武奈ヶ岳、改めてやり直し(御殿山ルートピストン)
- GPS
- 03:46
- 距離
- 9.2km
- 登り
- 1,029m
- 下り
- 1,021m
コースタイム
- 山行
- 3:14
- 休憩
- 0:32
- 合計
- 3:46
天候 | 晴れ〜曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
急斜面のところで落ち葉によって一部トレイルが埋もれている。気をつけて下れば問題ない。 |
写真
感想
木曜日が午後からの仕事になり、午前中ちょっと無理すれば山に行けるなあと前日の帰り道に思いつく。何気なく天気予報をチェックすると、京都・滋賀方面は晴れ、但し下り坂。これは早朝のうちに早出すれば、今年最後の紅葉を拝めるのではないか!?
行き先は、前回10月下旬に、子供を連れて途中リタイヤとなった武奈ヶ岳がやり残した感があったので、かろうじて紅葉が残っていそうだし今年のうちに再挑戦してケリをつけにいくことにする。
5時半過ぎに家を出て市内を抜けて鯖街道を北へひた走る。大原過ぎて、花折峠辺りまでは車のライトを点け、日の出の時刻をちょっと過ぎたくらいで葛川坊村に到着。名王院の駐車場に車を停めさせていただく。
登り始めの急登は毎度の事ながらきついが、ここで休み休みしてしまうとペースを掴めないので、しんどいながら極力休まずに登り続ける。なんと言っても、一人身だから荷は軽いし、なんせ前に進みたがらない子供たちをなだめすかしてしなくて良いのだから楽チンなものである。
急登がひと段落し、暗い人工の杉林も後にし、赤や黄色の紅葉もちらりほらり。樹間から向かいの紅葉した山も見えるようになり、気分も高まる。さすがに最盛期は過ぎているが、前回と違って雨も風も無く天気も穏やかな中で目にすると心が洗われる。
前回は週末だったので、天気は悪かったものの登山客はひっきりなしだったが、今日は平日で時間も早いせいか、周囲には誰もおらず自分だけ。清涼な朝の雰囲気を味わいつつ、先を進む。冬道との分岐点を過ぎ、そして前回のリタイヤ地点も通過する。リタイヤした時は、もう少し頑張れば西南稜を目にする地点まで行けるかと思っていたけれど、実のところリタイヤ地点からまだ20分くらいは先を進まないと西南稜は現れなかった。雨で寒くて子供の足だと、30分以上、場合によったら1時間以上かかっていたかもしれない。無理しなくてと言うか無理させなくて良かった。
左右はともかく正面がなかなか開けなかった登山道も、ようやく前方が開けるようになり、そこから間もなく御殿山に到着。西南稜が開けて見える。もっとも、想定通り紅葉はほぼ終わっていたが。いったん下ってワサビ峠を通り、登り返して西南稜を歩く。左右に開けて、独り占め出来て、ちょっと風は出てきたけど、実に爽快な気分♪この辺りでは、やや霞がかってきたけど、青空であった。
気持ちよく西南稜を歩くも、ちょっと時間の方も気になってきて、いそいそと武奈ヶ岳山頂を目指す。何とか、9時前には着く。本日の一番乗り(多分)。持参のお湯でラーメンを作っていると、5分と経たずに次の登山者が現れる。坊村から直ぐ後ろを着ている登山者はいなかったのに何時の間に追いつかれたかと思って話しかけると、前日八雲ヶ原でテン泊して、朽木方面に縦走するとのこと。せっかくなので、写真を撮ってもらう。
ラーメンをかきこんで早速下山。中峠の方を回って小さく周回するプランもあったが、時間に余裕無いし、今回は単純にピストンとする。西南稜を下り返す時は、天気は曇ってしまい、下山中はもう青空にはお目にかかれなかった。
ワサビ峠や御殿山付近で、これから武奈ヶ岳を目指す登山者と数人すれ違う。それ以降もソロから10人弱のグループとすれ違う。落ち葉でトレイルが覆い隠されて道を外れてしまうこともあるが、基本下りは快調。今年の見納めとなる紅葉をパチパチ撮りつつ、一気に下山。今回も、名王院付近の紅葉が一番見事でした(笑
これで今年の武奈ヶ岳・比良もおしまいと思うけど、出来ればこの冬は今回と同じルートを雪山登山したいなー。そうするためにも、やはりスタッドレスタイヤいるかなあ。若葉マーク取れたばかりで荷が重くないかなー。などと考えながら、帰路に着く。道路から見る紅葉は標高が低いせいかまだまだ十分楽しめました。
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