百花繚乱、展望抜群の尾瀬・笠ヶ岳

2016年07月12日(火) [日帰り]

• GPS: 08:06
• 距離: 14.5km
• 登り: 879m
• 下り: 868m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:57
• 休憩: 0:56
• 合計: 7:53

距離 14.5km 登り 879m 下り 877m

5:27 鳩待峠
6:54 6:56 オヤマ沢田代
7:49 7:55 小笠
9:04 9:27 笠ヶ岳
9:52 10:05 片藤沼
11:09 11:10 小笠
12:14 12:19 オヤマ沢田代
13:12 13:18 鳩待峠
13:20 ゴール地点

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

バス

戸倉・鳩待峠間は交通規制中で、バスや乗合タクシーを利用した。どちらも片道730円。
入山; 戸倉午前4時40分発の鳩待峠行きバス
下山; 鳩待峠から戸倉まで乗合いタクシー

コース状況／危険箇所等

道標は完備し、危険な箇所はない。
オヤマ沢田代から笠ヶ岳は名高いぬかるみの道だが、この2,3日の晴天のため乾いていて、靴が汚れることはほとんどなかった。

写真

7/12 4:27

戸倉バス停午前4時40分発のバスに乗車。

7/12 5:17

約35分で鳩待峠駐車場に到着。

7/12 5:28

鳩待峠の休憩所。尾瀬ヶ原へ向かう人が多かった。

7/12 5:27

鳩待峠から見た至仏山。

7/12 5:57

木道の急登を登る。

7/12 6:03

急登を登ると視界が開け、南東に日光の山々が見えた。右奥は日光白根山。

7/12 6:04

南西には武尊山。

7/12 6:06

更に進むと、ピラミダルな笠ヶ岳が現れた。

7/12 6:08

木道を立ち塞ぐようなダケガンバの大木。

7/12 6:16

墨絵のような燧ヶ岳と会津駒ヶ岳。尾瀬ヶ原には霧が流れている。

7/12 6:18

原見岩から見た燧ヶ岳、会津駒ヶ岳、景鶴山（右から）。

7/12 6:23

原見岩あたりから高山植物が現れる。まず、ミネウスユキソウ。

7/12 6:26

木道の隙間に咲いていたイワオトギリ。

7/12 6:30

ゴゼンタチバナは至る所で見られる。

7/12 6:32

可憐なアカモノの花。

7/12 6:36

僅かだが、マイズルソウも咲いている。

7/12 6:44

モミジカラマツも咲いている。

7/12 6:53

ワタスゲが咲くオヤマ沢田代。

7/12 6:51

朝日に光るワタスゲの綿毛。

7/12 6:50

オヤマ沢田代からの至仏山。

7/12 6:55

至仏山への道と分かれ、左の笠ヶ岳の道へ。

7/12 6:58

オヤマ沢田代越しに見る日光白根山（中央）と錫ヶ岳（右）。

7/12 7:00

朝露に濡れているアカモノ。

7/12 7:02

ハクサンシャクナゲの花はもう散り始めている。

7/12 7:02

紅色が鮮やかなベニサラサドウダン。

7/12 7:03

白根山、錫ヶ岳、皇海山の山並み。

7/12 7:10

笠ヶ岳の右に小笠が見えてきた。

7/12 7:12

悪沢岳付近から見た谷川連山。谷川岳（左）には雲がかかっているが、一ノ倉岳、茂倉岳、朝日岳、そして遠くに苗場山が見える。

7/12 7:17

武尊山の左手に赤城山が見える。

7/12 7:20

あちこちに咲いているタテヤマリンドウ。

7/12 7:36

ぬかるみに轍（？）。泥道は乾きかけているが、できるだけ避けて通る。

7/12 7:49

小笠からの見た笠ヶ岳。まだかなり距離がある。

7/12 8:03

草原でひっそりと咲くトキソウ。

7/12 8:21

