樽前山と932峰
- GPS
- 03:48
- 距離
- 6.8km
- 登り
- 527m
- 下り
- 528m
コースタイム
- 山行
- 3:18
- 休憩
- 0:12
- 合計
- 3:30
12:49 東山分岐
13:00 樽前山 東山ピーク
13:20 北側外輪壁ガリー侵食崩壊部
13:25 932m峰方向分岐
13:28 932m峰コル岩
13:50 932m峰
14:58 風不死岳方向分岐
15:30 樽前山7合目登山口
天候 | 晴れ後曇り一瞬雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
駐車場にトイレあります。登山口に登山ポストあります。危険箇所はありません。 |
その他周辺情報 | 支笏湖畔温泉を中心に日帰り入浴できる温泉が何件かあります。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
レジャーシート
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
|
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感想
ほぼ1か月ぶりの夏山ハイクは、前回下見をした藻岩山の小林峠コースを考えていました。しかし、家を出発する時には、雨がパラつきはじめ国道36号に出た頃には結構な本降りとなってしまいました。
急いで頭をめぐらせて、事前に調べておいた今日の雨雲の流れで、近郊で最も影響が少ない樽前山に急遽予定を変更しました。
現地に到着するとやはり人気の山です。すでに五合目のゲートで4台ほど待機させられている車の列の後に並ぶと、私の車の後ろにもあっという間に5,6台ほどが連なります。
それでも早朝から登る方も多いことから、下山された方の車がどんどん降りてくるので、15分位でゲートを通されました。
ちょうど12時に登山口を出発する時は、気温は20度で風は上の方でゴーゴー鳴っているので、外輪山は爆風かな?との予感がしました。
スタートしてしばらくは階段登りが続きますが、段差の大きいところはスモールステップが設けられています。
案内表示も分岐ごとに設置されていることから、登山道の維持管理に細やかな気配りが感じられました。
雄大な眺めに後押しされながら外輪山に到着すると、ゴーゴーと聞こえていた風の音はすっかり弱まっていて、快適なトレッキングを楽しむことができました。
妻がかつて「樽前山が一番好き、同じ山を登るとしたらここがいい!」と話していたので、そのことを話すと「へっ!そんなこと言ったっけ?全然覚えてない〜。」
今回の山行には、重要なテーマがありました。今年の夏山のハイキングで妻が全て下山時に、左膝の外側の痛みを訴え足を引きずるのです。
このままでは、未踏の隣に見えている風不死岳をはじめ手稲山、空沼岳、春香山などとても足を踏み入れることはできません。
そんな時、ヤマレコユーザーで山スキーをご一緒したことのあるSTHさんのブログの「膝痛の原因」が目に留まりました。
腸脛靭帯炎いわゆるランナー膝の記載が…私としては原因は、運動不足・筋力低下・体重増加と思っていたのですが、藁にもすがる思いで妻にもその記事を読ませて、ランナーじゃないのにランナーズニーのストレッチに取り組ませ、ランナーじゃないのにランナー用のサポーターを購入し、いよいよ今回の検証でした。
結果は、痛みは完全になくなることはありませんでしたが、足を引きずることもなく、ペースが落ちることもなく充分に満足できるものでした。
山旅ロガーのデーターによると、最高標高1,022m、最低標高625m、累積標高589m、東山山頂までの1.6kmを1時間、932峰山頂までの3.8kmを1時間50分、全行程6.85kmを3時間30分の行動時間でした。
スライドした方は、人気の山なので当初から数える気もない「こんにちはの祭典」でしたが、途中でスライドしたベテランの女性登山者に「こんにちは!」と挨拶を返すと、その方は「普通はそうよね。」と真顔で私に訴えかけます。
この山は登山道で挨拶をすることに馴染みのない一般の観光客も大勢登っていますし、登山者自体も大勢なので挨拶をすることに疲れてしまう、そんな方たちとスライドしてしまったのですね。(笑)
前回の藻岩山北の沢コースのレコで、下山後にたまたま下見に立ち寄った小林峠で救命活動を行なったことを報告しました。
この報告を読んだ方から、「その方はどうなりましたか?」と尋ねられましたので他にも気になっている方もいらっしゃると思いますので、ここで報告させていただきます。
8月15日の当日、一緒に登山されていたご家族が救急車に乗り込む前に、どうしても連絡先を教えて欲しい、と懇願されましたので名刺を渡しました。
その日の夜に、電話で「一命をとりとめました。」とご連絡いただきました。そして、9月2日に無事退院され、その日のうちにわざわざご挨拶のために北広島まで足を運んでくださいました。
主治医からは、「20分間心臓が止まっていました、救命措置を受けていなければ助からなかったですよ。」と言われたそうです。
3週間弱の入院期間で元気になられて退院することができて、私たちも自分のことのように嬉しく思いました。
私の住んでいる北広島市では、道内で唯一消防と連携して小学生のうちから救命救急講習を受講しています。
ということは、街中の至る所に受講者が何十人、何百人もいるという大変心強い環境下にあることになります。
そして、講習は一度だけではなく繰り返し受講することによって、自然に体が動き講習内容をスムーズに再現することが可能になります。
今回は、様々な好条件が重なったとはいえ、改めて初動の救急・救命活動の重要性とAEDの効果を再認識することができた出来事となりました。
何時も楽しく拝見させて頂いています。
小林峠での出来事は他人事とは思えずコメントさせて頂きました。
自分の母も心臓に疾患が有り、旅先で具合が悪くなった時に
居合わせた方々にお世話になりました。
人間はちょっとした勇気で大きなことを成し遂げれるのですね!
