巻機山 （錦繍絵巻の稜線漫歩）

2016年09月25日(日) [日帰り]

• GPS: 10:21
• 距離: 14.0km
• 登り: 1,612m
• 下り: 1,604m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:13
• 休憩: 3:03
• 合計: 10:16

距離 14.0km 登り 1,612m 下り 1,612m

6:10 桜坂駐車場
7:06 7:11 5合目
7:45 8:02 6合目
8:33 8:49 物見平（7合目）
9:32 9:48 ニセ巻機山
9:55 10:12 巻機山避難小屋
10:35 10:37 御機屋（巻機山山頂の標）
10:47 10:59 巻機山
11:15 11:54 牛ヶ岳
12:11 巻機山
12:20 御機屋（巻機山山頂の標）
12:39 12:50 割引岳
13:09 13:21 御機屋（巻機山山頂の標）
13:38 13:39 巻機山避難小屋
13:48 14:07 ニセ巻機山
14:36 14:51 物見平（7合目）
15:15 15:16 6合目
15:40 5合目
16:26 桜坂駐車場

天候

晴れのち曇り。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

桜坂駐車場：約30台。500円。トイレあり。
　関越道六日町ICより約19km。
　R291の清水集落より約2km。

コース状況／危険箇所等

・六合目は、割引岳、天狗岩、ヌクビ沢を望む休憩適地。
・物見平（七合目）は、岩肌の開けた展望地。
・ニセ巻機山（九合目）は、本峰に対峙する絶景ポイント。
・避難小屋には、内外にトイレあり。
・避難小屋下の米子沢源頭付近に水場あり。
・巻機山～牛ヶ岳は、高層湿原のなだらかな稜線。
　巻機山ならではの快適な稜線歩きができる。

その他周辺情報

日帰り温泉は、島新田温泉「金城の里」(320円)。

写真

【大源太山】
「上越のマッターホルン」とか。

【紅一点】
美しいブナ林が続く。

【きのこっこ】
かわいい。

【割引岳と天狗岩】
六合目の展望地より。

【割引岳】
名に似ず登行意欲をかき立てられる。

【ニセ巻機山】
七合目より見上げる。

【頸城山塊】
妙高、火打には雲がかかってる。

【富士山】
谷川岳の左にヒョコッと。

【天空への階段】
これを登ればニセ巻機山だ。

【ニセ巻機山】
巻機ワールドの入口だ。

【金屏風】
ニセから見た巻機山の山頂部。

【最高点】
あそこまでどうやって行くの？

【ぐるっと】
遠いなあ。

【豪華絢爛】
赤いかんざしがよく似合う。

【孤高の割引岳】
照れ屋さんかな。

【質素に】
こっちの方が似合うかな。

【ここから直登】
130mの登りだ。

【池塘が点在】
逆さ巻機は様にならない。

【ニセ巻機山】
もうこんなに遠くなった。

【ここが山頂らしい】
あっちの方が高い。

【越後三山】
すぐ目の前に。

【青い池塘】
稜線にも点々と。

【毛皮みたい】
ニセまで草滑り出来そう。

【イワショウブ】
池塘の引き立て役。

【柔らかそう】
撫でてみたい。

【ハクサンフウロ】
まだ咲き残っていた。

【フウロの紅葉】
辺りにはフウロの赤い葉がいっぱい。

【割引岳】
どこからでもよく目立つ。

【至福の稜線歩き】
来た道を振り返る。

【越後駒ヶ岳】
八海山、中ノ岳を従え、堂々の土俵入り。

【八海山】
乱杭歯がよく分かる。

【牛ヶ岳から見た割引岳】
意外と近く見える。

【朝日岳に続く稜線】
笹原に縦走路が見える。

【辿る一本道】
この開放感が堪らない。

【何の花？】
見たことのない花だ。

【イワショウブの語らい】
池塘の脇で何話してる？

【あのね！】
そぉっと教えてあげる！

【どこまでも】
木道が誘ってる。

【天空の散歩道】
巻機山サイコー！

【山上の楽園】
うっとりして何度も撮ってしまう。

【福笑い】
ワッハッハ。

【いい色】
プチ栗駒。

【牛ヶ岳】
鈴鹿の竜ヶ岳みたい。

【割引岳への道】
誰かいるかな。

【ナナカマド】
青い空に真っ赤な実がよく映える。

【一等三角点】
貫禄の割引岳。

【一等同士】
越後駒がよく見える。

【裏巻機】
険しそう。

【黄色い田】
麓の南魚沼市も実りの秋だ。

【天狗岩】
割引岳からは下山禁止となっていた。

【小屋とニセ巻機】
帰り道が見える。

【巻機山の稜線】
辿ってきた牛ヶ岳からの道を振り返る。

【御機屋】
美女が機を織っていたというのはあの辺かな。

【やったね】
ヌクビ沢を登ってきたカップルが到着した。

【盛り合わせ】
山頂付近の紅葉が丁度重なった。

【誰もいなくなった】
そろそろ下らなくっちゃ。

【天空の公園】
夢心地。

【赤味が増した】
紅葉越しにニセ巻機を見る。

【目玉池塘】
顔の上を歩いて行く。

【夏雲】
暑い日だった。

【黄金空間】
陽が当たると一層きらびやかに。

【避難小屋】
管理の行き届いたきれいな小屋だ。

【金色の山頂】
巻機ワールド全開。

【下りたくない】
ここで見納めのおやつタイム。

【夢から現実へ】
ニセ巻機を過ぎると雅の世界はもう無かった。

【武尊山】
ナナカマドの赤い実が秋風を誘う。

【緑の尾根】
朝日岳へと続く隣の尾根にも赤い点々が増えそう。

【気持ちのいい斜面】
ニセ巻機の斜面は開放感たっぷり。

【桃ゼリー】
上越国境の山々を眺めながら。

【割引岳をチラ見】
さっきはあそこに居たかと思うと感慨深い。

【駐車場に到着】
やっと着いた～。

【ススキがお出迎え】
お疲れ様でした。

感想

whitewater

九合目の「ニセ巻機山」に着くとビックリ。
目の前に、今まで見えなかった山頂が谷を挟んで金屏風の如く鎮座していた。
なんという山だ。
こんな山の上に、こんな煌びやかな世界が隠れていたなんて。
これが巻機ワールドか。

そう思うと同時に、山頂までの距離にもビックリ。
あそこまで行かなければならないのかと、ルートを探す。
どうやら、左にグルッと迂回して行くようだ。
九合目だというのに、まだあんなにあるのかと心配になる。

そんな心配は、すぐに杞憂に変わった。
それほど山上の別天地は素晴らしかった。
金色に輝く草紅葉の草原。
青空を映す愁いを秘めた池塘。
緩い起伏の開放感タップリの稜線。
上越国境の山々を眺めながらの雲上散歩。

御機屋と呼ばれる巻機山の長い稜線から牛ヶ岳へ。
牛ヶ岳から割引岳へ。
当然の如く両ピークを往復していた。
それほど巻機ワールドにはどっぷり浸かってしまった。
割引岳山頂では、本気で思ってしまった。
「下りたくないなぁ」と。