赤久縄山 - 南小太郎山から周回。あれ〜?多くが一般登山道だと思ったのに誰とも会わなかったよ。


- GPS
- 08:27
- 距離
- 12.3km
- 登り
- 1,192m
- 下り
- 1,192m
コースタイム
天候 | 曇り時々陽射し |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
<〜南小太郎山> ・取り付いた尾根末端は崖なので北側斜面から取り付いたが、ズルズルの急斜面に岩もありコース取りに苦労する。尾根に乗れば多少のヤブはあるものの歩行には支障なし。 ・林道を越えると薄い踏み跡とわずかにテープあり。 ・地理院地図の点線に出会い後、それと思われる幅広の道を尾根沿い(北側)に進んだが、徐々に藪が濃くなり踏み跡も消失したので、栂の頭手前で強引に尾根に復帰した。地理院点線は尾根筋を通っているので、そちらが正規ルートだったのかもしれない。 ・南小太郎山直下は笹に覆われ(腰上)ヤブ漕ぎになる。倒木など見え辛い足元に注意が必要。 <〜白髪山> ・腰くらいの笹が生い茂ってはいるが踏み跡明瞭。問題なし。 <〜赤久縄山> ・ルートの多くが林道と並行していて整備も十分。(一部は林道を歩く。)基本的には問題なし。 ・P1481を通るルートは、出入り口双方に立入禁止のゲートがあった。地形的に危険な場所はなかったが、放置され荒れているということで、廃道という意味だと解釈した。一般登山者は林道を歩いてください。 ・P1471直下の分岐は案内が無かったので左を選択したが、ピークを踏む場合は右が正解。左は巻き道。 ・赤久縄山山頂は草ボーボーでした。(笑) <〜下山> ・地理院の点線ルートは、有るのか無いのかよくわからない。何本かある点線のうち、生きている道死んでいる道があるのかもしれない。途中途中でそれらしい踏み跡に出会うが、案内板等は見なかった。少なくとも今回歩いたルートは正規ルートではない。 ・概ね歩ける尾根だが、ときどきプチ岩壁があり巻きを強いられる。特に末端近くではロープを出した方が良いかもしれない。 |
ファイル |
計画ルート図
(更新時刻:2017/06/15 21:05) |
写真
感想
天候や用事で、いつの間にか1ヶ月空いてしまった。
天気は・・・晴れとはいかないまでも雨予報ではなく、ある意味安定しているらしいので、決行することにした。
前回までハードな山行が続いていたので、少しのんびり安心して歩けるルートをと計画した周回だったが、想定外の笹ヤブ漕ぎや岩尾根で、思いの外楽ではなかった。
想定外0:
取り付きは大変だったが、これは毎度のことで想定内。
想定外1:
南小太郎山手前の笹ヤブ漕ぎだ。尾根筋を正確に這う地理院の点線は、それなりに歩かれていると想像されたがなんのなんの。笹が薄い所ではそれなりに踏み跡も確認できたので、時々は歩かれているんだろうけど、それを上回るほど笹の成長が早いということか。
想定外2:
P1481を通るルートが廃道化していたこと。険しいという意味の危険とは違うが、下る際の笹ヤブは足元が見えず、隠れている昔の木段が逆に厄介で時間がかかった。
想定外3:
下った尾根の岩々と急峻さ。特に約940の尾根分岐から下。当初はココから南東に進みP804経由で下山する計画だったが、以下の理由で南西にエスケープ(になってないけど)することにしたのだ。
(1).時間が押していた。(日没になるわけではないけど。)
(2).南西の尾根で降りれば、すぐ駐車場所なので車道歩きがほぼ無い。
(3).何故か靴擦れを起こしたことに加え、初めて膝の裏筋を痛めてしまった。
最大の理由はもちろん(3)だが、靴擦れは湿度とか関係あるんだろうか。途中で靴を脱いで絆創膏を貼った時、異常に靴下が濡れていたのだ。靴は一応ゴアだし、汗にしては多過ぎだと思うんだよね。膝の裏筋の痛みは左足だが、靴擦れが右の方が重傷だったので、右足を庇う歩き方をしたせいかもしれない。
余裕がありそうだと今年初めてハンモックも持ったが、出番はなかった。と言うか、仮に余裕があってもたぶん寒くてすぐに撤収となっただろう。
下界では30℃越えということで、確かに歩いていればそれなりに汗もかくが、カップ麺は止め飲み物もクーラーバックに入れてと、暑さ対策をしたのに、山の上の方は意外に涼しかった。
でもまぁなんだかんだ言っても、それほどの難所があったわけでもなく、それなりには楽しめた。下山直前のプチ崖にしても、このくらいなら丁度いいスパイスってなもんです。
コメント
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キノエさん、こんばんは。
久し振りの山行きでしたね。前回は辺見尾根でしたか?春先からずっと超ハードなVRが続いていましたので、それと比較すると今回は多少はマシですが、それでもかなりハードなVRですね。
キノエかさん、色々な山域を歩かれますが、どうやって探すのですか?自分の場合、先ずは興味がある山域の山と高原地図のスマホ用の地図を購入し、次に登る対象がVRであれば国土地理院の地形図を買うという流れです。先ずは山と高原地図を購入するところから全てが始まります。今回の赤久縄山は山と高原地図の西上州ですよね。車が無いとチョット厳しい山域ですかね。
先日セキミさんの山行きを見て、テン泊もいいなあと思い始めました。これが実現すると歩ける山域は無限に広がります。山と高原地図も沢山買う事になるんでしょうね。キノエさんはテン泊はやらない様ですが、車中泊という手がありますよね!
