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Yamareco

記録ID: 942196
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
日高山脈

1839峰

2016年08月11日(木) ~ 2016年08月13日(土)
 - 拍手
GPS
56:00
距離
11.6km
登り
1,702m
下り
395m

コースタイム

1日目
山行
6:20
休憩
1:00
合計
7:20
5:00
120
札内川ヒュッテ
7:00
7:30
145
上二股
9:55
10:25
115
1305mテン場
12:20
夏尾根頭
2日目
山行
7:20
休憩
2:55
合計
10:15
4:15
15
夏尾根頭
4:30
110
コイカクシュサツナイ岳
6:20
6:50
125
ヤオロマップ岳
8:55
10:00
120
1839峰
12:00
12:40
30
ヤオロマップ岳
13:10
13:50
40
ヤオロマップ岳の肩
14:30
夏尾根頭
3日目
山行
3:35
休憩
1:25
合計
5:00
5:20
100
夏尾根頭
7:00
7:40
75
上二股
8:55
9:40
40
巻き道付近の釜
10:20
ゴール地点
所要時間はおおよそです。
天候 11日 曇り時々晴れ
12日 快晴のちガス
13日 快晴
過去天気図(気象庁) 2016年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
札幌南部の自宅から4時間強
コース状況/
危険箇所等
〜上二股:川原歩き。水量は少なく、渡渉もせいぜいスネまで。巻き道は砂防ダムと大きな函の2箇所。

〜夏尾根頭:かなりの急登。1000m過ぎまでは背丈くらいの笹漕ぎ。上部では岩登りもあり、荷物が重いとかなり怖い。ピンクテープはそれなりにある。

〜ヤオロマップ岳:ハイマツが濃いが、踏み跡は明瞭。

〜1839峰:アップダウンが激しく、道も一段と荒れているためキツイ。山頂直下の岩登りは、草が弱いので掴みに困る。

テン場:1305m(7張の記録有)、夏尾根頭(2張)、コイカク山頂(2張)、ヤオロの窓(2張)、ヤオロ山頂付近(2張)

水場:ヤオロの窓のテン場から踏み跡を下っていくとある、との情報有り。
その他周辺情報 温泉:芽室の鳳乃舞(大人410円)
食事:インディアンが大行列だったので、スーパーで買って食べた。
甘味:十勝野フロマージュのアイス(ダブル350円)
川原歩き:ザックの重み24kgが、薄い足袋を貫通して俺の体まで突き抜ける
2016年08月11日 05:56撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
3
8/11 5:56
川原歩き:ザックの重み24kgが、薄い足袋を貫通して俺の体まで突き抜ける
水を8L/人背負ってきた。ヤオロの水場が確実ではなかったからだ。
田中陽希さん「山の中で絶対なんてことは絶対に無い」
2016年08月11日 11:14撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
8/11 11:14
水を8L/人背負ってきた。ヤオロの水場が確実ではなかったからだ。
田中陽希さん「山の中で絶対なんてことは絶対に無い」
防風と絶景の代償に虫の猛攻を受けるテン場
2016年08月11日 13:48撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
2
8/11 13:48
防風と絶景の代償に虫の猛攻を受けるテン場
この花は、あの子に似ている
またあなたに逢えるのを 楽しみに待ってさようなら
2016年08月11日 14:14撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
3
8/11 14:14
この花は、あの子に似ている
またあなたに逢えるのを 楽しみに待ってさようなら
我々は涙を流すべきではない
それは心に対する肉体の敗北であるからだ
2016年08月11日 15:17撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
3
8/11 15:17
我々は涙を流すべきではない
それは心に対する肉体の敗北であるからだ
天空魔城1839
2016年08月11日 17:26撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
4
8/11 17:26
天空魔城1839
翌朝:桃色の夜明けが闇を溶かし始める
2016年08月12日 04:26撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
3
8/12 4:26
翌朝:桃色の夜明けが闇を溶かし始める
ハイマツ・朝露と格闘しながらの登りは、自然の中に埋もれている感じがして、いとをかし。
2016年08月12日 04:42撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
5
8/12 4:42
ハイマツ・朝露と格闘しながらの登りは、自然の中に埋もれている感じがして、いとをかし。
ハイマツの海から昇る太陽
おはようございます
2016年08月12日 04:51撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
3
8/12 4:51
ハイマツの海から昇る太陽
おはようございます
君がくれたあの想いは 記憶の空を舞い続ける
2016年08月12日 05:35撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
1
8/12 5:35
君がくれたあの想いは 記憶の空を舞い続ける
追い風よ さあ吹いてくれよ
背後はもう思い出
2016年08月12日 06:23撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
4
8/12 6:23
追い風よ さあ吹いてくれよ
背後はもう思い出
ドラクエ5でいうならエスターク
ポケモンでいうならミュウツー
要するにラスボス
2016年08月12日 07:02撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
2
8/12 7:02
ドラクエ5でいうならエスターク
ポケモンでいうならミュウツー
要するにラスボス
「曇らずに生きてほしい だから雨を嫌わないで」
「嘘はつかずにいてほしい 寂しくなるだけだから」
2016年08月12日 08:12撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
2
8/12 8:12
「曇らずに生きてほしい だから雨を嫌わないで」
「嘘はつかずにいてほしい 寂しくなるだけだから」
心に何も 被せないで 思い切り 笑いたかったんだ

