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Yamareco

記録ID: 968578
全員に公開
ハイキング
槍・穂高・乗鞍

オールドルート:島々〜徳本峠〜明神分岐(〜上高地)

2016年09月24日(土) ~ 2016年09月25日(日)
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
--:--
距離
18.7km
登り
1,605m
下り
810m

コースタイム

1日目
山行
7:00
休憩
0:50
合計
7:50
5:56
5:58
0
砂防ダム
5:58
45
6:43
7:07
12
7:19
7:20
9
行き橋
7:29
7:30
3
戻り橋
7:33
7:34
51
炭焼き窯跡
8:25
8:26
7
瀬戸下橋
8:33
1
離れ岩
8:34
36
瀬戸上橋
9:10
10
ワサビ沢
9:20
9:35
9
岩魚留小屋
9:44
111
中ノ沢
11:35
11:40
60
2日目
山行
1:13
休憩
0:00
合計
1:13
7:53
明神分岐
天候 1日目: 曇り一時晴れ 2日目: 曇りときどき晴れ
過去天気図(気象庁) 2016年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス
毎日アルペン号 新穂高温泉方面 行 高速バス
http://www.maitabi.jp/parts/detail.php?course_no=10225
コース状況/
危険箇所等
雨天時や雨天後は、木橋が滑りやすいので注意。
長雨後は川の増水に注意。
高速バスを一人下車。
よほど頼りなさげだったのか、バスの運転手さんが心配してくださり周辺について教えて下さいました。
高速バスを一人下車。
よほど頼りなさげだったのか、バスの運転手さんが心配してくださり周辺について教えて下さいました。
上高地まで20km…?
上高地まで20km…?
4時前に出発。登山口には防獣ゲートが。
4時前に出発。登山口には防獣ゲートが。
熊出没注意の看板に行くのをためらいます。少し進みましたが撤退することに。
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熊出没注意の看板に行くのをためらいます。少し進みましたが撤退することに。
ご夫婦に同行させていただきます。夜が明けて道の状態がはっきりしてきました。
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ご夫婦に同行させていただきます。夜が明けて道の状態がはっきりしてきました。
連日の雨で登山道が川に。
連日の雨で登山道が川に。
「戦国落人悲話」の碑。
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「戦国落人悲話」の碑。
乾いておらず滑りやすいので要注意です。
乾いておらず滑りやすいので要注意です。
滑りやすい木橋をいくつも渡ります。
滑りやすい木橋をいくつも渡ります。
炭焼き窯。昭和21〜28年頃に使われていたそうです。
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炭焼き窯。昭和21〜28年頃に使われていたそうです。
今回ほどストック持っていてよかったと思った山行はありません。
今回ほどストック持っていてよかったと思った山行はありません。
徳本峠に着いてストックが曲がってしまったことに気づきました。どれだけ力をかけたのか…。
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徳本峠に着いてストックが曲がってしまったことに気づきました。どれだけ力をかけたのか…。
クルミやとちの実など木の実がたくさん落ちていました。秋です。
クルミやとちの実など木の実がたくさん落ちていました。秋です。
岩魚留小屋で一休憩。以前はここで岩魚釣りをする人向けに商売されていたようです。
岩魚留小屋で一休憩。以前はここで岩魚釣りをする人向けに商売されていたようです。
手すりのない木橋が増えてきました。
手すりのない木橋が増えてきました。
今回一番震えた木橋。結構高度あります。少し下流にも木橋があったのですが、崩れ川に浸水されてしまっておりこちらを通るしかなく。
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今回一番震えた木橋。結構高度あります。少し下流にも木橋があったのですが、崩れ川に浸水されてしまっておりこちらを通るしかなく。
ここまで地図上で何箇所か水場の記載があったのですが見つけられませんでした。お水はとても冷たくおいしかったです。
ここから峠に向けて急登になります。
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ここまで地図上で何箇所か水場の記載があったのですが見つけられませんでした。お水はとても冷たくおいしかったです。
ここから峠に向けて急登になります。
急登のあと1kmは長く感じます。
急登のあと1kmは長く感じます。
ようやく徳本峠に到着です。
ようやく徳本峠に到着です。
docomoは電波入るという情報を見ていたのですが、入りませんでした。
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docomoは電波入るという情報を見ていたのですが、入りませんでした。
地図では10張となっていましたが、15〜20張は張れる広さでした。晴れたら明神岳が見える位置にテントを張ります。
地図では10張となっていましたが、15〜20張は張れる広さでした。晴れたら明神岳が見える位置にテントを張ります。
昼寝をしていたら外がにぎやかに。
雲が晴れて明神岳と穂高の山々がよく見えました。
昼寝をしていたら外がにぎやかに。
雲が晴れて明神岳と穂高の山々がよく見えました。
夕食の準備をします。
今日はグラタンスープパンときのこのホイル焼きをつくります。
夕食の準備をします。
今日はグラタンスープパンときのこのホイル焼きをつくります。
中をくり抜きチーズを入れてグラタンスープを注ぎます。
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中をくり抜きチーズを入れてグラタンスープを注ぎます。
きのこのホイル焼きもつくって、完成。
きのこのホイル焼きもつくって、完成。
翌日の夜明け。
峠なので風がよく通り、夜中何度か目を覚ましました。
翌日の夜明け。
峠なので風がよく通り、夜中何度か目を覚ましました。
下山は一人。最悪な局面にならぬよう心して。
下山は一人。最悪な局面にならぬよう心して。
きのこたち
きのこたち
きのこたち
明神登山口まで下りてきました。戻ってきたな、という感覚。
明神登山口まで下りてきました。戻ってきたな、という感覚。
ずっと雲をかぶっていた明神岳が顔を出しました。
ずっと雲をかぶっていた明神岳が顔を出しました。
肝木というそうです。
肝木というそうです。
嘉門次小屋にまた来ました。
嘉門次小屋にまた来ました。
前回は暑かったのに今回は風が吹くと寒いくらい。
けれど前回囲炉裏のお部屋にしたので、今回は外の席にします。
前回は暑かったのに今回は風が吹くと寒いくらい。
けれど前回囲炉裏のお部屋にしたので、今回は外の席にします。
出来たてをいただきました。何度でも食べたい美味しさ。
出来たてをいただきました。何度でも食べたい美味しさ。
焼岳がきれいに見えました。
いつか登りたいです。
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焼岳がきれいに見えました。
いつか登りたいです。
人懐こい蝶。
涸沢カール。涸沢も穂高もまた行きたいし登っていない山々にも登りたい。
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涸沢カール。涸沢も穂高もまた行きたいし登っていない山々にも登りたい。
おじさまと山談義したり、日帰り入浴で汗を流したり、川辺でとかげきめたりしていたらあっという間にさよならの時間に。
おじさまと山談義したり、日帰り入浴で汗を流したり、川辺でとかげきめたりしていたらあっという間にさよならの時間に。

装備

個人装備
財布/小銭入れ ザック ザックカバー ストック ヘッドランプ 地図 コンパス ファーストエイドキット ハイドレーション ソフトボトル 飲料 行動食 非常食 昼食 夕食 朝食 テント(本体/フライ/ポール) シュラフ マット テント用手ぬぐい ストーブ 燃料 クッカー カトラリー類 ハット サングラス レインウエア 防寒具(フリース/ダウン) ミドルレイヤー ベースレイヤー グローブ ゲイター サンダル類 携帯電話 時計 予備電池 トイレセット(携帯トイレ/ロールペーパー/ウェットティッシュ/ポリ袋/消臭剤) クマよけグッズ 日焼け止め リップクリーム 手ぬぐい バッテリーセット 洗面セット(ボディペーパー/クレンジングシート/歯ブラシ/コンタクト液ケース) 眼鏡 温泉セット 登山計画書 GPS マッチ ヘルメット

感想

無雪期でステップアップしようとの計画、第三弾。
ですが、表銀座テント2泊3日縦走の予定は根本的な計画ミスで遂行できず、異なるルートを歩いてきました。

当初の計画では上高地下車のバスを手配していたのですが、バスが上高地到着時刻より1時間半〜2時間はやく徳本峠を通過することになっていたため、徳本峠で下車し峠から歩き始めた方がはやく目的地に着くな、と。
徳本峠で下車可能か問い合わせたところ、徳本峠下車の場合は新穂高行きバスに乗車して、とのことで、そちらで予約し直しました。
そちらのバスには下車場所が、徳本峠「入口」となっていたのですが、下車場所も確認せず徳本峠で下ろしてくれるものと思い込み。
なぜ下車場所をWebや地図で確認しなかったのか、、致命的な誤りに気づかぬまま当日を迎えてしまいました。

到着予定時刻の4:20より1時間前倒しで高速バスを下車し、徳本峠入り口で地図を見て誤ちを確信。
ゴールを上高地に変更し4時前に出発しましたが、防獣ゲートや熊出没注意の看板に今年は熊が多いことや前回の山行を思い出し戦慄。
20分ほど歩いたのですが、連日の雨による川の激流音で熊鈴の音はかき消されるし、夜明け前のまだ真っ暗な中で万一熊に遭ってしまったら、、と2つめの熊注意喚起の看板を見て撤退することに。
登山口まで戻ると登山準備をされているご夫婦がいらっしゃったので、恥ずかしい事情を話し同行させていただくことにしました。

