ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 1009005
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
奥秩父

甲武信ヶ岳

2013年03月09日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
--:--
距離
14.2km
登り
1,576m
下り
1,573m

コースタイム

ルートはヤマプラで作成。

西沢渓谷駐車場 0605
徳ちゃん新道入り口 0630
分岐 0750/0800
木賊山 0940
甲武信小屋 0950
甲武信岳 1005/1100
分岐 1200
徳ちゃん入り口 1320
西沢渓谷駐車場 1345
過去天気図(気象庁) 2013年03月の天気図
アクセス
登山道入り口から積雪ちらほら
2013年03月09日 06:31撮影 by  COOLPIX S200 , NIKON
3/9 6:31
登山道入り口から積雪ちらほら
徳ちゃんと近丸の分岐。ここら辺でアイゼン必要
2013年03月09日 07:53撮影 by  COOLPIX S200 , NIKON
3/9 7:53
徳ちゃんと近丸の分岐。ここら辺でアイゼン必要
この先は積雪
2013年03月09日 08:21撮影 by  COOLPIX S200 , NIKON
3/9 8:21
この先は積雪
いい感じに登っていきます
2013年03月09日 08:40撮影 by  COOLPIX S200 , NIKON
3/9 8:40
いい感じに登っていきます
木賊山手前で開けたところ
2013年03月09日 09:15撮影 by  COOLPIX S200 , NIKON
3/9 9:15
木賊山手前で開けたところ
2013年03月09日 09:15撮影 by  COOLPIX S200 , NIKON
3/9 9:15
破風山との分岐。この先、トレースが薄くなる
2013年03月09日 09:39撮影 by  COOLPIX S200 , NIKON
3/9 9:39
破風山との分岐。この先、トレースが薄くなる
木賊山の道標。結構埋もれてます
2013年03月09日 09:45撮影 by  COOLPIX S200 , NIKON
3/9 9:45
木賊山の道標。結構埋もれてます
木賊山から甲武信岳を望む。おにぎりみたい
2013年03月09日 09:46撮影 by  COOLPIX S200 , NIKON
3/9 9:46
木賊山から甲武信岳を望む。おにぎりみたい
たぶん八ヶ岳だろう
2013年03月09日 09:47撮影 by  COOLPIX S200 , NIKON
3/9 9:47
たぶん八ヶ岳だろう
甲武信小屋。これもずいぶんと埋もれてます
2013年03月09日 09:53撮影 by  COOLPIX S200 , NIKON
3/9 9:53
甲武信小屋。これもずいぶんと埋もれてます
山頂
2013年03月09日 10:08撮影 by  COOLPIX S200 , NIKON
3/9 10:08
山頂
山頂から富士山。…え? ここって埼玉県なのか!
2013年03月09日 10:09撮影 by  COOLPIX S200 , NIKON
3/9 10:09
山頂から富士山。…え? ここって埼玉県なのか!
山頂全景。狭いです
2013年03月09日 10:10撮影 by  COOLPIX S200 , NIKON
3/9 10:10
山頂全景。狭いです
左から両神山、浅間山(遠景)、三宝山(手前)
2013年03月09日 10:10撮影 by  COOLPIX S200 , NIKON
3/9 10:10
左から両神山、浅間山(遠景)、三宝山(手前)
白いのが八ヶ岳ですね。全景。蓼科も。実はその後ろに北アルプスも見えて、大キレットもわかる
2013年03月09日 10:10撮影 by  COOLPIX S200 , NIKON
3/9 10:10
白いのが八ヶ岳ですね。全景。蓼科も。実はその後ろに北アルプスも見えて、大キレットもわかる
そうするとこっちの白いのは、左は南アルプス、中央は中央アルプ、そして右に御岳(たぶん)がちょこっと見える
2013年03月09日 10:10撮影 by  COOLPIX S200 , NIKON
3/9 10:10
そうするとこっちの白いのは、左は南アルプス、中央は中央アルプ、そして右に御岳(たぶん)がちょこっと見える
国師、金峰と思われる
2013年03月09日 10:10撮影 by  COOLPIX S200 , NIKON
3/9 10:10
国師、金峰と思われる
そして富士山
2013年03月09日 10:11撮影 by  COOLPIX S200 , NIKON
3/9 10:11
そして富士山
山頂手前から奥多摩方面。雲取山がどれなんだか同定できない…
2013年03月09日 11:02撮影 by  COOLPIX S200 , NIKON
3/9 11:02
山頂手前から奥多摩方面。雲取山がどれなんだか同定できない…
山頂手前から木賊山
2013年03月09日 11:02撮影 by  COOLPIX S200 , NIKON
3/9 11:02
山頂手前から木賊山
また富士山
2013年03月09日 11:02撮影 by  COOLPIX S200 , NIKON
3/9 11:02
また富士山
戻ってきました。後ろは村営西沢山荘
2013年03月09日 13:22撮影 by  COOLPIX S200 , NIKON
3/9 13:22
戻ってきました。後ろは村営西沢山荘
無料駐車場。全部で10台くらいしかない
2013年03月09日 13:45撮影 by  COOLPIX S200 , NIKON
3/9 13:45
無料駐車場。全部で10台くらいしかない
すぐそこにある広瀬ダム。朝暗いときに水面がおかしいなあと思ってたのだが、まさか凍っているとは思わなかった
2013年03月09日 14:15撮影 by  COOLPIX S200 , NIKON
3/9 14:15
すぐそこにある広瀬ダム。朝暗いときに水面がおかしいなあと思ってたのだが、まさか凍っているとは思わなかった
撮影機器:

装備

個人装備
靴:シリオP.F.301

感想

前回、丹沢で雪山ハイクしてから、もっと雪のあるところに行きたくなった。いろいろ調べてみて、次は雲取山かなあと考えていたところ、もう大して雪が残ってなさそうで、それならもうちょっと標高高いところということで甲武信岳へ行ってみた。

前日の金曜日夜に思いつきで行く決心をして、ささっとパッキング。相変わらずの夏山装備中心で、デイパックに入るだけしか持って行かない。先日、マウンテンダックスの6本爪軽アイゼンをカモシカのセールで入手したけど(やっぱり日本製を、ということで奮発したのです)、僕が持っている雪山装備といえば現時点でそれだけだ。ついでに、靴下もよれよれだったので新調した。ここ数日は連日20度近くの暖かさで、当日も平地は20度予報だったので、ウインドブレーカも手持ちの夏用の薄手のもので我慢してみることにした。ストックやピッケルは未入手。

自宅を3時半に車で出発。西沢渓谷には6時着。相変わらずR16がネックだ。

西沢渓谷の無料駐車場。6時の時点で4台くらい。徳ちゃん新道入り口で既に積雪があってちょっと不安になったが、そこからしばらくは積雪殆どなし。つぼ足で行く。

気温は3月にしては異様に高く、最初はウインドブレーカを着ていたが、登り始めてすぐに脱ぎ、そのまま頂上まで半袖シャツだけで済んだ。

分岐(徳ちゃんと近丸の合流点)の手前あたりからアイスバーンがたくさん出てきて、つぼ足ではちょっと苦労するようになってきた。分岐を過ぎると積雪の切れ目はほぼなくなり、アイスバーンに手子摺るようになってきたので、無理せずアイゼン装着。アイゼン着けるの初めてなんだけど、これが頗る便利で感動した。アイスバーンなんかガシガシ何の苦労もなく登れてしまう。F1で言えば、雨のときのスリックタイヤとウェットタイヤくらいの違いがある。

人と会うことは殆どなかったのだが、木賊(とくさ)山の手前で先行するパーティに追いつき、その人たちを抜くとトレースが薄くなった。といっても道がわからないことはない。木賊山の標識がまだ埋もれている状態なので積雪は1m程度か。道の雪は踏み固められているけど、ちょっと踏み外すととたんに身体が雪に埋まるくらいの積雪がある。

頂上の眺望は晴天に恵まれて最高。富士山、国師、金峰、南アルプス、中央アルプス、御岳、八ヶ岳、北アルプス、両神山、浅間山(たぶん)などがまる見え。なんだか惜しくて山頂に1時間もいた。山頂も寒くはなく、風が強かったので念のためウインドブレーカ着たけど、体感的には10度くらいはあったんじゃないかと思う。それにしても周りの山の雪が少ないです。もう2500m級でも雪がこれくらいしか残ってないのだ。

下りはグリセード気味に。アイゼン着けながらでも踵で滑ることができる。しかしこれも調子に乗ってると転んで変な方向に脚を折ってしまいかねないので慎重になる。帰りも徳ちゃん新道にして、分岐をちょっと下ったところでアイゼンを外した。そこから下は今度は霜が融けて泥濘になっているが、これは雪より厄介。下っていると、徳ちゃん新道が如何に急坂かよくわかる。慎重にゆっくり下りたので足を痛めるようなことはなかった。靴も無雪期用で表面はかなり濡れたし足も冷えたけれど、幸い内部浸水はなかった。水の消費量は600ml+保温のコーヒー300ml。

残雪期の2500m級ということで登る前は結構不安で、アイゼン着けるとどのくらいスピードが落ちるのかの感覚もよくわからず、11時までに登頂できなければ撤退しようと思っていたのだけど、意外と無理なく4時間で登頂できてよかった。これもひとえに、天気が良かったこととアイゼンのおかげだ。下りは無雪期よりも速くて楽。そして何より、ここは人が少なくてとても静か、団体が列をなしている丹沢とは大違いだ。そんなわけで楽しい山行だった。

これで、夏山一辺倒だった僕でも、冬に山に行ける算段がついた。夏山装備+軽アイゼンだけで3月の甲武信岳には行けるということだ。次は八ヶ岳が目標。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:180人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

この記録に関連する登山ルート

ハイキング 奥秩父 [日帰り]
甲武信ヶ岳(徳ちゃん新道〜近丸新道)
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら