奥穂高岳・涸沢岳(重太郎新道〜吊尾根)

2016年08月25日(木) ~ 2016年08月26日(金)

• GPS: 29:46
• 距離: 25.8km
• 登り: 2,199m
• 下り: 2,198m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:36
• 休憩: 2:03
• 合計: 9:39

距離 8.2km 登り 1,944m 下り 460m

5:27 河童橋
5:30 日本山岳会上高地山岳研究所
5:38 岳沢湿原・岳沢登山口
5:59 6:03 7番標識
7:20 7:40 岳沢小屋
8:34 8:40 カモシカの立場
9:13 9:20 岳沢パノラマ
9:55 10:08 雷鳥広場
10:23 10:37 紀美子平
11:13 11:17 前穂高岳
11:49 12:00 紀美子平
13:44 南稜の頭
13:50 14:34 穂高岳
15:06 穂高岳山荘

2日目

• 山行: 4:41
• 休憩: 1:44
• 合計: 6:25

距離 17.6km 登り 255m 下り 1,733m

4:48 穂高岳山荘
5:04 5:20 涸沢岳
5:35 6:05 穂高岳山荘
6:47 6:49 ザイテングラート
7:02 7:04 パノラマ分岐
7:18 7:37 涸沢小屋
7:41 7:43 涸沢ヒュッテ
8:01 0:00 Sガレ
8:27 8:32 本谷橋
8:53 0:00 横尾岩小屋跡
9:04 9:07 横尾 (横尾山荘)
9:35 0:00 新村橋(パノラマ分岐)
9:43 10:07 徳澤園
10:36 0:00 徳本口(徳本峠分岐)
10:39 10:40 明神館
11:13 上高地バスターミナル

天候

8/25　晴れのち曇り
8/26　晴れ

アクセス

利用交通機関：

バス タクシー 自家用車

さわんど駐車場(梓第一駐車場)を利用。
・駐車料金は￥600/日(前払い)。
・8/25 1:00時点で6~7割駐車。

http://www.kamikochi.or.jp/access/transfer/

【往路】
・4:30にアルピコ交通の方が来るので、駐車料金を支払い、小型タクシーに乗車(定額￥4,200/台。4人で割り勘。)
・釜トンネル前で開錠待ち(5時前に開きました)。
・上高地BTに5時着。

【復路】
・8/26　11:25のバスを利用
・上高地BT→終点のさわんど大橋(￥1,250)
・梓第一駐車場は8/26 12:00時点で8~9割の駐車。

※登山届はコンパスで提出

コース状況／危険箇所等

●1日目
【岳沢登山口→岳沢小屋】
・特に危険個所は有りません。
・カウントダウンの標識に励まされます(9→1)。
・雨天時はスリップに注意。

【重太郎新道】
・鎖やはしごの岩場が数か所有ります。
・雨天時はスリップに注意。

【紀美子平⇔前穂高岳】
・浮石や落石に注意。すれ違いでの順番待ちも有り。
・コースタイムでは往復で50分(登り30分、下り20分)ですが、上記理由により意外と時間がかかるため、空身でも水は持っておいたほうがいいかもしれません。

