木駅でトイレ使用して以降、ゴール近いラーメン屋までトイレに1度も寄らずに済んだ。(本厚木駅では絶対にトイレに寄るのがお勧め!) ●水・食べ物の調達:本厚木駅前、宮ケ瀬行きバス停前にコンビニ(ローソン)あり。 ●日帰り温泉:広沢寺温泉の玉翠楼が有名らしいが、気付かずに通り過ぎてしまった為、たまたま見かけた七沢温泉七沢荘に入った。ここは1000円(+貴重品用ロッカー100円)の料金だったが、露天風呂と休憩場所が広くて素晴らしい。 ●その他:登山ポストは土山峠の登山口と、七沢の舗装路沿い(鱒料理屋の少し先)にあった。 |
写真
感想
鎖の練習に行ってみようか、と気負って行った大山三峰、全般的に面白いルートだった。終日暖かく霜も下りておらず、とても気持ちの良い陽だまりハイクを楽しめた。季節柄、ヒルにも遭わずに済み、特に土山峠から辺室山までは標識完備、安全で(落ち葉が滑りやすい点のみ注意!)展望も楽しめるお気楽ハイクだった。
肝心の鎖は北峰ー南峰区間が有名だが、個人的には南峰からの下山ルートの鎖場の方が危険だと思う。特に沢沿いは滑りやすいし、下山の終わりの方で気持ちも緩んでいるので、自分がこのルートで事故に遭うとしたら下山ルート区間だろう。
温泉は当初の計画では広沢寺温泉の玉翠楼に寄ろうと計画していたが、玉翠楼に寄りそびれ七沢荘(七沢温泉)に行ってみた。七沢荘は事前調査していなかったが、綺麗で、露天風呂と休憩場所が広くて、それほど混雑していなくて、最高!湯質も良かった。宿泊者も結構いるようで、いつか機会があったら宿泊してみたい。
そして七沢荘に入る前に偶然立ち寄ったラーメン屋「ZUND BAR」、バーみたいな雰囲気だったが結構有名なラーメン屋だったようだ。醤油の淡麗ラーメンを頼んだが、汁はくどくないが深い味で、炙りチャーシューと細めんが良くマッチしていた。(身体があったかい汁モノを欲していたので余計に美味しく感じた?いえいえ、かなりおいしいラーメン屋だと思います)
このコース、本厚木からバスで行けるほどアクセスがいいし、帰りのバス便が多いのも嬉しい。東丹沢はヒルがいなければもっと来たい場所だ。ヒルさえいなければ新緑も紅葉も良さそうだし、いいんだけどなあ〜。
追記
●鎖の練習場所として
本当にあれで鎖の練習になるのか疑問。北峰と南峰区間や、南峰からの下山時の鎖の殆どが岩尾根上にあり、垂直な鎖は終わりの方に1つあったのみ。しかしこの垂直な鎖はつるつる滑る垂直な岩肌上にある鎖なので、恐らく練習には向かないだろう。
特にすれ違う人が複数いた、北峰-南峰区間は他の人の邪魔になりそうなので練習なんて無理。あんな狭い道でのんびり練習なんてしていたら、他のハイカーからは大ヒンシュクを買ってしまうだろう。
垂直な鎖場の練習場所としては、私見だが先日行った埼玉県の城峰山(の城峰神社付近)の方が向いていると思った。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-82416.html
●山神ずい道は有名心霊スポット
ずい道を抜けきったところで、心霊スポット探検家らしき男性3名に出会い、その先のゲートでも、駐車している車やバイクを複数見かけた(しかし車はハイカーのものかも)。心霊スポット探検家は山ファッションではなかったが、熊出没区域なので熊鈴持たなくて大丈夫なのかがはた目から見て心配になった。
●北峰ー南峰区間で聞こえた叫び声
我々が通り過ぎた区間の方向、かなり遠くから、「おーい」という男性の叫び声が複数回聞こえた。誰か仲間を呼んでいるっぽかったのだが、滑落事故などでないと良いのだが・・・。
●大山へのルート(北尾根じゃないですね、間違いでした)
今回の下山ルート上の不動尻まで1.4劼両貊蝓板ベンチが1つあった場所から大山(唐沢峠方向)に抜けられるらしいが、迷いやすいようなので今回は見送り。大山への縦走はもっと熟練しないと怖いなあ〜。大山三峰付近での道迷いは大変危険みたいだし。。この辺り、標高は高くないが作業道が入り混じり急峻で土ももろく滑りやすい為、丹沢を数十年歩いているような猛者でも危険らしい(正規登山道はんなことないだろうけど)。山の難易度は標高だけではわからないものだと改めて実感。
コメント
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こんにちは!
ラーメンネタで恐縮です。
ラーメン屋さんはZUNDBARですよね。
中途半端な時間だと空いてて良いのですが、
昼時は列が出来ますね。
もし機会ありましたら、厚木でしたら、
本厚木駅の近くに本丸亭ってラーメン屋あります。
わたしの中では本丸亭だけは並んでも食べたいラーメン屋です。
是非どうぞ。
鎖場でわたしのお勧めは、妙高山です。
来年の夏に是非どうぞ!
最近、鎖の無く危なそうなところを通りましたが、
やはり鎖は素晴らしいです。
精神的にも安全に通ることができますからね。
Ulmatsuさん お久しぶりです。
情報ありがとうございます。
ラーメンですか、ZUNDBARはたまたま通りかかったので入ってみたのですが、結構おいしかったですね。でかいリュックで入店したところ、こちらは2人なのに4人席を案内されたり、対応も良いラーメン屋だと思います。
本厚木の本丸亭ですか、厚木市自体、ハイキング以外で滅多に来ることのない場所なのですが、また来る機会があったら是非とも行かせて頂きますね。
妙高山の方は・・鎖の練習で行くには勿体無さ過ぎに思えるので、まあ行く前に他の近郊の山で練習積んでからでしょうか。
ともかく連日残業で疲労気味なので、鎖の練習(垂直な鎖)を気負えずにやれる山が、自宅からアクセスの良い高尾や東丹沢や奥武蔵辺りであればいいのですが・・・。
kumiyanさん おはようございます。
煤ヶ谷から登ってきた休憩中の家族連れです
叫び声聞こえました。
私達とすれ違った直後だったので、
落し物でもしたかと思いました・・・
何だったんでしょうか??
slimeさん おはようございます。
そうでしたか。やや危険なコースのためファミリーで行く山と考えていなかったので、あそこでお子様連れのSlimeさんを見かけて内心びっくりしていました
叫び声ですが、Slimeさんにお会いする前に私らが追い越しさせてもらったパーティーの中には、結構疲労気味っぽいお歳を召した方もいらっしゃいましたので、そういう方のどなたかが足を滑らして同じパーティーの方が叫んでいるのかな?大丈夫かな?と気にかかりました。。。
そうですね、落し物程度のことかもしれませんね。
・・・叫び声はともかく、ヤマレコで「お会いしました」と言われるの初めてです、すごく嬉しいものですね!
今度別の山でお会いした時には是非お声をかけて下さいね〜。
私らは大抵は夫婦二人で、相方が先、私が後ろの順に歩いています〜そして私が写真担当兼リーダーです〜。
それでは、今日も一日頑張りましょうね
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