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Yamareco

記録ID: 936609
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
塩見・赤石・聖

聖岳、赤石岳

2014年09月14日(日) ~ 2014年09月15日(月)
情報量の目安: S
都道府県 長野県 静岡県
 - 拍手
GPS
--:--
距離
27.4km
登り
3,623m
下り
3,637m

コースタイム

ルートはヤマプラで作成。

1日目(2014/09/14(日))
畑薙臨時駐車場 0755 (送迎バス)
聖岳登山口 0850
出合所小屋跡? 0905 (聖平まで290分の道標)
聖沢吊橋 0930
乗越? 1010 (聖平まで160分の道標)
吊橋 1100
滝見台 1105 (対岸に滝が見える)
聖平小屋 1210/1220
薊畑分岐 1245
小聖岳 1330
前聖岳 1435/1445
兎岳避難小屋 1555 (百間洞まで180分の道標)
兎岳 1600
小兎岳 1635
中盛丸山 1715/1725
分岐 1735
百間洞山の家 1800

距離 15.6km、標高差 登り約3,183m、下り約1,842m
歩行時間 8時間40分 (標準CT 12時間30分)率0.70


2日目(2014/09/15(祝))
百間洞山の家 0320
百間平 0405
2827m地点? 0500/0510 (赤石まで50分の道標)
赤石岳 0550/0640
赤石コル 0650
富士見平 0750/0800
赤石小屋 0820
2/5 0940/0950
椹島ヒュッテ 1030/1135 (送迎バス)
畑薙臨時駐車場 1245