【紀美子平→吊り尾根→奥穂高岳】
・吊り尾根はアップダウン多数。
・所々に鎖が有り。雨天時はスリップに注意。
・左(南側)は崖です。転倒注意。

【奥穂高岳→穂高岳山荘】
・浮石・落石注意。
・山荘が見える所から鎖とハシゴ二つが有ります。最後まで気を抜かない様にしましょう。

●2日目
【穂高岳山荘⇔涸沢岳】
・特に危険個所は有りません。

【穂高岳山荘→涸沢小屋】
・ザイテングラート下部に鎖が有りますが、特に危険では有りません。
・落石注意。

【涸沢小屋→本谷橋→上高地】
・屏風岩の崩落個所は速やかに通過。
・本谷橋を過ぎた後はクールダウンに丁度良い道が続きます。

その他周辺情報

坂巻温泉 ￥600

写真

8/25 5:01

5時　上高地バスターミナル着。

8/25 5:06

水を汲んで出発。

8/25 5:22

河童橋
GPSログはここからスタート。

8/25 5:37

岳沢湿原

8/25 5:37

はっきりと見える吊尾根。
このまま天気が持ってくれる事を期待。

8/25 5:39

岳沢登山口

8/25 5:53

ひんやりと涼しく静か。
今日は小屋泊なのでザックが軽い。

8/25 6:09

鳥の囀りが気持ちいい

8/25 6:11

趣が変わって来た。

8/25 6:11

気ん持ちいい〜

8/25 6:30

清々しい〜

8/25 6:38

西穂の景観も素晴らしい〜

8/25 7:03

励みになるカウントダウン式の標識。

8/25 7:14

岳沢小屋までもう少し。

8/25 7:15

ガレ場をトラバース。

8/25 7:24

上高地を望む。
この時点では乗鞍岳、焼岳もバッチリ。

8/25 7:24

岳沢小屋に到着。
向こうに見える道はジャンダルムへの道。

8/25 7:24

休憩後、先に進む。

8/25 7:50

振り返ると絶景。

8/25 7:52

花畑

8/25 7:54

乗鞍、焼岳にガス。

8/25 8:11

楽しい岩場の始まり。

8/25 8:13

ハシゴ。高度感は無し。

8/25 8:14

ハシゴの上から。

8/25 8:33

空が青い

8/25 8:34

カモシカの立場。休憩

8/25 8:40

2ヶ月前に西穂山頂から見た、”いつか登りたい”ルートを今日登っている事が感慨深い。

8/25 8:40

先に進む。
陽が当たると暑い。

8/25 9:04

暑いけど気持ち良い登りが続く。

8/25 9:11

振り返るとガスが増えてきた。

8/25 9:11

西穂方面にもガスが上がって来た。

8/25 9:13

岳沢パノラマ。

8/25 9:24

紀美子平が見えてきた。

8/25 9:28

展望が期待できそう…と思ったら

8/25 9:35

モクモクさんが迫ってくる！！

8/25 9:35

でも焦らず登る。

8/25 9:44

振り返ると白い世界。

8/25 9:55

雷鳥広場。
最初はここから紀美子平や前穂が見えたが、上がってくるガスの方が速い。開き直って小休憩。

8/25 10:18

この鎖場を上がれば...

8/25 10:24

紀美子平に到着。

8/25 10:37

ザックをデポし、最少装備で前穂に向かう。

8/25 10:42

マークはしっかりだが、浮石注意。

8/25 10:56

雨天時は特に注意。

8/25 11:02

すっかり白い世界。

前穂登頂。
驚きの白さ。

8/25 11:18

展望が無いので速やかに降りる。
紀美子平でザックを回収し...

8/25 12:02

吊尾根を進む。
画像中央左の鎖場ですれ違いの順番待ち。

8/25 12:06

展望なし。

8/25 12:11

京都から来られたOさんとKさん親子のお三方。
同じ駐車場から抜きつ抜かれつとほぼ同ペースだったため、談笑。

8/25 12:16

面白い岩

8/25 12:16

相変わらず白い世界

8/25 12:20

眺望ゼロ。雨が降ってないだけマシか…

8/25 12:30

吊尾根を振り返る。

8/25 12:42

涸沢ヒュッテとテン場が見えた！

8/25 13:44

南陵の頭を過ぎると...

8/25 13:50

賑やかな人の声が聞こえて来た。
ということで...

8/25 13:52

奥穂高岳に到着。

Oさん、Kさん親子と記念撮影。

8/25 14:01

独り占め

8/25 14:02

山座同定盤を囲んで山談義。

8/25 14:07

ジャンダルムが見えたがカメラを出すとガスに隠れた(あるある)

8/25 14:43

後は穂高岳山荘まで下る。
レコでよく見るピッケル。

8/25 14:49

経験豊富なOさんと山談義。

8/25 15:00

山荘が見えたがここは慎重に！

8/25 15:06

白出のコルからザイテングラードを望む。

8/25 15:07

涸沢岳山頂は明日の朝にお預け。

本日はお世話になります。
因みに布団は1人1枚でした。

8/25 15:18

蝶ヶ岳や常念岳。
1年前に向こうから見た場所に居るんだなとしみじみ。

8/25 15:21

奥穂はすっかりガスに覆われ、小雨が降って来たので小屋の受付。
同室のド変態(褒め言葉)の方々と意気投合。

8/25 17:47

食事は2回転目。ご飯、味噌汁はお代わり自由。
ご飯2杯、味噌汁は3杯で自粛。
同室のド変態さんは飯4杯、味噌汁6杯ww
しかし旨い。感謝。

8/26 1:13

夜中にトイレに起き、コーヒーを飲みながら月と蝶、常念を眺める。

8/26 4:40

日の出時刻(5時10分)まで30分。
空が白み始めてきた。

8/26 4:40

涸沢岳はまだ暗い。

8/26 4:41

奥穂に続くヘッデンの明かり。

8/26 4:48

ここからテント場を通過して涸沢岳へ向かう。

8/26 4:52

寝起きには良い運動。

8/26 5:04

涸沢岳山頂。

8/26 5:04

8/26 5:04

北穂高岳、槍ヶ岳

8/26 5:04

東の空の色が変わってきた。

8/26 5:06

昨日と打って変わって晴天の奥穂高岳、前穂高岳。

8/26 5:10

前穂から西穂

朝日をバックに。
力んでる訳ではない。

槍をバックに

Oさんと。
これからも精進します。ありがとうございました。

Kさん親子。癒されました。
これからも家族で仲良く登山を続けて下さい。
ありがとうございました。

8/26 5:20

モルゲンロートに赤く染まる槍、北穂。

8/26 5:20

素晴らしい！

8/26 5:20

晴れて良かった！

8/26 5:22

焼け焼岳

8/26 5:22

ジャンダルムも赤く染まる。

8/26 5:22

奥穂にも人がいっぱい。

8/26 5:25

ジャンに向かう予定の同室の変態さんに挨拶をすべく、山荘に戻る。

8/26 5:27

富士山もバッチリ見えた。

8/26 5:30

笠ヶ岳もチョイ赤い。

山荘に戻ってきたが、変態さん達はジャンに向かったとのこと。

8/26 5:43

朝食は弁当にしたが、お腹が空いたので部屋で頂く。旨し。

8/26 5:58

ここから見るこの景色はこれで見納め。

8/26 5:58

すっかり陽が昇って暑い。

8/26 6:05

後は涸沢から降りるのみ。

8/26 6:17

次に行きたい北穂。

8/26 6:17

サクサク降りる。

8/26 6:21

涸沢ヒュッテは見えるが中々近づかない(あるある)

8/26 6:29

鎖

8/26 6:29

鎖

8/26 6:44

蝶、常念はこの辺りで見納め

8/26 6:49

トラバースしながら...

