墓場尻川
- GPS
- 09:59
- 距離
- 10.7km
- 登り
- 754m
- 下り
- 753m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | 峠の湯(600円) |
写真
感想
ワルさんから紅葉撮りに沢行こうぜと誘われ、墓場尻沢へ。
「CLやってみる?」と聞かれたので、二つ返事で「やります!」と返信。
今回の沢主旨は以下。
‖CL練
紅葉撮影(沢にフルレンズ一眼を持って行く事)
元々F村さんも来る予定だったが、仕事で来れなくなった事もあり、いつも沢に行きたそうな顔をしているMさんに声を掛けてみたら「行きます!」とこちらも二つ返事。これによって沢の主旨はもう一つ増える。
9堝阿予想出来ない新人を連れて行く
十分一緒に山に入った経験の無い人とバリエーションに入る事はパルプンテを唱える事と等しい。以前の沢でMさんがある程度歩ける事と、ジムトレで登攀力と度胸の把握はそこそこしている物の、それでもまだまだパルプンテである。
そういう不確定要素にこそ学びは潜んでいたりするんじゃなかろうか、と、個人的には思ったりする。それに今回はワルさんがいる安心感もある。
さて、霜積ダムの墓場尻沢出合い付近に車を停め、林道に入る。
入口は非常に分かりやすい。
林道に入ってすぐ左に堰堤が見えるので、そこが入渓点。
高度を上げる前から紅葉は散り気味に見え、結果から言うと、
ここのところの急な冷え込みでピークは過ぎてしまっていた。
しかし渓相は非常に美しい。ナメ小滝ナメ小滝、ナメナメという感じ。
ナメも幅が広く穏やかで思わず足取りも軽くなる。
あー、ここが紅葉だったら絵になるだろうなぁ〜という場所が度々あった。
また秋に来てみるのもいいだろう。
入渓は6時過ぎで、時間には余裕がある。
半分は写真を目的に来たので写真を撮りながらゆっくり歩く。
最近写真活動はめっきりだったが、久しぶりに一眼を構えるとやはり楽しかった。
水に濡らす恐怖はあるが、被写体として沢は面白い。
途中、ダムやら滝やら巻きが多かったのも今回の遡行の特徴だろう。
最後のハイライト、雌滝、雄滝はいずれも巻いたが雄滝の巻きはやや高く巻き過ぎて怖かった。勿論ロープは出したが、途中足場が崩れて一抱えはあろうかという岩がボッコンボッコン言いながら落ちて行ったのは、なかなか強烈であった。
雄滝を過ぎると遡行価値はほぼ無いという事だったので、さっさと右岸を詰める事とする。薄いが踏み跡もあり、勾配はあるがそこまで距離は無い。
尾根に上がり上方を見ると林道上の人工物(オレンジ色のカーブミラー)があり、無事林道に合流。
下山は林道の890m付近まで歩き、そこから尾根沿いに駐車スペースまで最短距離で突っ切る事とする。尾根の分岐があり、多少不安はあった物の無事予想通り最短を歩く事が出来た。途中急に崖のようになっているところに出くわし、懸垂しようかと思ったがやや左側にロープ無しで降りられそうな場所をワルさんが見付けてくれて助かった。
Mさんは多少詰めや下りの不慣れはあったが、無事付いて来てくれた。
やはりかなり体力あるし、多少の岩場のフォローなら助け無く突破してくれる。
自力もあるが、少なからず、沢慣れ、ジムでのクライミングトレの成果が出ていると、客観的にそう見える。
先輩と行く、同期と行く、後輩を連れて行く、これはもう同じ沢に行っても全然楽しみ方は変わって来る。イキの良い、いずれはCLになってガンガン計画を出してくれそうな、そんなクライマーor沢屋志向の後輩が入って来たら、是非とも来年は一緒に沢でワイワイやりたいなぁと思ったり。
今回も良い沢でした。沢はやはり面白い。
ワルさん、Mさんありがとうございました!
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