七倉岳へ 七倉ダムからの急登!絶景!
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- GPS
- 07:40
- 距離
- 9.5km
- 登り
- 1,476m
- 下り
- 1,463m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
特に問題ない 登山相談所で登山届記入 |
その他周辺情報 | 登山口に七倉温泉 葛温泉 |
予約できる山小屋 |
七倉山荘
|
写真
感想
2016(平成28年)8月10日(水)
七倉岳へ
「七倉の 鼻突き登り 絶景に」
七倉岳には、針ノ木岳・蓮華岳から縦走し船窪小屋に泊まり
船窪岳・烏帽子岳から高瀬ダムへ下山した時に登っている。
数年前、今回登った七倉ダムからのコースを登り始めたところ、
雨と雷鳴であわてて途中から下山したということがあった。
今回は引き返してきた前回コースのリベンジでもある。
私からすると大変近い場所にある山なのに
なぜか登る機会を持たず、
登ることをためらっていたコースそして七倉岳でもある。
急登!
登りはほとんど急登続きと言ってもいい。
まずは最初からジグザグに壁のような斜面を登り続ける。
下を向いたまま歩いたためか、
下山中にその斜面のブナ林の美しさに驚いたぐらいだ。
全く回りに気付かずに汗をかいていたということか。
古い標識「鼻突き八丁 八合目」が出てくると
急登はさらにきつくなる。
木製の梯子がほぼ垂直に並び高度を一気に上げていく。
これほど急な登山道は他にないといってもいいぐらいだ。
しかしこれを登り切ると最高のご褒美が待っていた。
樹林帯も同時に抜けて天狗の庭という展望地点に着くと
眼下の高瀬ダム湖の先に槍ヶ岳・穂高の山並みが聳え立つのだ。
今日は特にダム湖から沸き立つ雲も景色に加わり、
その美しい北アルプスの眺望に感動した。
七倉岳からの絶景!
山頂からの眺めも言葉を失うほど。
殊に日を浴びた針ノ木岳と蓮華岳の眺望。
天を突きさすような針ノ木岳の力強い山容。
それに対してなだらかで雄大な蓮華岳の姿。
針ノ木岳の肩には剱岳と立山の岩峰が美しい。
五色ヶ原の緑の平原から薬師岳への稜線。
さらに赤茶けた赤牛岳から水晶岳への読売新道も見渡せる。
そして天狗の庭からの展望同様
槍・穂高の北アルプスを代表する山並みが一望できるのだった。
さらに餓鬼岳、唐沢岳が目の前に姿を現していた。
この景色は
常念・蝶・燕からの展望に勝るとも劣らない素晴らしいものだ。
これほど身近に常念・蝶・燕と並ぶ展望最高の山に
なぜか登っていなかったのか。
これからは年に1度ぐらいは登るようにと思った。
それほど展望の良さを実感できた。
さらにこの山の良さは船窪小屋にある。
展望の良い尾根に建つ小さな小屋だ。
縦走中に一度宿泊したことがあるが
ランプの明かりの元で暖かな雰囲気の中で食事をとった記憶がある。
今回は小屋の前のベンチで休んでいると
小屋の奥さんがお茶を持ってきてくれたのだ。
通過だけの登山者にお茶を出してくれるところはないだろう。
とてもおいしい麦茶で感激してしまった。
暖かな雰囲気がちょっとしたことで感じ取ることができ
また寄ってみたいなと思うのだった。
急登だが登山道のナンバー標識がしっかりしていて、
目標をもって登ることができる七倉岳。
そして何といっても展望の良い七倉岳。
船窪小屋が山頂付近にあるという安心の七倉岳。
もっと早く七倉岳の良さに気づけばよかった。
ふるちゃん
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