”耳目は欺かない判断が欺くのだ” 六呂場山〜不動岳周回

2016年11月03日(木) [日帰り]

• GPS: 09:35
• 距離: 19.1km
• 登り: 2,050m
• 下り: 2,048m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:57
• 休憩: 0:37
• 合計: 9:34

距離 19.1km 登り 2,050m 下り 2,048m

6:07 戸中川林道ゲート
7:52 矢筈山南峰
8:08 8:09 矢筈山
9:25 9:26 六呂場峠
9:58 9:59 六呂場山
11:49 12:15 不動岳
12:41 12:42 鹿の平
13:17 13:18 鎌薙の頭
13:36 13:37 1863ピーク
14:08 14:09 1424ピーク
14:36 不動岳登山口
14:40 14:41 葵沢休憩小屋跡地
14:45 14:46 黒法師岳登山口
14:51 休憩小屋
15:13 15:14 上足毛沢橋
15:26 15:27 休憩小屋
15:41 ゴール地点

※不動岳登山口からゲートは7�勸幣紊△襪里�1.5〜2時間掛かります。

天候

晴れ/強風

アクセス

利用交通機関：

自家用車

駐車場：戸中山ゲート前路肩　数台

コース状況／危険箇所等

危険個所：特になし
道の状況：踏み跡やリボンそれなりにありますが、ピークからの下降は方向に注意
■戸中山ゲート〜矢筈山
　ゲートからすぐに左の林道を下って営林所の小屋です。
　神社を目指して石段を登り、黒いホースを辿ると尾根道に入ります。
　テープや赤布をたよりに1412のピークから矢筈山を目指します。
■矢筈山〜六呂場山〜鹿ノ平〜不動岳
　矢筈山から尾根幅が広く倒木などもあり踏み跡は交錯していました。
　主稜線で右折して鹿ノ平らまでは細かいアップダウンがあります。
　笹が増えてくると倒木が現れ深南部らしい景色が広がります。
　不動岳へは厳しい登り、尾根の西側は笹が少なく歩きやすいです。　
■鹿ノ平〜鎌崩の頭〜不動岳登山口〜ゲート
　縦横無尽に走る獣道を利用しながら、鹿のヌタ場をつないで歩きます。
　鎌崩の頭の少し手前に不動岳への下山ルートが確認できると思います。
　林道から不動岳へは登る方が多いので高速道路に感じます。
　最後の所は広く微妙にわかりづらいので油断は禁物です。

