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Yamareco

記録ID: 941867
全員に公開
ハイキング
札幌近郊

藻岩山(北の沢コース)

2016年08月15日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
1
日帰りが可能
GPS
03:04
距離
4.4km
登り
373m
下り
357m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
2:04
休憩
0:46
合計
2:50
距離 4.4km 登り 373m 下り 371m
11:05
30
11:35
11:36
34
12:10
12:55
60
13:55
11:55 北の沢口
11:35 馬の背
12:10 藻岩山
13:55 北の沢口
天候 晴れ時々曇り
過去天気図(気象庁) 2016年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
駐車場はありません、登山口脇に1台置ける程度のスペースがあります
コース状況/
危険箇所等
登山ポストありません、危険箇所もありません
その他周辺情報 登山口周辺は住宅地やお寺ばかりです
今回は藻岩山山頂への5コースのうち一番短い北の沢コースです。馬の背を経由して2.4キロです。
2016年08月15日 11:02撮影 by  SO-03H, Sony
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8/15 11:02
今回は藻岩山山頂への5コースのうち一番短い北の沢コースです。馬の背を経由して2.4キロです。
気温28度で晴れていますが、湿度が高く息苦しく感じます。11時5分出発です。
2016年08月15日 11:04撮影 by  SO-03H, Sony
8/15 11:04
気温28度で晴れていますが、湿度が高く息苦しく感じます。11時5分出発です。
100m進むと道幅が林道レベルに拡がります。
2016年08月15日 11:06撮影 by  SO-03H, Sony
8/15 11:06
100m進むと道幅が林道レベルに拡がります。
随所に案内板があるので迷うことはありません。
2016年08月15日 11:14撮影 by  SO-03H, Sony
5
8/15 11:14
随所に案内板があるので迷うことはありません。
涼しい風が吹き抜けるので、気持ちよく森林浴が楽しむことができました。
2016年08月15日 11:15撮影 by  SO-03H, Sony
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8/15 11:15
涼しい風が吹き抜けるので、気持ちよく森林浴が楽しむことができました。
道幅が急に狭くなったと思ったら…
2016年08月15日 11:20撮影 by  SO-03H, Sony
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8/15 11:20
道幅が急に狭くなったと思ったら…
「エーッ、何この下り!帰りここ登るの?」と悲鳴を上げながら下る妻(苦笑)
2016年08月15日 11:21撮影 by  SO-03H, Sony
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8/15 11:21
「エーッ、何この下り!帰りここ登るの?」と悲鳴を上げながら下る妻(苦笑)
狭いながらも快適な登山道を進むと…
2016年08月15日 11:30撮影 by  SO-03H, Sony
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8/15 11:30
狭いながらも快適な登山道を進むと…
あっという間に馬の背に合流です、ここまで30分です。あまりにもあっけなくて拍子抜けです。
2016年08月15日 11:35撮影 by  SO-03H, Sony
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8/15 11:35
あっという間に馬の背に合流です、ここまで30分です。あまりにもあっけなくて拍子抜けです。
妻「楽勝、楽勝!全然疲れていない!!」と豪語するも…
2016年08月15日 11:40撮影 by  SO-03H, Sony
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8/15 11:40
妻「楽勝、楽勝!全然疲れていない!!」と豪語するも…
あれ!全然疲れていなかったのでは?
2016年08月15日 11:44撮影 by  SO-03H, Sony
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8/15 11:44
あれ!全然疲れていなかったのでは?
変化のある登山道の路面を楽しみ…
2016年08月15日 11:50撮影 by  SO-03H, Sony
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8/15 11:50
変化のある登山道の路面を楽しみ…
藻岩山531m三等三角点にタッチ!のふりして休憩しています。
2016年08月15日 12:09撮影 by  SO-03H, Sony
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8/15 12:09
藻岩山531m三等三角点にタッチ!のふりして休憩しています。
イエーイ、山頂!2.4キロを1時間5分で到着です。
2016年08月15日 12:13撮影 by  SO-03H, Sony
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8/15 12:13
イエーイ、山頂!2.4キロを1時間5分で到着です。
前回の砥石山が近いですね。
2016年08月15日 12:14撮影 by  SO-03H, Sony
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8/15 12:14
前回の砥石山が近いですね。
前々回に訪れた豊栄山も見えます。
2016年08月15日 12:18撮影 by  SO-03H, Sony
