ピレネー トレッキング
コースタイム
途中、9ヶ所の山岳地帯をトレッキング!!
天候 | おおむね晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2016年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
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コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所は特にありません。 ドライブルートは、一部ツールドフランスの自転車コースと重なっていました。 |
その他周辺情報 | レンタカー、キッチン付きの宿、ハイキングコースなど全て個人手配の旅で、ツアーの半額以下の費用でした。 |
写真
感想
後半は、フランスのルルド、ツールーズ、カルカッソンヌなどの街歩きですので割愛し、7/02〜13の、主にスペイン側の山歩きの部分のみ、メモ風にレポートします。
旅行前は、各地の駐車場やハイキングルートなどの情報が少なく、困っていましたが、現地では、宿やインフォメーションセンターには、地図や情報がたくさんあって、ほぼ順調に山歩きを楽しめました。 地図などの資料も少し持ち帰って来ましたので、ご質問があれば、haratrek@yahoo.co.jpまでどうぞ!
【7月02日】バルセロナ〜モンセラット〜アンドラ公国
朝、バルセロナ空港で借りたFiat(5段クラッチ)で出発。 出発早々、偽警官の”覆面パトカー”に停車を指示されましたが「まず警察手帳を見せろ!」と強気で追い払いました。
モンセラットは、車で約1時間ほどの「ノコギリ状の山塊」という意味で、中腹に立派な教会がある観光地。教会の駐車場に車を停めて(敢えてケーブルカーに乗らず)左の山道を約1時間かけて、山頂駅まで足慣らし程度の山歩き。 たくさんの人で賑わっていて我々も観光者気分を味わいました。 駐車場の自動支払い機が不調で5ユーロ余計に取られました。
次に、車で約2時間のタックスヘイブンの国、アンドラへ向かいました。 検問らしきものはあるのですが、フリーパスで入国。山間の街ですが、スペインやフランスから無税の買い物目当ての人々が多く、ホコテンの大通りは賑わっていました。
ここでの宿は、大通りの近くの、Apartaments Maragallというキッチン付きのアパートに3泊。 早速 近くのスーパーに、お酒や食材の買出しへ。 税金ゼロの国でもあり、全て安く感じられる。
【03日】コマペドロサ高原トレッキング 約4時間
車で約30分ほど、フランス側に登り、おそらくスキー用であろう大きな駐車場に車を停め、インフォメーションセンターで、丁寧にトレッキングコースを教えて貰い、いざピレネー最初の山歩きへ出発!
しばらく(馬が通る)林道歩き。 現地のカップルと抜きつ抜かれつしながら、気持ちの良い晴天の中を登り、山道へ入る。赤白のペンキと、要所には道標もあって、道は明瞭。 1時間近く歩いたところで、前方に大きなカール状の谷間が見え始める。高原は真ん中に川が流れ、牛が放牧されていて、絵のような風景の中を30分ほど進み、無人の山小屋へ到着。 黄色、白、紫など名前も知らぬ初夏の花々が咲き乱れ、初日にして「花のピレネー」を満喫しました。
ただ、歩き足りない感じでもあり、更に上部に向かう2人の男性ハイカーをあとを追って、カールの谷を急登し、雪渓の端まで登って、絶景を前にランチ。この日から、ほぼ毎日トレッキングをして、この絶景ランチの日々が続くことになります。 ランチは毎回ほぼ同じですが、食パンに、トマト、レタス、きゅうり、ハムなどを別々に持参し、その場でマヨネーズをたっぷりかけて作ったサンドイッチです。ヨーロッパアルプスでも同じスタイルでしたが、この「絶景ランチ」が食べたくて山を登っている、と言えるほど最高にゼイタクでオイシイ!