その他周辺情報

温泉：遠山温泉「かぐらの湯」610円
※硫黄の臭いのするお気に入りの温泉で食事も旨いです

写真

11/3 4:47

先ずは水窪ダムへ向かいます。

11/3 16:14

水窪ダムにはゴミ箱と自販機とトイレあります。
早朝にはテント2張りありました。

11/3 4:57

この看板からダート道です。

11/3 6:05

ゲート前まで車で入れました。
日の出を待って出発。

11/3 6:07

すぐに分岐です。
右は黒法師岳と不動岳登山口の林道。
今回は左の小屋に降りて行きます

11/3 6:13

鳥居を目指して登ります。

11/3 6:18

黒いホースを辿ると尾根道に入ります。
とても急登です。

11/3 6:57

テープはそれなりに付いていました。
下りで難しそうな所に何か所か足しておきました。

11/3 7:46

雰囲気の良い森です。

11/3 7:48

1412mの小広いピークです。
かつて荷揚げが行なわれていたのかな。

11/3 8:07

紅葉する木は少な目。

11/3 8:25

色付きは良いです。

11/3 8:12

葉が落ちて明るい樹林です。

11/3 8:40

鹿のヌタ場。
二重山稜っぽく尾根幅が広くなります。

11/3 8:51

倒木エリアです。

11/3 8:54

快適な縦走路。

11/3 9:00

黒沢山が見えました。
鬱蒼としていますね。

11/3 9:02

再び尾根はハッキリしてきます。

11/3 9:09

4つのコブの合地山と信濃俣かな。

11/3 9:09

白倉権現から日帰りしましたが大変でした。

11/3 9:11

三角錐の黒法師岳とバラ谷山。

11/3 9:12

黒法師岳は300名山で人が多いです。

11/3 9:12

2000mの山としては最南端。
バラ谷山の登りが確認できました。

11/3 9:26

六呂場峠です。

11/3 9:45

本日の目的地。

11/3 9:46

六呂場山に到着です。

11/3 9:47

有名な看板で、これを見にきました。

11/3 10:03

上河内岳は真っ白。

11/3 10:28

笹が増えてきます。

11/3 10:34

鹿の平が望めます。

11/3 10:48

唯一登山道に整備が行われていたキレットに架かる橋。

11/3 10:52

シャウゾ山から黒沢山。
奈良代山から登りましたが笹を泳ぎました。

11/3 10:54

快晴ですが風が強かったです。

11/3 11:10

笹がだんだん深くなる。

11/3 11:22

トラバース気味に不動岳の稜線へ登る。

11/3 11:27

稜線に到着です。

11/3 11:28

深南部らしい景色。

11/3 11:30

立ち枯れの木は伊勢湾台風時の影響です。

11/3 11:33

遠く遠州浜の海岸線を確認。

11/3 11:34

気持ちの良い登りです。

11/3 11:47

二一七一米
不動岳に到着。

11/3 11:48

団子標識は山梨と静岡の山に多いです。
昼食を食べて下山します。

11/3 12:36

鹿の寝床？
テント泊に良さそうです。

11/3 12:40

広大な鹿の平です。
桃源郷のようです。

11/3 12:43

ガレの淵を歩きます。
この後は笹が深くなりました。

11/3 13:11

大無間山と朝日岳の間に富士山が見えます。

11/3 13:05

ズーム

11/3 13:08

大根沢山と大無間山。

11/3 13:08

大無間山をズーム。

11/3 13:08

最高の天気です。

11/3 13:15

振り返って不動岳。

11/3 13:15

どっしりして立派な山容です。

11/3 13:16

鎌崩ノ頭までは笹が深く、久しぶりに泳ぎました。

11/3 13:17

ピーク手前で右手に下山ルートが現れます。

11/3 13:22

午前中に歩いた矢筈尾根は真ん中の尾根です。

11/3 13:33

深南部の関所・鎌崩です。

11/3 13:37

丸盆岳と黒法師岳。

11/3 14:00

尾根はハッキリしています。
最後はわかりにくいです。

11/3 14:17

杣道のようです。

11/3 14:20

ピンクテープを追って林道が見えたら適当に降りる。

11/3 14:33

不動岳登山口から長い林道歩きです。

11/3 14:34

急登の矢筈尾根です。

11/3 14:36

水場も豊富です。

11/3 14:39

丸盆岳かな。

11/3 14:56

渓谷美ですね。

11/3 15:22

こちらは不動岳。

11/3 15:35

途中でトラックに拾われました。
とてもラッキーです。

撮影機器：

iPhone 6 Apple

感想

kitainotori

「耳目は欺かない判断が欺くのだ」この言葉でピンときたら深南部通です。
深南部は南アルプス光岳以南の2000m前後の原生の自然が残る秘境の山々です。
営林所の小屋はありますが、稜線上には避難小屋などはなく通常はテントを担いでの山行になります。
今回の山行はゲート前から矢筈尾根と呼ばれる急登をこなし、有名な看板のある六呂場山を目指しました。
山上の楽園と呼ばれる「鹿ノ平」から、寸又川右岸にあたる不動岳をピストンして長い林道歩きでゲートまで戻りました。
山ヒルが多い山域なので、ゴールデンウィークの新緑の頃に登る事が多かったですが紅葉の時期も良いですね。
ただ日が短いので、休まずに歩き続ける体力が必要です。

コメント

rita

ピン！ときました
kitainotoriさん、こんばんわ。

先日、深南部デビュー したばかりですが「耳目は欺かない判断が欺くのだ」の看板はこの目で見たいと思っています

もう季節的に無理なので、来年以降の目標ですけどね。

あの林道歩き…なんとかならないかなぁ という気持ちと、あれがあるから奥深くて簡単に近寄れなくて、静かな山歩きができるんですよね。

kitainotori

深南部通ですね
ritaさん、こんばんは〜

深南部デビューの記録を拝見しました。
「できれば丸盆〜鎌崩〜不動〜鹿の平のテン泊」とはなかなかですね〜私も行こうか悩んでいるコースです。
巻き道で行く場合には、北上より南下の方が丸盆岳の急峻な地形が登り返しになるので有利と言われています。
歩いた方に直接聞いたら岩を掴むと、そのまま抜け落ちて極めて危険だそうです。
不動岳も良いですが、寸又峡温泉から前黒法師〜黒法師〜バラ谷〜房小山〜山犬段〜沢口山の周回コースもオススメです。
ヘリポート跡からの黒法師岳や聖岳は素晴らしいですよ。

それではどこかでお逢いできるのを楽しみにしています。

うっちー

鹿の平に泊まりたい
このルートで日帰りとは凄いですね
いつかは鹿は平でテン泊してこのルート歩いてみたいです
深南部ヒルを避けると登れる時期が限られてしますね

kitainotori

Re: 鹿の平に泊まりたい
utty さん、こんばんは〜

鹿ノ平には、水場もあるそうなので泊まりも良いですね。
夜は鹿たちに囲まれてガサゴソと煩いくらいだと思います。