大谷ケ丸西別尾根〜大蔵沢右岸尾根(大菩薩周辺)
- GPS
- 07:54
- 距離
- 15.3km
- 登り
- 1,471m
- 下り
- 1,480m
コースタイム
- 山行
- 6:51
- 休憩
- 0:58
- 合計
- 7:49
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り:竜門峡入口BSから甲斐大和駅へ |
コース状況/ 危険箇所等 |
どちらの尾根もバリエーションルート。リボン、テープ類は殆どなし。大蔵沢右岸尾根は読図力が必要。白岩の少し手前での急な岩場の下りは要慎重。 熊の生息地のようなのでラジオ、鈴など熊対策は万全を。 |
写真
感想
■大谷ケ丸西尾根は以前に下りで歩いていたので、今回は西尾根の途中から分かれている西別尾根を登ることにした。このルートは「静かなる尾根歩き」にルート説明が掲載されている。下りは大蔵高丸右岸尾根としたが今日の目的本命はこちらの方。ヤマレコを調べたら10/10のhike氏等が登りで歩いた記録があり参考にさせていただいた。このルートには熊の出没の可能性もあるようなのでその点が最も気がかりだった。
■甲斐大和駅からのバスはマイクロバスで10人弱の登山者を乗せて走った。竜門峡入口で下車したのは自分だけ。早速尾根への進入口を探したら、ガイド文の説明内容とは異なる尾根取付点が見つかった。踏み跡を辿って少し登ると尾根の末端上に出た。あとは頂上まで高みを目指して登るのみで道迷いの心配はまずなかった。
■大谷ケ丸北峰には山名標識も見当たらない。一般縦走路から外れているからここまで足を延ばす人は少ないだろう。大谷ケ丸本峰を一旦踏んでから一般縦走路を大蔵高丸まで。さて下山だが、大蔵高丸右岸尾根への進入地点は目印はないが微かに笹の中に踏み跡があり、ここしかなかろうと分け入った。20分ほど笹を掻き分けながら鞍部に到着。地形が複雑で、また笹薮なので分かり辛い。踏み跡を探しつつ進むも熊との遭遇が怖い。ラジオの音量を高めにして熊鈴を慣らし、時には奇声を発しながら歩いた。鞍部を抜けると分かり辛い地形は脱したが、間違え易いところは以降何度もあった。リボン、テープ類はない。hike氏のログをアップロードしたGPSがあるので安心だが、これがなければかなりルーファイに難儀したかもしれない。
■ゴールも近くなり油断がでた。憩いの広場跡から先はレジャーセンターに下る積りだったが、道標の向きがおかしかったのか、自分の勘違いなのか、北西の方向に向かって下ったがだんだん道が怪しくなり河原に出てしまった。バス時刻にはまだ間に合うだろうし多分に興味もあったのでバックする気も起きなかった。対岸に遊歩道が見えたのでそこに上がってからあとは遊歩道を辿り竜門峡入口バス停にゴールした。
私のログが役に立ったようで幸いです。
藪が濃いと踏跡も見えづらく、地形もわかりづらいし、特に下りは間違えると登り返しも辛いので、正確な判断が求められますね。
大蔵沢右岸尾根は明らかに熊の生息域という感じですよね〜。お一人で行くにはリスキーなコースだったのではないでしょうか。
katsudonさんも、結構(私好みの)マイナールートを歩かれているようなので、今後参考にさせて頂きたいと思います。
11月12日にseikimi86さんが、katsudonさんの2年前の記録を参考に古部山南東尾根を歩かれていました。
では、今後とも宜しくお願いします。
3日間旅行してたため返信が遅くなりゴメンナサイ。
バリエーションルートを出来るだけGPSに頼らないで歩こうと思ってても最近はつい頼る癖がつき読図力が落ちてきたという感じがします。この大蔵沢右岸尾根下降は思いのほか手ごわく、hikeさんのログを大いにカンニングしましたし、記述も役に立たせてもらいました。ありがとうございました。。
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