記録ID: 915200
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沢登り
丹沢
箒沢/大石沢左俣〜大石沢右岸尾根(ナビゲーション講習)
2016年07月12日(火) [日帰り]
- GPS
- --:--
- 距離
- 2.9km
- 登り
- 276m
- 下り
- 277m
天候 | 晴れ一時曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・登山計画書は倉持館長に提出 ・今日は10台以下の駐車であった |
コース状況/ 危険箇所等 |
■沢登り、ナビゲーション(読図)、クライミング講習等 http://mt-farm.info/ ■大石沢 西丹沢橋を戻るように渡り右岸から2本目に入る無名沢。 出合すぐ左に取水設備がある。 水量はしょぼしょぼ。 3つある堰堤はすべて右から巻ける。今日は3つ目を左から巻いた。 560mで右から沢形薄い支沢状が入り、西へ向かう本流には小振りなナメ床が 2ヶ所出てくる。 585m二俣の左沢は3段6×10m小滝、本流の右沢は北西に向き、3段4× 12m小滝。楽に越せる。 再び沢が西北西に向きを変えると落ち口左岸上流にハング岩がある2段6m滝。 確実に巻くなら左岸を逆くの字状に登り平地を上流に歩いて610m二俣の右沢に 入った植林から下りられる。 今日は滝右岸側のザレを登り落ち口に向けバンドをトラバースして越える。 落ち口手前の足元が少々ズルズルなので慎重に越える。 後続者にはバンド起点の木にロープを架け、ムンターヒッチ型FIXロープで 通過していただく。 その後もナメとナメ小滝が出てくるが問題はなし。 610m二俣の右俣には取り付きにくそうな顔をしている2段4m苔スラブ滝。 これはスメアリングで苦労するであろうし、その上流は大石のゴーロ帯となる ため、今日は左俣に歩を進める。 730mでこれも登りにくそうな顔をしている5m苔トイ状棚が出てきたので 右岸尾根に上がるように詰める。 大石沢右岸尾根770mから読図下降開始。 735mと725m小ピークの特徴と違いをナビゲーションして理解していただく。 最終的な特定はマネジメントサイクル(PDCA)手順で行った。 |
写真
撮影機器:
感想
今日はベテラン受講者さんと沢+ナビゲーション講習です。(僕が産まれた頃からやっている方!)
西丹沢自然教室の下流側にある大石沢を遡行し右岸尾根を下りるほとんど無名のルート取り。
さすがにナビゲーション能力は高い方でしたので、それに私のコツをちょっとだけ加えていただきました。
早速お仲間にも伝えますとのことでしたのでお役に立ったかな?
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コメント
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先生の体調の優れない中、講習していただきありがとうございました。
今まで重視していなかった地形の特徴(沢地形)の活用や「地形図にコンパスを当てなくても方向を読めば歩きながら小まめに判断が出来るよ」など”目から鱗”でした。
また下山してからも新しいデバイスの使い方やメリット・デメリットの説明、カラビナとシュリンゲの使い方など新しい知識を沢山教えていただきました。
登山は小さな集団での活動が多いのでとかく流派流儀みたいなものが出来たり、また文化が出来てしまうのですがヤッパリ外に目を向けて是々非々を見抜いて新しい知識や技術、道具など取り入れて行くのが安全で楽しい登山に繋がるのだと改めて自覚することも出来ました。
恐縮ですがたっぷり元は取らせていただき満足の1日でした。
また教えていただきたいと思っています。
ありがとうございました。
お疲れ様でした。
少しでもお役に立ったなら私の役目は成就したものと思います。
今後ともよろしくお願いいたします。
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