余市岳
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- GPS
- 05:58
- 距離
- 13.6km
- 登り
- 493m
- 下り
- 1,100m
コースタイム
11:15 北東コル(c1239m)
12:30 余市岳
13:15 北東コル
14:30 ゴンドラ山頂駅
天候 | 曇りのち晴天 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
大きな危険箇所はありません。 山頂直下の急斜面は滑落の無いように気を付けて下さい。 |
写真
感想
余市岳1488m、札幌の最高峰なんだって。
夏の余市岳は知らないけれど、冬の余市岳に行ってきました。
バックカントリーでも人気の山みたいです。
なので、今回はスノーボードminiという秘密兵器を持って登りました。
ボード&ビンディングで3.8kg、地味に重いのね。
それでも、帰りの少しでも滑れれば楽しいはず。
冬山を登りに行くのに、家を出たのが朝7時ちょい。うーん遅い・・・。
普段の冬山は、日の出前(6時頃)から歩いているので、なんか変な感じ。
それでも、9時前にキロロスノーワールドに到着。
ゴンドラが9時からなので、準備をする。
今回は、距離、標高差、環境を考えて、いつものガチビパーク装備は持って来ませんでした。
まっ、最低限のビパークの装備は持ったけれど、ここで2kg弱は軽くなった。
他にも、装備を見直し、ザックは食料、飲み水、スノーシューなど全部あわせて、たったの13kg!
すごい、超軽い。
普段より、4kgくらいの軽量化に成功!
けど、スノーボードが4kgなので、結局いつもと一緒というオチ・・・。
9:30からゴンドラの山頂駅から歩き始める。
誰のトレースも無い、ラッセルの時間です〜。
すねーひざくらいのラッセル。
緩やかな、だだっ広い雪原を黙々と進む。
1時間くらいたったところで、後ろから来た単独の山スキーの人に抜かれる。
立ち話をして、先に行ってもらう。
山スキーの方が、沈みが少なく快適に進む、羨ましい・・・・。
それでも先行者ができ、トレースできるので、一気に楽になる。
ラッセルを半分ずつした感じですね。(笑)
北東コル(c1239m)を過ぎたあたりから、ドンドン風が強くなる。
雪もウインドクラスとしてて、歩きやすくなってきた。
けれど、強風なので寒く感じる。
で、ここからが急斜面の登りになります。
スノーシューでも行けそうだったけれど、安全の為にアイゼン&ピッケルにする。
しかし、クラストした部分と吹溜りの交互になり、非常に歩きにくい。
膝くらいのラッセル、クラストの入り混じった状態。
疲れるな〜。
どうにか急斜面を登りきる。
さらに風は強くなる、けれど展望が開けてテンション上がる。
定山渓天狗岳を見下ろすって、なんか贅沢〜。
HJさんとよじ登ったルンゼが見える。
写真を撮りまくりながら、のんびりと山頂に到着。
やっぱり風が強いなー。
写真を撮り、立ちながら休憩を撮り、のんびりと下山開始。
で、そうそう!スノーボードやらないと!!
4kg背負ってきたし、楽しまなきゃ!
しかし、ここで問題が・・・。
今回初の110cmのスノーボード。
13kgのザック背負って、滑るの初めて。
登山靴で滑るの初めて。
今シーズン、初めて。
はい、予想通り、全然滑れませんでした・・・。
立ってはコケて、滑ってはコケて、全然前に進まない・・・。
なんか、こんな場所で、1人でコケまくって、思わず1人で大笑いしてしまった。
アホなくらいに清々しい。
で、結局諦めて、背負って下山。
途中で、何度かチャレンジしたけれど、やっぱり無理。
スノーシュー履いて、スノーボード履いて、なんだか時間ばかりが経つ。
重いわ、時間を浪費するわ、きっと1時間半くらいは、ボードと無駄に遊んでました。
山頂駅に到着して、ゲレンデなら滑れるかな?っと
滑り始めるも、やっぱり下手くそ・・・。
ちょっと滑っては転んでの繰り返し、
ザックの重さキツイ・・・。
登山靴だとビンディングの中で動く・・・。
苦労しながら滑っていったらコースを間違えて、違うリフト乗場に着いてしまった・・・。
改札の人に、「歩いて戻れますか?」と聞いたら、無理だとのこと。
お金が無く・・・、困った。
相談したら、タダで乗せてくれました、ありがとうございます!
で、四苦八苦しながらようやく下山完了。
自分でも、ここまでスノーボードで苦労するとは思いませんでした・・・。
ゲレンデをカラミで滑ってるのとは違うんだなーっと実感。
スノーボードには完敗でしたが、とにかく天気も良く、
楽しい、のんびり山行でした。
ゴンドラ山頂駅から、余市岳へのコースは、スノーシュートレッキングにオススメです。
北東コル(c1239m)までなら、本当に景色の良いいいルートです。
ただ、天候が悪いと方向が分からなくなると思うので気を付けて下さい。
今回の反省など・・・。
・自分のレベルではスノーボードは無理・・・。(涙)
・余市岳も、ゴンドラ山頂駅からなら楽勝だろうと、舐めてたので思ったより苦労しました(油断はダメですね)
・厳冬期(2月初旬)なので、予想より風も冷たかった・・・。
・森林限界を越える標高の時は、強風・突風の準備は必至ですね。
・本当に本気で山スキーが欲しいです!!スノーボードは下手くそですが、スキーならそこそこ自信もあるのですー。
・厳冬期の余市岳は、雪山のステップアップにとてもいいと感じました。
コメント
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写真も含めて、参考になる良い記録でした。
当方、冬山未経験者ですが、そのうち行ってみたいと思いました。
メッセージありがとうございます。
自分も今シーズンから冬山始めたばかりですが、すっかりハマってます。
天候さえ良ければ、余市岳はスノーシューだけで行けますよ。
山は、夏でも冬でも、やっぱりいいですね!
スノーボードminiは難しいです
でも山で滑るなら長い板の方がいいと思います
私もスノーボードはminiにしか乗ったことはないですが全く滑れずあきらめました(^^;
私は雪の余市岳へは天気の安定した春以降ゲレンデ終了時あたりに登りに行きます
厳冬期は登ったことがありません
>NAKさん
コメントありがとうございます。
ですよね!やっぱりスノーボードminiは難しいですよね。
賛成意見が聞けてホッとしました。(笑)
厳冬期と言っても、天候が良かったので楽しむ余裕がありました。
冬山の山行は、天候に大きく左右されますよね。
来シーズンは山スキーを手に入れて登りたいです。
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