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Yamareco

記録ID: 919241
全員に公開
沢登り
札幌近郊

定山渓天狗岳「天狗沢左股(岩魚沢?)」

2016年07月18日(月) [日帰り]
 - 拍手
umasan その他1人
体力度
2
日帰りが可能
GPS
07:59
距離
11.1km
登り
909m
下り
908m
歩くペース
ゆっくり
1.71.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:38
休憩
0:21
合計
7:59
距離 11.1km 登り 909m 下り 909m
8:04
241
スタート地点
12:05
12:26
217
16:03
ゴール地点
天候 晴れ→曇り→雨
過去天気図(気象庁) 2016年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
 木挽沢林道入口前の展望台?で,朝ごはんとトイレを済ませ,晴天の小天狗と定天の写真を撮って,小樽内川林道入口前のスペースに駐車。
コース状況/
危険箇所等
 3週間振りの山行。最近は沢にハマりつつある…。今,沢道具を揃え始めたところだ。

 今日の天気は夕方から雨マーク。明日は雨予報。今日を逃すと増々,山が遠ざかってしまうので,祝日だが札幌近郊で人があまり来ないであろう入らないだろう「定山渓天狗岳」へ沢から行くことにする。春先にSTHさんが行かれたコースをパクリした感じで…。

 でも自分らは,定天山頂まで4時間掛かってしまった。おそらく,登りで若干のルートミスをし,結構な藪漕ぎを強いられたことも影響しているだろうが,STHさんは早すぎる。その体力が羨ましい。まあ,年齢も違うだろうし仕方のないところだ。と,自分に言い聞かせる。

 天気は登って行くにつれ,ガスに覆われて貸切の山頂で強めの雨に当たる。ここで一瞬,夏道を下ろうかとも思ったが,車の駐車場所まで戻るのが面倒で,まだ時間もあるし中股は降り易いとの情報だったので,夏道は止めにして頑張ってみることにした。

 下りは,真ん中の中股を下って来る予定で,左手の方向に藪を漕いで向かって,中股に届いたつもりだったが,全く中股には行き着いておらず藪漕ぎが足りなかった。中股と思って下り始めた沢地形は,登りで使ったルートより易しく,本来登りで取るべきコースを下りて来た感じ。ほどなく登りで通った左股に合流して,結局は登り下りともに左股となってしまった。

 この左股は登りでは容易にこなせたが,沢初心者の自分らには結構きついものだった。何とか持参のロープと一ヶ所にあった残置スリング等々を利用しながら二人で協力して無事に怪我も無く下りて来られた。漁岳のようなお助けロープは無く,おかげで結構,良い訓練にもなった。登りと下りとで全身泥だらけになったが,下りでスリップ転倒水没2回で,下から上まで綺麗に。これで気兼ねなく温泉に行き易くなった。

 山行中,1組3名が同じ沢ルートで。ルンゼ手前で夏道からの1組2名とスライド。

 ダニは行きの林道で3匹。沢や藪漕ぎではゼロ。覚悟はしていたが,ゼロは不思議な感じだった。山親爺の気配無し。虫は沢遡行中は,殆ど居らず。林道歩きと駐車場所で何ヶ所か刺された。

 花も,もっともっと沢山あったが,疲労と降雨であまり撮れなかった。夏道にも沢山の花が咲いていた。この時期の定天はお初なので撮りたかった…。いつも春先に登っているせいか,密林と化して見通しの利かない夏道ルンゼ付近に違和感もあった。目新しいロープも設置されていて,泥でグリップの利かない沢足袋では登り辛く,しっかりこのロープを使わせていただいた。

