記録ID: 953522
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沢登り
丹沢
用木沢支流 上ヒデ沢〜東沢ノ尾根
2016年09月03日(土) [日帰り]
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- GPS
- --:--
- 距離
- 8.4km
- 登り
- 577m
- 下り
- 563m
コースタイム
9:48東沢林道ゲート
10:11犬越路林道分岐点
10:46犬越路隧道入口11:12
11:15上ヒデ沢入渓
12:44東沢ノ尾根/1150mコル
東沢ノ尾根下降
14:32林道ゲート
10:11犬越路林道分岐点
10:46犬越路隧道入口11:12
11:15上ヒデ沢入渓
12:44東沢ノ尾根/1150mコル
東沢ノ尾根下降
14:32林道ゲート
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
■中川川水系用木沢支流 上ヒデ沢 「どこよそれ?」って言う方が多いでしょうね。 沢名でわかる人は相当の丹沢通です。 西丹沢の犬越路に向かう登山道に沿っている用木沢の上流部の一支流です。 上流部支流のため水は少なく、中盤に出てくる10m滝の処理のみが核心。 ただ詰め上げる箇所は登山道はない東沢ノ尾根ですので読図力は必要です。 遡行グレード:1級上 〕冖畋瑤両緡部は崩壊が激しく堰堤の連続である。 犬越路ルートからのアプローチは労が多いであろうから 今回は東沢林道から犬越路林道を採ってみた。 この林道を歩くのは実に18年振りである。 一旦上ヒデ沢の流れである橋をやり過ごし 1時間で犬越路隧道手前の梱棘擬沢(コリバラモ沢)に架かる 富士見橋へ着いた。 西丹沢自然教室のS田さんから犬越路隧道が台風のため土砂で埋まっている と聞いたのでそれも確認するためである。 隧道入口右側の急なガレ沢からの大量崩壊ガレで 確かに犬越路隧道入口は半分近く埋まってしまっているが トンネルを歩くことは問題なさそうだ。 ただ隧道記念碑はこの崩壊ガレで完全に消失してしまっていた。 なおコリバラモ沢は水流はあるが案外斜度もあるガレの中に 幾つも堰堤をつなげているのであまり遡行する気にはならない。 △気読抻慮橋から少し林道を戻って東向きの涸れ沢が今回のターゲット 上ヒデ沢である。 橋の北側から入るとそれほど大きくはない堰堤が5基続く。 1基目は入渓してからそのまま左を巻き進み、あとの4基は右を越える。 5基目を越えたところが950mゴーロの二俣で、東南東向きの左俣には 少ないが水量はある。 南南東向きの右俣が上ヒデ沢だが多量のゴーロに伏流していて涸れている。 この右俣に進む。 少し歩けば沢は南向きになり、ようやく小滝が続く硬い岩床状ナメが現れる。 左に曲がった先までナメは続き概ね7×20mナメといったところ。 そしてその先に本日初の10m滝が登場だ。 直登なら右壁であろう。でも今日は先々週の太腿打ち身がまだ完治していないので 左側の凹角から左カンテに登り(卦蕁次法∈戮づ殘擇鮴ってトラバースして 10m滝の上の3m滝の上部に根頼りにザレを下りて沢床に戻った。 下りたところは1030m二俣状で水量比は細いながら5:1。 そこは3×5mのジャンクションフォールになっていた。(教蕁棔 づ貽酖豸きの左沢に進むとゴーロとなり水も涸れる。 次の1060m二俣状を南向きの右沢に進み、流水跡を最後まで追っていけば 大コウゲと小コウゲの間の東沢丸からつつじ新道入口に向かい伸びている 東沢ノ尾根の1150mコルに出る。 ヅ貘凜糧根は目障りなテープもなく(今後も絶対に付けないでほしい) 読図を日常的に意識して取り入れている人にはそれ程難しくもないであろう。 遡行終了点から少し登り返して1180mの広いピーク。 ここは南向きの尾根に入らず西南西の少し痩せた尾根を下る。 平らな1125mを越え、太っている尾根上の1095mから南西へ、そして1055m でやや傾斜のある尾根状があまり判然としない斜面を南へ下る。 980m辺りから植林と植生保護柵が尾根上に伸びているので その右側を柵沿いに下れば、いつの間にか尾根は平坦かつ明瞭になる。 東沢林道へ下りる箇所は末端切通しの左側の砂岩バンドをジグザグ下るが 脆いので注意が必要。 あとは東沢林道を下れるし、横断している東沢林道を通り過ぎ登り返して 855m小ピークを越え忠実に尾根上を下降していけば 左手につつじ新道も見えてくる。 ■丹沢沢登り記録集(すべてkamogの記録。普段見向きもされない丹沢の 沢たちにスポットを当てるよう努めています。) http://mt-farm.info/tanzawakiroku.html ■沢登り、クライミング、読図等を通じてリスク管理と主体性登山視点で 講習を実施しています。 http://mt-farm.info/ |
写真
撮影機器:
感想
ニュースには出てこないけど台風の傷跡は結構すごい。
葛葉川本谷も最近まで林道崩壊で通れなかったけど
釜が掘られて深くなっているとか。
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