ムシムシの2016ハセツネ


- GPS
- 13:38
- 距離
- 59.5km
- 登り
- 3,927m
- 下り
- 3,919m
コースタイム
- 山行
- 12:35
- 休憩
- 0:21
- 合計
- 12:56
第1関門(浅間峠) 4時間27分
第2関門(月夜見第2駐車場) 8時間35分
第3関門(御岳山) 11時間55分
ゴール 13時間39分
天候 | 日中は薄いガスで非常に蒸し暑かった。 日が暮れても基本はガス。 御前山への登坂のあたりで小雨 大岳山以降は、おおむね晴れ。 |
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過去天気図(気象庁) | 2016年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
前夜の10時30分頃到着で満車、7台待ち程度。入場できたのは0時過ぎ…。 会場までは徒歩10分程度。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
スリッピーでたまに泥濘。 大岳山の上部が急な岩場なのを除けば、他はほぼ土の登山道。トレイル率は極めて高い。 ところどころ急斜面に付けられた細いトラバースがあるので、滑落に注意が必要。 水場は、月夜見の関門(42km地点)で大会本部から補給される1.5lと、御岳の湧き水。それ以外はコース外となる。 |
その他周辺情報 | 物販は、さかいや、ゴールドウィン、ファイントラック、R×L、コンテックス、モントレイル等。 |
写真
装備
個人装備 |
ザック:グレゴリー テンポ8
シューズ:ブルックス カスケディア11
アンダーウェア:オンヨネ ブレステックPP ノースリーブ&トランクス
ベースレイヤー:ノースフェイス ショートスリーブ エンデューロ ジップ
パンツ:ノースフェイス フライウェイトレーシングショート
レインウェア:ノースフェイス スピードスター フーディ
靴下:CEP ショートソックス
靴下:ファイントラック パワーメッシュ靴下
グローブ:マッキンリー インナーグローブ
スキンズ A400カーフタイツ
ファイントラック アクティブスキン アームカバー
バフ ネックループ×2
ライト1:ペツル NAO
ライト2 ブラックダイヤモンド スポット
ライト予備:ペツル eライト
ストック:ブラックダイヤモンド デイスタンス カーボンFLZ
テーピング:コンテックス
ダクトテープ
テーピングテープ
エマージェンシーブランケット
絆創膏
ガーゼ
ロキソニン
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備考 | <水分> ハイドラパック:ショッツ エレクトロライト1500ml → 関門到達時、残り200ml程度。1500mlの水補給 アクエリアス500mlペットボトル →御岳の水場到達時、残り150ml程度。 その場で飲み干し、記念に500mlの水補給 ※最終的に1500ml程度の残 <糖質> パワージェル梅 7個 ▲6個 ショッツ カプチーノ 4個 ▲4個 ウィダーインゼリー ゴールド 1個 ▲1個 <アミノ酸> ベスパハイパー 2個 ▲2個 ゼン トラ 16粒 ▲12粒 ゼン ダルマ 16粒 ▲12粒 アミノダイレクト 5個 ▲2個 <その他> マグマ 2個 ▲2個 岩塩 少し <固形物> 赤飯おにぎり 2個 ▲2個 小さなクルミパン 4個 ▲1個 チンパンジー 2個 ▲0個 |
感想
ハセツネ初参戦。
しかし、試走には行けず、コースのイメージも不十分で「三頭山まで登って下りる」という超ザックリしたイメージ…。とりあえず、ハセツネ30kの結果を踏まえ、13時間程度を目標に設定しました。
いざスタートすると、数えきれないアップダウン、少ない水場、路面状態の悪さ、さらに蒸し暑さと困難な状況が重なる中、非常にタフで濃密、守りのレースとなりました。
序盤は想像以上に酷い渋滞でペースを作れませんでしたが、一方で蒸し暑く汗ばかり掻く感じ。