登山歴の長いベテランご夫婦と、連日の雨で一部川のようになっている登山道を歩きました。
川に足を突っ込む度に大丈夫か確認してくださったり、滑りやすい木橋の最後で手を差し伸べてくださったり、お話しする中で常にフォローしてくださったりと、たくさんの細やかなお気遣いをいただきご夫婦には感謝しきれません。
一人だったら途中で心折れていたと思います。同時に、自分の驕りや甘さを痛感しました。

出発時は徳本峠到着時の状況次第で、峠を下りて上高地まで戻るか徳沢でテント泊するかと考えていました。
けれど寝不足なことや、集中力使ったこと、気乗りしないこと等から徳本峠でテント泊することに。

翌日もどこか別のピークを目指してみるか地図とにらめっこしたのですが、帰りの手段が手配できていないことやなんとなく晴れない気分からのんびりしようと。
原因は、根本的なミスや自分の至らなさへの気落ち、高速バス乗車時に転倒し頭から流血された方や岩魚留小屋先で捻挫し救護を待つ方のご様子が頭から離れないこと、どんよりと晴れない天気等いろいろだと思います。

2日目の下山後は、ひたすらまったり。
日帰り入浴の時間を待ち河童橋周辺でコーヒーをつくっていたところ、ソロで焼岳に登ってこられたおじさまに話しかけていただき山談義に花が咲きました。
楽しそうな魅力あるお話しにウキウキし、次の目標もできました。

時期的にも今季の高山ソロ山行は今回で終了です。
2泊3日縦走のリベンジは来季に。それまでにもっと登山力を養おうと思います。

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コメント

嘉門次小屋の岩魚
は、美味しい~ (^o^)v
酒の肴に、十数匹、大人食いしてみたい、ペンギンです。(^○^)

島々谷ルートは、増水すると、初級ルートな感じじゃあなくなりますね。
スリップ→大怪我な箇所が、あっちこっちに。( ̄□ ̄;

表銀座のつもりが、このコースになってしまうのわ、面白過ぎます。(^^)
霞沢岳に行かなかったのわ、ちょっと、もったいなかったかも~ (^.^)
2016/9/27 19:12
Re: 嘉門次小屋の岩魚
ペンギンさん、はじめまして。

嘉門次小屋の岩魚をたくさん食べてみたいの同意です。懐が暖かければ、、笑。

個人的にも濡れているところは足を滑らせやすいので、今回の状況はとても神経を使いました。
途中でお会いした捻挫されて救護待ちだった方は無事救出されたかしら、と状況をチェックする毎日です。
http://www.pref.nagano.lg.jp/police/sangaku/shuho.html

頭のネジいくつかとんでいるのかもしれません。なぜそんな、、というミスですよね(汗)。

周りでテント泊されていた方々は早朝から霞沢岳に向かわれたのですが、私は気落ちから浮上せずやめてしまいました。
いつか計画的に(←笑)オールドルートを行く場合は、霞沢岳にも足をのばしたいと思います。

コメントありがとうございました。
2016/9/28 12:29
それも一興・・・
 いつか行こうと秘かな想いを抱く「徳本峠越の上高地入り」、ウェストン卿も歩いた道、レポートありがとうございます。

・・・そして、上高地での談笑の時間、ありがとうございました。楽しい時間でした。穂高の山々と河童橋を背景に、梓川のせせらぎを聞ききながら、好きな山の話ができたのは、今考えると、最高の贅沢だったような気がします。

 ひたすらピークを目指す山登りも一興、ゆっくりまったりと山を歩くのもまた一興でしょう!

 またいつかどこかの山でお逢いしたら、楽しい山談義をしたいですね。

 上高地の思い出が、またひとつ増えました。
2016/9/27 21:53
Re: それも一興・・・
Aki2shimaさん、コメントありがとうございます!

山行記録見つけてくださるかしら、と淡い期待を寄せておりました笑。

ほんとうに贅沢で愉快なひとときでした。
上記のとおり大きなミスにより気落ちしておりましたが、心躍るお話に浮上することができました。

Aki2sihmaさんやオールドルートでのご夫婦との一期一会のおかげでじんわりと心温まる思い出にできました。
感謝いたします。

どこかの山で再会できました折には、是非また山談義させてくださいませ。

冬季上高地のスノーハイクと山梨百名山完登、心より応援しております。
2016/9/28 12:32
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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