高度順応できず！三ノ沢岳ピクニックのはずが...

2016年11月05日(土) [日帰り]

• GPS: 05:11
• 距離: 6.8km
• 登り: 687m
• 下り: 684m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:02
• 休憩: 1:08
• 合計: 5:10

8:20 千畳敷駅
8:48 8:48 極楽平
8:57 8:57 サギダルの頭
9:03 9:05 三ノ沢分岐
10:31 11:34 三ノ沢岳
12:54 12:54 三ノ沢分岐
13:05 13:05 サギダルの頭
13:10 13:13 極楽平
13:30 千畳敷駅

天候

紺碧の空！

アクセス

利用交通機関：

自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

今週末が7時発のバスは最後でした。
この後、冬はのんびり8時発で楽しみましょう。

コース状況／危険箇所等

三ノ沢岳まで危険箇所はありませんが、何気に疲れます。
ピクニック気分で行くと、ハマりますので要注意！
もちろん私はピクニック気分で行き、何時もの心肺の痛さと、帰りの登り返しに、苦しみました！

写真

11/5 5:30

AM5:30恵那峡SAは暗い！どうやら早すぎたようだ！本日は年パスで三ノ沢岳へ妻とピクニックに出掛けます。

11/5 6:26

AM6:20駐車場はシーズンOFFなので、ガラガラです。

11/5 6:32

チケット売り場に並ぶと、目の前の山が赤く染まり始めた。天気は間違いなく良さそうです。

11/5 7:50

しらび平駅から、一気にGO！・・・はいいが、毎回高度順応できないので、心配です。

11/5 7:56

あっという間に2600m！そこには何時もの絶景が待っていた。

11/5 8:18

紺碧の空はいいが、寒い！ピクニックの陽気ではないようだ！

11/5 8:06

冠雪した南アルプス達。いつもより富士山が大きく見えるよ！

11/5 8:18

宝剣！今日はお邪魔しない。駅で20分滞在して高度順応はできたはず？

11/5 8:18

私達はメインルートで登らず、誰もいない裏通りで出発。

11/5 8:27

雪はこんな感じで、締まっており、アイゼンは必要なさそうです。

11/5 8:32

裏通りは日も当たらず、寒いです。

11/5 8:48

ようやく日が当たり暖かくなって来ると、稜線です。

11/5 8:48

妻が座っています。強風で立てないらしい？結局今度は風で寒く、ピクニック日和でない事が、分かりました。

11/5 8:49

標高2800m付近、何時ものように肺が痛い。どうやら高度順応は出来ていないようだ。

11/5 8:50

あれが三ノ沢岳のようです。なにげにカッコイ〜山だ！

11/5 8:52

下を覗くと千畳敷ホテルが見えます。

11/5 9:00

正面には今日は登らない宝剣岳！この風では、山頂の石に立つのは難しいと思う。

11/5 9:01

伊那前岳は雪が降ったら行ってみます。

11/5 9:01

今日はなんと言っても南アルプスが素晴らしい。最近名前を覚え、甲斐駒から光岳まで、妻に自慢げに教えてみました。

11/5 9:02

岩の上から、この後の工程を調査します。肺は相変わらず痛く、無意味にデカいザックを背負ってきた事が、心配です。

11/5 9:01

こんな感じで見えています。何度もアップダウンがあり、かなり辛そう。

11/5 9:04

私の心配はよそに、妻は余裕でピースしています。私も心肺が強くなりた〜い！

11/5 9:04

三ノ沢岳への分岐から宝剣を眺めて。

11/5 9:04

少し冠雪した御嶽と、まあまあ冠雪した乗鞍を眺めて。

11/5 9:05

以前歩いた空木への縦走路を眺め、ゆっくり順応する。

11/5 9:07

さて寒くなってきたので、先へ進むため、まず下ります。

11/5 9:16

ゆるい下りは、得意な道です。

11/5 9:24

妻が写真を撮っています。

11/5 9:23

その先には、ザ！縦走路。もう暫く行きたくないな！

11/5 9:38

ハイマツ帯も越えると。

11/5 9:52

底に到着、振り返ると随分下った事が分かります。帰りの事考えるのは、やめよう・・・

11/5 10:02

岩と雪のミックスも攀じ登る妻。アイゼンは不要です。

11/5 10:05

辛い登りが続く！とてもピクニックと思えないのは私だけでしょうか？

11/5 10:13