初心者トレッカーを脱したと言っていいですか
2016年08月12日 09:14撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
5
8/12 9:14
心に何も 被せないで 思い切り 笑いたかったんだ

初心者トレッカーを脱したと言っていいですか
夕焼けに喪失感
溜め息がso sad blow
2016年08月12日 19:16撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
3
8/12 19:16
夕焼けに喪失感
溜め息がso sad blow
翌朝:右のテントのおじいさんは、定年後に登山を始め、6年間登頂を夢見た1839峰に登って引退するそうです。僕も何歳になっても夢を追い続けて生きていきたい。
2016年08月13日 04:00撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
9
8/13 4:00
翌朝:右のテントのおじいさんは、定年後に登山を始め、6年間登頂を夢見た1839峰に登って引退するそうです。僕も何歳になっても夢を追い続けて生きていきたい。
雲海がカルデラ湖のようだ
2016年08月13日 04:41撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
2
8/13 4:41
雲海がカルデラ湖のようだ
黒く眠っていた山々が目を覚ます

1826峰・カムエク・エサオマンなど
2016年08月13日 04:41撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
3
8/13 4:41
黒く眠っていた山々が目を覚ます

1826峰・カムエク・エサオマンなど
黄金色の輝きが告げる、旅の終わりの始まり
2016年08月13日 04:59撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
13
8/13 4:59
黄金色の輝きが告げる、旅の終わりの始まり
頼りになる相棒たち
2016年08月13日 05:20撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
9
8/13 5:20
頼りになる相棒たち
日高山脈、ありがとう
僕はただ君に さよならを言う 練習をする
2016年08月13日 05:25撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
5
8/13 5:25
日高山脈、ありがとう
僕はただ君に さよならを言う 練習をする
川原の巻き道をスルーするとこんなに素敵な釜がある
2016年08月13日 08:55撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
3
8/13 8:55
川原の巻き道をスルーするとこんなに素敵な釜がある
飛び込むしかねえよなぁ?!
2016年08月13日 09:01撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
8
8/13 9:01
飛び込むしかねえよなぁ?!
3日間お疲れ様でした
2016年08月13日 10:32撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
2
8/13 10:32
3日間お疲れ様でした

感想

Day-3:昨日カムエクから見たあの稜線を、北海道にいる間になんとしても歩きたい、我慢できない!夏休みしょっぱなから晴れだ!→友人二人釣れる。そのフットワークの軽さが最高に好きだぜ。

Day-1:定時ダッシュして速攻夏休みモード。準備不足で寝不足のまま出発。

Day1:全員寝不足でやる気がでず、しかし行かないと後悔するので無理やり腰を上げる。行程はかなり楽なのでゆったりと休憩多め。後続の人がかなり遅れているので油断して登山道上に寝転がっていると、後続をごぼう抜きしてきた壮年男性に出会い焦る。すいませんでした。テントを張ってからは本格的藪こぎを体験するため西の尾根へ。カムエク~コイカクの縦走はしんどそうだ。明日の天気に不安を覚えつつ、晩酌して崩れ落ちるように寝た。

Day2:曇り予報のはずが快晴。昨夜準備したアタックザックで出発、軽くて動きが軽快。道があるとはいえハイマツはかなり濃く、朝露と松ヤニにまみれながら歩みを進める。タイムリミットを6時間に設定するが、かなりの余裕を持って到着。1839前衛峰前の平らな区間はかなりキツイ。そこで南沢から直登してきたという方々とすれ違う。夏尾根とのレベルの違いを感じる。僕も北海道の山の夏道は大方歩いてしまい、次は沢に手を出すしかないのだろうか。新しい所に踏み出す方が何倍も楽しい。山頂では1時間近くだらだらし、達成感を分かち合った。帰りはガスってしまったが、かなり時間の余裕があるのでダラダラと。17時頃から晴れ、バーボンとリキュール原液で晩酌し、天の川と流星群を見て寝た。

Day3:長いようで短かった旅が終わってしまうことを、黄金色の朝焼けを見ながら感じる。転がり落ちるように下山し、沢遊びもしてゴール。服が濡れたまま十勝野フロマージュでアイスを食べ、真夏なのに寒い寒い騒いでいたうす汚い男たちがいたら、それは俺たちだ。帰りは時間の都合上インデアンを食べられず、茫然自失する。スーパーでまずい冷麺を食べた。帰り道、自宅まで徒歩20分のところで急激にもよおし、全力で尻の筋肉に力を入れながらよちよち歩きした。今回の山行の核心はここ。

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