8/26 6:49

振り返る。

8/26 6:54

前穂と吊尾根

8/26 6:59

吊尾根

8/26 7:13

まだまだ緑のナナカマド

8/26 7:15

樹林帯を抜けると...

8/26 7:18

涸沢小屋に到着。

8/26 7:20

吊尾根とソフトクリーム

8/26 7:31

カロリー摂取。

8/26 7:37

小屋を後にして...

8/26 7:40

テント場を過ぎる。
過去に2回も来たのに無雪期のテン場を見るのはこれが初めて。

8/26 7:41

絶景！

8/26 7:45

いつか行きたいパノラマコース。

8/26 7:50

ひんやりと涼しい道を下る。

8/26 7:56

ここを通るのも初めて。

8/26 8:08

屏風岩の崩落箇所を見上げる。

8/26 8:08

崩落箇所から下を見る。

8/26 8:26

沢の音が大きくなると間もなく本谷橋。

8/26 8:31

本谷橋で少し休憩。
顔を洗って生き返る。

8/26 8:31

本谷橋を渡るのもこれが初めて。
というか橋が架かっているのを見るのも初めて。

8/26 8:33

8/26 8:35

屏風岩はいつ見ても圧巻。

8/26 9:04

横尾大橋を渡り切ったところ。
横尾で小休憩。

8/26 9:15

絶景絶景

8/26 9:29

ひたすら歩いて...

8/26 9:47

徳澤でソフト。今回カレーはパス。
この後はテントサイト横のベンチでファンタ飲みながらゴロ寝。

8/26 10:23

眠ってしまいそうになったが、翌日の山行(立山・劔)のための移動が待っているので、先を急ぐ。

8/26 10:39

明神館。観光客の方が増えてきた。
人多すぎてモザイク掛けるのが面倒なのでこの画像で勘弁。

8/26 10:39

ここもスルー。

8/26 11:10

河童橋に到着。

8/26 11:10

今日の吊尾根もガッスガス。

8/26 11:21

さわんど大橋までのチケットを買ったらすぐにバスが来た。
車に戻ったら変態さんから連絡有り。
ジャンダルムを通過し天狗のコルから岳沢を下って上高地に到着したとの事。

変態のお二方と坂巻温泉で合流。
左から富士登山競争に出るほどのド変態Yさん、イカレヘタレのgaram、まともそうでやっぱり変態のUさん。
いつか必ずご一緒願います。ありがとうございました。

撮影機器：

FDR-X1000V SONY

TG-4 OLYMPUS CORPORATION

感想

がらむ

遠征第1弾

6月に西穂高岳に登った時、山頂から見た岳沢・重太郎新道・吊尾根を歩いてみたいと密かに計画をしていたが、7月上旬、8月上旬から延期になっていた。
8月下旬の8連休を使い、前半は小屋泊での吊尾根〜奥穂、後半は仲間と合流して立山〜劔へのテン泊を計画。
台風10号が心配だったが、前半の岳沢・重太郎新道・吊尾根経由の前穂、奥穂、涸沢岳への山行を決行。



※遠征第2弾 立山三山と剱岳(別山尾根・テン泊 まさかの晴天)
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-950412.html

コメント

ブラック

十分Mですよ！w
garam（変）隊長　お疲れさまでした

重太郎新道を登るだけで十分ドMですよ
あんな急坂をひたすら登るなんて私にはできません 　あの斜度はハンパないです 　

穂高岳山荘のごはんはおいしかったけど、ごはん4杯味噌汁6杯のおかわりされた同室の方はすんごい胃袋なさってる 　ワロタw garamさんもよく食べましたね〜 　おひつやみそ汁のお鍋、何回転したんですかwww　

2日目はお天気も回復して涸沢岳から素晴らしいご来光
ここからだと槍や北穂が近いから一層迫力ありますね〜
ご健脚な同室の方々との出会いも刺激になったようで、これからますます歩荷訓練にも拍車がかかる・・・！？

がらむ

Re: 十分Mですよ！w
black姐さん　こんにちは

重太郎新道の登りはいつもよりザックが軽いのにキツかったです(特に日射が)。
テン泊装備で登られている方や、サクっと降りられている方が変態に見えました。

ご飯は余りのおいしさに4杯はいける感じでしたが、後々の事を考えて程々にしました (独身時代は1食で飯を3合食べてましたが...)。