あれが山頂なのか？なにげに遠い三ノ沢岳！なめていました。

11/5 10:24

ヤッター！頂上です。

11/5 10:25

と！思ったらまだ先に道があった。上に道が続く限り、登ります。

11/5 10:32

ここは間違いなく山頂だ！ようこそ三ノ沢ブルーの世界へ！ウエアと同じ色だ！

11/5 10:33

高度順応はできていないが、最高に気持ちがいい！年パス万歳！

11/5 10:34

御嶽の左に白い白山がみえる！なんちゅうロケーションじゃ！

11/5 10:34

北アルプスも全部丸見え！先月登った奥穂は、やっぱり一番高く、カッコイイ。何故か常念は黒かった。

11/5 10:35

空木から南駒！違う角度から見ると、新鮮さを感じる。

11/5 10:35

縦走路の奥には南アルプスの山達！奥には富士山！ほんと今日は大きく見える。

11/5 10:35

私の好きな恵那山もドッシリとしています。

11/5 10:35

スマホでズームすると結構白い。北アは登れない山になりました。

11/5 10:35

最後に、ロープウェイのおかげで冬も簡単に登れる駒ヶ岳！お初な角度から眺めています。

11/5 10:38

休憩場所を探すと、昼寝適地発見！早速寝ころんでビール飲もう。

11/5 10:41

安いビールも、このロケーションで飲めば、極上の味だ！

11/5 10:39

このテラス最高だよ！この後コーヒーも飲んで1時間以上のんびり過ごした。

11/5 11:31

三ノ沢岳！最高だったぜ！誰も来ないと思ったら、1パーティー来た。

11/5 11:33

もう一度南ア眺め、来年登る山を見定めます。

11/5 11:34

さて、帰ります。さよなら。

11/5 11:36

このまま横移動で宝剣まで戻りたいと、思い歩いています。

11/5 11:39

そんな甘い事考えても、下るのは当たり前です。

11/5 11:41

帰りも随分下るな！雪が滑らないのが、救いだ！

11/5 11:45

行きにこんなケルンあったかな？気が付かなかった。

11/5 11:54

プチ崖を下ると、一番底に到着します。その後は…

11/5 12:16

ビール飲んだ後の、辛い登り返しだ。行くぜー

11/5 12:50

今日も高度順応できないまま、終わりそうです。ずーっと辛い！

11/5 12:54

ふぅ〜何とか登れた。いつも思う、ロープウェイを使っているのに何故こんなに疲れるのか？本当に高度順応のせいなのか？

11/5 12:57

宝剣に登る元気は、残っていません。

11/5 12:59

最後に南アルプスにバンザイして。

11/5 12:58

下の黄葉が綺麗だなと、眺めて。

11/5 13:02

寒くなるため歩きます。

11/5 13:08

吹き溜まりはこんな感じです。久しぶりの雪の感触には、満足できました。

11/5 13:08

帰りも風が強く吹いています。

11/5 13:11

甲斐駒カッコイイよな！来年は妻を連れて行こう。

11/5 13:24

帰りもは日陰で、当然寒い！

11/5 13:30

無事ピクニック？終了。ピクニックのくせに疲れ切った。

11/5 13:31

帰りも紺碧な空は変わりません。晴天率の高い中アは最高だ！来月は白銀の世界にアゲイン！

11/5 13:36

ロープウェイ待ち時間は、もちろん年パス特権！因みに通常一杯400円位します。

11/5 14:02

⒕:00発ロープウェイでGO！帰りは直ぐに高度順応できます。

11/5 14:10

しらび平は黄葉の終盤ですが、それなりに綺麗です。

11/5 14:49

駐車場は紅葉最盛期でした！今日はソースかつ丼は我慢して、家で、おでんをつまみに飲もう。年パスで楽しい一日が過ごせました。

撮影機器：

iPhone 6s Apple

感想

ルピモさん

今週は年パスを利用して、中央アルプスの三ノ沢岳に登りました。

今回の目的��
三ノ沢岳にロープウェイ代を払う価値があるか調査する。

三ノ沢岳は中ア縦走路や、各周回ルートから、外れた位置にあり、ついでに登れる山ではありません。登るつもりで行かないと、登れない山なのです。また、知名度も低い三ノ沢岳に、高いロープウェイ代を払ってチャレンジするのも勇気がいる。そこで登場したのが、年パスです！買った目的の一つに三ノ沢岳の実態調査も含まれていました。
結論から言うと、高いロープウェイ代を払ってまでも、登る価値は十分にあり、元を引けるどころか、おつりが返ってくる。理由は写真を見れば分かると思います。是非登ってみて下さい！

