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Yamareco

記録ID: 994818
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
日光・那須・筑波

皇海山〜庚申山→鋸山経由〜景色が最高なクラシックルート

2016年10月29日(土) ~ 2016年10月30日(日)
 - 拍手
GPS
32:00
距離
27.7km
登り
2,047m
下り
2,046m

コースタイム

1日目
山行
2:41
休憩
0:59
合計
3:40
12:00
50
かじか山荘
12:50
12:52
31
13:23
13:23
42
鏡岩
14:05
14:30
10
14:40
14:40
8
14:48
15:20
10
15:30
15:30
10
15:40
2日目
山行
10:29
休憩
1:06
合計
11:35
4:40
80
6:00
6:15
52
7:07
7:07
48
7:55
8:10
24
8:34
8:34
51
9:25
9:30
29
9:59
9:59
37
10:36
10:46
64
11:50
11:50
138
14:08
14:08
8
14:16
14:30
52
15:22
15:22
1
15:23
15:30
45
16:15
16:15
0
16:15
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2016年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
銀山平キャンプ場に駐車。
コース状況/
危険箇所等
ゝ岳直前の鎖場が長くて、ほぼ垂直。岩の凹凸が少ないので足のかけ場所が難しい。
∀士喩鋲修ら庚申山荘まで、道は歩きやすいが、谷側が切れ落ちてる所有り
11時に到着。山荘まで3時間。少し早いので車内でまったり
2016年10月29日 11:40撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
10/29 11:40
11時に到着。山荘まで3時間。少し早いので車内でまったり
スタート
2016年10月29日 11:52撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
1
10/29 11:52
スタート
かじか荘
登山届けを提出。提出したら、下山時に声をかけるようにとのこと。
庚申山のヤマバッジあり。
2016年10月29日 11:52撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
10/29 11:52
かじか荘
登山届けを提出。提出したら、下山時に声をかけるようにとのこと。
庚申山のヤマバッジあり。
しばらく行くと、上の方に駐車場が。ここの方がアクセスが良いのでここに停めれば良かった
2016年10月29日 11:55撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
10/29 11:55
しばらく行くと、上の方に駐車場が。ここの方がアクセスが良いのでここに停めれば良かった
林道歩き。下山ではここが一番疲れました
2016年10月29日 12:16撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
10/29 12:16
林道歩き。下山ではここが一番疲れました
紅葉。下の方が紅葉してた
2016年10月29日 12:27撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
3
10/29 12:27
紅葉。下の方が紅葉してた
林道も道が悪いです。落石がゴロゴロしてる
2016年10月29日 12:27撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
10/29 12:27
林道も道が悪いです。落石がゴロゴロしてる
一ノ鳥居kら入山。庚申山は霊験新たかなところ
2016年10月29日 12:52撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
1
10/29 12:52
一ノ鳥居kら入山。庚申山は霊験新たかなところ
川。冷たそう
2016年10月29日 13:02撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
10/29 13:02
川。冷たそう
橋や石階段が備え付けられており、厳かな雰囲気がただよう
2016年10月29日 13:13撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
10/29 13:13
橋や石階段が備え付けられており、厳かな雰囲気がただよう
丁目の石碑。山荘手前で終わっていた。
2016年10月29日 13:17撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
10/29 13:17
丁目の石碑。山荘手前で終わっていた。
晴れてる
2016年10月29日 13:37撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
10/29 13:37
晴れてる
この目印を辿る
2016年10月29日 13:43撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
10/29 13:43
この目印を辿る
仁王門
2016年10月29日 13:43撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
10/29 13:43
仁王門
仁王門で休憩。もうすぐ山荘だけど、早々に着いてしまいそうなので時間つぶし
2016年10月29日 13:44撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
1
10/29 13:44
仁王門で休憩。もうすぐ山荘だけど、早々に着いてしまいそうなので時間つぶし
猿田彦神社跡らしい
2016年10月29日 14:02撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
10/29 14:02
猿田彦神社跡らしい
そこからしばらく行くと山荘に到着。先客がいたが、この日は結局私をそのパーティの2組だけだった
2016年10月29日 14:07撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
4
10/29 14:07
そこからしばらく行くと山荘に到着。先客がいたが、この日は結局私をそのパーティの2組だけだった
山荘内部。広々と使える
2016年10月29日 14:17撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
3
10/29 14:17
山荘内部。広々と使える
吹き抜けになっている。下で何か焼いてるのか煙が全部上まで上がってきて休むどころではない。
2016年10月29日 14:17撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
1
10/29 14:17
吹き抜けになっている。下で何か焼いてるのか煙が全部上まで上がってきて休むどころではない。
時間があるので、天下の見晴らしへ
2016年10月29日 14:48撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
10/29 14:48
時間があるので、天下の見晴らしへ
「天下」というには大げさだが景色は良かった。庚申山と唐松の黄色が素晴らしい
2016年10月29日 14:49撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
6
10/29 14:49
「天下」というには大げさだが景色は良かった。庚申山と唐松の黄色が素晴らしい
2016年10月29日 14:53撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
1
10/29 14:53
庚申山荘方面
2016年10月29日 15:01撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
4
10/29 15:01
庚申山荘方面
整った道
2016年10月29日 15:07撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
10/29 15:07
整った道
山荘の周りも紅葉してました
2016年10月29日 15:10撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
1
10/29 15:10
