鷹巣山でDIY GPS実地テスト


- GPS
- 07:47
- 距離
- 17.5km
- 登り
- 1,436m
- 下り
- 1,671m
コースタイム
09:36 倉戸山
10:43 榧ノ木山
11:30 石尾根に合流
12:00 鷹巣山山頂 10分休憩
12:50 城山
13:00 将門馬場
13:30 六ツ石山下
14:00 三ノ木戸山
15:15 林道に合流
16:00 奥多摩駅
天候 | 晴れ 風強め |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
6:39 立川発 7:46奥多摩着 7:50 奥多摩駅発 奥14峰谷行き 熱海まで |
コース状況/ 危険箇所等 |
標識は豊富にあり判りやすく迷うことは無さそう。落ち葉が厚く積もっているので登山道を見分けにくいが、目的の山が見えているので大丈夫。ただ、落ち葉に隠れた浮き石を踏んで転びそうになったりしたので注意が必要。 石尾根はところどころ雪が積もり、標高1600mを越えると10cmほどの積雪。サクサクした踏み心地で気持ちよい。アイゼンは持っていったが装着はせず。 斜面で霜柱が溶けている箇所もあり、非常に滑りやすかった。 |
写真
感想
前回の御前山に続いて、自作iPhoneアプリDIY GPSのテストで鷹巣山に登ってきました。
前回の様子:http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-90935.html
DIY GPS説明ページ:http://keijiweb.com/down/diygps/
iPhoneにカシミール3Dなどの地図を入れて山で使うオフラインGPSアプリです。地図を画像として取り込むので登山地図が使えます。
さて、今回は奥多摩の鷹巣山。テストなんだからもっと低い山でいいじゃないか、という気もしますがある程度行動時間が長い方がバッテリーの保ちを試せるので敢えて鷹巣山でテストしてみました。
始発で家を出て8:15に登山口のバス停に到着。DIY GPSをバックグラウンドでも動くように設定してGPSログの記録を開始。ひたすら登って登って、とにかく寒い。氷のような風が山肌を登ってきては体を吹き抜けていきます。寒い!冬用タイツの上下を履いてこなかったことを後悔しても遅し。ハクキンカイロも持ってくれば良かった。
石尾根に出ると雪が積もっていてテンションあがりました。山頂に着いてみると寒いのにもかかわらず結構な人が昼食を食べてたりして。僕もおにぎりを食べましたが、お湯を沸かしてカップヌードルリフィルを食べる気にはならず下山。
一方そのころDIY GPSはというと、表示する位置は正確だしログもしっかり取られてました。上の地図に出てるトラックはDIY GPSで取ったログです。倉戸山の手前がちょっと座標飛んでますが、衛星をロストしちゃったようで現在地の更新が行われませんでした。倉戸山のすぐ手前で衛星を補足してからは快調でした。
電池の保ちは、8:15に使い始めて大体14:15にiPhoneの電池を使い切りました。6時間保った計算です。Ver 1.3.0の場合はおよそ5時間でしたが、省電力化の修正を行って1時間伸びました(地図の画面を見る頻度、画面の明るさ、ネットワーク設定、寒さ、バッテリーのへたり具合などで変わります)。電池切れ後は携帯充電器で充電しながらの下山です。
石尾根を下り続ける事4時間。奥多摩駅に着いて今回のテスト山行は終了。バッテリー消費の改善も確認出来たし、ログもおおむね綺麗に取れたので満足です。今後もよりよいオフラインGPSアプリを目指して改良を続けていきたいと思います。
iPhoneとカシミール3Dがあれば450円で山用GPSが手に入るなら、多くの人が使えて道迷いによる遭難を減らせるかなと思います。興味ありましたら解説サイトをご覧になってみて下さい。
■DIY GPS解説サイト
http://keijiweb.com/down/diygps/
■App store
http://itunes.apple.com/jp/app/diy-gps/id393724766?mt=8
■こんなことが出来るiPhoneアプリです
・好きな地図画像を使えるので、カシミール3Dや国土地理院のウォッちず、または紙の地図をスキャナでスキャンした画象も地図画像として使えます。
・自分でなにか書き込んだオリジナルの地図画像も使えます。地図画像とその範囲を示す座標さえ正しければなんの地図でもGPSで使えます。
・山以外でも、海図や漁場の地図、古地図なども設定できます。
・KMZファイルのインポート機能があるので、カシミール3DやGoogleEarthでKMZファイルを作って取り込めば簡単に地図の設定ができます。
そうして設定した地図のどこにいるか表示するのがメインの機能です。地図を内部に持つので電波がなくても使えます。太平洋の真ん中でも!
他の機能も盛りだくさんです。
・GPSロガー。ログはKMLかGPXで出力可能。
・経緯度、標高、速度、方位、GPS座標精度表示。
・目的地設定、目的地までの方位と距離を表示。
・地図のヘディングアップ。iPhone内蔵の電子コンパスに連動して地図の表示が回転します。
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