今回の目的��
毎回、高度順応が出来ないのは…何故だ？調査する。

木曽駒でよく聞く、ワード！高度順応が出来てなく、辛いなど「高度順応」はどうしたらできるのか？考え、実践してみた。
1．山頂駅に着いた後、直ぐに出発せず、ゆっくりした。登山届を書き、トイレ(大)を済ませ、テラスで南アを眺めながら20分以上滞在した。
2．今回は登山ではなく、ピクニック！妻に頼み、相当ゆっくりした速度で、高度を上げた。
3．前日の酒の量は、いつもより控え、睡眠は十分とり体調は万全にした。

結論から言うと、全く高度順応が、出来ていない事が分かった。たかだか6Kの道のりに、高低差600ⅿ、余裕で登れる工程のはずが、肺が痛く、足がだるい、スピードもなくバテバテになりました。駒ヶ岳にはロープウェイを使わず、何度も登っているが、下から登った方が楽に感じるのは、私だけなのか？何かいい解決策はないのか？疑問が残ったまま、チャレンジはつづく。
次はドーピング作戦で行く！

コメント

やまさん

高度順応…
おはようございます。
ロープウェイを使わないほうが高度順応しやすいのは普通だと思いますよ。
徐々に慣らせますますからね。

調査レポートで気になったことをひとつ！
3．の酒の量を控え…ですが、高山病予防には睡眠と水分ですので、アルコール摂取した場合はそれ以上の水分補給が必要なのではないでしょうか？
私も山小屋で飲みすぎると頭痛（高山病？）で大変なことになります…(笑)

ルピモさん

Re: 高度順応…
結局ロープウェイは楽な乗り物ではない！と言う事が分かりました。
年パスは、冬の為に買ったと、思うようにします。
あと、高山病予防については、全く考えたこと、ありません。
もしかして、何時もの辛さは高度順応できていないのではなく、高山病の可能性があるのでしょうか？確かに木曽駒はいつも頭痛になるかも？
と言うことで、水分は全く取っていません。
もともと、私は水分を取らない方なので、山ではビールを水代わりに飲んでいます。
家で酒を飲んだ後も、水やお茶は殆ど飲みません。三ノ沢岳に行った時も、山頂でビールとコーヒーを飲んだ後、次に摂取した水分は、家に帰ってビールと焼酎を飲んで寝た後の、翌日のコーヒーぐらいです。
水分って、どのタイミングで飲めばいいのか？
アルコール以上の水分を摂取したら、小の連続で、お腹こわしそうです。

gg_

ドドドドピーカンの眺め
rupmoさん　こんにちは

ドドドドピーカンの眺めですね！
羨ましい限りです
特に三沢岳からの御嶽＆白山のコラボ...
私も是非拝んでみたい！
いいもの見せていただきまして
ありがとうございました

高山ではご苦労されていますね
私も2500ｍ辺りでポンコツになること多いです
富士山登山の時などは
スタート直後から体動かなかったし

私の場合徐々に動けるようになってくるのですが、
高度順応...悩ましい課題ですね

ルピモさん

Re: ドドドドピーカンの眺め
goldengate さんコメントありがとう御座います。
三ノ沢岳からの眺望は最高でしたよ！
コラボお勧めです、是非拝んでください。
高山というか、木曽駒に苦しんでいます。
全く大丈夫な高山もあるので、高度順応を、なんとか克服したいと、いろいろ試してみましたが、今のところ良い方法は見つかりません。次回はドーピング作戦で行くつもりですが、恐らく難しいと思います。
低山はポンコツでも、標高が上がれば上がるほど、バリバリなるぜ！
なんて、コメ書ける日を夢見ています。
いい方法が見つかったら、連絡します。

ベッカム

年パスの計画的なご利用おめでとうございます
年パス買っても
冬に利用しない人の方が多いでしょうから
（そうでもないのかな）
御嵩さんは超有効利用になりますね。

富士山に登るとき
駐車場で２時間は休憩しましょうと
書いてあります。
２０分ではダメということでしょう。（笑）
もっともホテルで２時間もまったりできるわけもありません。
毎週通えば高度順応していくのかなあ・・・

なんて　適当なことばっかり書きましたが
それでも高山に行けれる体力気力があること自体が
御嵩さんのストロングポイントですから
ポジティブに考えていきましょう。

ルピモさん

Re: 年パスの計画的なご利用おめでとうございます
ベッカムさん　こんばんは。
2時間ですか？2時間もマッタリしていたら、登る前から飲んじゃいそうです。
木曽駒はロープウェイで楽に登れるイメージが強く、分かっていても、ついついピクニック感覚で行ってしまい、毎回やられると思われます。高所で車中泊できる山が、体にも優しく、いいですね！
次はアイゼン、ピッケルが使えるくらい、雪が降ったら年パス使います。
これからもポジティブ考えます。
ありがとう御座いました。