山荘の周りも紅葉してました
水場は水量豊富。山荘から歩いてすぐの所に有りました
2016年10月29日 15:18撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
10/29 15:18
水場は水量豊富。山荘から歩いてすぐの所に有りました
翌日。庚申山に到着
2016年10月30日 06:00撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
1
10/30 6:00
翌日。庚申山に到着
まだ夜も明け切らぬ。皇海山のシルエットが浮かび上がるが、距離が近く感じる
2016年10月30日 06:04撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
5
10/30 6:04
まだ夜も明け切らぬ。皇海山のシルエットが浮かび上がるが、距離が近く感じる
笹原/膝上程度。
2016年10月30日 06:22撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
1
10/30 6:22
笹原/膝上程度。
薬師岳まではひたすら樹林帯のアップダウン。
2016年10月30日 06:37撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
10/30 6:37
薬師岳まではひたすら樹林帯のアップダウン。
破線のわりには道はしっかりしてる
2016年10月30日 06:48撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
10/30 6:48
破線のわりには道はしっかりしてる
2016年10月30日 06:48撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
10/30 6:48
所々景色が開けて最高の景色を見れる
2016年10月30日 06:55撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
3
10/30 6:55
所々景色が開けて最高の景色を見れる
ここまで破線ルートだが問題なく来れる
2016年10月30日 07:07撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
1
10/30 7:07
ここまで破線ルートだが問題なく来れる
薬師岳を過ぎると道が荒れ始める
2016年10月30日 07:10撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
10/30 7:10
薬師岳を過ぎると道が荒れ始める
皇海山が目の前だが、ここからが遠い
2016年10月30日 07:10撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
10/30 7:10
皇海山が目の前だが、ここからが遠い
雲海の先きに男体山
2016年10月30日 07:11撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
2
10/30 7:11
雲海の先きに男体山
2016年10月30日 07:15撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
1
10/30 7:15
2016年10月30日 07:16撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
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10/30 7:16
2016年10月30日 07:16撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
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10/30 7:16
2016年10月30日 07:16撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
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10/30 7:16
2016年10月30日 07:16撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
10/30 7:16
鋸山山頂は目の前だが、、
2016年10月30日 07:25撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
2
10/30 7:25
鋸山山頂は目の前だが、、
少し手強い岩場
2016年10月30日 07:29撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
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10/30 7:29
少し手強い岩場
2016年10月30日 07:40撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
10/30 7:40
2016年10月30日 07:44撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
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10/30 7:44
5m以上の鎖。脚のかけ場所が難しい
2016年10月30日 07:50撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
10/30 7:50
5m以上の鎖。脚のかけ場所が難しい
2016年10月30日 07:50撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
10/30 7:50
山頂に到着。
2016年10月30日 07:57撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
3
10/30 7:57
山頂に到着。
下の方は紅葉だ
2016年10月30日 08:06撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
10/30 8:06
下の方は紅葉だ
皇海山に向かう。鋸山から下りもやは急なガレ場。
2016年10月30日 08:10撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
10/30 8:10
皇海山に向かう。鋸山から下りもやは急なガレ場。
ガレ場を過ぎると歩きやすい道に
2016年10月30日 08:20撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
10/30 8:20
ガレ場を過ぎると歩きやすい道に
不動沢のコル
2016年10月30日 08:34撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
1
10/30 8:34
不動沢のコル
いきなり皇海山の急な登り
2016年10月30日 08:45撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
10/30 8:45
いきなり皇海山の急な登り
所々、開ける。
2016年10月30日 08:55撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
10/30 8:55
所々、開ける。
皇海山山頂手前の剣
2016年10月30日 09:23撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
2
10/30 9:23
皇海山山頂手前の剣
皇海山
2016年10月30日 09:25撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
4
10/30 9:25
皇海山
来た道を戻る。歩きにくい所はロープが有る。ロープまでは急坂。そこから山頂はなだらかになる
2016年10月30日 09:35撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
10/30 9:35
来た道を戻る。歩きにくい所はロープが有る。ロープまでは急坂。そこから山頂はなだらかになる
不動沢からは人が多い
2016年10月30日 09:36撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
10/30 9:36
不動沢からは人が多い
皇海山下山中に一カ所展望が開ける場所がある。渋川市街と赤城山、子持山が見える。関越道から見えるおなじみの光景
2016年10月30日 09:43撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
1
10/30 9:43
皇海山下山中に一カ所展望が開ける場所がある。渋川市街と赤城山、子持山が見える。関越道から見えるおなじみの光景
再び戻る
2016年10月30日 09:59撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
10/30 9:59
再び戻る
再び戻る。少し休憩。。。鋸山まで登る人は少数みたい
2016年10月30日 10:36撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
10/30 10:36
再び戻る。少し休憩。。。鋸山まで登る人は少数みたい
六林班峠に向かう
2016年10月30日 10:51撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
10/30 10:51
六林班峠に向かう
やはりこのコースは眺めがいい
2016年10月30日 10:56撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
3
10/30 10:56
やはりこのコースは眺めがいい
笹原が生い茂る
2016年10月30日 10:56撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
2
10/30 10:56
笹原が生い茂る
鋸山から少し下った所か見る皇海山が一番かっこいい
2016年10月30日 11:00撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
1
10/30 11:00
鋸山から少し下った所か見る皇海山が一番かっこいい
振り返って鋸山からの下り。急な道をまっすぐ下らせる
2016年10月30日 11:06撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
10/30 11:06
振り返って鋸山からの下り。急な道をまっすぐ下らせる
ほどなくすると噂の藪漕ぎ。笹は頭の下までなので、かろうじて視界がある。
2016年10月30日 11:24撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
2
10/30 11:24
ほどなくすると噂の藪漕ぎ。笹は頭の下までなので、かろうじて視界がある。
目印が頻繁に登場するから迷う事は無い
2016年10月30日 11:32撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
10/30 11:32
目印が頻繁に登場するから迷う事は無い
薮、といっても笹だけなので、本場の藪漕ぎやってる人からすれば、これは薮には入らないだろう
2016年10月30日 11:36撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
10/30 11:36
薮、といっても笹だけなので、本場の藪漕ぎやってる人からすれば、これは薮には入らないだろう
薮が終わったり始まったり
2016年10月30日 11:41撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
10/30 11:41
薮が終わったり始まったり
少し下ると、、
2016年10月30日 11:50撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
10/30 11:50
少し下ると、、
六林班に到着。道標がこれしかないので分かりづらい
2016年10月30日 11:50撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
1
10/30 11:50
六林班に到着。道標がこれしかないので分かりづらい
庚申山荘に向かいますが初めは笹の海
2016年10月30日 11:56撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
10/30 11:56
庚申山荘に向かいますが初めは笹の海
あちこちに沢から水が出ています
2016年10月30日 12:18撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
10/30 12:18
あちこちに沢から水が出ています
そして崩落してる所も。ロープが設置されてるので、問題有りません
2016年10月30日 12:21撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
10/30 12:21
そして崩落してる所も。ロープが設置されてるので、問題有りません
下るにつれ沢水の量が増えます
2016年10月30日 12:26撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
10/30 12:26
下るにつれ沢水の量が増えます
急な下りは無く全般的に歩きやすい道。
2016年10月30日 12:38撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
1
10/30 12:38
急な下りは無く全般的に歩きやすい道。
紅葉も楽しめる
2016年10月30日 12:53撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
3
10/30 12:53
紅葉も楽しめる
三女沢。地図には載ってませんでした。結構歩いてきたけど、自分がまだどこにいるか分からない。
2016年10月30日 13:07撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
1
10/30 13:07
三女沢。地図には載ってませんでした。結構歩いてきたけど、自分がまだどこにいるか分からない。
2016年10月30日 13:23撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
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10/30 13:23
なんか異様に遠いな、、もう着いても良い頃だが、、
2016年10月30日 13:40撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
10/30 13:40
なんか異様に遠いな、、もう着いても良い頃だが、、
唐松の下は落葉で黄金の道になる
2016年10月30日 14:07撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
10/30 14:07
唐松の下は落葉で黄金の道になる
コースタイムを大幅にオーバーして分岐に到着。
2016年10月30日 14:08撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
10/30 14:08
コースタイムを大幅にオーバーして分岐に到着。
山荘到着
2016年10月30日 14:17撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
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10/30 14:17
山荘到着
大きい山荘です
2016年10月30日 14:27撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
1
10/30 14:27
大きい山荘です
山荘から下は信仰の山らしい雰囲気になる
2016年10月30日 15:09撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
10/30 15:09
山荘から下は信仰の山らしい雰囲気になる
帰りに七滝に寄ってきました
2016年10月30日 15:17撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
10/30 15:17
帰りに七滝に寄ってきました
7つ滝が有るのではなく、7段になってるとのこと。遊歩道は通行止めでした
2016年10月30日 15:18撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
1
10/30 15:18
7つ滝が有るのではなく、7段になってるとのこと。遊歩道は通行止めでした
帰りの林道が一番疲れた。。
2016年10月30日 15:41撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
2
10/30 15:41
帰りの林道が一番疲れた。。
撮影機器:

感想

深田久弥ゆかりのクラシックルートへ。
皇海山は山頂からの眺望もなく取り立てて特長が無い山、という印象だったので、今まで計画を立てた事が有りませんでした。
しかし深田久弥の著書に庚申山からのルートで実に魅力的に書かれていたので、興味を持ち今回いくことになりました。
しかし、このルートは特に距離が長く、山荘も登山スタート近くにあるため、泊まるにしても一日で行ってしまうにしても長大な距離を歩かねばなりません。
今回は深田久弥の足跡に近くするため山荘に泊まりました。

まず目を引くのが奇岩。鏡岩、夫婦蛙岩、そして里見八犬伝にも登場する大胎内など他にもたくさんの奇岩が登山道に配置されています。
そのため庚申山までは岩の間に配置された急峻な道をいくことになります。
朝くらい内からそこを通過したので、道が見つけづらく苦労しました。
ようやく庚申山にたつと、目の前に皇海山が。以外と近くに見えたので、違う山かと思いましたが、これが深田久弥も絶賛した皇海山の全容です。
庚申山から先きは破線のルート。岩陵連なる道かと思いきや、目立った岩場は鋸山手前ぐらいで、それ以外は大半が樹林帯でした。
所々で男体山〜日光白根山の大展望が!南側から見た事が無かったので、感動でした。特に奥白根は全く前置きを必要としないぐらいすぐに分かりました。
深田久弥もこの景色を絶賛してました。これを見れて良かったです

鋸山までの鎖場岩場は少し難易度が高かったです。のこぎりの歯のようなデコボコを登ったり降りたり、、ここまでは体力に余裕があったのですが、ここで一気に消耗しました。

鋸山の眺望も素晴らしいです。庚申山で見た皇海山をもっと目の前で見る事ができます。鋸山に来れば眺望を得られるので、皇海橋から登るのもアリかなと思います。
しかし多くの人が不動のコルからまっすぐに駐車場に帰ってしまうようです。皇海山だけだったらきっとがっかりするのではないでしょうか?

鋸山を往復して、いよいよ六林班峠に向かいます。
事前に相当な藪漕ぎが有ると聞いていたので緊張半分期待半分でしたが、実際のところ藪漕ぎとは名ばかり。確かに背丈以上の笹にすっぽり包まれてしまいますが、脚元は道がしっかりできていて、倒木に気を付ければなんて事の無い道でした。
笹以外にもシャクナゲなど低灌木も混じると難易度は高くなるのでしょうが、笹だけならかき分けるのも容易でした。赤テープ/マークもしっかりあるので、まず迷うことはないでしょう。

六林班から山荘までは山腹のトラバース。ここまで長いトラバース道は初めてです。整備された方には頭が下がる思いです。
他のレコでみ見られるような、滑りやすく、谷側に傾斜のある難しい道は、思ったより少なく(むしろ、他の山の方が距離に対しての比率的には多い)快適な道でした。
また下山ルートですが下ってる感覚はなく、体力筋力ともに温存できるかと思いましたが、この道、長い!特にペースを落とした訳ではないのですがコースタイムを大幅に割ってしまいました。暗くなる前に下山したかったので、少し焦りました。

無事山荘に到着し、デポしていた荷物を回収し下山しました。
終わってみれば12時間に及ぶ登山でしたが、皇海山の印象が大きく変わる山旅でした。




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コメント

こんにちわ
unemeさん

こんにちわ。はじめまして。
日曜日に同じルートを歩いていました。
足元にunemeさんの気配を感じながら1時間ほど後ろを歩いていました。
unemeさんが皇海山から鋸山に戻ってくるときの鋸山の登りですれ違ったようです。
クラシックルート、変化に富んで楽しいルートでしたね。
六林班峠からの笹薮トラバースは長くて疲れましたが・・・。私もコースタイムと同じくらいかかってしまいました。
今回のコースは早起きして日帰りより、午後から庚申山荘泊だとのんびりできて良さそうですね。
また違った時期に来てみたいと思いました。
これからも安全登山で楽しみましょう!
2016/11/4 12:28
初めまして
はじめまして!
クラシックルートは、人が少なくて景色も望めて良い道でしたねー。皇海山の迫力に圧倒されました。

自分は体力ないので山荘に泊まりました。あのロングルートを1日で行けるなんてすごいですね!
山荘は広くて快適でしたよ。是非今度泊まってみてください。
2016/11/8 11:14
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