ようよう白くなりゆく燕、ひとりテン泊
- GPS
- 32:00
- 距離
- 10.2km
- 登り
- 1,439m
- 下り
- 1,426m
コースタイム
- 山行
- 5:30
- 休憩
- 1:50
- 合計
- 7:20
- 山行
- 2:40
- 休憩
- 0:10
- 合計
- 2:50
一日目は燕山荘テン場で休憩しつつテントを張ってから燕岳へ向かいました。
表示ルートは手書きでこれもおおよそです。
過去天気図(気象庁) | 2016年11月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
なお中房線道路は12月から閉鎖。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
第二ベンチ付近からは踏まれた雪が凍って滑る所も。ただ2日目の帰りにはほぼ溶けていました。 合戦小屋から先はほぼ雪道ですが、まだ滑る感じではありません。ノンアイゼンの人も居ました。 自分は合戦小屋で軽アイゼンの脱ぎ履きをしました。まだ軽アイゼンで大丈夫です。 燕山荘から燕岳までは結構深く雪が積もっている所もありましたが、アイゼンなしで登り下りしました。 |
その他周辺情報 | 下山後、登山口からすぐの有明荘で温泉に入浴(620円)。広くていい湯でした。 同所で昼食にざるとろろそば(900円)を食べました。 有明荘の営業は11/23までとのこと。詳細はHPを見て下さい。 |
写真
感想
北アルプスの女王こと燕岳にテン泊で登ってきました。
一週間前から準備をし、天気予報を見続け、それが見事に報われる快晴になりました。
燕岳山頂では、抜けるような青空のもと、360度全方向がきれいに見渡せました。
本当に素晴らしい景色でした。写真では伝えきれないのが残念です。
今回は雪が積もっていればそれなりの装備が必要と思い、12本爪アイゼンやゲイター、予備の食料など、結局余分だったものを合わせ、13kgという重さの荷物を背負っていきました。
そのおかげで、登りは本当に足が進まず、数歩歩いては立ち止まり、の繰り返しでした。
燕山荘に着いてテントを張り、カメラと飲み物だけを持って燕岳山頂に向かいましたが、このときも足に疲れが溜まっていたのかペースが上がらずでした。
後から確認したところ、ヤマケイ地図のコースタイムとそう変わらないペースだったようですが。
テン泊のときは恒例なのですが、今回も高山病になってしまいました。
燕岳山頂を堪能し、燕山荘でチキンカレーセットを頂き、テントでうつらうつらしているうちに発症。
強い倦怠感と頭痛、吐き気に襲われ、数時間うんうん唸っていました。
夜中には治りましたが、その後も2時間くらいおきに目が冷めました。
……それは高山病とは別問題でしょうか?
夜の寒さですが、風のある稜線はけっこう寒かったです。
朝にはテントの一部や土が凍っていたので氷点下にはなったようでした。
ですが、今回は-10℃まで快適という謳いのでかくて高価なシュラフを使ったうえ、ダウンを着て象足も履いていたので、寝ているときに寒さは感じませんでした。
これで頻繁に目が冷めずぐっすり眠れていれば最高だったのですが……。
眠りが浅かったのは何故なんでしょう。
体調面で不満の残る点はあったものの、雪に染まり始めた北アでのテン泊は、天気も景色も最高でとてもいい思い出になりました。
山の上2700mでの日の入り、月明かり眩しい澄んだ星空、雷鳥と迎えたご来光。
どれも素晴らしい経験でした。
さて、次の山行は完全な雪山かな……?
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