記録ID: 897017
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沢登り
北陸
荒島岳
2016年06月11日(土) [日帰り]
体力度
6
1~2泊以上が適当
- GPS
- 09:58
- 距離
- 17.5km
- 登り
- 2,320m
- 下り
- 2,423m
コースタイム
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
ファイル |
クズハキ谷遡行図
(更新時刻:2016/06/13 15:28) |
写真
撮影機器:
感想
北陸の名峰・荒島岳へは「関西周辺の谷」掲載の、クズハキ谷を登路とす。三角錐の西面を抉るよう鑿削る地獄谷は、雪国特有の圧迫有り、この手の遡行で気弱に高巻きを選択すると却って窮地に追われることを経験上知っている為、極力中を行くことに努める。応接に暇なく現れる滝は小さいながらに逐一侮れず、また源頭部に連なる傾斜強い壁状ルンゼは特に気を抜けない。過去に事故が散発したことと想像し、元薀哀譟璽匹某爾納得す。ヒメマチ稜に飛び出すや、下調べ不足の我々は山頂までの一時間を笹にシゴカれる。小奇麗なウェアに包まれた登山者群れる山頂へ不意に飛び出した。
下山は気を抜き過ぎて「垂直分布帯の寸づまり現象」を確認するのを忘れたが、爽やかなブナ林に一時心洗われた。その「百名山の自然学【西日本編】」で一ページもの紙幅を割いて指摘されている登山道のオーバーユース由来の荒廃については利用した手前強くは言えないけれど、ブランドへの依存体質の成せる業といえよう。何事も程というのが肝心なようで。
単独行では些か悲しくなってしまいそうな程の局面有り、今回はその手の登攀ドンと来いのがおろ氏の同行を得て充実の時間を過ごすことが適った。
翌々日午前、東北・北陸地方入梅の報を聞くにつけ、良い流れで山行をものすること叶い、荒島岳への愛着を深めた。
【gaoro氏の記録】
https://sspaces.exblog.jp/24453319/
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