先行していた2人の男性が戻って来て「コンニチワ」と日本語で声を掛けられ、しばし立ち話。
二人はアンドラの国籍、言語はスペイン語。 アンドラは、所得税も相続税もない国なので、欧州各地から資産を移して住んでいる金持ちが多いのです。元首はいちおうフランスの大統領が兼務しています。
しばらく、景観を堪能したあと、来た道をのんびり下り、後ろ髪を引かれながらも満足して、初日の山歩きを終了。
街から近いため、午後は大通りのショッピングや、古風な町並みの旧市街を散策する余裕がありました。
【04日】ソルテニ谷トレッキング 約4時間
この日もフランス側に車で約40分のEl Serratという地点に車を停め、インフォメーションセンターでルートを聞いてトレッキング開始。主なルートは3つくらいありましたが、ガイドの一番お勧めのEstanyo湖への道を辿ります。
しばしの林道歩きののち、山道へ。 この山道が絶品で、両側に色とりどりの花々が爛漫と咲き乱れ、花にはそれほど知見のない私たちでさえ、見とれていて先に進めないほどでした。もうこの時点で「ピレネーを堪能」した気分にさせてくれます。
山道を40-50分登って、渓流の流れる高原へ。 そして更に30分ほど登ると、山々に囲まれた小さな山上湖に到着します。 周囲には既に20人ほどのハイカーが休んでいて、何と水着で(下着で?)湖に入っているオバサンもいて、自由でのどかな雰囲気でした。 日本だと早速「遊泳禁止」とかの立て札が立てられそうです。
我々は、更に少し登った大きな岩に腰掛けて、またもや「絶景ランチ」・・・・幸せなひと時を過ごしました。
この旅では、合計9ヶ所でトレッキングをしたのですが、この花の道と山上湖のルートは、我々の評価では第2位でした。
街へ戻り、家内は一人でショッピング。 私は明日からの旅程の研究。
夕食は、いつも新鮮な野菜サラダや本場のハム、チーズ、それと魚や肉を焼いたりしたもの、それと凍る直前まで冷やしたビールとワインです。
ヨーロッパでは、外食は高いし、ハズれもあるし、飲んでから宿へ戻るのも面倒なので、もっぱら宿で自炊し、飲んで食べて、そのまま寝る!というスタイルで旅行をしています。
【05日】アイゲストルテス国立公園 歩行1.5時間
ここも、行く前は情報がなく、困った場所ですが、わずかに知っていた起点のEspotという町に着くと、何と日本人のツアーグループが、登山用のジープに乗り込むところで、早速我々も切符を買って、同行させて貰うことに。 大きなダム湖の「マウリシ湖」を通り過ぎて、更に20分ほど林道を登ったラテラ湖が通常のトレッキングのスタート地点となり、ここから近くの展望台(2190m)へ登ったあと、前述のマウリシ湖まで、山道を下りるのが定番のようです。 切り立ったエンカッタッツ山や大きなマウリシ湖の風景は、それなりに見ごたえがありますが、何と言っても「ジープで楽をして登った」という負い目もあって、トレッキング的には中途半端な満足度でした。
少なくとも時間のある個人旅行では、途中のマウリシ湖でジープを降りて、ラテラ湖までピストンで歩くのが、正解だったと思います。
日本からのトレッキングツアー団体には、ここと、フランス側のガバルニー渓谷の2ヶ所で会いましたが、参加者が高齢でもあり、やはり軽めのコースを選んでいるような印象です。
マウリシ湖からは、再び待っているジープに揺られ、Espotの町へ戻り、本日のトレッキングは終了。 車で1時間ほどの次の宿泊地Vielhaへ。 宿に到着後、早速スーパーへ買出しに向かいました。
【06日】アラン渓谷トレッキング 約4時間
この日は、前日、町のインフォメーションセンターで勧められたColmer湖へのトレッキングへ。 今日も快晴。
起点の駐車場でトイレを済ませ、いざ出発。 ちなみにピレネーでは、起点には大きな駐車場と清潔なトイレがあります。 日本ではともすれば、路駐だったり、トイレがなかったりしますが、スペイン・フランスはこの点「先進国」と感じました。
この日も、きれいな花々と渓流の山道を楽しみ、約1時間強で、山小屋のある下の湖へ、その後、雪渓の残る山々を仰ぎながら、Colmers湖へ到着。 例によって、絶景ランチを楽しみながら、至福の時を過ごしました。
ここアラン渓谷は、ルートも多いせいか、あまりハイカーにも会わず、ほぼ独占状態でした。
Vielhaの町は小さくて、見るべきものは教会くらいしかないのですが、宿にも近い、町の真ん中にバカでかい駐車場があり、多くの町の人たちが無料で使っています。
私たちも2晩、ここに駐車したのですが、ここは8-9日の二日間、世界最高峰の自転車レースであるツールドフランスの中継地点となるとのことで、駐車場を空けるよう張り紙がありました。
車でさえきついピレネーの山岳路を疾走する自転車の選手もスゴイ!
