伯耆大山(↑夏山登山道↓行者登山道)---初めての山陰・百名山27座目

2016年09月10日(土) [日帰り]

• GPS: 06:38
• 距離: 8.3km
• 登り: 991m
• 下り: 977m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:08
• 休憩: 1:13
• 合計: 6:21

距離 8.3km 登り 992m 下り 994m

6:21 大山寺橋・南光河原駐車場
6:23 6:25 夏山道登山口（大山寺橋側）
6:28 6:29 夏山登山口
7:16 7:17 三合目
7:41 五合目
7:44 7:46 行者谷分かれ
8:03 8:14 六合目避難小屋
8:52 八合目
9:02 9:05 石室方面との分岐
9:18 9:56 大山頂上碑
10:18 石室
10:24 石室方面との分岐
10:33 八合目
10:57 10:59 六合目避難小屋
11:08 11:09 行者谷分かれ
11:11 11:12 五合目
11:44 11:47 元谷堰堤右岸分岐
12:00 元谷・下宝珠越分岐
12:05 12:12 大神山神社
12:28 12:29 大山寺
12:38 大山火の神岳温泉「豪円湯院」
12:42 大山寺橋・南光河原駐車場

天候

晴れ、途中ガスあり

アクセス

利用交通機関：

自家用車

南光河原駐車場に車を停めた

コース状況／危険箇所等

全般によく整備されていて、危険箇所は特にありません

その他周辺情報

『大山ホワイトパレス』にて前泊
大山寺旅館街の一角の『豪円湯院』にて、登山後、日帰り入浴した。600円

写真

5:48 前泊した大山ホワイトパレスから見た伯耆大山。天気もよさそう！期待が膨らみます！！

6:17 南光河原駐車場に車を停め、登山届を書いて出発です。ここは帰りに下山届も出すようです。

6:22 駐車場近くの夏山登山口

ツリフネソウ

ミゾソバ

ジャコウソウ

6:28 蓮浄院宿坊跡、今日は夏山登山道から登って帰りは行者登山道・本谷を経て戻ってくる予定です

ツルニンジン

6:37 阿弥陀堂、大山寺に現存する寺院の中では最古の建築物だそうです

ヤマジノホトトギス

よく整備された登山道です

6:45 一合目

エゾアジサイ？

美しいブナ林が広がっています

木漏れ日を受けて

シキミの実

7:03 二合目

7:04 標高1000m、100m毎に標高の標識もあります。朝日がまぶしくなってきたぁ

7:15 三合目

7:30 四合目、ちょっと休憩、朝食の残りのおにぎりでエネルギー補給で〜す

ナナカマドの実

7:43 五合目

山の神

アキノキリンソウ

7:46 行者谷分かれ、帰りはここから行者登山道を行きます

赤いミズヒキ

アザミ

日本海が見えてきました

シオガマギク

サワフタギの実

面白い形の赤い実。何でしょう？

8:03 六合目、展望所です

トイレもあって

見晴らしも良い！

ベンチに腰掛けて、宿で出された煎茶と『大山牛乳もち』を景色を堪能しながら頂きましょう

もう少し登ると、麓の旅館街が手に取るように見えてきます

ズームしてみると昨晩泊まった『大山ホワイトパレス』も見えますネ！

三鈷峰に至る稜線、ユートピア避難小屋も見えるようです

真っ赤な秋の実、フウリンウメモドキ？

何でしょう？このもこもこ

8:30 七合目

タンナトリカブト(ダイセントリカブト)

