千石尾根〜西穂高岳〜奥穂高岳〜南岳小屋〜槍平【日帰り縦走】
- GPS
- --:--
- 距離
- 29.9km
- 登り
- 3,393m
- 下り
- 3,396m
コースタイム
- 山行
- 17:44
- 休憩
- 0:18
- 合計
- 18:02
天候 | 晴れ / 風強め |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
新穂高温泉から日帰りで西穂高岳、奥穂高岳を経由してひたすら稜線を北方向へ縦走しようという計画。あわよくば槍ヶ岳まで行けると考えていたけど、まったく時間が足りず結局は南岳小屋から槍平小屋方向へ下山して駐車場所まで戻った。
スタートは鍋平の登山者用駐車場。暗闇の中ヘッドライトをつけて出発。まずは千石尾根を登るためロープウェイ沿いの適当な場所から尾根に取り付く。しかし取り付いた場所は道ではなかったようで途中から急斜面のヤブ漕ぎをさせられる羽目になってしまった。無駄な時間と余計な体力を使ってしまったかも。
その後、作業道と合流してからはロープウェイ山頂駅まで快適な登りとなった。普通に下から作業道経由で登った方が絶対早かったと思う。失敗。
ロープウェイ山頂駅からは西穂山荘を経由して西穂高岳方向へ進む。天気も良く稜線からは素晴らしい景色が広がっていた。モチベーションも上がる。
西穂独標を越えた辺りから奥穂高岳までの間はキレキレの尾根を進む。ルートはマーキングがたくさんあり迷うことはなさそうだった。景色も良く高度感たっぷりの岩稜歩きは楽しいのだけど何度も繰り返し現れる急な登り下りに正直途中から飽き気味だった。
神経を使う急な岩稜歩きで穂高岳山荘まで到着した時点でかなり疲れていた。しかし時間はまだ12時前。このまま白出沢から下山するのも早すぎるかと思い南岳方向まで行ってみることにした。でもこの判断はあまり良くなかったかもしれない。
涸沢岳を越えた辺りからは、またキレキレの尾根を進む。北穂高岳を越えても延々と続く岩稜の登り下りにうんざり気味だった…。
この日はずっと風は強めだった。午前中は気持ちがいい風に感じたけど午後になって気温が下がりめっちゃ寒くなってきた。北穂高岳を超えた辺りからは小雪も降ってくる。
軽量化のためあまり装備を持て来なかったので小雪が降ってきたときはかなり焦ってしまった。冷たい雪が顔面に当たり痛い思いをした。この時期はきちんと防寒具をザックに入れておくべきだったと後悔した。
南岳小屋まで到着したときは既に15時半を過ぎていた。相変わらず風も強いし小雪も降っていて寒いので南岳には寄らずに南岳小屋から槍平方向へ下山することにした。
日没にまでには槍平小屋まで下りたいと思い急いで下りる。少し下りると風が止んで小雪から小雨に変わる。急いでいたためか雨で滑りやすくなった岩の上で何度も転んでしまった。途中急な斜面に付けられた木道?の上で大きく転んで左足一本で宙吊りになってしまう。宙吊りになったときはあまりの痛さに足の骨が折れたかと思い焦ったけど大丈夫だった。
南沢の出合い辺りまで下りたところでヘッドライトを装着。飛騨沢沿いの登山道まで下りたら新穂高温泉目指してひたすら黙々と足を前に動かして歩いた。新穂高温泉へ下山後は鍋平の駐車場まで遠回りして車道を歩いて戻った。車まで戻ったときには21時半を過ぎてしまった。
全身運動?の岩稜歩きで久しぶりにしんどい山行だった。
千石尾根の検索で拝見避けていただきました。
参考にさせていただきます。
PS、お盆休みに遠征で、9百名山と芦別岳にお邪魔させていただき最高でした。
m(_ _)m
karasawa246さん
こんにちは
参考にしていただき幸いです。千石尾根は暗闇でよく見えなかったので尾根を直登してしまいましたが、作業道に沿って行けば簡単に登れたのではと思っています。
ぜひまた北海道に登りに来てください。魅力的な山もたくさんあります。
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