【07日】ボイ渓谷、教会群見物とトレッキング約2時間
次の宿泊地、ベネスケへ向かう途中で、ボイ渓谷へ寄り道をしました。
ここは、9つの古い教会群が世界遺産に認定されています。山間の小さな村に立つ教会を4つほど見ましたが、どれも、青空と山の緑を背景に、絵葉書のようなたたずまいでした。ただ、教会で貰った地図では、谷をつめた奥に駐車場があって、そこから湖を経て更に奥まで歩けるようなので、残りの教会見学は早々に切り上げて、そちらに向かいました。 途中、山道で駐車場の案内をしている人がいて、しばし言葉を交わしました。 人の良い50才くらいのオジサンでしたが、笑顔で「いつか東京で、また会おう!」などと気持ち良く見送ってくれました。スペイン人は明るい!
奥の駐車場が満員、と言われたので、やや手前の広い駐車場に停めて出発。 このCavallers湖は、かなり大きなダム湖でした。 ダムの大きさから、かなりの時間とお金をかけての工事と思われますが、水甕と言うより、下の村々を水害から守る治水用のダムと思われます。
で、そのCavallers湖の右側を辿って景観を楽しみながら、昼食をはさんで往復2時間半ほど歩きました。
湖の奥には、さらに山小屋までのルートも延びていましたが、今日は次の宿への移動の距離もあるので割愛です。 その後、ベネスケの町へ。
ここの宿は、正確にはベネスケの町からさらに15分くらい上ったCerlerという地区にあり、プール付きの景色の良い近代的なリゾートホテルでした。 一泊72ユーロとスペイン側での私たちの宿の中では最高値でしたが、設備と景色で納得です! ただ近くに食料品店がなく、ありあわせの食材で夕食を取りました。ビールとワインだけは常に確保しています(笑)
【08日】最高峰アネト山展望トレッキング 5時間
この日は、宿から更に30分ほど奥に行った駐車場から、シャトルバスに乗り、ピレネー最高峰のアネト山(3404m)を展望するトレッキングに行きました。
バスで一緒だった、スペイン人親子三人のあとを追って、山側のルートを取ります。 途中から既にたくさんの花が迎えてくれて、登りの辛さを全く感じません。 約一時間登って、山小屋へ到着。 ここでは休まずに、山小屋の後ろを通って、谷側のルートと合流する高原まで、ゆっくり下ります。 ここでも色とりどりの花々に癒されました。 下には高原の中央を渓流が流れ、三々五々、ハイカーの姿も小さく見えます。 ただこの地点では、まだアネト山は見えません。 小一時間かけて高原まで下りて、更に谷を奥に詰めて、やっとアネト山らしき山頂が見えましたが、とうとう最後まで、どれがアネト山か特定できませんでした。 あとでネットで調べたところアネト山自体は、多少の雪があるものの登頂は、それほど難しい山ではないようです。
ゴロゴロと大きな岩の続く渓流の道を詰めて、さらに1時間ほど登り、そこで雪解けの渓流の音をBGMにランチ。 深いピレネーの真っ只中にいることに満足を覚えながら、帰りはゆっくりと谷側の道を降りて、シャトルバス乗り場に戻りました。 実はあとで家内との”評価会議”では、この日のトレッキングが、ピレネーの山歩きの中では、輝く第一位!でした。 ここも日本での事前の準備では、ほとんど情報がなかったのですが、個人での山行では、是非行かれることをお勧めします。
山から下りて、そのまま車で次の目的地、Brotoへ到着です。 このBrotoは、街道沿いの町ですが、真ん中を渓流が流れていて、小さいながらも目抜き通りと、渓流沿いにリゾート風の店が並んでいて、とってもきれいな町でした。 近所の食料品店でパンや野菜を補充。
【09日】オルデサ渓谷トレッキング 6時間
ここは、世界遺産です。 まるでアメリカのグランドキャニオンのような大きな切り立った断崖の中を、山側と谷側に道が付いています。
町から10分ほど車で上がったTorlaという村に、大きな駐車場と、大型のシャトルバスの出る停車場があり、ここで往復の切符を買ってバスに乗り込みます。 約20分ほど、窓の景観を楽しみながら、トレッキングの起点へ到着。 ここには大きなインフォメーションセンターがあり、丁寧にいくつかのコースを教えてくれました。
私たちは、行きに一気に700mを登る「Faja de Peray」というコースを選択。「たくさんの水と雨合羽を持っていけ」との声をあとにトレッキングへ出発。2時間弱、ほぼ展望のないジグザグ道をひたすら登ります。 そして対岸の絶壁と渓谷が見事な「展望台」へ到着!