風もなくウェアはびしょ濡れ。喉も乾き、早くも若干脱水気味な感じになってきました。
醍醐丸を超えたあたりから、時折ダンゴ状態になるものの、徐々にばらけてきました。しかし、脚は重く、ペースは上がらず。日が沈むまでには第一関門の浅間峠まで行きたかったのですが、到達前にライトを点灯し、関門到着は17時30分頃になりました。
ここで固形物を投入して、アームカバー、グローブ、ストックを装備。
水は2L持って行きましたが、この時点で残量は1L未満。少し不安な感じに。
ストックは偉大。腰高になり、走りはかなり楽になりました。
西原峠までは、大きなアップダウンは少なく、黙々と進みましたが、その先の三頭山までの3キロは、まさに登坂地獄。とにかく長かった…。しかし、このあたりはガスが晴れ、月も見えて、雰囲気よく進むことができました。
喉がかなり乾きましたが、飲んでも乾きが和らぐわけではないことは経験的に分かっていたので、水を節約。電解質は、ジェルで多少摂れていたし、最悪岩塩も持ってきていたので、「喉の渇きは気のせい」と、高をくくることができました。
三頭山を踏むと、心理的にだいぶ楽になり、第2関門の月夜見第2駐車場へ向かいます。しかし、この6キロ弱が意外と遠く感じました。鞘口峠からの急登が効いたのかもしれません。
ここまでずーっとトレイルだったのが、ここに来て久しぶり舗装路に出ました。
第2関門には9時35分に到着。水かポカリが補給できますが、迷った末、水を1.5L。
その後も微妙な脱水状態が続いたので、ここはポカリにしておけばよかったと後から後悔しました…。
ここで、ハイドレーションにちょっとした問題が。水の入れ口あたりに穴が空き、水漏れ…。穴の場所が幸いして、致命傷とはなりませんでしたが、ダクトテープで塞ごうとしましたが上手く粘着せず、穴を塞ぐことはできなかったので、場所が場所だったらゲームオーバーだったかもしれません…。
ここまで、ガスったり晴れたりを繰り返していましたが、御前山への登りの間は、小雨と南風。ここの登りは頭上に枝葉がないので、それなりに降られました…。
最後の山場、大岳山は、思った以上に岩々しくかつ急で、なかなか辛かった。
そして、月夜見で補給して水量に余裕ができたで、逆に水を飲み過ぎ、脱水状況は改善しない中で胃腸が若干重くなってきました。
また、急斜面の下りの刺激で、腹筋の疲労感が増してきました。
毎度毎度、距離の長いレースでは、この胃腸の不調と腹筋でペースを落としてしまいます…。
とはいっても下るだけですので、急斜面の下りはどうにも走れませんでしたが、夜景に祝福されながら、最後の下りを黙々と下り、フィニッシュしました。
<反省点等備忘録>
・固形物を持ちすぎ。特に赤飯おにぎりは、食べる頃にはボソボソになっていた。コンビニおにぎりはあまりよくない。クルミパンの方が良かった。
・アミノ酸サプリを複数試した。ゼンのトラ&ダルマは効いたと思うけど、錠剤のため、それなりに水が必要。やはり、ベスパハイパーがベストか。水も要らないし、効く。
・ショッツのエレクトロライトを試したけど、効いた感じは全くなし。軽い脱水状態はずっと続いた。OS-1が最強なのじゃないかと。又は、最後まで持っていくか迷ったけど、練り梅。いつか試したい。
・ガスの中ではNAOの自動調光は乱反射で全く使えない。スポットLEDのみを照射する設定を入れていなかったので、ガスの中では、BDのスポットを手に持って照らした。BDのスポットの長距離照射モードは、ガスの中でもちゃんと照らすことができた。
ハンドライトだとストックが握れないのがデメリットだけど、BDのスポットは、何とかストックと一緒に握れた。
・ハイドレーションの穴は全く想定外。ハイドラパックの薄さでは、こういうトラブルリスクは高いと思う。プラティバスくらいの耐久性があるものでないと怖いと実感。そして、やはりペットボトルが最強。穴あきのリスクを考えたら、1L×1、500ml×2で持つのが良いと思う。
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