距離 11.7km 、標高差 登り約1,112m、下り約2,473m
歩行時間 5時間50分 (標準CT 7時間15分)率0.67
過去天気図(気象庁) 2014年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
畑薙第一ダム夏季臨時駐車場。300台くらいだろうか、日曜日6時の時点で満車状態で、通路などにも駐車している。付近の道路脇にも車が溢れている(ゲート近くや沼平の駐車場ももちろん満車)。これだけ車が多いと他車の出口を塞ぐ車もいて、バスの運ちゃんが登山者へ車の移動を呼びかけていた。混雑時はバスも臨時便を出すようだ。マイクロバスは補助席も全て使って28人乗り。東海フォレストの送迎バスには3,000円前払いで乗車、これは指定の小屋泊まり前金になる。どこの小屋に泊まるか
も事前に聞かれる。百間洞と答えるのはプレッシャーだ
2014年09月14日 06:44撮影 by  COOLPIX S200 , NIKON
9/14 6:44
畑薙第一ダム夏季臨時駐車場。300台くらいだろうか、日曜日6時の時点で満車状態で、通路などにも駐車している。付近の道路脇にも車が溢れている(ゲート近くや沼平の駐車場ももちろん満車)。これだけ車が多いと他車の出口を塞ぐ車もいて、バスの運ちゃんが登山者へ車の移動を呼びかけていた。混雑時はバスも臨時便を出すようだ。マイクロバスは補助席も全て使って28人乗り。東海フォレストの送迎バスには3,000円前払いで乗車、これは指定の小屋泊まり前金になる。どこの小屋に泊まるか
も事前に聞かれる。百間洞と答えるのはプレッシャーだ
満員のマイクロバスで揺られること約50分で聖岳登山口着。ここで下りたのは僕を含め3名のみ(殆どの乗客は椹島へ行く)。ここからすぐに200mの急登が始まってびっくりする
2014年09月14日 08:44撮影 by  COOLPIX S200 , NIKON
9/14 8:44
満員のマイクロバスで揺られること約50分で聖岳登山口着。ここで下りたのは僕を含め3名のみ(殆どの乗客は椹島へ行く)。ここからすぐに200mの急登が始まってびっくりする
急登を終えてしばらく巻き道を歩き、桟道をいくつか過ぎると聖沢吊橋が現れた。これがまたよく揺れる。この後もしばらく登りが続き大汗をかくも、樹林帯で陽射しが遮られて暑くはなかった
2014年09月14日 09:30撮影 by  COOLPIX S200 , NIKON
9/14 9:30
急登を終えてしばらく巻き道を歩き、桟道をいくつか過ぎると聖沢吊橋が現れた。これがまたよく揺れる。この後もしばらく登りが続き大汗をかくも、樹林帯で陽射しが遮られて暑くはなかった
第二の吊橋は、滝見台の手前あたり。手元の22年前の地図には載ってない…
2014年09月14日 10:59撮影 by  COOLPIX S200 , NIKON
9/14 10:59
第二の吊橋は、滝見台の手前あたり。手元の22年前の地図には載ってない…
第二の吊橋を渡るとすぐに、対岸に滝が見えた。ここら辺が滝見台なのだろう、たぶん
2014年09月14日 11:06撮影 by  COOLPIX S200 , NIKON
9/14 11:06
第二の吊橋を渡るとすぐに、対岸に滝が見えた。ここら辺が滝見台なのだろう、たぶん
沢沿いの深い渓谷を過ぎてしばらくすると、聖平小屋に出る。小屋前のテン場もよく整備されており、居心地は良さそうだ。この時点で上空は雲に覆われてきていて陽射しはない
2014年09月14日 12:13撮影 by  COOLPIX S200 , NIKON
9/14 12:13
沢沿いの深い渓谷を過ぎてしばらくすると、聖平小屋に出る。小屋前のテン場もよく整備されており、居心地は良さそうだ。この時点で上空は雲に覆われてきていて陽射しはない
小屋を過ぎると広々とした聖平へ
2014年09月14日 12:29撮影 by  COOLPIX S200 , NIKON
9/14 12:29
小屋を過ぎると広々とした聖平へ
南には上河内岳(たぶん右)