その後は、緩やかに下りながら、途中で「絶景ランチ」を取り、終着点の大滝まで約1時間の行程でした。 滝ではたくさんの人々が憩っていました。
復路は、谷に付けられた道を、バス停まで戻るのですが、こちらは景観もなく、ややダラダラとした印象なので、往路を山側に取ったのは大正解でした。往復とも谷道では、オルデサの良さは半減以下だったと思います。
本来なら、スケール感から言っても、このオルデサ渓谷が、ピレネーNo.1だったかもしれませんが、復路の単調さがマイナスとなって、ウチの採点では3位でした。
たっぷり歩いたあと、Brotoの町へ戻り、小さなオープンカフェでビールを飲みながら、二人で心地よい疲労感に浸りました。
【10日】ピレネー越えと、ゴープ湖歩き 1.5時間
この日は、いよいよピレネーを越えてフランスへ入ります。 時間的にも長丁場なので、少し緊張してハンドルを握りました。 A136号線を北上します。 舗装路で道は、そこそこ良いのですが、何せ私たちのFiatは、前進5段ですので、普段オートマしか乗っていない体は、意識しないと山道のギアチェンジができません。 それでも天候に恵まれ、峠ではしばし景観を堪能しました。 厳しい山道にもかかわらず、結構多くの自転車愛好者が登って来ていて驚きました。 欧州ではホントに自転車が好かれています。峠を下り、やがて街道の看板標識や看板が読めなくなり、フランスに入ったことを実感しました。
おなじEUですので、イミグレや関税はありません。 私は中南米に住んでいたこともありスペイン語は普通にできますが、この日から6日間、フランスでは、身振り手振りでの旅行です。
昼過ぎ、1時ごろ、今日の目的地であるコーブ湖のロープウェイ乗り場に到着。 大きな観光地で、車と人があふれていました。 ここからロープウェイとリフトを乗り継いで上部へ。 リフトを降りてから15分くらい平坦な林道を歩いてコーブ湖へ到着し、遅めのランチ。 その後、湖の右端を歩いて最終地点まで行き、さらにガレ場を上がって、小さな滝のとこれまで行って、戻って来ました。 途中で、今回2組目となる日本人ツアー客と会いました。 ただこのコーブ湖は、リフトで上がるのと、歩くところがほとんど平坦で、かつ観光客も多く、景色的にも山の気配が薄くて、いまいちでした。 時間がない人には、カットをお勧めします。
その後、約1時間 国道D920と D21を通って、今日から3泊するリュス・サン・ソバールの宿へ。
この町は、上記のゴーブ湖と、翌日のガバルニー渓谷、そしてピク・デュ・ミディ展望台という3ヶ所へのベースキャンプとして選んだのですが、天気も雨模様で、かつ宿が75ユーロと高い割りに設備が貧弱で、結果的には失敗でした。(宿の不満は割愛します)
【11日】 ガバルニー圏谷 3時間
この日は、前夜からの雨が残っていましたが、行けるところまで・・・と思って、世界遺産ガバルニー圏谷へ。
車で30分ほど谷あいを詰め、歩き出すころには雨も上がり、前方に大きく氷河で削られたガバルニー圏谷が見えて来ました。
ただ、道はほぼ平坦で、野性味にやや欠けているのと、圏谷はすでに見えているので、片道1時間ちょっとの道は、やや退屈な感じもします。
滝のほぼ基部まで登り、ここでランチ。
羊が寄って来るのを見ると、観光客が多くて、エサをあげていると思われます。
この地域では、125頭の羊がヒグマに追いかけられて崖から墜落死し、羊の持ち主が市を訴えるという事件があったそうです。 以前、ヒグマが絶滅しそうになって、市がわざわざ国外から輸入し、今では35頭のヒグマが生息しており、その因果関係から市が訴えられたそうです・・・どっちもどっちですね。