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8/15 12:18
前々回に訪れた豊栄山も見えます。
今日の予報は曇りだったのですが…
2016年08月15日 12:19撮影 by  SO-03H, Sony
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8/15 12:19
今日の予報は曇りだったのですが…
山頂施設内の登山者専用休憩室で昼食をとります。
2016年08月15日 12:44撮影 by  SO-03H, Sony
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8/15 12:44
山頂施設内の登山者専用休憩室で昼食をとります。
そろそろ1時になるので下山します。それにしても、この案内板どっかで見たよね、フムフム。
2016年08月15日 12:55撮影 by  SO-03H, Sony
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8/15 12:55
そろそろ1時になるので下山します。それにしても、この案内板どっかで見たよね、フムフム。
直射日光が遮られているところは快適です。
2016年08月15日 13:11撮影 by  SO-03H, Sony
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8/15 13:11
直射日光が遮られているところは快適です。
岩場の路面
2016年08月15日 13:16撮影 by  SO-03H, Sony
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岩場の路面
踏み固められた路面
2016年08月15日 13:22撮影 by  SO-03H, Sony
8/15 13:22
踏み固められた路面
階段の箇所も
2016年08月15日 13:26撮影 by  SO-03H, Sony
8/15 13:26
階段の箇所も
分岐点で、緩んできた膝のサポーターを締め直します。
2016年08月15日 13:29撮影 by  SO-03H, Sony
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8/15 13:29
分岐点で、緩んできた膝のサポーターを締め直します。
分岐を過ぎると誰にも会わない静寂の北の沢コース
2016年08月15日 13:30撮影 by  SO-03H, Sony
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8/15 13:30
分岐を過ぎると誰にも会わない静寂の北の沢コース
曇りだと暗い雰囲気なのでしょうが、今日のような明るい日はなかなかいい!
2016年08月15日 13:33撮影 by  SO-03H, Sony
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8/15 13:33
曇りだと暗い雰囲気なのでしょうが、今日のような明るい日はなかなかいい!
サポーターが効いているのか、前回ほどは足を引きずらないで歩いています。
2016年08月15日 13:38撮影 by  SO-03H, Sony
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8/15 13:38
サポーターが効いているのか、前回ほどは足を引きずらないで歩いています。
最後の登り返しです。
2016年08月15日 13:41撮影 by  SO-03H, Sony
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最後の登り返しです。
案内板に従って右折です。
2016年08月15日 13:48撮影 by  SO-03H, Sony
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案内板に従って右折です。
ここを曲がると、後は最後の直線です。
2016年08月15日 13:53撮影 by  SO-03H, Sony
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ここを曲がると、後は最後の直線です。
到着、ゆーっくり下りてちょうど1時間で下山です。
2016年08月15日 13:55撮影 by  SO-03H, Sony
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8/15 13:55
到着、ゆーっくり下りてちょうど1時間で下山です。
次回の候補地の登山口に下見のため、小林峠の駐車場に立ち寄ってみると…下山してきたばかりの方が突然倒れて、居合わせた方から心臓マッサージを受けている最中でした。
すぐに合流し、お手伝いしながら救急車を待つこと約10分、救急隊に引き渡した後のAEDによる1回目のカウンターで自発呼吸が回復し、間もなくドクターカーも到着しひと安心しました。一日も早いご回復をお祈りします。
2016年08月15日 14:35撮影 by  SO-03H, Sony
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8/15 14:35
次回の候補地の登山口に下見のため、小林峠の駐車場に立ち寄ってみると…下山してきたばかりの方が突然倒れて、居合わせた方から心臓マッサージを受けている最中でした。
すぐに合流し、お手伝いしながら救急車を待つこと約10分、救急隊に引き渡した後のAEDによる1回目のカウンターで自発呼吸が回復し、間もなくドクターカーも到着しひと安心しました。一日も早いご回復をお祈りします。
本日の飲み比べです。
2016年08月12日 00:30撮影 by  SO-03H, Sony
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8/12 0:30
本日の飲み比べです。
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 レジャーシート コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック カメラ

