爺ヶ岳へ 柏原新道日帰り 湧き立つ雲!
- GPS
- 06:10
- 距離
- 13.5km
- 登り
- 1,589m
- 下り
- 1,588m
コースタイム
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
扇沢手前 市営第2駐車場より |
コース状況/ 危険箇所等 |
特に問題ない |
その他周辺情報 | 大町温泉郷 薬師の湯など |
写真
感想
2016(平成28年)8月26日(金)
爺ヶ岳へ
「爺ヶ岳 沸き立つ雲を 見下ろしつ」
明日から長期にわたって天候が不順という予報が出ている。
昨日は岩岳山を登ってきたが、少しハードな山
そうすると爺ヶ岳が今シーズン登ってない。
午後からは曇り・雨の予報もあるので、
できるだけ午前中にと思い出かけた。
登山口には新しい登山届のポストが設置されていた。
柏原新道も登りやすく整備されているようにも思われた。
快調に高度を上げていくことができた。
ケルンから先の登山道からは蓮華・針の山並みが臨める。
さらに針から種池山荘までのスバリ・赤沢・鳴沢そして岩小屋沢岳の
美しい稜線の山々が見渡すことができた。
岩小屋沢岳のY字谷は迫力がある。
アザミ沢はその名前の通り、
正にアザミが満開で針ノ木岳などとツ―ショットを試みた。
「薊」キク科に属し、
花名は、花に触れようとすると葉のギザギザが刺さって
「驚きあきれる」を意味する「あざむ」が語源とのこと。
花言葉は「独立」「触れない」
花の様子からそのものだと思った。
日本中どこでも見られる親しまれている花のひとつだ。
山に良く似合う花だ。
爺ヶ岳の山頂からは、
目の前に鹿島槍ヶ岳が
その双耳峰を天に向けている。
種池山荘の先には立山・劔の岩峰が連なる。
今日は山頂部に雲が厚くかかり見られなかった。
しかしその山肌からは険しさの片鱗が伺われる。
南に目を向けると
蓮華岳と針ノ木岳が堂々と峰を並べ
その先に槍ヶ岳が北アルプスの雄として聳える。
裾野からは雲が湧き立ち始め最高の景色を見ることができた。
もくもくと上がってくる雲に山が包まれ、
山だけの美しさに奥深い神秘さを映し出す。
さらに山頂にはキアゲハが舞い山頂部を行き来していた。
時々岩場に羽を休める姿が見られた。
どこからやってきて、どこへ行くのか?
時々キアゲハは高山部でも見られるのだが、
爺ヶ岳2669m辺りでは
セリ科のシシウドなどを食し生息していると思われる。
山と雲の涌き立ち
山と植物
山と蝶
十分楽しめた。
下山する頃には周辺を雲が覆い白の世界となっていた。
ふるちゃ
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