 駐車場所に戻る林道で,登りで一緒になった3名とスライド。下りは夏道を選択してヒッチハイクで戻って来たとのこと。

 沢は,四肢をフルに使い,沢足袋は足つぼマッサージを受けている感覚で,もう既に全身筋肉痛…。
その他周辺情報  下山後は,定山渓の渓流荘(@710)H30に閉館予定の掲示があった。老朽化とのこと。
朝は青空。定山渓ダムに映る小天狗と右奥に定天。山頂はガスっている。
2016年07月18日 07:43撮影 by  Canon EOS M, Canon
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7/18 7:43
朝は青空。定山渓ダムに映る小天狗と右奥に定天。山頂はガスっている。
駐車地点は,小樽内川林道の他,計3本の林道が出合う場所だった。
2016年07月18日 08:10撮影 by  Canon EOS M, Canon
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7/18 8:10
駐車地点は,小樽内川林道の他,計3本の林道が出合う場所だった。
林道を進んで行く。
2016年07月18日 08:12撮影 by  Canon EOS M, Canon
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林道を進んで行く。
もう,青空は無くなり,正面に目指す定天が見え,
2016年07月18日 08:34撮影 by  Canon EOS M, Canon
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7/18 8:34
もう,青空は無くなり,正面に目指す定天が見え,
約30分で,入渓地点のサインに着いた。ちょっと沢の状況を覗きに行く。この林道歩きでダニ3匹。
2016年07月18日 08:38撮影 by  Canon EOS M, Canon
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7/18 8:38
約30分で,入渓地点のサインに着いた。ちょっと沢の状況を覗きに行く。この林道歩きでダニ3匹。
このサインを右手に入り,
2016年07月18日 08:39撮影 by  Canon EOS M, Canon
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7/18 8:39
このサインを右手に入り,
沢に下りる。
2016年07月18日 08:39撮影 by  Canon EOS M, Canon
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沢に下りる。
と,早速の葉っぱ挟み。ちょっと茂ったところを通過すると,確実にこんな感じ。相方は黄色の花を挟んでいた。
2016年07月18日 08:40撮影 by  Canon EOS M, Canon
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7/18 8:40
と,早速の葉っぱ挟み。ちょっと茂ったところを通過すると,確実にこんな感じ。相方は黄色の花を挟んでいた。
沢に入るなり,倒木が沢山。先が思いやられると感じたが,その後は大して無かった。
2016年07月18日 08:42撮影 by  Canon EOS M, Canon
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沢に入るなり,倒木が沢山。先が思いやられると感じたが,その後は大して無かった。
最初の二股を左に入り,左股へ。
2016年07月18日 08:51撮影 by  Canon EOS M, Canon
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最初の二股を左に入り,左股へ。
良い雰囲気の流れを登って行く。
2016年07月18日 08:52撮影 by  Canon EOS M, Canon
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良い雰囲気の流れを登って行く。
ここでは,拾った杖代わりの「ぼっこ」で深さを測り,
2016年07月18日 09:01撮影 by  Canon EOS M, Canon
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ここでは,拾った杖代わりの「ぼっこ」で深さを測り,
更に登って行く。
2016年07月18日 09:05撮影 by  Canon EOS M, Canon
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更に登って行く。
残雪は,左手に少しで,ここのみ。
2016年07月18日 09:09撮影 by  Canon EOS M, Canon
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残雪は,左手に少しで,ここのみ。
こいつには,楓沢にもあったような,一本橋が掛かっていた。
2016年07月18日 09:14撮影 by  Canon EOS M, Canon
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こいつには,楓沢にもあったような,一本橋が掛かっていた。
段々の滝や,
2016年07月18日 09:19撮影 by  Canon EOS M, Canon
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段々の滝や,
ここは左手から
2016年07月18日 09:21撮影 by  Canon EOS M, Canon
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ここは左手から
ここは右手から登る。
2016年07月18日 09:22撮影 by  Canon EOS M, Canon
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ここは右手から登る。
周りの景色は,苔むして綺麗になってきた。ここら辺で1組3名に道を譲り,
2016年07月18日 09:24撮影 by  Canon EOS M, Canon
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周りの景色は,苔むして綺麗になってきた。ここら辺で1組3名に道を譲り,
後を追って行くが,どんどん引き離されていく。若いって素晴らしい!その体力が欲しい!
2016年07月18日 09:30撮影 by  Canon EOS M, Canon
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7/18 9:30
後を追って行くが,どんどん引き離されていく。若いって素晴らしい!その体力が欲しい!
沢に足を入れるとシブき具合が良い感じ。
2016年07月18日 09:35撮影 by  Canon EOS M, Canon
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7/18 9:35
沢に足を入れるとシブき具合が良い感じ。
3名が休憩に入り,また先頭になり
2016年07月18日 09:35撮影 by  Canon EOS M, Canon
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7/18 9:35
3名が休憩に入り,また先頭になり
どんどん歩を進める。
2016年07月18日 09:41撮影 by  Canon EOS M, Canon
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どんどん歩を進める。
