武尊山(上の原〜湯の小屋)+α


- GPS
- 12:25
- 距離
- 46.2km
- 登り
- 2,234m
- 下り
- 2,157m
コースタイム
- 山行
- 8:24
- 休憩
- 0:37
- 合計
- 9:01
天候 | 1日目 くもり (宿に到着後あめ) 2日目 はれ |
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過去天気図(気象庁) | 2016年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
復路:湯の小屋温泉 〜 バス 水上駅(\1,450) ※関越交通バスカード\3,000購入しました。\4,350分利用できてお得です。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
※上の原登山口からのルートを行きましたが、沢沿いの道に入ってからすぐに「立入禁止」の黄色テープが登山道をふさいでおりました。特に説明書きはなく、登山口にも立入禁止の説明書きはなかったので、今から武尊神社登山口まで迂回するのもかなり大変ということもあり、様子を見ながら進んでみるとしばらくしてもうひとつ黄色テープが道をふさいでおりました。ここまでの沢沿いの道はここのところの雨に起因するものか、道か沢か判明しないところなどが多々あったので、念のため立入禁止のテープが張られたものと推察して、さらに進んでみることにしました。その先にはテープはなく、また私自身無事通過出来ました。特に崩落している箇所もありませんでした。私は写真にも書きましたが最初の渡渉地点で滑って半身濡れたので、その先は濡れることを避けずに例え沢の中でも安全と思われるところに着地(水?)することを第一に進んだのが結果的に幸いしたのかもしれません。この時は「自己責任」という言葉が頭を支配しておりました。 ※武尊山クサリ場等 前日までの雨で鎖場はじめ滑りやすく慎重に対処しました。下りの高山平までは、湿地帯主に泥ねい箇所が続きました。忍耐が必要でした。 |
写真
そういえば先ほど林道歩いていたときに岩にペンキ→ありましたが、高平山への上り口だったのかもしれません。しかし、こんなところ登るのか?といった感じでしたが・・・・
装備
個人装備 |
ザック:deuter Futura Pro 42
靴:XA PRO 3D
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感想
今回のルートは、天候があわず、今年幾度順延したか記憶にありませんが、ようやく実現することが出来ました。今回も前日まで目まぐるしく天気予報が変わる中、前日なんとか大丈夫そうだと判断して、宿に宿泊予約した際に電話に出られた宿のおかあさんに「ここのところずっと雨続きだけど明日と明後日は大丈夫そうだから」との言葉に何か「これはいける!」との勝手に確信を得た気がしました。
1日目は、6月に歩いた長沢橋からのルートと3年前に歩いた宝川温泉へのルートとの赤線つなぎです。当初は単純に長沢橋バス停で下車し、宝川温泉に向かうつもりでしたが、水上駅で乗車したバスが宝川温泉経由だと知って、宝川温泉スタートの今回のルートに変更しました。距離は長くなりましたが、良い選択だったと思っています。藤原湖北面の林道を歩いていると思いもかけず、前から軽自動車が来て停止すると「この辺は熊が出るから気を付けて」とおっしゃり、ただでさえビクビク歩いていたのにダメ押しをいただいたように感じました。それでも何とか無事林道をクリアし、立岩のなかなかの風貌を見ながらバス道に入り新立岩トンネルを通過すると長沢橋バス停で、まず最初のミッションをクリア出来ました。
その後は、バス道を途中から旧道に入り、集落の道々を堪能しながら久保まで戻り、そこから上の原経由で宝台樹の麓の宿に投宿しました。
宿でくつろいでいると雨が降りだしました。明日は大丈夫か?と一瞬頭をよぎりましたが、「ままよ」と宿の夕食を平らげて、翌日の弁当を受け取り、早々に眠りにつきました。
夜中に目が覚めるとまだ雨の音がしています。それから先はうつらうつら状態で4時半にセットした目覚ましで起きました。まだ雨の音が聞こえます。念のためスマートフォンで雨雲レーダーを確認すると全くありません。あれ、と思い窓を開けてみると雨の音はするものの雨らしきものは降っていないようです。外に出てみると月と星が見えました。雨の音と思っていたのは川のせせらぎの音でした。前日は全く気が付きませんでした。
そうとなれば急いで出発です。身づくろいをして宿を出ました。前夜支払いを済ませる際に、宿のお母さんが「明日は晴れるように祈っている」と言っていただいた祈りが効いたのだと思います。
沖武尊からの眺めは、私の拙い言葉では表現できない360度本当に素晴らしいものでした。正直、下山の泥濘には辟易としましたが、あの眺めを見た後では、すべてが許せる感じでした。
宿のことをはじめ、まだまだ書きたいことはあるのですが、取り止めなく続くことになりそうなのでここまでにしておきたいと思います。
湯の小屋まで歩けたことで、赤線で孤立してた2年前に歩いた武尊山のルートも含めて、尾瀬と谷川周辺の赤線をつなぐことが出来ました。これを持って日光〜尾瀬〜谷川〜武尊〜苗場までの赤線をつなぐことが出来ました。この後は、三国峠から四万温泉経由で中之条までつなげられればこの周辺は一段落といったところでしょうか。
今回も素晴らしかった山行に感謝、感謝です。
2日目の温泉:湯元舘(2回目)
2日目出会った人
※上の原登山口~武尊神社分岐:ゼロ
※武尊神社分岐~武尊山
追い抜いた人:1人
休んでいた人:1人
武尊山頂:3人
※武尊山~前武尊分岐:すれ違った人3人
※前武尊分岐~高山平
すれ違った人:26人
休んでいた人:8人
※高山平~田代湿原
追い抜いた人:5人
田代湿原:1人
※森林浴のみち:すれ違った人1人
GPS記録から
【1日目】
※時刻 経過時間 3:24:35 / 移動時間 3:22:04 / 停止時間 0:02:31
※スピード 平均 5.5km/h / 移動平均 5.6km/h
※標高 上り 834m / 下り 637m
【2日目】
※時刻 経過時間 9:00:31 / 移動時間 6:29:41 / 停止時間 2:30:50
※スピード 平均 3.07km/h / 移動平均 4.3km/h
※標高 上り 1771m / 下り 1866m
コメント
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poohtaさん、こんばんは。
苗場までの赤線接続、おめでとうございます。
照葉峡はロードですが楽しそうな道ですね。
今回のpoohtaさんと同じように、
藤原側から周回する構想をたてていました(だいぶ先ですが)。
武尊からの展望もなかなか。
64,69の写真など、そそられます。
sat4さん こんばんは
コメントありがとうございました。
今回のルートは、宝川温泉と長沢橋はともかく、武尊から照葉峡を経て湯の小屋までは、かなり長い期間暖めていたルートなので、正直今回歩くことが出来て何かホッとしています。
sat4さんは御荷鉾で湿気に苦戦されたようですが、私のエリアは湿気はさほどでもなく私にしてはめずらしく発汗も少なく泥濘を除いてはすこぶる快適な山行でした。確実に秋を感じました。
今回の収穫はほかにもいろいろありました。1日目は里のロード歩きでしたが、西上州なども顕著に同じなのですけれどもロードも歩いていて癒される感があるのですよ。最近それに目覚めて山も里も両方捨てがたい今日この頃です。
sat4さんのご活躍も楽しみに記録を読ませていただいております。
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