ご注文の大山デース ★日向薬師（梅ノ木尾根・雷ノ尾根）ー大山（表参道）ー大山南山稜（蓑毛越・高取山・念仏山・権現山）

2016年11月13日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 19.2km
• 登り: 1,477m
• 下り: 1,539m

天候

小春日

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

行き：小田急伊勢原駅から神奈中バス（日向薬師行）日向薬師BS下車
帰り：小田急秦野駅まで徒歩

コース状況／危険箇所等

遅い入山による下山遅れ多発
飲酒による転倒多発

その他周辺情報

日向薬師の本堂改修が完了したようです

> この度、お陰様をもちまして、本堂平成の大修理が無事完了し、平成28年11月20日に落慶を迎えられることとなりました

日向薬師公式ホームページ
http://hinatayakushi.com/
本堂完成の報告ならびに落慶のお知らせ
http://hinatayakushi.com/news/199-2016-11-03-16-35-39.html

写真

前回に続き朝カレー デース！

日本の佳いもの沢山知りたいデース!!

大山成分が薄れてきたので大山に行きますw 日向薬師行きバス車内から撮影です

8:00 バスの終点からまず梅ノ木尾根の登山道入り口、日向薬師に向かいます

なんか祭礼でもあるんか？つか足場が取り払われているようだが。。

おお、なんと日向薬師の本堂修復完了デース!!　すげえ年月を乗り越えて。そして可愛らしい(爆)

境内の三椏の蕾です

11月20日(日)が落成式です。今日は一週間前の13日

8:40 縦走の登山道に入りまず日向山の山頂です。日向薬師の奥の院があります

今日は陽のある小春日。藪も人もいない尾根が続きます

浄発願寺分岐手前にある例の”イカの木”です

こんな感じでゲソw

北側にある弁天御髪尾根です。ここも今日は良さそうですね

落書き看板（浄発願寺分岐）

9:45 二ノ沢ノ頭。まだ落葉しきっていないので眺望は無いがこれはこれで

ヤセ尾根区間が梅ノ木尾根の華

ヤセ尾根から大山山頂を

南側にある公式の日向薬師ー九十九曲コースです

大沢分岐です。ここで弁天御髪尾根と合流します。後方は大山三峰

778P

大山三峰。少し霞んでいます

10:40 ヤクザノ頭です。ここまで2時間以上人を見なかったw そして広沢寺からの本線に合流します

いきなり人工物満載でして

手前梅ノ木尾根。向こうに弁天御髪尾根。冬の霞ですか

大山三峰に霞がw

11:30 大山山頂デース!!

霞というより雲ですね。左は富士山の一部w正面は三ノ塔

ここで昼食にします。南側は人大杉w

サバ寿司とカッパと鴨そばw

12:00に蓑毛越へ下山開始。ここは女人入山禁止の碑です

蓑毛越を過ぎて。しっかし誰もいない杉の鬱道が続きますwww

13:00 浅間山三角点（679m）

お次の高取山

高取山手前の鞍部の不動越。このお不動さんは各部修復されているが修復の塩梅が見て取れてよろしい。

高取山手前から陽気な広葉樹林に変わっていきます。

14:00 高取山（556m）デース!!

14:45 念仏山（357m）デース!!

まだ食うか(爆)

秦野

平塚と江ノ島を見ながら

善波峠の切通し

16:00 事実上のゴールです権現山デース!!

雨の山は霞が取れて（権現山展望台から大山南山稜）

感想

Honoca

冬に入ってまずは小春を頂きました。
先週のどうなるだろうかと思われた寒波はどこにやら
これは前日の景物。七五三は11月15日の固定制なので土日に前倒ししてしまおうということでしょう。可愛らしいww
　宮池に御召の映えて七五三　　ほの香

今日は古刹・日向薬師から大山に入るマイナールートですから、とても歴史を感じさせます。
数年の工事を終え修復されていた。結果しばらく千年の記念として残されるのであろうか。

> 11世紀の初めには三十六歌仙として有名な相模が、夫の国司赴任に伴い
> 相模国に下った際薬師に参籠し、
> 「さして来し日向の山を頼む身は　目も明らかにみえざらめやは」
> の歌を残したという。
http://www.city.isehara.kanagawa.jp/bunkazai/docs/2014092400028/
いせはら文化財サイト　工事進捗状況


季語：冬日向（ふゆひなた）＝寒気の中の輝かしい太陽。その日差し　
　見上げれば奥の院まで冬日向　　ほの香

吾（われ・あ）＝この五七五では"あ"と読んでください。
　谷底に吾の影落ちる小春かな　　ほの香

　紅葉散り大地に彩を並べおり　　ほの香

　静けさやほの白妙の冬霞　　ほの香

　舞い降りてひらりと上がる冬の蝶　　ほの香
テンションが高いタテハ蝶でした。越冬します

　大山の辺りを駆ける冬茜　　ほの香
季語：冬茜（ふゆあかね）＝冬の夕焼け
※ほの香には他の季節より日差しが強く”凛”と暮れる感じがします

佳き日でした


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コメント

roadwalker

これ好きかも
紅葉散り大地に彩を並べおり　　ほの香
が好きかも。秋の陽ざしを透かして見る紅葉も美しいが、散り終えてもまだ彩を添える最期の葉の輝きの彩と解釈しているのでなく、同じ日に連なる山の一つで同じように、木々を見上げ、地に落ちた葉に目向けていたのだなあと思いました。そんな写真を撮っていました。同じ絵を見て、かたや写真に収め、かたやうたに込めるもまた面白く。

hadahiro

佳き日
Honocaさん　こんばんは。
日向薬師の屋根、修理完了ですか。
建物もそうですが、ここの仏像群は一見の価値があります。
そのうちに、参拝しに行きます。

P778や山頂手前からの山粧ふ（秋）、山ならでの風景ですね。
冬茜、心も澄んでいたいものです。
久しぶりの大山詣でお疲れ様でした。

obanyan

obanyanはこれが好きかも (roadwaiker様 真似っこ許してニャン)
　谷底に吾の影落ちる小春かな　　ほの香
冬の日差しは長いかげをつくりますよね。深い谷底に巨人の影、obanyanの場合登りは自分との闘いですから。途中良く自分の影を見ながら頑張れ！と。そんな自然を圧倒するようにのびる優しい巨人、勝手に妄想。

大山の辺りを駆ける冬茜　　ほの香
日が暮れるの速い、おもしろいな茜雲を見つけ撮ろうとカメラをとりに戻ると、もう形をかえている。大山の山並みと凜として変化する自然をこれまた妄想

お写真と俳句で丹沢の初冬を五感で感じる事ができました。
ありがとニャン((o(^∇^)o))

Honoca

Re;コメントありがとうございます
roadwalkerさん、
> 散り終えてもまだ彩を添える最期の葉の輝きの彩と解釈しているのでなく、
> 同じ日に連なる山の一つで同じように、木々を見上げ、
> 地に落ちた葉に目向けていたのだなあと思いました。

同じ日に同じ地域の山旅をされていたことは人類誕生以来私たちの奇跡的な巡り合わせでしょうｗ
そして詩的だ。句の解釈が詩的すぎるだろう （爆
仰せのように（想像を持って）連なる道＝”行く道や”が上五に浮んだ、（秋冬の）端境期でございます

春と秋、桜と紅葉、、両者とも散るのですが、、だがそういうものですね


hadahiroさん、
日向薬師の仏像は見たことがないのですが機会があれば見たいですね！


おばばさん、
>　谷底に吾の影落ちる小春かな　　ほの香
> 冬の日差しは長いかげをつくりますよね。深い谷底に巨人の影、
まったくその通りですｗ
夏では長い影はありえませんから、ほんと解説感謝です

> obanyanの場合登りは自分との闘いですから。
> 途中良く自分の影を見ながら頑張れ！と。
同意。お疲れ様です

> そんな自然を圧倒するようにのびる優しい巨人、勝手に妄想。
おおせの通りです