ミソガワソウ
2016年07月18日 09:49撮影 by  Canon EOS M, Canon
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ミソガワソウ
正面にガスに隠れる岩塔。曲か?
2016年07月18日 09:54撮影 by  Canon EOS M, Canon
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正面にガスに隠れる岩塔。曲か?
岩々してくるが,
2016年07月18日 09:59撮影 by  Canon EOS M, Canon
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岩々してくるが,
また,樋状の滝や,
2016年07月18日 10:02撮影 by  Canon EOS M, Canon
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また,樋状の滝や,
柱状節理な滝。
2016年07月18日 10:05撮影 by  Canon EOS M, Canon
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柱状節理な滝。
これは「くの字の滝」と言うらしい。
2016年07月18日 10:07撮影 by  Canon EOS M, Canon
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7/18 10:07
これは「くの字の滝」と言うらしい。
このコースは,ほんと柱状節理な滝と流れが楽しめる。
2016年07月18日 10:08撮影 by  Canon EOS M, Canon
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7/18 10:08
このコースは,ほんと柱状節理な滝と流れが楽しめる。
先月の漁岳に続いて
2016年07月18日 10:15撮影 by  Canon EOS M, Canon
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7/18 10:15
先月の漁岳に続いて
満足な沢登り。
2016年07月18日 10:16撮影 by  Canon EOS M, Canon
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満足な沢登り。
ホオズキ
2016年07月18日 10:17撮影 by  Canon EOS M, Canon
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ホオズキ
ここは,左に入り
2016年07月18日 10:18撮影 by  Canon EOS M, Canon
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ここは,左に入り
巨岩帯に。
2016年07月18日 10:22撮影 by  Canon EOS M, Canon
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巨岩帯に。
カラマツソウ
2016年07月18日 10:24撮影 by  Canon EOS M, Canon
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カラマツソウ
チムニー的な場所や,
2016年07月18日 10:27撮影 by  Canon EOS M, Canon
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チムニー的な場所や,
水量は大幅に減って,
2016年07月18日 10:32撮影 by  Canon EOS M, Canon
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水量は大幅に減って,
歩き易くなるかと思いきや,意外に滑って難儀する。
2016年07月18日 10:37撮影 by  Canon EOS M, Canon
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7/18 10:37
歩き易くなるかと思いきや,意外に滑って難儀する。
振り返ると,四ッ峰方向。
2016年07月18日 10:38撮影 by  Canon EOS M, Canon
7/18 10:38
振り返ると,四ッ峰方向。
滑るのを我慢しながら
2016年07月18日 10:41撮影 by  Canon EOS M, Canon
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滑るのを我慢しながら
枝と戦いながら
2016年07月18日 10:50撮影 by  Canon EOS M, Canon
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7/18 10:50
枝と戦いながら
密林帯に入って行くが
2016年07月18日 11:00撮影 by  Canon EOS M, Canon
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7/18 11:00
密林帯に入って行くが
視界が開け,岩塔がガスの中から現れる。
2016年07月18日 11:02撮影 by  Canon EOS M, Canon
7/18 11:02
視界が開け,岩塔がガスの中から現れる。
岩塔に近づくのも一苦労で,色んな障害物がある。足元は露出した土で良く滑った。
2016年07月18日 11:09撮影 by  Canon EOS M, Canon
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7/18 11:09
岩塔に近づくのも一苦労で,色んな障害物がある。足元は露出した土で良く滑った。
曲か?
2016年07月18日 11:11撮影 by  Canon EOS M, Canon
7/18 11:11
曲か?
ハナシノブ
2016年07月18日 11:44撮影 by  Canon EOS M, Canon
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7/18 11:44
ハナシノブ
本峰と曲のコルを乗越て振り返ったところ。藪漕ぎ中は写真撮れず…。
2016年07月18日 11:47撮影 by  Canon EOS M, Canon
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本峰と曲のコルを乗越て振り返ったところ。藪漕ぎ中は写真撮れず…。
夏道に出合って,ルンゼをパスして
2016年07月18日 12:04撮影 by  Canon EOS M, Canon
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夏道に出合って,ルンゼをパスして
誰も居ない山頂に到着。真っ白で何にも見えず…。この後,雨が降り始め,カメラを仕舞う。やっぱり,防水デジカメが欲しいところ。でも好きなキャノンの新製品を待ちたい。
2016年07月18日 12:11撮影 by  Canon EOS M, Canon
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7/18 12:11
誰も居ない山頂に到着。真っ白で何にも見えず…。この後,雨が降り始め,カメラを仕舞う。やっぱり,防水デジカメが欲しいところ。でも好きなキャノンの新製品を待ちたい。
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