2014年09月14日 12:31撮影 by  COOLPIX S200 , NIKON
9/14 12:31
南には上河内岳(たぶん右)
そして、北には小聖岳(手前)、聖岳(雲中)を望む
2014年09月14日 12:31撮影 by  COOLPIX S200 , NIKON
9/14 12:31
そして、北には小聖岳(手前)、聖岳(雲中)を望む
小聖岳山頂も既にガスの中。うーん、晴天予報でも、午後には稜線はガスに覆われる
2014年09月14日 13:33撮影 by  COOLPIX S200 , NIKON
9/14 13:33
小聖岳山頂も既にガスの中。うーん、晴天予報でも、午後には稜線はガスに覆われる
聖岳山頂直下はガレ場を延々と登る。この時点で既に14時を過ぎており、この先どうしようか逡巡しながら喘ぎ喘ぎ歩いた。もう寒くて、汗もかかない
2014年09月14日 14:12撮影 by  COOLPIX S200 , NIKON
9/14 14:12
聖岳山頂直下はガレ場を延々と登る。この時点で既に14時を過ぎており、この先どうしようか逡巡しながら喘ぎ喘ぎ歩いた。もう寒くて、汗もかかない
前聖岳山頂。誰もおらず、眺望もゼロ。奥聖岳山頂はパスして先を急ぐ
2014年09月14日 14:34撮影 by  COOLPIX S200 , NIKON
9/14 14:34
前聖岳山頂。誰もおらず、眺望もゼロ。奥聖岳山頂はパスして先を急ぐ
聖岳の下りで赤石岳方面。雲が取れてくれないかな
2014年09月14日 14:52撮影 by  COOLPIX S200 , NIKON
9/14 14:52
聖岳の下りで赤石岳方面。雲が取れてくれないかな
赤い石が出現!まさに赤石山脈
2014年09月14日 15:16撮影 by  COOLPIX S200 , NIKON
9/14 15:16
赤い石が出現!まさに赤石山脈
ガスの中に赤石岳。こんな中途半端なのばっかり
2014年09月14日 15:38撮影 by  COOLPIX S200 , NIKON
9/14 15:38
ガスの中に赤石岳。こんな中途半端なのばっかり
16時直前に兎岳避難小屋通過。ガスが濃くて、肝心の避難小屋がまったく見当たらない。よく目を凝らすと、霧の中数十m先にぼんやりとバラックの屋根っぽいものが見えた。あたりも薄暗く心細くなってきた。こんなところで泊まりたくない。百間洞まで180分表示だが、2時間で行く覚悟で先へ進む
2014年09月14日 15:53撮影 by  COOLPIX S200 , NIKON
9/14 15:53
16時直前に兎岳避難小屋通過。ガスが濃くて、肝心の避難小屋がまったく見当たらない。よく目を凝らすと、霧の中数十m先にぼんやりとバラックの屋根っぽいものが見えた。あたりも薄暗く心細くなってきた。こんなところで泊まりたくない。百間洞まで180分表示だが、2時間で行く覚悟で先へ進む
避難小屋直上が兎岳。まったく何も見えず通過
2014年09月14日 16:01撮影 by  COOLPIX S200 , NIKON
9/14 16:01
避難小屋直上が兎岳。まったく何も見えず通過
赤石岳方面は多少明るい。手前は小兎岳
2014年09月14日 16:23撮影 by  COOLPIX S200 , NIKON
9/14 16:23
赤石岳方面は多少明るい。手前は小兎岳
一方で、聖岳はまったくガスの中
2014年09月14日 16:24撮影 by  COOLPIX S200 , NIKON
9/14 16:24
一方で、聖岳はまったくガスの中
兎岳(奥)を振り返る。このアップダウンはつらい。ここら辺で人にはまったく会わなかった
2014年09月14日 16:30撮影 by  COOLPIX S200 , NIKON
9/14 16:30
兎岳(奥)を振り返る。このアップダウンはつらい。ここら辺で人にはまったく会わなかった
小兎岳山頂。赤石の山腹が見えるようになってきた
2014年09月14日 16:33撮影 by  COOLPIX S200 , NIKON
9/14 16:33