感想

 3週間ぶりの夏山ハイクは、今シーズン3回目の藻岩山ですが、またまたコースを変えて初めての北の沢コースを選択してみました。
 藻岩山のように5つもコースがあると、コースを変えることによって初めて登ったような気分を味わうことができるのがいいですね。

 5コースの中では一番マイナーなせいなのか、レコも少なくガイド本にも紹介されておらず、友人も短いコースだよ、との一言でした。
 前回から間隔が空いてしまったので、膝痛で運動不足の妻にとっては暑い中でのちょうどよい足慣らしになりそうです。

 現地に到着すると、登山口脇の1台分のスペースに車を停めていた方が、帰り支度もそこそこに「すぐに出ますから!」とスペースを空けてくださいました。
 このコースは、足慣らしにはちょうど良い距離と標高差なので、様々なレベルの人が訪れる藻岩山としては、駐車場が整備されるともっと気軽に利用でき、人気が出るコースであると思いました。

 登山口脇には案内看板が設置されていますが、コース内にも分岐点ごとに案内板が設置されているので迷うことはありません。
 登山道も、よく整備されているので初心者向けの散策コースといった趣でした。

 11時過ぎのスタート時の気温が、既に28度に達しておりここ2.3日のカラッとした空気はどこへやら。道民が苦手とする湿度の高いジメッとした空気が、体にまとわりつき歩き始めるとすぐに息苦しくなります。
 しかし、高度が上がると時折吹き抜ける風が涼しくある程度はしのげましたが、いつもよりは頻繁な水分補給が必要になりました。

 スタートしてしばらく続いていた散策路的な趣から登山道へと変化すると、すぐに登り返しがありますが、その後は緩やかなトラバースを2,3度折り返すと拍子抜けするほどあっけなく馬の背の分岐に辿り着きます。妻も、「なんだか、ただの散策路だったね。」と余裕の表情でした。
 しかし、そんな貯金も暑さと運動不足のために使い果たし山頂へ到着した時には、いっぱいいっぱいの状況でした。(笑)
 
 山旅ロガーのデーターによると、標高531m、標高差288m、累積標高337m、山頂までの2.3kmを1時間5分、全行程4.5kmを3時間50分の行動時間でした。
 スライドした方は、北の沢口から馬の背までは往復共にゼロ、馬の背からはいつも通り大勢過ぎて「こんにちは祭り」で数える意欲も湧きませんでした。(笑)
 せっかく4コース歩いたので、次回は最後に残された「小林峠コース」からも登ってみたいと思います。

 下山後、次回の下見(藻岩山か砥石山)を、と思い登山口のある小林峠に寄って行く事にしました。
 駐車スペースに車を滑り込ませると、なにやら緊迫した雰囲気です。下山してきたばかりの方が突然倒れて、たまたま居合わせた方から救命措置を受けている最中でした。
 すぐに「お手伝いすることは?」と声を掛け、心臓マッサージをしていた方には疲労の様子がみられたので、車から降ろしたタオルケットを丸めて首の下に入れて気道確保した上で、その姿勢を保つように支える役割にに回ってもらい、私と妻で交代で心臓マッサージを引き受けました。
 倒れている方の様子を観察すると、呼吸は停止し脈は触れず、いわゆる心肺停止の状況のようです。
 救急車を呼んだ方は、そのまま電話で救急隊に状況報告と救急車の誘導を続けてもらいました。

 職場で受講した救命講習を思い出しながらの活動でしたが、人数が4名と複数いたことと妻が医療系の資格で働いていることから、状況把握と指示が的確で助かりました。
 山ではダメダメなのに、妻の「気道確保、押す位置が胸骨からずれている!」と鋭い声にも、私「ハイ!」。この時ばかりは、白のワンピース姿で髪を振り乱しながら心臓マッサージする妻に後光がさして見えました。

 実際の活動に携わってみて感じたことは、押しているうちに「あっ、息を吹き返した!」と思い、中止すると自発呼吸が確認できません。これは、マッサージによる空気の出入りだったのです。
 胸が5cm下がる位の力で押すということは、相当強い力が必要です。しかも、他動的に空気の出し入れが確認できる反応を引き出し続けるということは、大変な労力です。このことから、複数の人数がいるとより効果的な救命活動が可能となるので、周囲の方の積極的な協力が必要であると感じました。

 札幌市内だったので救急車を待つこと約10分、それでも永遠の長さにも感じました。これが本当の山の中だったら…と思うと少し怖くなりました。
 幸いにも、救急隊に引き渡した後のAEDによる1回目のカウンターショックで自発呼吸が回復し、間もなくドクターカーも到着しひと安心しました。
 一日も早いご回復をお祈りしてます。

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