ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 90360
全員に公開
雪山ハイキング
奥多摩・高尾

極寒の雲取山(小袖からのピストン)

2010年12月11日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
--:--
距離
19.7km
登り
1,365m
下り
1,356m

コースタイム

<上り>(2時間31分)
 03:52 小袖乗越
 04:39 堂所
 05:00 ブナ坂分岐(七ツ石小屋方向・下から2番目の分岐)
 05:24 ブナ坂分岐(石尾根)
 05:48 奥多摩小屋
 06:05 小雲取山
 06:23 雲取山

<下り>(2時間03分)
 06:48 雲取山
 07:02 小雲取山
 07:15 奥多摩小屋
 07:33 ブナ坂分岐(石尾根)
 07:55 ブナ坂分岐(七ツ石小屋方向・下から2番目の分岐)
 08:10 堂所
 08:51 小袖乗越
天候 快晴。周辺に雲はありません。南アルプス・大菩薩嶺は雲の中。
朝(4:00)の登山口の気温は0℃。
ブナ坂周辺では気温-4℃ほど。ここまでは無風で、それほど寒くない。
雲取山頂(6:30)の気温は-8℃。石尾根の上は強風が吹き荒れ極寒でした。
下山後の小袖(9:00)の気温は4℃。風はなくポカポカ陽気。
過去天気図(気象庁) 2010年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
国道411号(青梅街道)を利用。
行き帰り共に混雑なし。ただ12月特有の道路工事をあちこちでしていました。
夕方になると込むでしょうね。

駐車場は、小袖側の登山口横にあるスペースを利用。
縦列駐車で3台ほど駐車可能。先着1名。少し下に30台ほど停めれる空地あり。
コース状況/
危険箇所等
全体的のこのコースは傾斜が緩やかで、歩きやすい道です。危険箇所はありません。
特筆すると、石尾根はお勧めのハイキングポイントです。
道は広々としており、展望は抜群です。富士が綺麗に見えます。夏になるとお花畑も現れます。(ただ種類は少ないです。鹿の食害にあい、ここ20年間で種類が激減したとか…。)

◎小袖〜堂所
 傾斜は緩やかですが、かなり長い距離を歩きます。道の脇に水場が現われると、堂所までもうちょいです。

◎堂所〜ブナ坂
 このコースで一番、傾斜がきついポイントです。また木の根っこや大きめの石が道にあるので、下りは要注意です。ブナ坂の岐点の前に、七ツ石小屋への分かれ道があります。

◎ブナ坂
 流れの無い沢を越えたり木製の橋を渡ったりと、これまでの道とは少し変化のある道です。道幅は狭いので、十分注意してください。今回は、ブナ坂より雪が現れ始めました。かなり解けてしまったようですが、朝方の冷え込みでアイスになったところもちらほら。何回か軽く足が滑りました。日陰はまだ雪が残っています。あっても5センチ程度。