小兎岳山頂。赤石の山腹が見えるようになってきた
さあ、残すは中盛丸山のみ。しかしこれが思いのほか聳えている。約200mの登りが岩ゴツゴツで、うんざりするほキツい。既に体力が尽きており、ここが今日いちばんの難関だった
2014年09月14日 16:37撮影 by  COOLPIX S200 , NIKON
9/14 16:37
さあ、残すは中盛丸山のみ。しかしこれが思いのほか聳えている。約200mの登りが岩ゴツゴツで、うんざりするほキツい。既に体力が尽きており、ここが今日いちばんの難関だった
しかし、日が傾くにつれて聖岳の雲が切れてきて…
2014年09月14日 17:07撮影 by  COOLPIX S200 , NIKON
9/14 17:07
しかし、日が傾くにつれて聖岳の雲が切れてきて…
ついに聖岳山頂を拝むことができた。それにしても頂上稜線が長いな。左端が奥聖岳、右端が前聖岳
2014年09月14日 17:14撮影 by  COOLPIX S200 , NIKON
9/14 17:14
ついに聖岳山頂を拝むことができた。それにしても頂上稜線が長いな。左端が奥聖岳、右端が前聖岳
赤石岳の雲はもうちょっと
2014年09月14日 17:15撮影 by  COOLPIX S200 , NIKON
9/14 17:15
赤石岳の雲はもうちょっと
赤石岳の左奥に見えたのは、あれは塩見だろうか
2014年09月14日 17:15撮影 by  COOLPIX S200 , NIKON
9/14 17:15
赤石岳の左奥に見えたのは、あれは塩見だろうか
おお、今晩の宿、百間洞山の家も見える。しかしまだ遠いなあ!
2014年09月14日 17:15撮影 by  COOLPIX S200 , NIKON
9/14 17:15
おお、今晩の宿、百間洞山の家も見える。しかしまだ遠いなあ!
夕暮れの柔らかい日差しの中、中盛丸山山頂。今日初めて、一息つくことができた。ここまで来れば後は何とかなるだろう
2014年09月14日 17:17撮影 by  COOLPIX S200 , NIKON
9/14 17:17
夕暮れの柔らかい日差しの中、中盛丸山山頂。今日初めて、一息つくことができた。ここまで来れば後は何とかなるだろう
というわけで、少しゆっくりして目の前の赤石岳を堪能する。手前の台地は百間平
2014年09月14日 17:20撮影 by  COOLPIX S200 , NIKON
9/14 17:20
というわけで、少しゆっくりして目の前の赤石岳を堪能する。手前の台地は百間平
たなびく雲の上に赤石岳山頂が少しだけ顔を見せてくれた。夕暮れの赤石岳、いいね。それにしてもこの午後は殆ど人に会わず、とても静かな山行だった
2014年09月14日 17:28撮影 by  COOLPIX S200 , NIKON
9/14 17:28
たなびく雲の上に赤石岳山頂が少しだけ顔を見せてくれた。夕暮れの赤石岳、いいね。それにしてもこの午後は殆ど人に会わず、とても静かな山行だった
中盛丸山を一気に下ると百間洞への分岐。大沢岳はもちろんパスして小屋へ急ぐ。下りベースの巻き道で、日没(1750頃)は過ぎたが完全に暗くなる前に小屋に到着した。しかし、すぐに暗くなったので残念ながら小屋の写真は撮れず。1日目は結局、大休止すらせずに歩き続けた。
2014年09月14日 17:37撮影 by  COOLPIX S200 , NIKON
9/14 17:37
中盛丸山を一気に下ると百間洞への分岐。大沢岳はもちろんパスして小屋へ急ぐ。下りベースの巻き道で、日没(1750頃)は過ぎたが完全に暗くなる前に小屋に到着した。しかし、すぐに暗くなったので残念ながら小屋の写真は撮れず。1日目は結局、大休止すらせずに歩き続けた。
2日目。小屋を出てから百間平までの登りは慎重に歩いた。暗い&寒い&眠いの三重苦で、大幅タイム短縮もできなかったので、この時点で荒川三山周回の予定は諦めた。体力的には何とかなるけれど、14時の最終バスに間に合う自信がない。せっかく来たので赤石岳でゆっくりしてから、大倉尾根を下ることにした。

