武尊山と田代湿原
- GPS
- 05:35
- 距離
- 16.4km
- 登り
- 824m
- 下り
- 806m
コースタイム
- 山行
- 5:03
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 5:33
天候 | 晴れ、ほぼ無風で蒸し暑い |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・カーナビ等で案内させると水上ICからのルートとなると思うが、沼田ICから坤六峠を経てきても多分大差ない。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・傾斜緩く、歩き易く、道標等完備されていて、危険箇所はない。標高2000メートル付近の岩場には鎖とロープがかけてあり、連続しているが、慎重に通過すれば問題ない。水場の水は出ていなかった。 ・登山者は少なく数名とすれ違ったのみ。田代湿原付近では全く誰も見掛けず。全行程で虫が多い。 |
写真
感想
奥利根水源の森のメインの駐車場には4時頃に到着。キャンプサイトがありクルマやバイクが多く停まっていた。ここでトイレを済ませ歩く準備をしようと思い地図を見ていると、林道の奥にも駐車場があるとの表示。試しに行ってみようと思い立ち再度クルマを走らせる。管理道路となっていて、砂利道だが整備はされているので走行に支障はなく、4WD等でなくても問題ないと思われた。10分ほど走ると目指す駐車場が視界に入ったのでここで駐車。同業者は全くいない。朝食と準備を済ませて4:40に出発。準備中もひとけは全くなかった。到着時の気温は9℃と一桁だったので寒さすら覚えたが、歩けば暑くなると思い長袖シャツ1枚の薄着で行動開始したが、地図を見ても分かるように傾斜が緩いので余程歩かないと体はなかなか温まらなかった。そうこうしているうちに田代湿原に到着。早朝の湿原の雰囲気だけ感じ、休憩はせずにそのまま先を急ぐ。この先も傾斜は緩やかにしか上がらず、距離は稼ぐものの、標高は全然上がらない。1時間強歩いて武尊牧場からの登山道に合流。ここまで休憩なしで歩いてきた。ここから先は雪のあるシーズンに何度か歩いているが、無雪期は初めて。記憶では大きく標高を上げるところはなかったはずだが果たしてそうであった。標高2000メートル付近まで歩くと岩場が現れるが、ロープと鎖があるので楽勝で登ることができた。これをこなすと稜線歩きとなり、鼻歌交じりでも歩けるくらいの快適なトレイルとなった。既に標高は2100メートル程度まで上がっているので山頂までは数10メートル上がれば良いが、距離は短くはない。でも天気も足場も良いのでペースを緩めることなく無事武尊山の山頂に7時過ぎに到着。先客が1名いた。そういえば今日はここまで全く人の姿を見なかった。貴重な梅雨の晴れ間の百名山だというのに、である。武尊山は3月にも川場スキー場から歩いてきたが、その時は少ないとは言え積雪があったので、今日の雰囲気とはやはり大分違う。ここまで歩いて来るまでに一箇所残雪があったが、山頂から見渡す限り雪は付いているところは見えず、雰囲気は完全に夏山である。山頂にて休憩しつつあちこち眺めるが、今日は晴れているものの霞がかかっていて遠望が効かない。尾瀬の山や新潟の山々がなんとか見える程度。アルプスなどはあまりよく見えなかった。しばし休憩の後に元来た道を戻り始める。登りの際少し気を遣った岩場は、やはり下りのほうが少し面倒だったが、それでも距離が短いので特に問題となることもなかった。その後は樹林帯に入り、樹林帯に入ると視界がなくなり、風もなくなり大変蒸し暑く感じるようになった。そして、例によって虫が大量に発生していた。梅雨の時期だしアルプスのような高山帯でもないので虫は不可避だが、これだけ出てくるとやはり不快である。田代湿原へのルートお見送り、帰りは一本下のルートを歩くことにする。ここまで花はほとんど見られずこの山はこの時期でもそういうものかと思っていたが、分岐からわずかの所でギンリョウソウを見ることができた。この山にもあったのかと思うと意外。その後田代湿原までに何度か見掛けた。湿原まで戻るルートは朝歩いた道よりも少しアップダウンがあったが、それでも登山道として見れば容易なほうだった。分岐から1時間ほどで田代湿原に到着。湿原は乾いていてそれっぽい雰囲気は見られなかった。花はツツジのような赤い花とワタスゲがあったくらいで、これからが季節なのかもしれない。湿原のそばにはベンチがあって休憩適地だった。ここで最後の休憩をして駐車場へ向け歩き始める。そして、結局特に盛り上がりもないままに駐車場に戻る。5.5時間行動して行き会った登山者は数名という少なさだった。週末だし百名山なので混雑も想定していたが、選んだルートが良かったのか、早朝行動して降りてきたのが良かったのか、とにかく人の気配が疎らな山行だった。
前回の尾瀬や今回の武尊山は、距離はそこそこ長いものの標高はあまり上がらないので呼吸は楽なのだが、そろそろ高山帯にも慣れておきたい頃。次回は自分にとってこの時期恒例の甲斐駒ヶ岳黒戸尾根日帰り往復でも狙うか。
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