キュウシュウコゴメグサ

花が終わったシモツケソウ

いよいよ今日の主役、ダイセンキャラボクの実の登場です

イヨフウロ(シコクフウロ)も出てきました

8:54 八合目。トイレ事情が書かれてあります

標高1600m地点、日本海を見下ろします

山頂付近はダイセンキャラボクの純木の群生地です

ずっと木道がついています

9:01 山頂周回路の分岐に出ました。左から山頂を踏んでぐるっと石室を経由して右から戻ってきます

雲上の遊歩道

9:07 九合目です

ナンゴククガイソウの花の跡かな？

9:14 山頂周回路の上の分岐、ここから山頂がまた小さな周回になっています

ゴマナ

9:15 大山頂上避難小屋を巡って小さな周回路です

大山頂上避難小屋

一木一石運動で植生が蘇ってきたようです

9:20 剣ヶ峰方面への縦走路、立入禁止になっています。南からガスが上がってきています

9:22 山頂到着！百名山27座目で〜す。記念写真撮っていただきました。

最初は晴れていましたが、どんどんガスってきています

お昼にはまだ早いかな？と、私の渾身の(?)寒天スイーツなどでコーヒータイムの予定でしたが....昼食用のパンなども結局頂いてしまいました

時々、ガスが切れると、迫力ある稜線のつながりが見えてきます

雲の上の別天地ですネ

山名・方位盤

9:59 さあ、下山。山頂はたくさんの人で賑わっていました

10:02 周回路を今度は石室を経由して戻ります

イヨフウロ

アキノキリンソウ

咲き残ったサラシナショウマ

ダイセンキャラボクの純林の中、木道を下っていきます

ヤマミゾソバ

10:16 石室

ダイセンキャラボクの実、まだ青い実もたくさんあります

10:23 周回路分岐に戻って

ヤマホタルブクロ

11:08 行者谷分かれ。行者登山道で戻ります

オオカニコウモリ

ホツツジ

こちらもブナ林が綺麗です

11:42 元谷。大堰堤の上に本谷避難小屋が、背後に聳える伯耆大山北壁

マユミの実かな？

12:04 巨大な杉の古木の道から大神山神社奥宮に出ました

大神山神社奥宮

下山神社

山門も立派です

ゲンノショウコ

12:31 大山寺山門

クサボタン

12:39 南光河原駐車場のある大山寺橋たもとにモンベル大山店がありました

車に荷物を置いて旅館街に戻ります。シュウカイドウが綺麗に咲いていました

旅館街の一角にある豪円湯院にて日帰り入浴600円

14:31 帰路、桝水高原から見た伯耆大山。堂々とした山容です。

マツムシソウが沢山咲いています

秋の気配、ススキと大山

マツムシソウ

帰りの米子道より見た伯耆大山、伯耆富士の異名がピッタリの姿です

感想

inbsj

　台風一過の絶好の登山日和！？
　先週のヒルの悪夢(？)から立ち直れるか？
　島根県・鳥取県の山陰地方は、2人とも人生の中で未踏の地...
　日本百名山27座目
　などなど---いろいろ理由づけして、今日は伯耆大山へGo！

　朝、早出して日帰りは、老体にはきついので、麓に前泊。『大山ホワイトパレス』、主に冬場のスキー宿なのだろう。この時期は閑散としていたが、ホテルでゆったり出発できるのは嬉しい。

　さすが、花の百名山でもあるだけあって、花は豊富なようだ。時期的に百花繚乱は無理だったが、いろいろな花の跡を見て、春から夏の花の素晴らしさが窺われた。この時期はむしろ、色鮮やかな木の実が楽しめた。そこまでやってきている秋の音が聞こえてきている。特に、山頂付近一帯のダイセンキャラボクの純木の群生地は素晴らしい。今年は少ないのか、まだ青い実もあって早いのか、数は少なかったが、赤い実がカワイイ。熟した実は食べると甘くて美味しいそうだが(nrkさんは小さい時よく食べたとか...)、種には有毒・アルカロイドのタキシンが含まれているらしい。アガサ・クリスティーの『ポケットにライ麦を』でも毒薬として使われているヨーロッパイチイも同じ仲間...（話が脱線気味）

　展望も素晴らしい！中国地方最高峰の稜線からの眺めは、まさに空中散歩。日本海も間近に見える。山体崩壊の恐れもあり、縦走はできないが、剣ヶ峰〜天狗ヶ峰〜象ヶ峰〜三鈷峰と続く稜線は迫力がある。また、伯耆大山は見る山としても魅力的だった。前泊したホテルからの姿、登山中の移り行く姿、桝水高原から見た姿、高速から見た次々変化してくる姿と、どれも美しい！たっぷりと堪能させてもらった。

　それにしても...nrkさんは鎌ヶ岳のブヨ、入道ヶ岳のヒルに続いて、今週もブヨにやられてしまった。。。今、瞼を腫らしています。

コメント

寅タツコ

百名山２７座目
なんですね。
遠征して行ってよかったです。
nrkさんは、またブヨにやられたのかいな
瞼がブヨブヨだって 。
腫れが早く収まりますように。
展望抜群！空中散歩も出来て最高でしたですね。
大山牛乳モチ、寅もほしい〜！
山陰に来て、この山だけでは終わらんやろうな〜 （大当たり？）
いいレコでしたよ。

inbsj

Re: 百名山２７座目
寅さん、コメント有難うございます

で、でも、大外れ〜 とんぼ返りでしたよ〜
帰路に、蒜山高原は高速のSAから見ましたが、雲の中
『鬼太郎』の境港にも行かなかったし、今度またじっくり行ってみたいなぁ...と心惹かれつつ帰りましたョ

nrkさんのブヨブヨの瞼、ようやく腫れが収まりました
あの眼で睨まれると怖いので、私も早く治ってほしいです...