百諒燭らの赤石岳は圧巻。目の前に荘厳に聳えている。しかし登りの取り付きからはそれほど急登でもなく助かった。赤石岳の登りを終えると、避難小屋が見えてきた
2014年09月15日 05:33撮影 by  COOLPIX S200 , NIKON
9/15 5:33
2日目。小屋を出てから百間平までの登りは慎重に歩いた。暗い&寒い&眠いの三重苦で、大幅タイム短縮もできなかったので、この時点で荒川三山周回の予定は諦めた。体力的には何とかなるけれど、14時の最終バスに間に合う自信がない。せっかく来たので赤石岳でゆっくりしてから、大倉尾根を下ることにした。

百諒燭らの赤石岳は圧巻。目の前に荘厳に聳えている。しかし登りの取り付きからはそれほど急登でもなく助かった。赤石岳の登りを終えると、避難小屋が見えてきた
おっと、それよりも富士山だ! この秀麗な姿に圧倒された。しばらくは絶句。南ア南部の富士山は大きく見える
2014年09月15日 05:34撮影 by  COOLPIX S200 , NIKON
9/15 5:34
おっと、それよりも富士山だ! この秀麗な姿に圧倒された。しばらくは絶句。南ア南部の富士山は大きく見える
避難小屋を過ぎて、赤石岳山頂への最後の登り
2014年09月15日 05:47撮影 by  COOLPIX S200 , NIKON
9/15 5:47
避難小屋を過ぎて、赤石岳山頂への最後の登り
赤石岳山頂。多くの登山者がたぶんこのアングルで記念撮影していた。荒川周回を諦めたので、山頂で大休止して、ラーメン作って食べた。美味い。このくらいの余裕はほしい
2014年09月15日 05:54撮影 by  COOLPIX S200 , NIKON
9/15 5:54
赤石岳山頂。多くの登山者がたぶんこのアングルで記念撮影していた。荒川周回を諦めたので、山頂で大休止して、ラーメン作って食べた。美味い。このくらいの余裕はほしい
仙丈 塩見 甲斐駒  間ノ・北 農鳥       
前岳   中岳             悪沢
小赤石
2014年09月15日 05:55撮影 by  COOLPIX S200 , NIKON
9/15 5:55
仙丈 塩見 甲斐駒  間ノ・北 農鳥       
前岳   中岳             悪沢
小赤石
雲は多いものの、眺望があって本当に嬉しい
2014年09月15日 05:55撮影 by  COOLPIX S200 , NIKON
9/15 5:55
雲は多いものの、眺望があって本当に嬉しい
たぶん北アだな。穂高連峰、大キレット、槍と思われるが…
2014年09月15日 05:56撮影 by  COOLPIX S200 , NIKON
9/15 5:56
たぶん北アだな。穂高連峰、大キレット、槍と思われるが…
御岳(奥)、中ア(手前)
2014年09月15日 05:57撮影 by  COOLPIX S200 , NIKON
9/15 5:57
御岳(奥)、中ア(手前)
えーと、上河内岳、聖岳、光岳(奥)だと思われる
2014年09月15日 05:57撮影 by  COOLPIX S200 , NIKON
9/15 5:57
えーと、上河内岳、聖岳、光岳(奥)だと思われる
恵那山。実に目立つ山容だ
2014年09月15日 06:00撮影 by  COOLPIX S200 , NIKON
9/15 6:00
恵那山。実に目立つ山容だ
明るくなった南アの山々
2014年09月15日 06:04撮影 by  COOLPIX S200 , NIKON
9/15 6:04
明るくなった南アの山々
悪沢岳の右後方に八ヶ岳
2014年09月15日 06:04撮影 by  COOLPIX S200 , NIKON
9/15 6:04
悪沢岳の右後方に八ヶ岳
2014年09月15日 06:06撮影 by  COOLPIX S200 , NIKON
9/15 6:06
朝日を受けた御岳
2014年09月15日 06:06撮影 by  COOLPIX S200 , NIKON
9/15 6:06
朝日を受けた御岳
荒川岳までの縦走路。やっぱり長そうだ
2014年09月15日 06:07撮影 by  COOLPIX S200 , NIKON
9/15 6:07
荒川岳までの縦走路。やっぱり長そうだ
明るくなった百間平。暗闇の中で通り過ぎてしまったけれど、
とても広々としていて気持ち良さそうだ。雲ノ平を髣髴とさせる。その後ろは兎、小兎、中盛丸山、大沢岳
2014年09月15日 06:37撮影 by  COOLPIX S200 , NIKON
9/15 6:37
明るくなった百間平。暗闇の中で通り過ぎてしまったけれど、
とても広々としていて気持ち良さそうだ。雲ノ平を髣髴とさせる。その後ろは兎、小兎、中盛丸山、大沢岳
僕の22年前の記憶に残るのは、たぶん、夜明けのこのアングルの赤く萌える赤石岳だ。もう一度見てみたい
2014年09月15日 06:48撮影 by  COOLPIX S200 , NIKON
9/15 6:48
僕の22年前の記憶に残るのは、たぶん、夜明けのこのアングルの赤く萌える赤石岳だ。もう一度見てみたい
赤石コルを少し下ったところから赤石岳山頂
2014年09月15日 06:49撮影 by  COOLPIX S200 , NIKON
9/15 6:49
赤石コルを少し下ったところから赤石岳山頂
面白い縞状の雲
2014年09月15日 06:54撮影 by  COOLPIX S200 , NIKON
9/15 6:54
面白い縞状の雲
2014年09月15日 07:12撮影 by  COOLPIX S200 , NIKON
9/15 7:12
富士見平からの聖。左後方は上河内岳
2014年09月15日 07:47撮影 by  COOLPIX S200 , NIKON
9/15 7:47
富士見平からの聖。左後方は上河内岳
富士見平からの赤石岳。朝日に萌える赤石をここから見てみたかった
2014年09月15日 07:47撮影 by  COOLPIX S200 , NIKON
9/15 7:47
富士見平からの赤石岳。朝日に萌える赤石をここから見てみたかった
同じく荒川三山。もう少し空が青いとよかったのだけど
2014年09月15日 07:47撮影 by  COOLPIX S200 , NIKON
9/15 7:47
同じく荒川三山。もう少し空が青いとよかったのだけど
この富士見平はなかなか良い展望台だ。ここから下は樹林帯で眺望なし
2014年09月15日 07:48撮影 by  COOLPIX S200 , NIKON
9/15 7:48
この富士見平はなかなか良い展望台だ。ここから下は樹林帯で眺望なし
富士見平の富士山。背景の朱色は格好良いね
2014年09月15日 07:49撮影 by  COOLPIX S200 , NIKON
9/15 7:49
富士見平の富士山。背景の朱色は格好良いね
赤石小屋を通過。三連休の中日はここが混むそうだ
2014年09月15日 08:20撮影 by  COOLPIX S200 , NIKON
9/15 8:20
赤石小屋を通過。三連休の中日はここが混むそうだ
写真でよく見かける椹島の看板を実際に目にすると、何か感慨深いものがある。無事下山できて何より。下りは長いと思いきや意外とあっさり終わった。足も痛くないし、汗も大してかかないし。帰りの1030バスには間に合ったのだけれど、50人待ちくらいで、乗れたのは1130の臨時バスだった。
2014年09月15日 10:27撮影 by  COOLPIX S200 , NIKON
9/15 10:27
写真でよく見かける椹島の看板を実際に目にすると、何か感慨深いものがある。無事下山できて何より。下りは長いと思いきや意外とあっさり終わった。足も痛くないし、汗も大してかかないし。帰りの1030バスには間に合ったのだけれど、50人待ちくらいで、乗れたのは1130の臨時バスだった。
撮影機器:

