▲甲斐駒ヶ岳(黒戸尾根:なぜか日帰りに~ 15時間行動だよ)


- GPS
- 14:44
- 距離
- 23.9km
- 登り
- 3,324m
- 下り
- 3,312m
コースタイム
- 山行
- 13:14
- 休憩
- 1:50
- 合計
- 15:04
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・尾白川渓谷無料駐車場 トイレ・売店あり |
コース状況/ 危険箇所等 |
・刃渡りはクサリもあり、怖くありません。戸隠山の蟻の刀渡りのほうが怖いです。 ・梯子が多いです。 ・長く高低差が大きな登山道。修験道の道です。 |
その他周辺情報 | 【日帰り入浴】 ・尾白の湯(820円) 21時まで営業 |
予約できる山小屋 |
七丈小屋
|
ファイル |
(更新時刻:2016/07/31 06:22)
|
写真
感想
一昨年の剱岳:早月尾根に続き、
(http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-505451.html)
我々アラカン登山隊の目標の一つである日本三大急登の「黒戸尾根」制覇の時がやっ
てきました。(天気良さそう)
とはいえ、アラカンであるので、「日帰り」なんて無理! 七丈小屋に1泊の計画
で、なおかつ登頂制覇を確実にするため早朝(4時30分)の出発にしました。
想定通り?、七丈小屋まで他の登山者にどんどん抜かれ、我々が追い抜いたのは、
大きなザックを背負った女性一人(「今日は七丈小屋まで」と言っていました)。
そうはいっても、我々としては 山と高原の地図より相当早く歩を進め、刃渡りや
急な梯子を乗り越え、10時前には七丈小屋に到着しました。
小屋では丁度、男性登山者がキャンプの受付をしていたので、我々も「宿泊の申し
込み」をしようと、
私「男4名、宿泊をお願いしたいのですが…」
管理人さん(以下、敬意をこめて「親父」)「今は受け付けていない!」
私「じゃ、何時からですか?」
親父「昼からだ!」
私「そうですか~、じゃ、先に頂上に行って来よう」
ということで、一部の荷物を小屋の横に置いて、遅くても15時までには戻ってくる
つもりで出発。(なぜなら、小屋では16時を過ぎて到着すると食事の提供はしてくれ
ない とネットの情報)
クサリ場もありますが、まあまあのテンポで甲斐駒ヶ岳の頂上に到着(12:25)。
あいにく雲がかかって他の山の眺望はありませんが、時折、雲の隙間から景色を眺め
ることができました。
頂上で40分以上のんびりして小屋に向かって下山開始です。
順調に下って、14:40頃に小屋に到着しました。
さあ、小屋でビールで乾杯だー! と宿泊の受付をすべく
私「男4名、宿泊をお願いします…」
管理人(親父)さんから渡された宿泊者名簿に記入していると
親父「飯はないぞ! 人数が多すぎて、出せない!」
私「えーっ、そうですか。でも、カップラーメンとかはありますよね?」
親父「ほとんどない!」 (? ということは「ある」ということかぁ~?)
(なんか、泊まらせたくないような気配…)
私「頂上まで行って、皆 疲れてるんですよ~」
親父「何、頂上まで行ったのか? なら、下山したらどうだ!」
(やはり、泊まらせたくないのか~)
私「じゃ、他のメンバーに確認してみます」
膝痛の持病があるM君は「自信ないなぁ~」(無理ではないということかな~?)
(親父さんのいないところに場を移して、仲間に)
私「要は、激込みで対応できないから、できることなら泊まらないで欲しいという
ことなんだろうね~」と説明して、下山することにしました。
結局、15時過ぎに下山を開始。
4時間以上かかるだろうから、駐車場に着くのは19時を過ぎるだろう。
真っ暗だなぁ~。 本当はやっちゃいけないことだろうな~ が、しかたがない。
下山していると、小屋に泊まるだろう登山者が何人も登ってきた。 食事は無理
かなぁ~? 小屋は混んだんだろうか?
(どなたか、7月30日の七丈小屋の夜が、どういう状況だったかコメントしてくださ
いませんか?)
疲れた足を引きずるように、ゆっくりとアラカン黒戸尾根登山隊は下山します。
やはり、途中から暗くなり、ヘッドランプを付けました。F君のヘッドランプの調子
が悪いようです。まあ、山小屋でしか、使ったことが無いだろうからなぁ~
そうして、19:30、真っ暗な中、ようやく駐車場に到着したのでした。
その後、近くにある「尾白の湯」で入浴。(癒されました~)
双葉SAでかつ丼を食べ、空いている中央高速を走り 家路に着いたのでした。
T君の奥さん曰く「なんで帰ってくるの~?」(これは想像です…笑)
結局、15時間行動という、近年の記憶の中では最長の行動時間でしたが、けっこう
充実感もあったりして、良い山行になりました~
ちなみに 私のiphoneの万歩計は5万歩を超えました~
結論:「何があっても やっぱり山はいいなぁ~!」
事例1
山バッジありますか。
お前はバッジを買うために山に来ているのか。
事例2
寒いので毛布をお借りしました。(山積みになっていたもの)
皆寒いんだ。!1枚500円
事例3
指定時間内に到着したが。
「食事はない。」!
南の小屋は総じて時代錯誤だと思います。(南部の東海パルプ運営を除き)
結論:「何があっても やっぱり山はいいなぁ~!」
素晴らしい結論だと思います。
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