◎ブナ坂分岐〜雲取山(石尾根)
 急斜面が2・3回現れます。特に奥多摩小屋を過ぎ、富田新道との合流地点(小雲取山山頂)手前の坂道はかなりきついです。
 この日の石尾根は、日陰で5〜20センチほどの積雪がありました。日向はほとんど解けています。特に危険と思われる箇所はありません。ただ気温が高いと道が泥濘になるかもしれません。私が歩いた時は、土柱が成長していました。
出発時、車のモニターに表示された外気温。
0℃
2010年12月11日 03:47撮影 by  Canon IXY DIGITAL 920 IS, Canon
12/11 3:47
出発時、車のモニターに表示された外気温。
0℃
堂所の周辺。
登山道の雪は解けたようです。
2010年12月11日 04:35撮影 by  Canon IXY DIGITAL 920 IS, Canon
12/11 4:35
堂所の周辺。
登山道の雪は解けたようです。
ブナ坂
登山道の雪は解けています。ここら辺は歩くのに支障なし。
2010年12月11日 05:05撮影 by  Canon IXY DIGITAL 920 IS, Canon
12/11 5:05
ブナ坂
登山道の雪は解けています。ここら辺は歩くのに支障なし。
ブナ坂
少し解けて、もう一度凍ったようです。何度か軽く滑りました。
2010年12月11日 05:06撮影 by  Canon IXY DIGITAL 920 IS, Canon
12/11 5:06
ブナ坂
少し解けて、もう一度凍ったようです。何度か軽く滑りました。
ブナ坂
ほとんど解けておらず、踏み固められた感じ。
歩くのには支障なし。
2010年12月11日 05:20撮影 by  Canon IXY DIGITAL 920 IS, Canon
12/11 5:20
ブナ坂
ほとんど解けておらず、踏み固められた感じ。
歩くのには支障なし。
石尾根に入ったところ。
踏み後がたくさんあります。
トレースを辿って山頂へ。
2010年12月11日 05:24撮影 by  Canon IXY DIGITAL 920 IS, Canon
12/11 5:24
石尾根に入ったところ。
踏み後がたくさんあります。
トレースを辿って山頂へ。
山頂間近!!
なんとか、日の出には間に合いそう。
この付近は強風で、極寒。。。
2010年12月11日 06:17撮影 by  Canon IXY DIGITAL 920 IS, Canon
12/11 6:17
山頂間近!!
なんとか、日の出には間に合いそう。
この付近は強風で、極寒。。。
非難小屋の前にあった温度計。
気温-8℃。
寒いわけです…。
2010年12月11日 06:25撮影 by  Canon IXY DIGITAL 920 IS, Canon
12/11 6:25
非難小屋の前にあった温度計。
気温-8℃。
寒いわけです…。
山梨側山頂と富士山。
2010年12月11日 06:27撮影 by  Canon IXY DIGITAL 920 IS, Canon
12/11 6:27
山梨側山頂と富士山。
東京・埼玉側の山頂。
誰もいない寂しい山頂。
2010年12月11日 06:28撮影 by  Canon IXY DIGITAL 920 IS, Canon
12/11 6:28
東京・埼玉側の山頂。
誰もいない寂しい山頂。
山頂より富士山。
2010年12月11日 06:31撮影 by  Canon IXY DIGITAL 920 IS, Canon
12/11 6:31
山頂より富士山。
おきまりの写真を一枚。
実は埼玉県の標柱。
2010年12月11日 06:31撮影 by  Canon IXY DIGITAL 920 IS, Canon
1
12/11 6:31
おきまりの写真を一枚。
実は埼玉県の標柱。
彼方に、国師ヶ岳・甲武信ヶ岳。
2010年12月11日 06:33撮影 by  Canon IXY DIGITAL 920 IS, Canon
12/11 6:33
彼方に、国師ヶ岳・甲武信ヶ岳。
日の出までのカウントダウン!!
2010年12月11日 06:39撮影 by  Canon IXY DIGITAL 920 IS, Canon
12/11 6:39
日の出までのカウントダウン!!
おはようございます(^^)
2010年12月11日 06:39撮影 by  Canon IXY DIGITAL 920 IS, Canon
12/11 6:39
おはようございます(^^)
日の出と、山頂。
2010年12月11日 06:40撮影 by  Canon IXY DIGITAL 920 IS, Canon
12/11 6:40
日の出と、山頂。
避難小屋と、朝日に染まった雪の斜面。
2010年12月11日 06:42撮影 by  Canon IXY DIGITAL 920 IS, Canon
12/11 6:42
避難小屋と、朝日に染まった雪の斜面。
もう一回、富士山。
2010年12月11日 06:45撮影 by  Canon IXY DIGITAL 920 IS, Canon
12/11 6:45
もう一回、富士山。
避難小屋より、石尾根を眺めて。
2010年12月11日 06:48撮影 by  Canon IXY DIGITAL 920 IS, Canon
12/11 6:48
避難小屋より、石尾根を眺めて。
石尾根から、国師ヶ岳・甲武信ヶ岳。
2010年12月11日 06:58撮影 by  Canon IXY DIGITAL 920 IS, Canon
12/11 6:58
石尾根から、国師ヶ岳・甲武信ヶ岳。
石尾根から、飛竜山。
ここから見る飛竜山は、とてもどっしりと構えた風貌で惚れ惚れします。お気に入り。
2010年12月11日 06:58撮影 by  Canon IXY DIGITAL 920 IS, Canon
12/11 6:58
石尾根から、飛竜山。
ここから見る飛竜山は、とてもどっしりと構えた風貌で惚れ惚れします。お気に入り。
石尾根を振り返って。
日向の部分の雪は解けています。
2010年12月11日 07:28撮影 by  Canon IXY DIGITAL 920 IS, Canon
12/11 7:28
石尾根を振り返って。
日向の部分の雪は解けています。
ブナ坂分岐。
ここは日陰のため、雪が残っています。
登山道は踏み固められています。
2010年12月11日 07:33撮影 by  Canon IXY DIGITAL 920 IS, Canon
12/11 7:33
ブナ坂分岐。
ここは日陰のため、雪が残っています。
登山道は踏み固められています。
無事下山。
小袖からの登山口。ここの横に車を停車。
2010年12月11日 08:51撮影 by  Canon IXY DIGITAL 920 IS, Canon
12/11 8:51
無事下山。
小袖からの登山口。ここの横に車を停車。
撮影機器:

感想

今年になって、このコースを歩くのは4回目。
これまでと勝手が違うのは、雪の心配だけでしょうか。とりあえず無理そうなら引き返す覚悟で出発。

結局、雪は所々でありましたが、アイゼンが無くても通行可能でした。想像したより深くは無かったです。とりあえず安堵。

それにしても山頂は風が強く、とっても寒かったです。体感気温は-15℃以下でしょうか?日の出を待った10分間、心が折れそうでした。特に手がかじかみ、指先の感覚がほとんど分からない状態。カメラのシャッターを押すにも四苦八苦。さらに震えがとまらず写真もぶれるぶれる。なんとか我慢し、この日の朝日を撮ることができました。耐えた甲斐があって、いい眺めを見ることが出来ました。

その後は、寒さに耐え切れず少し急ぎ足で下山。

行きは誰とも会いませんでしたが、帰りは多くの登山客とすれ違いました。いつもは若い方はあまり見ないのですが、この日はほとんど若いグループでした。やっぱり百名山だからでしょうかね?公共交通が使いやすいから?

余談ですが、下山後も、指先の感覚がおかしいままです。これってもしかして軽度の凍傷でしょうか?手袋も買い替えかな?

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1403人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 奥多摩・高尾 [日帰り]
小袖乗越〜ブナ坂(石尾根)〜雲取山山頂
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5
ハイキング 奥多摩・高尾 [日帰り]
小袖乗越雲取山
利用交通機関:
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5
無雪期ピークハント/縦走 奥多摩・高尾 [2日]
雲取山  三峰神社ー鴨沢
利用交通機関: 電車・バス
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
トレイルラン 奥多摩・高尾 [日帰り]
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら