969 一乗城山〜朝倉氏遺跡・庭園

2016年10月31日(月) [日帰り]

• GPS: 06:14
• 距離: 12.2km
• 登り: 548m
• 下り: 548m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:40
• 休憩: 0:34
• 合計: 6:14

距離 12.2km 登り 549m 下り 548m

8:43 スタート地点
9:06 9:10 下城戸コース登山口
9:40 鉄塔
10:08 10:13 三万谷林道分岐
10:26 馬出ルート分岐
10:37 一の丸跡
10:50 二の丸跡
11:03 三角点『松尾』
11:12 松尾分岐
11:21 一乗城山
11:25 折返し点
11:41 馬出ルート分岐
11:51 12:16 宿直跡
12:49 小見放城跡
12:58 馬出ルート登山口
13:25 街並立体復元地区入口
13:47 諏訪館跡庭園
13:59 湯殿跡庭園
14:10 南陽寺跡庭園
14:22 唐門
14:57 一乗谷駅

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

行き：京福バス　朝倉資料館前BS
帰り：JR九頭竜線　一乗谷駅

コース状況／危険箇所等

ハイキングコースですが、一乗城山の登山道は下城戸コース、馬出コースとも粘土質の滑りやすい急坂部分が多く、スリップに注意です。

写真

10/31 9:01

一乗城山の下城戸コース登山口の近くに、一乗谷の朝倉氏城下町の北の入口の城戸、下城戸があります。そこに「一乗谷朝倉氏遺跡」の石碑がありました。

10/31 9:03

下城戸には巨石を積んだ枡形の城戸口があり、古が偲ばれました。

10/31 9:06

一乗谷川の向井橋を渡ってすぐ左に曲がってゆくと、右手に登山口が見えます。

10/31 9:14

フェンスのジッパーを開いて登山道に入ります。もちろん、通った後はジッパーを閉めました。

10/31 9:18

粘土質で湿り気味だったので滑りやすく、慎重に歩を進めました。

10/31 9:34

自然林と杉の人工林の入り混じった急登を登ります。

10/31 9:41

鉄塔の切開きでは北側が展望できました。麓の足羽川もよく見えます。山間の遠くに見えるのは冠山方面でしょうか？。

10/31 9:46

う回路行きます。う回はさほどの距離はありませんでした。

10/31 9:49

一乗谷方面の展望が開けるところも。街並み立体復原地区も俯瞰できました。

10/31 10:03

キッコウハグマが咲いていました。

10/31 10:04

もう少し行くと三万谷林道への分岐になります。

10/31 10:27

一の丸跡までには、こんな堀切跡がありました。
この辺りは自然林ですね。

10/31 10:31

堀切がずっとめぐらされています。

10/31 10:40

急登を一の丸に登ってみました。上は藪の中です。

10/31 10:48

一の丸と二の丸は二条の堀切で区画されています。

10/31 10:53

二の丸跡には、足羽町No.23の標識がありました。これは何の標識だろう？

10/31 10:54

二の丸跡も藪でした。

10/31 11:14

二の丸から降りてその向かいの踏跡から点名『松尾』に向かいました。

10/31 10:58

滑り落ちそうな急坂を注意深く下りました。

10/31 11:10

藪に近い踏跡を西に向かう尾根を外さないように、『松尾』へ

10/31 11:06

三等三角点『松尾』に着きました。

10/31 11:06

山名札もかかっていました。

10/31 11:16

『松尾』から登山道に戻り、三の丸跡にむかいました。

10/31 11:20

最後の堀切を渡って一乗城山(三の丸跡)へ登ります。

10/31 11:21

山頂の手前に足羽町No.24の標識がありました。

10/31 11:30

一乗城山山頂です。展望はありません。

10/31 11:27

登山道はその先まで続いていたので、もう少し先に行ってみました。引き返して来て見えた一乗城山の姿は、まさに三の丸でした。

10/31 11:36

気持ちの良い道を馬出コース分岐へと下りました。

10/31 11:47

分岐から少し下ると平場に、千畳敷跡です。昔は建物があったようです。

10/31 11:49

宿直跡、この先からは三国港や福井平野が見渡せます。

10/31 12:09

宿直跡からの展望です。電線が少し邪魔ですがご辛抱を。

10/31 11:50

文珠山をズーム。

10/31 11:50

三峯城跡のある城山もズーム。

10/31 12:22

千畳敷跡から下るとすぐに不動清水です。そこの不動石仏。

10/31 12:24

そして杉林の中を下って行きます。

10/31 12:40

下りもかなりの急坂があります。

10/31 12:45

岩に地蔵菩薩の磨崖仏が線刻されています。

10/31 12:49

小見放城跡です。

10/31 12:54

滑りやすそうな木橋を慎重に渡ります。

10/31 12:59

馬出ルート登山口に着きました。

10/31 13:05

八幡神社は石段の奥にあるようですが、今回はパスしました。

10/31 13:20

一乗城山を下って、一乗谷の朝倉氏遺跡と庭園をめぐりました。
まず、寺院と町屋群の平面複原地区です。

10/31 13:31

そして、街並立体複原地区の、土塀が立つ道。

10/31 13:30

門の中は、平面複原の所と

10/31 13:36

武家屋敷を復原した所があります。

10/31 13:40

これは復原した庶民の家です。

10/31 13:47

庭園巡りは、諏訪館跡庭園から

10/31 13:59

上から見た中の御殿跡

10/31 14:08

湯殿跡庭園、石組の庭を少し横から眺めています。

10/31 14:08

朝倉義景の住んだ館跡を上から望みました。

10/31 14:16

南陽寺跡と庭園です。

10/31 14:25

朝倉義景館跡の唐門です。

10/31 15:15

一乗谷駅から、今日登った一乗城山が望めました。

10/31 15:45

JR九頭竜線のディーゼル車で福井駅に戻りました。

撮影機器：

NIKON D7000 NIKON CORPORATION

SH-08E SHARP

感想

moguG

敦賀観佛と「福井の仏像」展のツアーに参加して福井泊だったので、翌日にどこか山にと計画しました。
これまで10回近く福井を訪れているのですが、まだ一乗谷の朝倉氏遺跡を訪れていません。そこで、一乗谷城跡のある一乗城山を登り下山後に一乗谷朝倉氏遺跡・庭園を巡る事にしました。

一乗城山は下城戸ルートを登り、馬出ルートを下りました。
どちらのコースも道標と城跡に関する説明板が完備しており、説明板を読みながら登るのもなかなか興味深く楽しく登れました。
ただ、登山道はどちらも粘土質の急坂で、やや湿っていたため滑りやすく、スリップしないように慎重に歩を進める所も多々ありました。

一の丸跡と二の丸跡の道標は登山道に立ててありました。でも、実際の跡はそれぞれの高みの上なので、どんなところか攀じ登ってみました。どちらも藪の中でここまで登るのは物好きやなあ、といったところです(爆)。
三の丸は一乗城山山頂ですので誰でも行きます。

二の丸の西の尾根上に三等三角点『松尾』があるので、そこへも行ってみました。踏跡はかろうじてある所や、藪に隠れたところを突破して到達、展望はなしでした。ここに来るのも物好きかもです。

帰りは約1時間待って、一乗城山に決めたもう一つの目的、JR九頭竜線のディーゼル車に乗って一乗谷駅から福井駅へ戻りました。

城跡、遺跡巡り、三角点、ディーゼル車と沢山楽しみ、充実した一日でした。
私はいつから城、三角点、乗り鉄フェチになったのかな？。