午後、町へ戻り、家内は一人で、ショッピング。私は宿のWifiがつながらず、町のインフォメーションセンターのFree Wifiで、メールを読んだり、ネットを見たりで時間をつぶしました。
【12日】 ルルド市、大教会の見学
この日も、朝から雨模様。 予定を変更して明日行くはずであった、ルルド市の大教会の見学へ。
ここはフランス各地から巡礼に来るほどの聖地だそうですが、本編のピレネー山行とは関係ないので、レポートは割愛です。 雨の中、たくさんの信者が参拝していました。 ルルドの町で食べたピザが出色でした。
【13日】 ピク・デュ・ミディ展望台(行かず)
この日は、本来12日に行くはずであった、展望台を見て、ツールーズへ抜けることとしました。
ただ、展望台そのものは、ロープウェイで上るだけなので、道路から見えたところで、上る意欲を全く失い、結局、上るのを止め、そのままツールーズへ向かいました。
なので、この日のレポートもありません。また山のレポートもここでおしまいです。
【総括】
こうして、私たちのピレネー山行は、成功裏に完了しました。
ご参考までに、9ヶ所のトレッキングの私たちの順位を書かせて頂きます。
1)アネト山展望トレック 【8日】
2)ソルテニ谷 【4日】
3)オルデサ渓谷 【9日】
4)アラン渓谷 【6日】
5)コマペドロサ高原 【3日】
6)カバルニー圏谷 【11日】
7)アイギストルテス国立公園 【5日】
8)ゴーブ湖 【10日】
9)ボイ渓谷上部 【7日】
6)と8)以外は全てスペイン側で、フランス側が観光地化しているのに比べ、スペイン側は山も花も野趣豊かです。 もし時間が限られている場合には、スペイン側だけでも充分、ピレネーの良さを堪能できると思います。
冒頭お話しましたように、ピレネーは(ツアーはありますが)個人山行でのネット情報が少なく、かなり不安なまま現地入りしたのですが、予想をはるかに越えて、山々と花々を楽しむことができ、大満足の旅となりました。
私たちは、北中南米、オセアニア、ネパール、なども歩いていますが、おそらく欧州アルプスに次いで、楽しいトレッキングエリアだと感じました。
ただ、ツアー以外は、足の確保がしにくいので、ご自分で運転できないと、不自由かと思います。
【おまけ=費用概算】 二人分です
・アエロフロート: 14万円
成田からモスクワ経由バルセロナ往復
・レンタカー、ガソリンなど: 6万円
・宿代(20泊): 12万円
・食費/雑費 : 8万円
合計=約40万円 (しつこいようですが二人分です)
Brexitの直後のユーロ安にも助けられて、かなり安い費用での旅行となりました。 ただし企画/予約/運転/ガイド/食事など全てセルフですので、労力はツアーの倍以上使っています。
更に、お知りになりたい点があれば、haratrek@yahoo.co.jp までどうぞ。
なお、ヤマレコには投稿しませんでしたが、昨年夏には、ブルガリアのピリン山脈や、ギリシャのオリュンポス山に、家内と二人で登りました。 特にピリン山脈は、山々と山上湖の景色が絶品で、おすすめです。
自分たちのメモを兼ねて、書きましたので、長文になりました。 お付き合い頂きありがとうございました。
Ps. 先日、7月27-28日は、幌尻岳にトライしたのですが、稀にみる「大雨と洪水」のため、途中のポロシリ小屋に2日間停滞した挙句に、上に行けず撤収。
帰りの林道が土砂崩れのため、ブルドーザーの到着まで3時間待つ、という悲惨な山行でした。
日本の夏は、街は暑いし、山は天候が不安定で、過ごしにくいですね!
Ps-2. このあと、いくつかの写真のアップもトライしますが、うまく掲載できなかったらお許し下さい!
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