草陰に咲くギンリョウソウ。

7/12 8:30

赤紫の花が鮮やかなジョウシュウアズマギク。

7/12 8:32

振り返ると、至仏山、小至仏山、悪沢岳、そして燧ヶ岳。

7/12 8:38

山頂下のお花畑には、ニッコウキスゲが数多く咲いていた。

7/12 8:35

ニッコウキスゲ。

7/12 8:34

オオバギボウシとニッコウキスゲと青空。

7/12 8:46

風に揺れるタカネナデシコ。

7/12 8:49

お花畑にはホソバヒナウスユキソウも咲いていた。

7/12 8:52

可愛い花のコメツツジ。

7/12 8:56

砂礫に星のように咲いているホソバツメクサ。

7/12 9:01

山頂付近の岩場に咲いているミヤマダイモンジソウ。

7/12 9:02

タカネシオガマも咲いている。

7/12 9:33

岩陰に咲いているホソバコゴメグサ。

7/12 9:25

岩場にはイブキジャコウソウの群落があった。

7/12 8:56

岩を乗り越え山頂を目指す。

7/12 9:19

笠ヶ岳山頂。眼下に見えるならまた湖の水位が低いのが気になる。

7/12 9:10

南に大きく聳える武尊山。その左に赤城山。

7/12 9:15

東には、谷川岳と一ノ倉岳、茂倉岳。その右奥には苗場山が見える。

7/12 9:15

茂倉岳の右には朝日岳、大烏帽子岳（右）。

7/12 9:14

北東には、堂々とした巻機山。

7/12 9:15

越後三山の中で、ひと際大きい中ノ岳、その右が駒ヶ岳、左端に八海山。

7/12 9:16

北には平坦な山容の平ヶ岳。

7/12 9:18

至仏山と燧ヶ岳。歩いてきた登山道も見える。

7/12 9:27

燧ヶ岳の左には帝釈山が見える。

7/12 9:27

日光連山の山々。中央に白根山、左に大真名子、右に錫ヶ岳。

7/12 9:27

特徴のある山容の皇海山と袈裟丸山（右）。

7/12 9:26

眼下に見える片藤沼を目指して下山する。

7/12 9:44

片藤沼に立ち寄るため、湯の小屋方面に向かう。

7/12 9:45

キンロバイが数輪咲き残っていた。

7/12 9:46

タカネバラはもう花も散る寸前。

7/12 9:58

片藤沼と笠ヶ岳。

7/12 9:55

片藤沼と燧ヶ岳。

7/12 9:58

片藤沼と至仏山。

7/12 10:03

咲き残っているイワイチョウ。

7/12 10:04

沼の近くに群生しているモウセンゴケ。

7/12 10:20

満開のイワシモツケ。

7/12 10:25

赤茶色の花が目立つタカネシュロソウ。

7/12 10:32

お花畑に咲くヨツバシオガマ。

7/12 10:33

チングルマはもう花が終わり綿毛になりつつある。

7/12 11:54

ハクサンフウロが一輪だけ咲き残っていた。

7/12 12:11

オヤマ沢田代の近くに咲いていたハクサンチドリ。

7/12 12:37

朝は霞んでいた尾瀬ヶ原や燧ヶ岳、会津駒ヶ岳もはっきりと見える。

7/12 13:12

鳩待峠の登山口に到着。登山口の左手には登山ポストがある。

撮影機器：

Canon EOS Kiss X5 Canon

感想

ayanao

昨年、武尊山から至仏山の手前に聳える笠ヶ岳を見て、美しい三角形の山に登りたいと思った。高山植物が豊富な山というのも、登高意欲を誘った。
期待に違わず、数多くの高山植物を見ながら、ピラミダルな山容を目指す登山は快適だった。頂上からは、尾瀬、谷川、日光、上越の山々や武尊山や赤城山などの大展望を楽しむことができた。
また、静寂な片藤沼から眺める笠ヶ岳や燧ヶ岳、至仏山の美しさは印象的だった。
メインルートから離れ、静かで高山植物が多い笠ヶ岳は、 中央アルプスの三ノ沢岳を思い出すような、素晴らしい山だった。