装備

個人装備
靴:ウルトララプター

感想

3連休の週末は久々に晴天に恵まれそうなので、懐かしの南ア南部にチャレンジした。聖、赤石、荒川三山の1泊2日を目指したけれど敗退して、荒川岳を断念した。

僕にとって南ア南部は実に22年ぶり、そう簡単には行けない聖域と化していた。何しろアプローチが長すぎる。当初はテント泊を志向したのだけど、装備が重くなると1日の歩行距離はどうしても短くなる。長い林道歩きで体力と時間とを使い果たすのももったいない。ということで、小屋泊まりにして東海フォレストの送迎バスを利用する計画に落ち着いた。

どうせ行くなら3,000mをたくさん踏破したい。 1泊小屋泊まりで聖赤石荒川を周回する事例をwebで探すと数例もないことがわかった。 山行後にトレマンを見つけたが、やはり無謀だったようだ…。

新東名の新静岡ICから下道を約2時間。道路情報は次を参照する。
https://shizuokashi-road.appspot.com/index_pub.html
http://www.city.shizuoka.jp/deps/ikawa/ikawa_trafic.html

百間洞山の家の宿泊者はたぶん30名弱で、僕の入った部屋は4人寝られる広さに3人だったので、余裕だった(もっとも、定員は8人のようだが…。ここに8人寝られるのか?)。シュラフと毛布と枕が用意されていて、とても快適。しかし、身体が火照っていたのか、寝ている間は暑すぎて、仕事と登山が混じった奇妙な悪夢にうなされていた。

夕食申し込みは16時で締め切りだったので、暗闇の中でアルファ米を食べた。アルファ米を使うのも僕の山行では初めてのことだが、軽くてありがたいし、味も無頓着な僕には全然OK。そういえば今回はプリムスP-173バーナーとイージークック・ミニキットもデビュー、これも軽い。

翌朝は2時半起床。携帯電話の灯りを頼りにソロソロと炊事場に行ってランチパックとコーヒーで簡単に朝食を済ませてから、パッキングした。トイレも綺麗で臭いもしない。水も豊富。実に快適な小屋だった。今度は是非ともちゃんと名物のとんかつの夕食を食べたい。それにしても、これで往復送迎バスが付いて素泊まり6000円はかなりお得感がある。

帰りは赤石温泉白樺荘で立ち寄り湯。下山した人たちはすべからく寄るものと思っていたが意外とそうでもないようで空いていた。お湯は良かったが、設備がちょっと残念で、飲み物すら殆ど売ってない状態。

南ア南部にはまた来たい。1日目は奮闘したけれど2日目は消化不良なので、スタミナつけて聖・赤石・荒川の1泊2日に再挑戦したい。アップダウンの連続をバテずに登り続けられるだけの体力が必要だ。林道は自転車を使えば(自転車は通行可だそうだ)バスの時間に縛られずに済むので、自転車利用を検討したい。

ちなみに、この三連休の北アは8月荒天の反動もあってか記録的な混み具合だったようで、 槍穂先往復4〜5時間とか奥穂取り付き2時間とか、それ以前に沢渡→上高地がそもそも渋滞で入れないとか、想像を絶する状況だったらしい。それに比べれば南ア南部の何と静かなことか。

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