坊村〜白滝山〜汁谷〜打見山〜蓬莱山

- GPS
- 06:54
- 距離
- 18.6km
- 登り
- 1,478m
- 下り
- 1,690m
コースタイム
- 山行
- 5:48
- 休憩
- 1:06
- 合計
- 6:54
| 天候 | 快晴。9時前-1℃@坊村 (標高300m) |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2025年12月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
十三-京都河原町 6:18-7:01 阪急京都線準特急 410円 祇園四条-出町柳 7:13-7:20 京阪本線普通 240円 出町柳駅前-坊村 7:45-8:41 京都バス10系統・朽木学校前行き 1150円 帰り) 蓬莱-京都 16:00-16:31 JR湖西線 京都-向日町 16:38-16:45 JR京都線快速 680円 山科で快速に乗り換えるのが早かったが寝過ごし。安く上げるために向日町駅から東向日駅まで歩いて阪急に乗り換え。 |
| コース状況/ 危険箇所等 |
□全体的にルートが判りにくかったが雪のせいでだいぶ難しくなっていたと思う。 ■伊藤新道はわさび大滝までは沢道。ルートがやや判りにくいが沢を遡行してもよさそう。わさび大滝上部は細いトラバースあり。上流の沢を3回横切るところが特にスリリング。広尾根に乗ったらひたすらつづら折れ。道標がいくつかとピンクテープ、ペイントが多数。 ■白滝山から長池はどこでも歩けそうで迷いそう。ピンクテープ、ペイントはやや少なめ。トレースがあって助かった。 ■汁谷までは山あり谷あり。沢に降りた後登り返す取りつきが判りにくい。 ■ゲレンデは柔らかいクラスト。アイゼンがよく効いて楽しい。 ■小女郎峠から薬師ノ滝までは岩ゴロゴロの激下り。最後まで慎重に。 □蓬莱駅と駅前交叉点に登山ポスト。坊村にもあったはず。 |
| その他周辺情報 | 蓬莱駅の周りには何もありません。自販機とトイレだけ。 逆コースなら坊村に比良山荘。バス停の南隣に蕎麦屋もあるみたいですが気づきませんでした。バス利用だと縁がない。 |
写真
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
インナー手袋
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
軽アイゼン
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
携帯
時計
タオル
|
|---|
感想
比良山地の白滝山に行ってきました。ここは分県登山ガイドの山なのですが、沢道にヤマビルが出るらしいので気温が下がるまで待っていました。あと出町柳駅から出る朽木学校行きの京都バスは土日祝のみ1日1往復のしかも冬期運休で、今年は12/14 (日) が最後なのですが、今まで春秋ハイシーズンの満員状態にしか乗ったことがなくて、それ以外の時期はどんな感じだろうと気になっていました。
出町柳駅のバス停に20分前に並んだところ私の前には3人。結局ここから乗ったのは全部で10人ほどでした。こんなに空いてるならもう1本後の電車で来てもよかったな。前に並んでいたご婦人が話好きで比良山地にはよく通っているらしい方でいろいろお話が聞けました。堅田駅から乗合タクシー「光ルくん号」というのが出ているので冬はそれで坊村に行けるとか、イン谷の辺りで今年クマが出たとか、最近武奈ヶ岳に行った人の話では積雪は30cmだったとか。
乗合タクシーがあることは知っていたのですが思ったより使い勝手がよさそうだったので今度乗って雪の武奈ヶ岳に挑戦してみようかな。今年は西日本もクマの目撃情報は増えているものの (全国的に話題になったので通報が増えたとか見間違いとかもあるでしょう)、人的被害は例年と変わらないという認識ですが、山じゃなく人里に出るのは今年の傾向ですね。
さてバスは途中で多少乗り降りがあるものの全員着席のまま国道を北へ向かいます。ハイカーじゃないお客は病院のある花尻橋とか戸寺とか大原とかで降ります。平BSでハイカーが1人だけ降りて、あとはおそらく全員が坊村で下車。トイレと身支度を済ませて出発しましたが、白滝山の方に向かうのは私だけでした。後から出た数人の中にいたかもしれませんが。
沢を遡行するうちソロ男性1人を追い越し。速さの割にだいぶ前を歩いていたのでバスの乗客ではないと思います。自家用車で白滝山ピストンかな。それともその乗合タクシーか。登りで見かけたハイカーはこのお一人だけ。白滝山からオトワ池にかけて新しいトレースがありましたが、そこから夫婦滝に向かったらしく、再びノートレースに。その後ちょっと古そうなトレースが現れたりしましたが、これは森山岳に向かった人かしら。今日のものではないかも。ヒトよりも野生動物のトレースの方が多かったです。
白滝山からは汁谷経由で打見山、蓬莱山を目指します。帰りのバスはないので、坊村に降りたらどうあっても東なら比良山地、西なら峰床山を一山越さないと帰れません。まあ乗合タクシーはけっこう直前でも呼べるみたい?万一に備えて今度よく調べておきましょう。汁谷までの道は山あり谷あり、支尾根を何本も横切る形でついていて普通の登山道と違ってアップダウンが激しいです。なんでだろ? (答え) 鉄塔巡視路だから。
びわこバレイに2人と4人のハイカーグループが。それから工事関係者が何人か。あと関係者とは思えない華やいだ声がリフトの建物の中から聞こえたりしてましたが何だったんでしょうね。リフトも運休中ですが。そこから小女郎峠までの間に5人とすれ違い。最後にすれ違った2人組はけっこう軽装でしたし時間も遅めで少し心配に。リフトを当てにしてたりしないですよね。蓬莱側の登山口にリフト運休中の看板が出てるので知っていると思いますが。
小女郎峠から蓬莱駅へ向けて下山。ここの登山道は岩がゴロゴロしていてなかなかスピードが出ません。今日はいつも通りの休憩込みCT0.8で計画していましたが、ほぼそのペース。国道を跨いだ後のY字路で、通ったことのない細道の方を行こうかと思いましたが、クマが出たっていうイン谷もこんな感じのところだったよな、と朝の話を思い出し、いつも通りの広い道に。おおむね予定通り蓬莱駅に着き10分後の電車に乗って帰途につきました。
さて11月は最初に東京都最高峰の雲取山に登ったあとは近場の低い山にちょっと行ってちょっと帰るばかりでしたが、久々のちゃんとした山行で思いがけず雪山も体験できてよかったです。しかもほぼ独り占めで自然を感じられた気分。動物の足跡とかシカの鳴き声とか。両足の間に時々真っ直ぐ細い線 (尻尾?) を引く足跡があったのですが、何だったのでしょう。検索するとネズミかリスって教えられたんですが、途切れ途切れにしかついていませんし、もう少し大きい動物のような。もっとアニマルサインの見分けがつけばより楽しそうです。
逆に反省点は装備が不十分だったなと。バス待ちでご婦人から積雪30cmと聞いた時に「念のため軽アイゼンは入れてきましたが」と言ったのですが、初冠雪のニュースを聞いていながら念のためレベルの準備というのが不心得でしたね。軽アイゼンもインナー手袋も今シーズン初めて使ったのですが、急登でバランスを崩したりしたので滑り止めを使うならトレッキングポールも準備すべきでしたし、手袋も予備かアウターも持つべきでした。気温が高いせいか雪が湿っぽく手袋につくと払っても落ちずじきに融けて中に染みてきました。途中から外して素手にしました。動いている時は体が温まるのでいいのですが、トラブルがあって足が止まったりすると問題に。これからの季節あらためて気をつけようと思いました。
〇今日のヤマスタチェックポイント
●蓬莱山(「比良山地5座」)
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