これからも楽しいヤマレコ拝見させて頂きますm(_ _)m
nobu-kanoさん、はじめまして。コメントありがとうございました、私もいつもnobu-kanoさんのレコ楽しみにしています。
特に山スキーは、似たような山域で同じようなことをしているので、勝手に同志と思っておりました。(笑)
小林峠の出来事は、やはり職場で3,4回ほど救命救急講習を受講していることから自然と動くことができたのだと思います、繰り返しって大切ですね。
これを機会に、先延ばしになっていた雪崩講習会にも今年こそ参加できれば、と思っています。
お疲れ様です(^o^)
同じ日に樽前山だったんですね〜(^o^)
私達は下山してきた後でdahamaさん達はこれからという時だったんですね〜
もしかしたら一瞬駐車場で一緒だったかもしれませね〜!
あれから午後は少しぐずついた天気だったんですね〜(^o^;)
奥様の膝痛原因がわかって良かったですね!
お互いこれからも末永く山登り楽しみましょう!
こんばんはkamekonさん、コメントありがとうございます。
私たちが駐車場に到着したのが11時40分位なので、もしかしてではなく確実に駐車場でご一緒でしたね。(笑)駐車場の位置は、入って左列の奥から2番目だったので登山口からかなり近い位置でした。
kamekonさんは、山頂からの眺望が得られなくて残念でしたね。私たちも紋別岳や風不死岳の山頂が雲で覆われるたびに、こちらにも流れてくるのではないかと、少し焦り気味の行動でしたが、なんとか持ちこたえてくれて駐車場から車を出した途端に降ってきました。
妻の膝痛の原因は半信半疑ですが、とりあえず対症療法的にでも対応できそうなので、今後の山行の選択肢が増えて良かったです。いつかkamekonさんと山でお会いできればと思います。
dahamaさん、初めまして。
お二人のレコ、いつも楽しく読ませて頂いております。
うちの妻は以前から膝に不安があり、下山時に痛くなることがよくありました。
3月に、今年始めた山スキーで転倒し膝の靭帯を痛めてから、回復するまで日常的に膝サポーターを使用しておりました。同じメーカーの、両側に補強プレートが入っているタイプです。
膝が良くなってからも山には付けて登ってますがいい感じみたいで、最近もう一個購入しました。痛めた方の膝だけではなく、両方に着けると更に良いみたいです。
waji-bbさん、はじめまして、コメントとアドバイスありがとうございます。私もいつもwaji-bbさんのレコで、いつか訪れたい道南の山々の情報を収集させていただいています。
また、登場が稀少なbibimamaさんの山スキーデビューのレコには思わずオオーッ!と身を乗り出してしまいました、奥さんの膝回復して良かったですね。
今シーズンの妻の膝痛には、下りで闘志を燃やす「下山家」の妻にとってダメージが大きく、それ故にwaji-bbさんはじめLINEで送っていただいたshu-hikerさんやSTHさんのアドバイスを食い入るようにむさぼり読み、できることはすぐに実行しています。
そしていつものように勘違いコメント…「そんなにみんな私を山に登らせたいんだ…ファンが多くて困っちゃうな…」オイオイ(苦笑)
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