石鎚北壁トイルート2発
- GPS
- --:--
- 距離
- 8.5km
- 登り
- 628m
- 下り
- 628m
コースタイム
- 山行
- 10:50
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 10:50
天候 | 午前中140点 午後イマイチ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
三の鎖より、土小屋側に草付をトラバース。樹林帯から北壁主ルートを見渡せる尾根上の所から藪を直登する。20mばかり登ると踏み跡が左右に分かれ、左に5mほどで立木がある。ロープの流れで言えばそこから10弱進んだところの凹角下に手製のアンカーが2本あるのでそこをスタートにすればいい。 ルート自体はトラバースの後、凹角を10m直上、左にトラバースでビレイ点に着く。2ピッチ目はコーナーを20mほど登る。通常はA0.フリーだと1ピッチ目が10後半、2ピッチが11はあると思われる。 装備はヌンチャク10〜20本、あぶみは必要ない。 |
写真
感想
ワタクシの周囲の人達は口を揃えて「トイは簡単」とおっしゃる。ジャックナイフ氏に至ってはトイは北壁じゃないとまでバッサリ。
ダイレクトに続き、今回はトイルートを志願した。あんなガチのクリフハンガー、ダイレクトルートはまだマトモに登れない。楽勝トイならば二本!その上で二本目はワタクシがトップをやる。て事で話は落ち着いた。「簡単、ラクショー」だとかを呪文のように聞かされてれると案外その気になるものだから怖い。
結果的にそんな事にはならず(と言うか、しょっぱなの一手目でトップ張る気持ちが失せた)セカンドでの登攀2本をこなしただけで終わってしまった
ワタクシ、土小屋から。ジャックナイフ氏、西之川天柱石ルートから登り三の鎖で落ち合う。常人なら6時間ほどかかる所を氏は重荷で3時間40分で登ってきた。shaoriなら3時間40分だと十字分岐くらいか(^^)
危ないトラバースを進み、取り付きへ。「まぁフリーで行けなくもないが・・」とつぶやきながら1ピッチ目をリーダーが登ってく。GOがかかったので続いて登る。もちろん、トップのつもりで。も、リ〜ム〜(´;ω;`)
何が?どこが!?こんなのをフリーで?
草付き脆いしゴツイ角度だし、まだ置き方悪いのか足はズルズル滑ってキマらないし。こんなトコを墜落せずに落ち着いて支点作って登ってくことなどワタクシには不可能に思えた。
それでも前回よりも幾分、マトモに登れたのでまぁヨシとしよう。どりゃぁ!と乗り上げ一本目終了。
人の数が凄い。弥山、大渋滞。休んでいると珍獣発見!とばかりにまぁ色んな人が声をかけてくる。大体においてこうした場合、俺に話かけんじゃねぇ!!とばかりに(触るものみな傷つけた)的雰囲気を醸し出しているリーダーはほとんどしゃべらないので、ワタクシが広報部長を務める。
Q.ここを登ってきたのですか❓(゜д゜)!
A.まさか!ジェット噴射ですよ。リーダーはタケコプターです
Q.キャー!!カッコいい♥ねぇねぇ、一緒に写真撮りません?♥(キャピキャピなモデル級山ガール4人組)
A.妄想でした
二本目登るべく取り付きへ懸垂下降で降りる。無事ロープ回収できるまで安心できないのが懸垂。ケースに応じた懸垂方法を教えてもらう。
で、二本目。おっとギアをトップに回していなかった。渡そうとするも
j「その必要はない。オマイがトップだから。行け、ホレ行け」
s「いやぁ、お腹痛くて今・・」
j「あん!?」
s「恐れながら申し上げます、それがしにはまだトップを務めるのは無理かと存じ上げます」
で、登ってもらった。
続いて2ピッチ目
j「ここからなら行けるやろ。アブミ使ってでもどないしてでも。行け、ホレ行け」
s「途中までなら登れたとしても。上のほうで窮したらパニってナニしでかすか分かりません、それがし」
で、登ってもらった。根性ねーわ(^_^;)
否!技術の問題だ。もっと言えば平素よりフリーの技を磨いていないからだ
南尾根を徘徊してたトシさんがいいタイミングで現れたので写真とってもらい、一緒に下山した。
ワタクシの周囲の人達は口を口を揃えて「トイは簡単」とおっしゃる。ワタクシの周りのヒトがオカシイのばっかなのかワタクシがどんくさいだけなのか。たぶん両方
トイなんて北壁じゃねえ。と人は言うがそうはいっても普段クライミングを真面目にやってないSHINにとっては厳しく感じたのは無理はない。当然の帰結である。そのルートをやるために必要なことを自分で考え、努力してこなかったツケが回ってきているのだ、因果は巡る火の車というだろう?大体、2ピッチ程度のルートを人工でのぼるのに難しいもなにもないだろう。と、ここまではSHINが恥をさらしたのだがその後、私がそれに追い打ちをかけることになる。
2本目は奴がトップをやるということだったが、現場に来てあっさり白旗を上げられて何が悲しくて一日2回も「トイ」やらないかんの?じゃあせめてフリーでやるか。と色気を出したのが運のつき。1ピッチ目上部で、ムーブに迷い、さらにA0に逃げるかと迷った時にすでに勝敗は決まっていた。
結果、叫び声とともに5mほどのフォール。最悪や、最初から本気で狙ってたんならともかく、行きがけの駄賃のつもりで安易にフリーに挑み挙句、中途半端に落ちるなんて。落ちるのが悪いのではなくその過程が悪すぎる。
それでも自力で登ると思ってからは、手も足も人工ありきでやった1回目とは明らかに岩の見え方が違っていた。面白さも全然違う。やはりフリーがある程度強くならないとアルパインだなどと言っても恥かくだけだな。
フリークライマーに言われるよ。「登れないからアルパインやってんだろって」
しん君、ジャックナイフさんお疲れ様でし??
チャラいしん君とクールなジャックナイフさんいいコンビです(o^^o)
チャラくはないつもりなんですがチャラく見えるようで(^_^;)
頑張るっすー😅
全くわからんわ。
やったことないし、考えたことすらない。でも危ないのは分かる。
あとギアが高いのも聞いた。
写真見るだけでちびりそうや。
ギア、高いよね〜
居酒屋行くのやめたわ
去年秋、墓場尾根に登ったはいいけど、石の上では怖くて立てない・・(情けなさすぎる・・)
レコ見るだけはいいけど、あの錆びた支点に命かけるの・・
まー、ここで修行して、今度はマカルー西壁かマナスル北西壁かなー・・
そん時、今使ってない古いギア、寄付するでー・・
高いのは怖いですよねー
けどチョビさんジャンダルム余裕で行ってるやないですか〜
K2東壁攻める時にお借りします😆
LYNX8640さんの感想を読んで
「あぁ、そうだよね」と。
言い訳せずに真面目に向き合えばもっと楽しくなるはず。
ありがとうございます。
ボコボコでしたー、カメさん(^_^;)
もっとボルダー頑張らねば。
楽しいですねー、岩登り。勉強すること多すぎて元々容量少ない脳みそが破裂しそうです
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