お疲れ様でした!(^^)
タケシさん、
途中ガスったり湿気がすごい感じでしたが、雨には降られず時々は陽も射し、最近にしては久しぶりに穏やかな山行でした。誰にも会わなかったのは意外でしたが、暑くなると低山のメジャールートは穴場になるのかもしれないですね。
山と高原地図はNo12の那須からNo.32の八ヶ岳まで一通り持ってます(ほとんどが2012年版ですが)。買い揃えた頃はそれを持って歩いていましたが、山行スタイルが変わるにつれ印刷した地理院地図に変わり、GPSとスマホを持つようになってからは紙の地図は持たなくなりました。両方が故障する確率はほとんどないとの考えからです。ただ、山頂から山並みを眺めて山座同定を試みる時は、大きい地図があればなぁ、とはよく思います。
そんなわけで、最近は山と高原地図を見ることはほとんどなく、もっぱらカシミールのお世話になっています。ルート探しもここからです。ご存知かもしれませんが、カシミールは地理院地図がベースではありますが、微妙な陰影までが表示されるので、尾根筋が明らかに白地図より把握しやすいんです。時間がある時はそれを眺め、適当に、本当に気の向くままに線(トラック)を引いてます。そんな感じですよ。
私はカシミールの正規ユーザですが、機能が豊富過ぎて全然使いこなせていません。iPhone版もあるらしいですよ。基本機能は無料で使えると思うので試してみたら。
http://www.kashmir3d.com/online/superdemapp/
16写真あたりからアザの脛写真を再び見れるとおもってましたけど
一月ぶりの山は疲れたでしょう
タケシさんの質問の回答も聞きたいので後で再訪いたしますネ!
オツカレ様(^^)/~~~
ビギさん、
あいにく、1ヶ月ぶりにしては疲れなかったような、、、イヤ本当に。筋肉痛も大したことなかったし。データ的にも累積標高(上り)が1023mなので、ルート的にもそれほどハードではなかったんでしょう。
あの程度(腰上)の笹なら、残念ながらアザになるほどの負担にはならないですよ。茎は細いし。
でも、地理院の点線(破線?)は確実に減ってる(廃道化しつつある)印象ですね。二極化ということなのかな。山ブームと言われて久しい気がするけど(今でもそうなのか?)、昔の方が歩かれていたんじゃないかと時々思いますね。
kinoeさん こんばんは〜
なんだか久々にkinoeさんのレコ見たような気もしますけど色々と忙しかったようですね!
でも今回も自分とは異なる登山スタイルのレコを拝見できて安心しましたよ!
…今回も自分にはお腹いっぱいになる樹林帯の写真のオンパレードでしたけどね
もうじき梅雨も終わりかなり暑そうな今年の夏ですけどこれからもVRをガンガン頑張ってくださいね〜!!
お疲れ様でした〜
drunkyさん、
毎度コメントありがとうございます。
この日は湿気がすごく、途中ガスったりもして、ほとんど眺望はありませんでした。空気が澄んでいれば、赤久縄山山頂から富士山も見えるらしいんですが、見ようともしませんでした。
しかし、靴擦れには参りました。なんで急に!って感じで歩いていたら、そのうち逆足の膝裏まで痛くなってきて、こりゃー早く下山しないとと、当初の計画を変更して逆に険しい尾根に突入するという、なんとも私らしいでしょ。
梅雨明けまで3週間くらいでしょうか。今週末はどうかなぁ。
ま、こればっかりは仕方がないので、のんびり待ちましょうね。
こんにちは
久々の山行でしたね。
また笹藪が登場して・・・
自分の行くルートだとほとんど笹藪なんてないけど、北に行くほど
多くなるのかな〜
地理院地図の破線(徒歩道と記載されている)は、昭和40年ころのもの
が多いようです。あくまでも地形がメインで道はつけたしのような感じで
捕えた方がいいですよね
破線に関してはメンテナンスが全く入っていないので、かつては実際に
現場に行くと面食らう時もあったんですが、最近はこんな場所にも道が存在
していた!的な感じでとらえています
3年も愛用している靴で靴擦れとは
何が原因だかわからないと次回から不安になりますよね 。
ワルさん、
けっこう地理院の破線は気にしてました。痕跡さえまったくわからないことも少なくないですが、廃道っぽいのに出くわすと「発見!」みたいでテンション上がります。
でも、、、笹とかの植生のマークは地形図の要素ではないのかなぁ、今回のはもちろん、以前苦労した藤沢山も周辺に少しはあったけど、ほぼ広葉樹マークだったし。。。高さが腰くらいだったらそれほどのダメージはないんですが、やはり足元が見えないのはよろしくないです。
靴擦れには参りました。タマに毛玉が付いていてということはありますが、今回のは完全なる靴擦れでした。遺伝的に踵が少し出っ張っているので、普通より擦れやすい形ではあるんですが、今頃になってとはねぇ。そんな足なので、新しい靴を探すのも億劫でして。。。とりあえず次回行く時は、何かを塗るか最初から絆創膏を貼って行くことにします。
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