天城山縦走GO! (万二郎岳・万三郎岳)
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- GPS
- --:--
- 距離
- 14.2km
- 登り
- 813m
- 下り
- 1,030m
コースタイム
天候 | 晴れ?強風さらに強風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
積雪ありました。 アイゼンは必要なし。 |
写真
感想
「冬は寒いから、伊豆に行こう!天城山に行こう!」
基本的に無知な私たち。安直に南を目指したのです。
しかも天城山は日本百名山! 一度は行っておかないとね〜
それでも気になったのは時間。真冬で日も短いですから。
「初めて歩く山で縦走歩き通せるかしら?途中で日が暮れてしまったら大変だなぁ」
とちょっと不安もあったりして…
計画は前日に天城東急リゾートで一泊して、翌朝から万二郎・万三郎岳を登って
天城峠まで縦走するというもの。
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ホテルで1泊、ここまでは順調そのものでしたが、当日の朝にトラブルが発生!
なんと(登山口のある)天城高原ゴルフコースに行くバスが冬季は無いとのこと。
確かにゴルフコースが閉鎖(冬季のため)されているのであれば、当然か…
でも事前にホテルに問い合わせたら「あります」って言ってたよ!
とはclioneさんの弁。とりあえずホテルの従業員さんに事情を説明したところ、
特別にホテルの車で送ってくれることになりました♪
「よかったね〜」
車で送ってくれた従業員さんには感謝、感謝です。
登山口に降り立つと辺りには雪が…
伊豆は暖かいと思っていた我々の考えは甘かった〜
標高1000mを超えれば、たとえ伊豆と言えども寒いのです。しかも、この日はもの
すごい強風! 実は昨晩からかなり風が出てて、心配はしてたのです…
しかし、そこは準備を怠らない我々、しっかり防寒対策もしてましたし、軽アイ
ゼンもちゃ〜んと持ってきました!
ここまで来たからには、しっかり山頂を拝んで来ますよ!
ホテルの従業員さんは 「この時期に天城山に行く人はいないですよ〜」
と言ってましたが、やっぱりいました。我々以外に男性2人パーティと男女2人パーティ。
でも車で来てるようだから縦走ではない様子。ちょっと心細くなりながらもいざ出発!
でもさすが百名山の天城山です。シーズンにはたくさんのハイカーが来るようで、
登山道はいたって良好。この日は積雪には注意でしたが、凍結箇所はなかったので
アイゼンも用無し。順調に歩くことができました。
高度を上げていくと徐々に下方の様子が見えてきます。宿泊した東急リゾートに、
前日観光で寄った大室山。冬なので結構あたりが見渡せるのです。
そして、まずは万二郎岳に到着!
山としてはそんなに厳しい登りはないので、いい感じで登頂です。ただ…
とてつもなく風が強い! とくに眺望があるわけではないので、一息入れて、写真
を撮って、そそくさと万三郎岳に向けて出発となりました(汗)
万二郎岳から稜線に沿って下って行くと、正面に「馬の背」が見えてきます。
最初はよくわからず万三郎岳かな?意外と近いんだ〜なんて思っていたのですが、
そんなわけはなかった。
緩やかに登り返して馬の背へ。とくに何かあるというわけではなさそう。看板だけ
がそこが馬の背であることを教えてくれてます。
そしてここから先に進むと、かの有名な馬酔木のトンネルやアマギシャクナゲの
群生が待っております。う〜む、花満開のときに来てみたいものだ…と思いなが
らさびしく通過しました。それでもこのあたりの山林は素晴らしいです。やっぱり
自然林はいいなぁと実感させられます。ブナ林なんかも見事ですもん。
いよいよ万三郎岳へ登頂。富士山、見えます。冬だから。木々に葉が生い茂ると
見えないんだろうな、と思いつつ、ちょっとだけ休憩をして先に向かうことにし
ました。
なんといってもまだ距離が全行程の半分なのですから。しかも風がすごくて…
縦走路への分岐から先は、先行者の足跡が一人分。やっぱり縦走する人は少ない
なぁ。でも、縦走路に入っても道はいたって良好。ブナの原生林の中を歩き続け
ます。ヘビブナ以外にはこれといった見どころはないのですが、ときおり現れる
巨木ブナを見上げては、感嘆の声をあげていました。
そしてだいぶ歩いたころ、眼前に八丁池が現れ…あれ?まさかの氷結?
八丁池はカチンコチン。アイススケートもできそう。
「天城の瞳」と呼ばれるとても美しい池なのですが、驚きでした。
モリアオガエルは冬眠中かしら…
その後は天城峠へ向けて、ラストスパート! 途中、足のなが〜い外国人ハイカー
さん達に追い抜かれはしましたが、無事に天城峠に到着(^o^)/
旧天城トンネルは薄気味悪いトンネルでした…肝試しできそう。
というわけで、あとはバスに乗って修善寺駅へ。
天城山は自然林と触れ合える素晴らしい山でした。今度は暖かい時期を狙ってまた
来たいと思います。待っててね〜
<おわり>
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